中国ドラマ新水滸伝

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@お腹いっぱい。
[Sina Premium]新水滸伝
http://www.youtube.com/watch?v=S7cnbyJpElw&feature=BFa&list=PL797F1C4335744149&lf=BFa

中国の放送局が新水滸伝全86集(一話41分前後)を配信、これについてまた〜り語るスレ。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/15(日) 13:00:48.07 ID:VjQ4ba210
なんだか場違いなところに立てられたなw
中国板のほうがよかったんじゃないか。w
しかし日本の放送局もこれぐらいやってほしいな。
ドラゴンボールまるごとYouTube配信とか。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/16(月) 21:36:00.71 ID:veLUm+Wl0
見るだけで分かるシリーズ前半のアクションシーン

第5集、7分〜23分 魯智深が鎮関西を殴り殺す。(陰惨)
第8集、冒頭から酒を飲んだ魯智深寺で大暴れ。(明るい)
第10集、33分〜第11集林冲柴進の前で枷をつけて勝つ。
第13集、冒頭林冲殺されそうになるも逆襲、皆殺し。
第22集、11分〜武松酒を飲んで虎を叩き殺す。
第28集、12分〜兄の仇うち23分〜西門慶と死闘西門慶が強い。
第31集、15分〜武松酒を飲んで蒋門神を倒す。
第32集、31分〜第33集冒頭武松護送中殺されかけ逆襲皆殺し。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/18(水) 17:24:42.55 ID:bCerthr3O
武松が最強か
5名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/21(土) 12:27:04.00 ID:xleX4IPZ0
見るだけで分かるシリーズ

中盤は長いアクションシーンはなし
原作どおり戦闘シーンを挟みながら徐々に仲間が増えていく
第70集,16分〜最高潮108人が揃う29分〜歌がBGM
第74集,11分〜燕青罠と知りつつ武道大会へ出て大暴れ
第76集, 26分〜童貫10万軍を破る
第78集,19分〜高毬を生け捕るが帰す。これをきっかけに林冲が去る。
以後物悲しさが漂い始める。


6名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/21(土) 13:00:15.19 ID:xo14Kwtw0
扈三娘がどれだけ美人かに掛かってる
7名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/23(月) 19:25:31.92 ID:FzZcRSZz0
見るだけで分かるシリーズ最後

林冲は帰ってきたが方臘との戦いで次々戦死
第83集,冒頭張順戦死15分〜攻城戦
第84集,4分〜張青毒でしとめたと思い方臘に近づく、11分〜武松と方臘の死闘
第86集,19分〜宋江毒杯を飲み李逵に自分の死後背くなと言い振り返ると李逵も飲み干す。
8名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/23(月) 20:22:45.89 ID:uSEKusO60
ちなみに水滸伝の時代は、ちょうど平清盛が生まれた頃に近い時期だよ

9名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/27(金) 12:23:22.64 ID:oVWjAQL20
《四海盟約》 歌手:毛阿敏
江山非画美如画
山河は画ではないが画のように美しく
豪傑壮士影畳畳
豪傑壮士は数知れず
侠義如酒濃於酒
義侠心は酒よりも濃い酒のように
男児放飲情烈烈
男児は存分に飲み情は烈々
山寨如家勝似家
山塞は家よりも勝る家のごとく
挑灯把酒三軍悦
灯りを掲げ酒を持ち三軍悦ぶ
兄弟非親心更親
兄弟は身内ではないが心はもっと親しく
前生来世総相携
三世に亙ってずっと相携える
可愛的草莽英雄
愛すべき野の英雄
原来是群星下界
元は是れ群星が下界に降りたもの
尋常的瓦舍評書
普通の芝居小屋の講談(で八百年近く語り継がれた物語)
暗蔵着救世秘訣
(正史ではないその物語にこそ)世を救う秘密が隠されている
人間恰似水泊
人の世はあたかも湖のようで
情義蘭舟通彼岸
情義の小舟は彼岸に通じる
天地宛如山寨
天地は山塞のごとく
四海兄弟赴盟約
四海の兄弟は契りを交わし赴く
10名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/29(日) 13:08:02.99 ID:0hY5dH4/0
愛媛県警 サイバー犯罪対策室
http://www.police.pref.ehime.jp/cyber/index.htm
11名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/01(水) 18:42:06.19 ID:KiXJX6vo0
武松役の陳龍、本物の虎と対面
http://www.youtube.com/watch?v=KqW1xZt2sns
12名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/05(日) 12:35:03.55 ID:742WKSP40
新水滸伝第一集あらすじ

