俺はいつものように大学に向かう電車に乗っていた。
その時、
完
成したはずの昨日のレポートを家に置き忘れたことを思い出した!
しかし俺はあと15分で英語の再試が始まってしまう事に気付いた。
どうする?
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/03 14:31 ID:U8/nkVf9
アイフル〜
突然その謎の言葉が頭をよぎった。こ、これは一体…?
一瞬疑問に思ったが,その疑問はすぐに解けた。
目の前を疾風のように走り去った線路脇の広告塔のサブリミナル効果だ。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/03 16:08 ID:5x9SKd+9
15分後の英語再試、レポートの提出期限まで後2時間。これからの計画を立ててみた。
大学にはあと40分はかかる、どう考えても遅刻だ。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/03 16:31 ID:5x9SKd+9
レポートだけならば、今から引き返せば間に合うのではなかろうか?
だが、電車の中でレポートを書き、大学に着いてから残りの試験時間35分で問題を解けば・・・
すぐさま俺は書き始めた──「中央線沿線の広告塔のサブリミナル効果について」。「現在、中央線では、
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/03 20:54 ID:rAEhzWyu
研究紹介求む理・工・理工系
という意味不明の広告塔が極めて多く見られる
。これは理系の大学生及び大学院生に向けられたもので、この一文を目にした者は、
無性に大量のマヨネーズがかかったバームクーヘンを食べたくなり、
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/03 23:08 ID:lEe0m1B3
挙句にはマヨネーズを一気飲みしてしまいたい衝動に駆られる。
というような症状が現在確認されており、電脳汚染と呼ばれるこの現象は
今後全世界を席捲することが懸念されている」──俺はペンを走らせる手を止め、できた、とつぶやいた。
ああー今年でついに30か・・・・ふと実家の母の顔が浮かぶ
などと思っていると、反対側に座っている彼女に目がいった
24 :
学生さんは名前がない:04/03/04 06:21 ID:wrfTnti1
My name is asaharashoukou.I have no sarin gas.POA!POA!
とプリントされた迷彩柄のタンクトップを着たスキンヘッドの女性であった。
彼女が急に発狂しないかと心配していたところ
俺の隣に座っていたキモオタが突然立ち上がり、
どうする〜アイフル〜
と歌いだし、その途端、あのチワワに変身したではないか!
しかし所詮はチワワに過ぎなかった。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/04 16:03 ID:xvBq0FWv
スキンヘッドの女性は、そのチワワをつまみ上げ、ぱくりと一飲みにしてしまった。
唖然としている俺に隣に座る老人が言った。「これはすべておまえの幻覚。サブリミナル効果によるものじゃ」
俺はエヴァンゲリオンの最終話を見ているような気分に襲われた。
俺『・・・・・。(最終回ってどんなんだっけ?)』
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/04 16:59 ID:xvBq0FWv
記憶というのは曖昧である。覚えているつもりであっても実はイメージのみであることは多々ある。俺はレポートのヒントを得た。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/04 17:12 ID:ndeRKICA
そして、おれは鳥になった。
俺は窓から飛び出し、大空を舞った。すると、向こうから大鷲が俺をめがけて飛んでくる。危ない!
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/04 18:14 ID:ndeRKICA
と、そこでおれは夢から覚めた。
シーツはおねしょで濡れていた・・・
またか・・・俺はつぶやいた。
だが、濡れていたのはシーツではなかった。電車のシートだ。隣の老人がまた声をかけてきた。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/04 18:21 ID:ndeRKICA
老人「わしはもうじき死ぬ。これをくれてやる!」
それは100億円の小切手だった・・・
俺は何がなんだか分からなくなった。一体どこまでが現実なんだ! それともすべては幻なのか?
