【初音ミク・VY2】VOCALOID総合****【猫村いろは・Mew他】

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741名無しさん@お腹いっぱい。
超会議のVOCALOID作曲講座、見てきました。
講師は10日Pさん、ぺぺろんPさん、インターネット社村上社長、小川悦司さん。
50分弱で一曲仕上げよう、ということで一通りの手順の説明・・ということでした。

リハーサルしてないのか消化不良なところはありましたが、
説明の手順としても、初心者向け説明のとっかかりとしても、妥当でこんな所かなーという感じ。
ということでざっと圧縮して講座内容です。以下分かりにくい表現も出てきますし長いです。

<作曲の骨組み作り(10日Pさん)>
・まずドラムからつくりましょう。初心者はドラム入れないことも多いですが、ドラムがあるだけでも曲らしくなります。
 (4つうちバスドラムに2・4拍にスネア、クローズハイハット8分入力)
・次にベースを作りましょう。バンド中では何やってるかわかんない感じですが、大事です。
・ベースの役割はリズムとコード(ハーモニー)。で、コードの基礎である「ルート音」を担うのが主です。
・コードを考えるときにはコード進行単位で作ったほうが自然なものが作れます。
 一つ一つのコードは英単語のようなものであり、コード進行は文章に当たります。
・コード進行の例はネットにいろいろ出てるので差がしてみましょう。
・で、コード進行のうちルート音だけでベースをつくってみましょう。
 (F-G-Am-Emの進行なのでファ−ソ−ラ−ミの順で、
  8分オクターブ(1小節に8音符、1オクターブあがったり下がったり)のベースライン作成)
・メロディはベースで作ったルート音に沿った音からならべるとだいたい上手くいきます

「フリーソフトでも出来るやり方」ということでの説明はここまで。

<SingerSongWriter(SSW)使ったもうちょっとアレンジ(村上社長)>
・コード進行決まったけどルート音だけでハーモニー感が足らないので、楽器を足します。
 SSWではコード進行を設定して、MIDIデータ素材をならべると進行に沿った演奏データが出来ます
 (で、コード進行を設定してMIDI素材選んでならべる)

<VOCALOID講座(ぺぺろんPさん)>
・滑舌の見直しの一つのポイントとして、「子音の発声」があります。
 カ行、タ行は発声の前に空白を適切にとらないと聞き取りにくくなります。
 VELパラメータを下げることで発声の前に空白が出来て聞き取りやすくなります。
 (歌詞のなかの「まくはり」の「く」のVEL下げてみて実演)
・音階が急に高く飛ぶところはあいだに音符をおくとそれらしくなります
・音階を上げる前に下げるなど、あえて音階をゆらすのも手です
・声をひっくり返したいならPITを大きく動かす、PBSも高く設定しないとひっくり返った感じになりません。
・ビブラートを変えてみるのも手です。ノーマルじゃなくFast1とかFast3とか。

・・・・・ここで時間切れ。歌と伴奏をあわせてみるまではいきませんでした。

メロディ先、コード先なんて話はありますが、リズム・ベースがまず大事というのは「ノリを作るのが重要」ということで
個人的にも納得できますし、細かいコード一つ一つを覚えようと言うよりコードの基礎であるベースの流れをつくろう
というのもそれなりの結果を出そうと思ったらそのほうがやりやすいだろうなと思います。

SSWは一番安いStart(年末特価で3千円弱)持ってますが講座でやってたことはだいたいできますね。
それなりにでっちあげるには便利なソフトだと思います。

ぺぺろんさんの話は同人発行の「VOCALOID徹底研究」のごく基礎部分。
滑舌とVELの関係は結構ポイントなのでここで知った人には有用な情報だと思います。