北宋の崇寧年、山東済州府うん城県で花石綱を運搬中
宋江が押司と名乗ると小吏のため馬から落とされる。一行には公孫勝もいる。
皆は及時雨の宋江の噂を語る。宋江後から馬を引いて歩いてくる。
歩く宋江のまえに公孫勝現れ話を聞いてくれと言って話を始める。
嘉佑三年宋江の生まれる前の話を始める。以後有名な封印された魔物
天界の星が洪大尉によって再び地上に飛び散るエピソードが流れる。
(虎が出て蛇が出て童子がでて石碑を掘り起こす)公孫勝は続けて
天こう星三十六星地さつ星七十二星の中のトップだと言い十万貫の生辰綱を
奪う計画をもちかける。手品を見せ信用させようとするが宋江は種を見破り
子供だましを言うなと言って断る。しかし知事からは公孫勝を捕まえないと
おまえが捕まるぞといわれる。そこで雷横が公孫勝を捜索中廟で劉唐をみつけ
捕物の末捕縛、晁蓋のところに寄る。途中宋江雷横に公孫勝が行くとしたら自分と
梁山泊以外ならどこかと聞く。それは晁蓋の所でしょうと言う。宋江何かを考え招文袋
を水に投げ入れる。晁蓋簡単に宋江の袋を見つけ劉唐も見つける。