そこに髪の青い女が現れてこう言った。
「これがあなたの望んだ人生、そのものよ」
「お、俺の望んだ人生だって? 俺の人生って一体何だ?」俺は考え込んだ。
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/04 18:40 ID:xvBq0FWv
惜しみなく資金をつぎ込み、ノーベル賞級の大発見をすることが俺の望む人生である。
「ノーベル賞級の大発見も大発明もいいですけど、その濡れたシートを何とかしてください」と髪の赤い女が言った。
俺はとっさに「実はこれチワワがやったんです。勘弁してください。」と言い訳した。
そして、ふたたび、おれは鳥になった。
気がした。
「ようやく気づいたか」例の老人だった。「すべてはおまえの幻覚。『研究紹介』とはこのこと。おまえは今実験台になっていたのじゃ」
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/04 19:14 ID:xvBq0FWv
老人は流れるように語り続けた。「都合が悪くなると鳥になりたくなる薬のな。」
沈黙が流れた。昼の強い陽に濡れたシートも乾きつつあった。シートから立ち上る湯気に軽くむせる思いがした。
俺は思った。医学の発展に繋がるのなら,俺はおねしょをしても構わないと。
そしてまた沈黙が流れた。闇の深淵とも思える沈黙が。
55 :
学生さんは名前がない:04/03/05 05:01 ID:i2nNHVU6
沈黙は乗客の突然の狂声に破られた。進行方向を振り向く。
前の車両との連絡通路の扉が乱暴にこじ開けられ、2メートル半はあろう得体の知れない化け物がヌッと姿を現した。
人型をしたその巨人は全身が灰色の鋼鉄のような筋肉で覆われ、不自然に隆起した巨大な左手、
いやあれは手なんかではない、そう、大きく鋭い鍵爪になっており、無残にも全裸の若村麻由美嬢を串刺しにしたまま、
その皇かな白い肌を貫いたみぞおちのあたりから夥しい乙女の鮮血を滴らせていた。
「お、おまえはシャクソン!?」誰かが叫んだ。
「ここは一行リレー小説です。」
と髪の青い女が言った。俺は長文が大嫌いだったので,俺もすっきりした。
「だから言ったろ」老人がふたたび口を開いた。「すべては幻なのじゃ。気に入らぬ光景は見ず、現実と立ち向かうのじゃ。
サブリミナルの罠から逃れるのはそれしかない」だが、その老人の言葉は二行だった。俺は気に入らなかった。これも幻なのか?
そして・・・長い午後が始まる。
大学までの40分がやけに長い。
前の一文からすでに40分経っているように思えるのだが、まだ着かない。気のせいか?
いかん、このままでは落ちる!と思った瞬間、
どさっ! 救いの手が俺を受け止めてくれた。
俺を助けると救いの手はずるずると窓をよじ登り、外に消えた。まるで元気のないてっちゃんのようだった。
我に返って電車の椅子に座ると,やはりシートからの湯気に軽くむせてしまった。
堂々巡りの状況に俺はめまいがしてきた。
そろそろ駅に着くころだ
駅についた。その刹那!SWATが銃を構えてなだれ込んできた。「動くな!」
俺も、スキンヘッドの女性も、髪の青い女も、髪の赤い女も、びくっと身構えた。だが一人、例の老人は、
「この〜果報〜〜」
腕にネジがついているのだ。
そして言った。「ごくろう。この乗客の中に奴はいる。探し出せ!」
あの老人はSWATだったのか?俺はあの老人を見た。無表情で何を考えているか分からない顔をしている。
SWATは乗客をかきわけ、一人の男を捕まえた。なんと、再試の英語講師だ。これは一体どういうことだ??
SWATが講師を脅しているようだ。
その時老人が出てきてこう言った。「君の再試を延期させてやる。安心したまえ。」
俺はその言葉の裏を測りかねた。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/06 17:26 ID:ReUr/tzV
一つ言えるのは,何のメリットもないという事だ。
なぜなら俺はアメリカ人だからだ。再試なんて軽いもんだ。
はっ、もしかして俺が童貞だからか?
