キャプテンミライ VOCALOID(ボーカロイド)セミナー
http://www.yamahamusic.jp/shop/nagoya/event/detail/3787 >歌声合成音がみるみるうちに人間のように歌い始める、そんな「調教」の極意を伝授します。
>いままで聴くだけだったリスナーの方も、ボーカロイド・キャラクターが歌いだす瞬間を
>目の当たりに出来るまたとない機会です。ぜひご参加ください。
聞いてきました。
内容としては初心者向けのアドバイスでした。
べた打ちから3つのポイントで見直し。
1.発音を見直す
見直す、とはどういう話かというと「実際に口ずさんでみたときの発声方法の通りに歌詞を直す」ことです。
一例として
・「ゆめーからー」→「ゆ(ん)めー か(ん)らー」のように、歌詞の言葉の間に短く「ん」を入れる
・「おもってた」の「お」を発声するところがハッキリしすぎているなら「を」としてみる
・言葉を切ってるなと思ったら間に「っ」を入れる(V2なら発音記号Sil)
・もっと単純なところで「わたしは」は「わたしわ」、「がっこう」は「がっこお」など。
キャプミラさん曰く「注意力」がキーワードとのこと。
2.ニュアンスをつける
DYNもPITもいじりません。音符を分割してしゃくり上げたり語尾上げたり。
「ため」を作るなら音符の位置ずらしたり。
ボーカリストの歌い方をイメージしながら調整するやりかた、とのこと。
極端な話、ビブラートも音符を分割して上下させても出来る、なんて実演もありました。
3.ビブラートの調整
歌っているときに終始同じビブラートのかけ方だと機械っぽくなってしまうので、
・まずオートビブラートは切る
・ビブラート入れたいなーと言うところでプリセットから選んでビブラートを設定する。
ビブラートの長さもオートじゃなく、都度自分で決める。
「細かくパラメータいじる前にやること」としては充分じゃないかと思います。