13名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/06(月) 04:21:03.20 ID:zupGJ2rwO
× 洪大尉
〇 洪太尉
だろ
14名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 21:30:14.20 ID:6ZMgPxTHO
徐寧の槍の柔軟さには、びっくりしたな
15名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/11(土) 21:30:20.18 ID:iV5GWZxm0
水滸伝第2集あらすじ
宋江晁蓋に小物入れをあっという間に見つけすごい力も名声も富もあるそこで楽して儲かる
十万貫強奪をしないように公孫勝が来ても天界のほら話に乗らないようにと言う。
別れ際晁蓋と劉唐は叔父甥だと言い張り法に触れてないので縄を解かせる。雷横晁蓋から金を
貰い劉唐宋江にあいさつする。宋江たちが帰っていると朱同が公孫勝が阮三兄弟を探していたと
報告宋江は馬で先に行く。そこへ劉唐が雷横に金を返せと来て剣を交える呉用が来て止めるがまた格闘
晁蓋が来て止む。そのあと呉用と劉唐は晁蓋が世のため十万貫を奪う決心なのを知る。そこへ公孫勝がきて
晁蓋と軽くワイヤーアクションのあと晁蓋らと強奪の謀議、場所を黄泥岡に決めて阮三兄弟を加える相談。
城門付近では呉用の命令どおり白勝が宋江を見つけ騙して城(中国では町や都市の意。城壁は町全体を囲み門は
夜は閉じる)から抜け道を使い出すが宋江は気を失う。阮家を張り込む朱同らの舟に白勝宋江の短刀を落とす。
朱同は宋江捜索と阮小二の尾行に兵を分ける。阮小二の尾行は失敗。呉用阮三兄弟が梁山泊のせいで漁が
できないのを知りひそかに喜び密談の末仲間に引き込む。七人が揃い白勝も加える相談をして義兄弟の盃を交す。
ここから長い長い物語が始まる。次回からは林沖や魯智深の話になる。黄泥岡での十万貫強奪場面は第十六集冒頭頃。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/15(水) 21:07:12.77 ID:K52kWuYI0
水滸伝第三集あらすじ
朱同と雷横森の中で宋江を見つける、彼らの前に公孫勝が現れ捕まってやると相変わらず人を食った事を言う。
舞台は一転東京府八十万禁軍林沖の練兵風景(匍匐前進?もあり)。林沖帰りに妻と屋台で食事中騒ぎが起きる。
騒ぎは史進だったが人助けのためだった。史進は王進の弟子で今は同じく禁軍にいた。林沖が妻に説明し始める。
同じく八十万禁軍の教頭だった王進だが高毬は昔の事を逆恨みし仕返しを始める危険を感じた王進は林沖の
助けで城を脱出。脱出後王進は母親と史家村で宿を借りるがそこの息子の史進を負かし史進の棒術の先生となる。
その王進の紹介で林沖が史進を禁軍に入れる。と話し終えると親友の陸謙が来る。高毬が林沖を北京大名府に派遣し戦を
するという。場面変わって禁軍では林沖の義父に皆が林沖が北京に行って将軍になるとお祝いを言っている。義父が喜んで
いるところに史進が泥酔状態で来て高毬の悪口を叫ぶ事情を聞くと師の王進が先月死んだらしい。そこへ陸謙が来て高毬が話
があるという。途中陸謙は今回は戦ではなく北京の粱中書が義父の蔡太使に送る誕生祝いの生辰綱を送る仕事と聞かされる。
すっかり嫌になった林沖は帝と高毬等が蹴鞠をしている時に義父から妻にと貰った薬を故意に全部飲む。高毬から蔡京、童貫ら
に紹介これら奸臣の前でいきなり血を吐き何とか任を免れる。高毬じっと見つめているが帝に呼ばれて去る。史進も任をやらされ
そうになるが師の母親を尋ねて去っていく。ある日林沖妻がお寺に参っている間に陸謙と観劇。そのとき妻が高毬の息子にからまれる。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/22(水) 22:51:27.69 ID:RPPWFGHC0
18名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/23(木) 21:56:07.70 ID:Mh04k70z0
水滸伝第四集あらすじ
史進は先月亡くなった師王進の母を探して渭州に来た。とある茶館に入る。そのころ通りを走る巨漢が同じ店に向かっていた。史進が
店員に王進について聞くが知らない。そこへ巨漢が飛び込んでくる巨漢は魯提轄。彼は店員に、何だその刺青は、器を揺らすな、器に入れた子魚
はお前の兄貴だなどと無茶を言いながら蹴飛ばしている。史進店員にロバが蹴飛ばしてるが蹴りかえせ俺が助けてやると魯提轄を挑発。
二人が軽く手合わせをして刺青が出たところで店員魯さんは悪人ではない弱きを助け強きを挫くこの街の有名人だと意外なことを言う。
たちまち意気投合した二人史進が師匠の母の話をするとすぐに魯提轄は皆に聞いて探し出した。師と師の母の墓の前で茫然とする史進、
その後魯は君ら師弟は自分の替わりに高毬の迫害を受けた様なものだ自分は普段凡俗の徒とは話も合わないそのため普段は先ほどの
小魚の様な鳥獣虫魚を友としていたがやっと知己を得た、さあ飲もうと言う。二人が帰る途中史進の最初の武芸の師李忠に逢う。李忠は薬売りの