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/07 09:34 ID:a64t/OdE
そう思ったとき老人はぶさめん女を
俺の前につれてきた。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/07 12:52 ID:sSZjabV4
女は今時珍しいつながり眉毛で髭のような濃い産毛が口の上に生えていた。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/08 03:05 ID:OMBswJPT
「や、止めてくれ!」と
うさん!助けてくれ〜〜・・・
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/09 03:27 ID:aAHlRYy3
俺は力の限り叫んだ。すると、ぶさめん女は
どうする〜アイフル〜
そう連呼する井上和香だった。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/09 19:28 ID:7S4ga/PZ
そして、彼女が放った次のひとこと。それは、
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/09 22:19 ID:jAqmkwpc
「ご利用は計画的に。」
それだけじゃない。彼女は恐ろしいコンボを決めてきた。
それは、
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/10 09:33 ID:vF0WCCcU
あたかも
牡丹と薔薇
みたいに狂った愛情を求めてきた。
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/10 18:30 ID:aCVnOtGd
「あっ。そこは」、、、為されるままの俺。
「抵抗したら単位は無いかもよ?」と
うさん僕の肛門も閉鎖されそうです
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/10 23:46 ID:rK4yLyCF
もとい。父さん、母校の正門が閉鎖されそう、だ。俺は、彼女やSWATを振りきり、構内に滑り込んだ。
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/11 00:49 ID:FNpgHGYq
それにしても大学の正門が閉鎖?・・・・・・なにやら嫌な予感がした。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/11 00:54 ID:fd5PYHnW
やはり、核マルに占拠されていた。
俺はため息をついた。そこでふと後ろを振り返ると,後ろからSWATが迫ってきていた。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/11 02:17 ID:dD+ZgHxt
「犯人、確保〜!」
と独り言を言っていると、
あっという間に拘束されてしまった・・・「おまえには黙秘権がある!」
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/11 17:12 ID:D7Q8sXm5
「む、室井監理官ですかっ、、、敬礼!」
と署長が号令をかけたが,青島はつい放置してしまった。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/11 19:06 ID:8KzGJ5e7
「ちょっと君敬礼だよ」と署長は青島に
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/11 19:59 ID:bRheueDQ
、、、って「踊る」の独り言を言い続けていても、何の足しにもならなかった。身柄拘束された俺は、
SWATのメンバーの男に「俺はどうすればいいですか?」と聞いてみた。
そしてふと横を見ると彼女が追ってきていて
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/11 22:00 ID:v2jGXtRz
証人尋問は認められません
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/11 22:01 ID:jBQw+N41
俺を拘束していたSWATのメンバーを全て消し去った。彼女はエロい目で俺を見ながら、こう言った。
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/11 23:36 ID:8KzGJ5e7
「あの、迷惑かもしれないけど、私
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 02:44 ID:OEXJUyyc
痔なんです。。。内側の。。。。
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 05:53 ID:EimISF8A
だから、お薬頂戴♪」
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 06:22 ID:XZMXAl0f
「な、何だ、そうだたんだ。なら、研究室で。でも、追試の後になるなぁ。それでいい?」
あぼーん
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 08:09 ID:p0iHSR25
という長文の張り紙が掲示されていた。変な張り紙をする奴もいるなと思っていたところ、
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 17:31 ID:uDJe8vuw
世にも奇妙な物語の音楽が聞こえてきて,タモリが目の前に現れた。
タモリ「学生は進級か留年か決まるとき必死になるものです」
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 01:42 ID:n0TDlWpp
タモリ「そんな人生の一大事には、思いがけない事が起こりがちです」
俺に・・・俺に教育改革をやれというのか?
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 21:26 ID:Sem6Kb6S
「そんな思いがけない出来事が、あなたの周りに降り掛かってきたら。これはそんな人の物語です。」♪〜(例の曲が流れる)
序章 −完−
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 14:29 ID:LV71h/3R
ほっと溜め息をついていると、向こうから大学の学生課のヒトがやってきて、
「授業料払わないと、放校処分になります」と。
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 14:30 ID:LV71h/3R
ふと傍らをみると、チワワが!
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 14:32 ID:LV71h/3R
抱え上げて、
「これでどうですか?」
価萬金なはず。
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 14:34 ID:LV71h/3R
しかし学生課は悲しそうに首を振り、
「しかたありません」
その時、ふと傍らをみると、ドーベルマンが!
抱え上げて、
「これでどうですか?」
しかし僕は、骨までボロボロに噛み砕かれて、虫の息に。
すると学生課は嬉しそうに頷き、
「しかたありません、休学ですね!」
彼女の温情に涙しながら、僕は一休みさせてもらうことになった。
3行小説ですか?
いいえ3文小説です
かれさまでした!
で、客は入ったんですか?
泳動流すの忙しくて、チワワとドーベルマンしか来てませんけど。
ま、またか!で、チワワはスノボに括り付けられてるのはいいとして、
ドーベルマンを何故放し飼いにしてるんだあ!おわああっ!
