【家族カードホルダー】天才実業家生主 YOMO様応援スレ 4

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730名無しさん@お腹いっぱい。
こんばんは最愛の人今日も貴方の傍に私はいます彼女は最近所々日常の記憶が飛んでしまう
こんな馬鹿なことが現実で本当に起こるのかそれは映画の中の話だけだと思っていた私はショックだった
彼女は私と行動をしたことを全く覚えていない何度もメールや電話を俺にしてきた彼女あきらかに助けを求めていた
それは彼女が予感していた記憶消失の危機を必死に私に伝えたかったからなのかもしれない 私は今彼女の寝ている傍で
この日記を書いている 彼女は 彼女は・・・ 横たわる彼女の左腕は傷だらけだった彼女自身でのみ認識可能な客観的外傷
彼女の記憶が飛んだ中でも認識できる唯一の客観的事実そして安静にしている今彼女は意識が朦朧としながらも
ベッドの上で上半身を起こししかし目は閉じたまま朧気に食事を欲する言葉を呟いたただ白米が食べたいのだという
その要望に応えピンクのマグカップに白米を入れスプーンとともにそっと渡してあげたしかし箸が使いたかったようだ
箸を替わりに渡した彼女は目を閉じながらもふらふらとおぼつかない利き手を使いボロボロと飯粒をベッドの上に落としながら口へ運ぶ
自分で食べたいのだと言う全てを食べ終わらないうちに倒れこみ落ちていた白米が彼女の左耳についてしまう固まらないうちにそれをとってあげる
彼女は苦悩を顔に出すまいと隠し、それでも私を心配させまいと精一杯苦しみに耐えて、その疲労で目を閉じたまま横たわりながら
飯粒を噛んで静かに寝入ったその顔は安らぎとはまた異なった理不尽な不幸に疲れ切った静かで無垢な顔だった静寂の闇が彼女を包んでいる
その姿を見て私は泣いた涙がとまらなかった彼女が寝ている傍で何度も謝った「ごめん…何も出来なくて…(涙)