最中だったが魯は強引に引っ張って行く、提轄あまり人の意を斟酌するタイプではないようだ。三人が飲み始めると奥の部屋からシクシクと女の声、
構わず三人豪快に飲み且つ喰らう。魯提轄汚れた世と人を嘆き酔わずにいられるかと言い憂国の情を見せる。そこへまた女の泣き声
魯提轄ブチ切れて女を呼んでこいと言う気が短い性格のよう。現れた金翠蓮の説明で回想シーンになる。鎮関西に家を焼かれ妾にされそうになる。
そこまで聞いて魯提轄鎮関西を殴りに行こうとするが史進等慌てて止めて話の続きを聞く。鎮関西の差し金で金を奪われ宿を追われそうな二人は
渋々サインをするが鎮関西は金を渡さず逆にもっと金をよこせという。目的は金翠蓮を売り飛ばすことらしい。今二人は怯えながら流しをして金を稼い
でいる。魯提轄父を怒鳴りつけながらも鎮関西を殴りに行こうとするがまた止められひとまずお上に訴えることにする。金翠蓮が叩頭をすると魯提轄も
返して史進また興味深そうに魯提轄の違うキャラを見る。頭をぶつける二人。翠蓮は髪の毛まで売ったらしい。二人に待っていろと言って出かけたが
上役に政府高官にまで賄賂がいっているので無理といわれ喧嘩になる。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/01(木) 19:44:21.99 ID:jjclIF7b0
第五集あらすじ
上役に勝手にしろと言われ松蔭堂と書かれた額を打ち壊して翠蓮のいる宿に戻ってきた魯提轄は、逃げる準備の
できた親子に金を渡す。提轄に後で返すからと言われ史進も有り金全部出す。李忠は迷って少し出し、ボロクソに
言われる。魯提轄宿の人間を押さえつけている間に二人を逃す。頃合いを見て魯提轄鎮関西に制裁を加えにいく。
豚扱いや家族に酌をさせろ等侮辱しても鎮関西は挑発に乗らないそこへ宿の人間が鎮関西に二人が逃げたことを知
らせに来た。提轄話ができないように鎮関西自らに精肉肥肉等コマ切れにさせ時間を稼ぐ。最後に堪忍袋の緒が切
れる鎮関西、時間も過ぎもう二人画逃げたと判断した提轄、包丁を出した鎮関西を待ってましたと三発で殴り殺してし
まう。提轄死んだふりをするなと言って時間稼ぎをして逃亡、途中馴染みの茶館に行き、つけはいくらになってるか聞
くが額を聞いてまた来ると言って去る。結局指名手配になる。舞台は一転東京開封府高毬の息子何とか林沖の妻を
手に入れようとして林沖の親友陸謙を抱き込む陸謙はじめは断るがすぐに引き受ける。陸謙林沖を呼び出し酒を飲む。
陸謙妻を差し出す手もあると言ったので林沖腹を立て外に出ると女中が慌てて注進。林沖が倒れたと呼び出され行くと
二階に高毬の息子が待ち伏せていたという。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/07(水) 22:46:15.84 ID:61dLVAsw0
第六集 花和尚酔って山門をこわす のあらすじ
林沖高毬の息子を取り逃した、次に自分を騙して呼び出した陸謙を急襲、陸謙窓から逃げる。剣を持って追いかけるが
高毬の官舎に逃げ込む。林沖剣を地面に刺し門を見張る。中では息子が他人の血を顔に塗って偽装工作。高毬が帰宅
したので息子が訴える。高毬興味は無いし怪我もしていないときずく。しかし林沖が王進を逃した話と仮病で任を受けな
かった話には反応する。最後は息子にたかが軍の教頭などどうにでもなる。と息子をなだめる。そして林沖の命を奪う
計略を考えるよう陸謙等二人に命じる。そして林沖の義父には、近く高毬自身が林沖と役所で話し合い落とし所を探ろう
と言って何とか林沖を帰らせる。所変わって山西省代州雁門県まで逃げてきた魯提轄、目に一丁字無いため自分の手
配書の前で読み上げるのを聞いている。その時張さんと声をかけてきたのは何とこの前逃した金翠蓮の父だった。彼の
案内で翠蓮の家に行く。二人は東京へ行く途中趙員外に助けられ翠蓮は彼の妻になっていた。去ろうとするのを引き止
められ。二階に上がる。二階には魯提轄を恩人として祀っていた。食事をしながら二人に鎮関西を殴り殺した話をする。
その時趙員外が男が家に上がり込んでいると聞き襲撃に来る。親子はあの恩人だと説明する。提轄殺人犯だと言うが
趙動揺せずに恩人だと歓迎する。提轄歓迎されたのでやむなく上がった、翠蓮が男なら兄弟の盃を交わして終日飲む
んだがと言う。翌朝提轄棒術の練習をしていると捕方が来るとのしらせ。趙員外の機転で近くの五台山文殊寺で僧になる
ことにする。翠蓮徹夜で縫った提轄の履物を渡す。五台山剃髪シーン涙を流す提轄、魯智深と名を変える。しかし魯智深
さっそく列に並ばず席順を守らず言うこともきかないが智真長老趙員外の紹介だからと庇う。魯智深寝る時酒を見つける
実はこれは監寺らが魯智深を追い出すための罠だった。そうとも知らず飲み干す。翌日監寺らは長老に魯智深が暴れて
人を殴り寺の門などを壊したと訴える。魯智深否定するが酒を飲んだので反論できない。しかし長老は魯智深にやさしい。
21名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/09(金) 18:34:36.45 ID:wIoI8Vh80
>>20