「事務長、またひとり、休学者が増えました」
「これに懲りて、きゃつらも授業料払うようになるだろう、むわは、むわは、むわっはっはっは」
「でも事務長、ドーベルマン、飼い過ぎじゃないですか?」
「一匹一殺じゃ、むわは、むわは、むわっはっはっは、あぎゃあっ!」
第二章 −幕−
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 04:58 ID:8rZ8L6GZ
「訳わかんねえよ!」 俺は、この光景に唖然とした。
気を落ち着けて、俺はサークルの部室に向かってみる事にした。
サークルは友達との絆を確認できる場として俺には欠かせない存在だった。
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 20:34 ID:Cj5FDLq1
部屋に向かうとサークル部屋の前に見慣れない人が
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/16 19:39 ID:KXtTZ3Vm
「あんた誰ですか?」俺は聞いてみた。
片手には赤い土を握りしめた、宗教家ふうな男だった。
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/17 03:24 ID:OZeug7Ff
その男は、土を握りしめた拳を俺の方に突き出し、こう言った。「やらないか。うほっ。」
オレはこう言った。
「うほ、うほほほ」
一緒に踊った。
夜通し踊っていたら
一晩でヒゲがぼうぼう
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 16:44 ID:FoEIk05A
になった。ヒゲ剃らなきゃ。そうだ、サークルの部屋には
からくり自動髭剃人形が居る。
でもクチビルまで剃り落とすらしい
このスリルがやめられなくて、唇を落とす学生が数多くいたという。
フガフガ
まあ俺も唇を落とされたことが3回ほどあるのだが。
その結果、クチビルが三つも出来てしまった。
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/19 16:14 ID:goAjBH5Y
だが、驚くことに、男から貰った土を唇に塗ると、あっと言う間に元通り。「あっ。これだ。」
俺はノーベル賞級の大発見をした。口を分裂・再生させることで、人類は、
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/19 21:44 ID:dVe+krHW
自らを滅ぼす戦争へと突き進んだのである。
しかし、耳を分裂・再生させることで人類は救済される!
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/20 03:09 ID:XxDAQJ6E
そう勘違いした俺は、今度は、土を食べてみた。すると、あれよあれよという間に、
顔が痙攣したように、笑い始めた。破傷風菌の毒素が回って、顔面の神経が
ひきつったのだが、笑ってるようにみえるらしい。「モマイ、何がそんなに楽しいの?」
破傷風なんだ助けてグェ、と言いたかったらしいが、笑ってるようにしか見えない。
主語を間違えるなよと思いつつ、今度は逆に笑い顔を作ってみたら、どうやら苦痛の表情になったようだ。
168 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/21 04:18 ID:2vij38E+
「うぐぅ。」俺は、苦悶の表情を浮かべると、そのまま蹲り、そして倒れ込んだ。そして、しばらくして目が醒めると、
学生風のオトコたちが俺を覗きこんでいた。
オトコたちが俺に聞いてきた。「大学生か?どこ大?」
俺「国士舘のエン団団長だよ。」
「うひゃーー」それを聞いたオトコたちはなぜか逃げ出してしまっいた。
クチビルが五つになっていたのだ
174 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/22 08:45 ID:/PjuK0T2
しかも、着脱自由だ。「俺の顔はどうなってしまったんだ。」と嘆いていたら、
空が一面、浮遊する巨大な唇だらけではないか!
176 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/22 13:24 ID:E5KwIAwR
「舌も出してるぞ、おい。」と思わず呟く。そんな折、あの曲が聞こえてきた。そうあの曲だ!
ゆめをえが〜いて〜、たかぁ〜いそらみ〜れば〜・・・
第2話 完
179 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/22 20:53 ID:GRi+/YPB
というのは思い込みで、本当は、
第3章 - 了 -
第3章一節 ー開始ー
先日、バイトして帰宅したら、アパートの前に木魚があって
夜な夜な、ポクポクポクポク音がして
ある夜、思い切ってドア開けてみると
白い大きな目玉が僕を見詰めてた よくみると、ナイジェリAの留学生だった
背の高い僕に 「ヘイ、一緒に踊らないか、バナーナ」と言った
「一皮剥けばオレは白いんだが」と思ったが、それは言わず、一緒に踊った
ボブは怪しい腰つきで僕の
木魚の鼓動に釣られて踊り狂っていったら、僕はバターになった
そして、ホットケーキにされた。
食べてみると
主語を間違えるなよと思いつつも、これが結構いける。
すると腹の中で
192 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/23 08:03 ID:GietOy6d
うんこになった…というお話だったとさ。
しかし三年後
すなわち地球が1000と95回まわった後、
195 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/23 13:34 ID:heP+qQEE
俺は復活した。そう、神として。
そして俺は警察に追われた。
俺に感謝状を押し付けたいらしい。
だが、その感謝状の一行目が「逮捕状」という文字に見えるのはなぜだ?