× 高毬の官舎に
○ 太尉府に
22名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/10(土) 22:03:27.11 ID:9DD7z0UO0
水滸MV之多情種
http://www.youtube.com/watch?v=UB7cLFC9gew

新水滸十大美男All Men Are Brothers
http://www.youtube.com/watch?v=i_xhFQGSwbk
23名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/14(水) 19:38:36.10 ID:rxYhzN6D0
第七集 豹子頭誤って白虎堂に入る のあらすじ
次の晩魯智深罠に気付き酒を一応飲むが一晩中寝ないでいた。朝の勤めの時は柱にもたれてうとうとしている魯智深。そ
こへ酔った魯智深に川に放り込まれたと僧が訴える。魯智深待ってましたと僧たちをなじる。長老すべてを覚るが監寺たち
それでも魯智深をなじる。長老は穏やかに魯智深を庇う。監寺たち反発して僧らを去らせて魯智深と長老二人になる。長老
魯智深に今晩から私の部屋で寝なさいと言う。金翠蓮趙員外からの寄進を持って来る。長老に趙員外の顔に免じて魯智深
をよしなにと頼む。魯智深には僧たちが家に来て兄さん(魯智深)の悪い行状を言う、どうか身を謹んでくれでないともう二
度と兄さんに合えなくなると泣く。後日魯智深機会を見つけて翠蓮の持って来た服や履物を着て翠蓮の家を訪ねる。しかし
見知らぬ人が出てきて役人が殺人犯を捕まえにきた主は私に家を貸したと事実だけ言うどうも魯智深がらみの事でいなく
なったらしい。所変わって林沖義父と歩いている。義父は高毬の息子は詳しいことは父に話してない林沖に怯えて寝込んで
いると吹き込まれた偽情報を話す。と通りすがりの刀売りちらりと刀を抜いて見せる武術家の林沖反応して呼び止め義父と
もども刀に感嘆する。龍吟の刀を千貫にねぎって買う。売り手は先祖の恥と名乗らない。林沖妻に高毬が名刀を持っている
らしいのでいつか比べたいと言う。妻は東京を離れて実家に帰ろうと言う。林沖一応同意しているくちぶり。しかし名刀を手
に入れた嬉しさからか一晩中刀を振る。妻、子供か!などとは言わず杜甫の詩を口ずさむ。朝準備が整い林沖も行くと言っ
たが妻は林沖の気持ちは残りたいことを見抜いてやめる。とそこへ陸謙登場。言い訳してすべては高毬の息子の指図あの
日毒を飲ますことはさすがに自分はできなかった、何も知らなかった高毬は息子はを厳しく咎めた。林沖が剣を立てて見張
っていたのも見られたが自分が額が割れるまで頼んで許してもらった。高毬は君の技能を認めてる、しかし立場上自分から
頭を下げる訳にはいかない、そこで自分は君が名刀を買ったと知ってその刀を高毬に見せ刀比べを口実に話し合いをする
よう説得した。言うべきことは言ったと証文を見せる、中身は今日殺されるのは自分の願ったこと林沖に罪はないだった。
林沖陸謙の言い訳を信じて背を向けかっこよく行けと叫ぶ。陸謙についてきた軍卒について林沖高毬の所へいく。案内され
林沖見たこともない中枢部へ入る。そして気がつくと白虎節堂の額、軍事司令部に武器を持って入っていた。高毬現れ林沖
の言い訳をすべて否定。最後に陸謙ゆっくり現れ林沖にしらないなと言いとどめをさす。高毬林沖を牢に入れしきたり通り
秋になれば首を切ると言明、高毬等の武芸一筋の純粋な林沖を騙して殺す陰謀が完成する。その頃魯智深日頃の不満を
蟻とはなし鳥を怒鳴りつけている。余裕を持って鳥獣虫魚を友とすると言うより軽いノイローゼの様にも見える。そこへ酒売
りの声和尚には売れないという酒売りを最後には放り投げて二樽を浴びるように飲む。忘憂の物をしこたま飲んだ魯智深
寺へ帰る。寺の門番何やら不気味な咆哮を聞く、虎かと思へば魯智深だった。門を締め内から押える。
24ミヤビ:2012/03/18(日) 11:43:41.94 ID:/v2bHFMD0
http://www.youku.com/show_page/id_zcbffd1c2962411de83b1.html
看得?中文的可以在?里看全集~
25名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/18(日) 15:37:42.95 ID:DcqtYFZOO
youtubeに日本語字幕入ったの出たみたい。3〜4分割してるが、今までより多少は見やすいかも
26名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/18(日) 16:09:59.47 ID:CqyYEW/D0
http://www.youtube.com/user/haruchi55