どうやら「神」なんて言ってたから詐欺罪に問われているようだ。
「詐欺罪だと? やっぱりこの妄想野郎は分かってないな」警官が言った。
201 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/23 20:28 ID:RQMb/10h
警官が徐に懐から取り出し、俺に呈示した紙片には、驚くべきことが書かれていた。それは、
「建補状」と書かれていた。何と読むのか分からない
多分、漢方薬かなにかだったのだ
ありがたく頂いて飲み込んでみた そうすると
205 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/24 08:50 ID:3ipOEJ3n
股間が熱くなってきた。そうだ、「建」つのを「補」うもの、つまりバイアグラなのか?と思っていると、
206 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/24 17:02 ID:gUpCB0Lf
目の前に俺の理想像なる女性が手を振り、微笑んでいる。この人となら身も心も一つになれる気がした。そして女性に歩み寄り……
207 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/24 17:16 ID:oSIhrwJt
スカートを捲った。そう、俺の知能は小学生並w。女は「きゃー」と言って逃げてしまった。
208 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/24 17:48 ID:gUpCB0Lf
「なぜ。なぜ逃げるんだ……分からない」どうやら俺の知能は退化の一途を辿って来てしまったようだ。猿になるまで、そう時間は掛からないだろう。しかしそのまま突っ立ているわけにはいかない。……というか2行目だ。すまない。心から詫びよう。
209 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/24 18:26 ID:jEOtjY7n
心から反省する気など毛頭なく
今度は3行リレーに果敢にチャレンジするのであった。
212 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/24 19:20 ID:pJSsY3hg
しかし、3行も埋められる知能はもはや残されておらず、書き残したのは次の言葉だった。「け、けーかほーこく。ぼくわ…、」
ぱんつがぬれちゃいました。」俺は何をしているのだろう。
214 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/24 22:50 ID:28sAJ8lx
そうこうしていると、頭の中で、パチッ!という音が。俺の頭脳は突如、復活し、思わずこう言い放った。「やはり、俺は、天才だ。なぜならば、
末期癌患者から採取した癌細胞には多くのDHMOが含まれているという事実が記されている事を突き止めたのだから。
216 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/25 12:16 ID:2VTNrqZk
」驚いた通行人がこう聞いてきた。「それって凄いの?」俺は胸を張って、こう切り出した。「つまり、こういうことなんだ。まず、
217 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/25 12:17 ID:G8MRb5Dn
財前教授もあ〜らビックリ仰天!目玉を飛び出すぐらいの大発見なわけで。
218 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/25 15:35 ID:yYgoYG4T
」するとその通行人は、俺の言葉を遮って、「そうですか。ギュンター・ヤコプスの日本語表記がなぜ『プ』なのかって事並に良く分かりませんね。」と言い、
219 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/25 21:49 ID:MuY0nies
ムーンウォークで去っていった
220 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/25 23:16 ID:3eYItIws
。ここの住人は訳分からんと思いつつも、これからどうすべきか迷っていると、
激しく自己嫌悪に陥ってしまった。「僕は僕が嫌いだ」そんな台詞が頭をよぎった。
222 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/26 10:05 ID:a8+TkU+C
すると、やっぱりあの曲が。
ほんとにちんこかゆい〜
224 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/26 11:25 ID:iz/0492O
俺はそんな光景を見ながら,もう限界だと思った。
大学生にふさわしい高尚なる形而上学的テーマはないのか!
と叫びたかったが,俺は敢えてシュレディンガー方程式を手計算で解く事にした。
ひー、ふー、みー、よー
・・・5分たったが、まだ解けない。
230 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/27 10:37 ID:UjAJcPWa
「手計算かよ!」と、同じサークルのAが突っ込んできた。「これを使え。」そう言ったAが差し出してきたのは、計算尺だった。
とりあえず、背中に入れてみた。
背中がピンとする。
つぎに懐に入れてみた。これまた腕がピンと伸びる。
もちろん俺も息子もピンとなったことは言うまでもない
そういえば、俺の息子は今年で6歳。俺の卒業もいいが、息子の小学校入学のことも考えねば。
235 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/29 07:46 ID:+6flfEpX
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| |ミ| |ミミミ|
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| |ミ| |ミミミ|
| |ミ| |ミミミ|
_,-'"|. |ミ| |ミミミ|
_,. -'' " ̄~゙三=-_、_ _,.-'" |. |ミ| !ミミミ|
,,.-''" r _、 三三タ_,.-''" | |ミ| ,.彡ヾミ|
/ i {ぃ}} _ニ/ -=三| 」ミヒ彡彡イミヾ
/,.、 `--" ニl -=ニ三=-''レ彡ミミr'" |ミミミ|
l {ゞ} i .ニl==三三ニ=''" ,>'"|ミ| |ミミミ|
.l `" i_,,...-''| ニ`=-=i'" | |ミl,..-=彡ヾミ|
_,.-! ! i -ニ三三/ L.. -ニヾ|ヾ彡'='''"
l´,.- l \/ -ニ三三/ ヾ-‐''"
_. ! ri l\ __--三三三='"
j'‘´l `´ | ! ` ミ三三三三三=''"
i',.. '´} | |
l,.. r´ '´
何度言っても、こんな落書きを部屋の壁に描くバカ息子だ。
6年前,もとい7年前が懐かしい
当時、俺は藻神俊三の元で七宝焼きを学んでいた。
239 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/03/31 00:19 ID:IrjCi9LO
しかし即座に挫折した。
240 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/04/05 01:52 ID:hOvyOz+t
その俺を見て安西先生はこう言った、「諦めたらそこで試合終了ですよ!」
俺は焼きあがったばかりの七宝焼きを叩き割り、言った。「バスケがしたいです・・・」
しかし俺はバスケなんぞやったことがない。いわゆる初心者だった。勢いで言ってしまった事を後悔した。
だからあの日マネージャーと
して入部することにした。
245 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/04/11 18:52 ID:6HBsDDXA
すげなく断られた。
むしろシウバを超える長身だった俺は、いきなり一軍に登録された。
247 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/04/12 16:25 ID:WKsvHnst
その時、俺は主治医がかつて言ったことを思い出した。「
あなたはサブリミナル効果に影響されやすい。あなたが水泳をはじめたのも、落語をはじめたのも、すべてそう」
そこで俺は鳥肌実の言葉を思い出した。「あぁ,単純作業のお出ましだ。巨大なジャムパンが攻めてくる。苦手なパンはないんだよ。」
とりあえず山崎パン高井戸工場に焼き討ちをかけることにした。
行ってみた所,契約社員が「きゅうりは2枚だって言ってるだろ!」とアルバイトに怒鳴っていた。
「春、夏、秋、冬、敬語でセックス」と囃し立ててやった。
すると契約社員がこっちに来て,俺にアムウェイの勧誘を始めた。
しかもそいつは共産党員ときている。
フルーツ好きなんだそうだ
偶然にも俺は創価学会員だったので,彼が休みのときにでも殴りあう事にする。
そう考えたら気が済んだので、今日のところはアムウェイのコーヒーメーカーを買う。
しかし、買った帰り際に恐ろしい声が聞こえてきた。
そしてムーンウォークで足早にその場から立ち去った。
甲州街道をひたすらまっすぐ鶏歩きで新宿まで向かった。
新宿からは蟹歩きで千葉に向う。
「千葉っ!滋賀っ!佐賀っ!」という声が何度か聞こえた。
そう、俺はなぜか佐賀まで歩いて来ていたのだった。
せっかくなので鍋島藩のお家騒動を見物して帰ることにした。
猫がたくさんいた。
舐めるかと思って油を与えてみた。
すると、猫ちゃんもビックリ!なんと
舐めるわけがなかった。
猫は発情期を迎えていた。俺も発情し
合体!!
などということは
俺の理性に誓ってありえない・・・はずだった。
ところが!
猫は猫でも
275 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/04/16 18:44 ID:MZHMCXZ9
江戸家猫八
276 :
199:04/04/16 18:55 ID:???
金子
という名の猫の着ぐるみを着た人間だったのだ。
俺は我に返ったつもりで
油をなめ
手がむくんだ
今こそアレのチャンスだ。
へ〜んしん!とぅ!!
俺は某パペットマペットのうしくんに変身した。
だが所詮人形。操ってもらわなければ動けない。俺は地べたにじっと横たわるだけだった。
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
ようやく通りかかった男にもこんな風に言われる始末。風が冷たい。
まあ、それが人生というもので
はあるが、一人の美少女が俺を拾ってくれた。そして、
おもむろに俺
を洗濯機に入れた。どうやら洗ってくれるようだ。
だが、洗濯槽の中でグルグルまわっているうちに俺は次第に溶けてバターになってきた。
292 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/04/24 11:12 ID:hIewxY0H
バターは洗剤で溶かされる。俺は
変身を解こうと
294 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/04/27 21:50 ID:W/b6Zkyt
背中のファスナーに手をかけた。
が、いつの間にかに消え
・・・・・・(主人公が消滅したので、この小説は新しい章に移ります。舞台は7年後)
帝京大学の研究チームの手によりタイムマシンが開発されていて、計画も最終調整段階に入っていた
298 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/04/28 10:36 ID:VTw2Z8qD
ところが、誤って7年前にワープしてしまい、元に戻れなくなって
堕ちるところまで堕ちた彼女は、再び
道端に落ちていた某パペットマペットのうしくんを拾い上げ、そばにあった洗濯機に入れてみた。
あら不思議
彼女は溶けていくうしくんを見ているうちに、なんだか妙な気分になってきてしまったのだ。
(;´Д`)ハァハァ
過呼吸になってしまった。
この間修正登録したら、番号がぬけていたらしく
登録されなかったんだよ。あるだね、こんなこと。どうしよ。
まあ言っても無視されるっぽいしね。
306 :
305:04/05/02 12:37 ID:???
誤爆しますた。逝ってきます
確信犯の声を耳にし、苦しみながらも彼女は思った。「お前は事務所と交渉もできないガキなのか」と。
308 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/05/02 19:36 ID:vaXgRoRi
背後から声がした。「ついに見つけたぞ・・・・お前は・・・・」
309 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/05/03 00:37 ID:5M5PlEWZ
彼女はびくっとした。忘れもしない息子の声だ。
310 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/05/03 04:05 ID:TcVKhQO2
彼女は息子を咥えこみ、舌で柔らかく裏側をなぞる。
忘れたくとも忘れられぬ味だ。
「ま、まずい。もう一杯!」
微笑ましい親子の触れ合いの横で、俺は今にも冥府へ旅立とうとしていた。
その時どこからともなく「おまえには三つの道がある」と声が聞こえた。
314 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/05/07 03:53 ID:ywGCGbAd
「ひとつは波に飲まれる。もうひとつは岩につぶされる。そして、影の中に消える。この三つだ」
俺は考えた。ひょっとしてこの展開は、夢オチの前触れではないのか、と。
だが俺は気を取り直し、「波に飲まれる」を選んだ。すると、洗濯機の回転が増すだけだった。
そうだ,やはり俺は洗濯機の中にいたのだ・・・しかし脱水の前に出ないと苦しくなる。なんとかせねば。
と、その時「ガコン!!」と大きな音がしたかと思えばあれよあれよと
俺は大きくなっていき、本物の牛になった。横には俺に当たった岩が転がっていた。
ここでまた俺は選択を迫られる事になった。
牛を捕るか、岩を盗るか
水はいつの間にか消失していたので、取り合えず寝てみた
323 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/05/12 22:38 ID:S8TJmZeH
食べてすぐに寝る、つまり、牛を選択した訳だ。
ああ、なんて気持ちが良いんだ。
うしくん、うしくん
326 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/05/13 20:57 ID:MRIuwvGA
あれ,俺を呼ぶ声がする。誰だろう・・・
327 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/05/13 22:10 ID:HaieGRV1
ぎょ!指導教授!!な、なんの雑用を俺に押し付けようとしてるんだ!?
「来週の講義なんだがな…
僕と一緒に
学会で発表するのと、学部の授業するの、どっちがいい
感じで
今週末を過ごせるかな?
333 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/05/20 01:57 ID:fmnGHWFS
」「今週末は台風なので牛小屋にいたいです。それに来週人間に戻れるか分かりません」俺は正直にこたえた。
教授は諦めて「モーしょうがないな・・・」とぼやいた。俺は凍った。
335 :
学籍番号:774 氏名:_____:04/05/20 11:38 ID:fmnGHWFS
みるみるうちに教授が牛に変身してゆく。
最近の研究者は変身能力まであるのか?
と不思議に思ったが,ふと俺も最近の学生だった事に気付いて愕然とした。
…もしかしたら、俺にも変身能力があるのか?