探して見つけたのがこれだけだがさすがに
日本語字幕があるとわかりやすい。
暴力シーンが多いので日本のテレビ局は、
地上派では無理かBSでもゴールデンはむり?
27名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/19(月) 06:43:05.50 ID:oQuilOWGO
暴力、残虐、流血シーンが多すぎる。
放送は無理。
28名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/22(木) 21:03:44.25 ID:36/f0dQQ0
第八集 魯智深枝垂れ柳を抜き倒す のあらすじ
約十分間の大暴れの翌日長老は魯智深に荷物を持ってくるよう言って一緒に山を下りる。魯智深街を歩きながらここなら飲
んだり食ったり自由だったのになどと言う。長老鍛冶屋で立ち止まり魯智深のために禅杖(六十二斤)と戒刀を作らせ与える
ことにする。その後飲食店によるが酒を売って貰えない。店を変えて魯智深旅の僧と偽り酒と狗肉を注文する、長老は当然
精進料理。夜になると早くも出来上がった禅杖を二人がかりで運んで来る。それを長老があざやかに使いこなす。長老が
魯智深に打ち明ける、私には三人の弟子がいる河北の玉麒麟盧俊義、東京の豹子頭林沖、山東の史文恭だ、出家前は周
という姓で君のような性格だったと言う。しかしあの様な騒ぎを起こしてはもう置いてはおけない。東京相国寺で弟子が住職
をしている、と紹介状を渡す(*注1)。また武芸の奥義の図譜も渡し練習すれば、馬上なら史文恭が一番だが徒歩(かち)なら
君が一番になれる。魯智深あらためて師弟の拝をする。東京府では林沖の妻が林沖の事を役人に頼むため家財道具を売り
払っていた。妻の父は、あちこち金を配って何とか林沖の命は保てた、高毬の意のままに動く人ばかりではない言う。大理
寺(法廷)で林沖は血書で高毬の息子からはじまったなりゆきすべてを暴露する。事情を理解した府尹は林沖に誤って刀を
持って白虎堂に入った事だけ認めさせ棒叩きのうえ入れ墨をして配流にする。一方魯智深相国寺に身を落ち着け糞尿汲み
の真っ最中、あたりの若者に絡まれるが逆に魯智深に痛い目に会わされる。子分になった若者と飲んでいると枝垂れ柳に
巣をしたカラスが騒ぎ縁起が悪いと子分たちが言う。魯智深肌脱ぎになると柳の樹を抜き倒し巣を取りまた戻し樹を枯らさ
ぬようまた埋める。取った雛や卵も育てるよういいつけ、明朝からは武芸も教えてやると言う。その頃林沖の護送役人に
陸謙が会っていた。

注1,原作では智真長老は武道の達人ではなく高僧で魯智深の未来を見通し或いは前世や来世まで見抜いているのでは
ないかという雰囲気。最後に魯智深に遇林而起,遇山而富,遇水而興,遇江而止。の偈を授けるがこのドラマでは無いよう。
29名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/22(木) 23:03:23.41 ID:36/f0dQQ0
× 一番になれる
○ 一番になれると言う。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/29(木) 22:02:51.75 ID:P1VPhxrX0
第九集 魯智深大いに野猪林を騒がす のあらすじ
陸謙林沖の護送役人に会う。役人達どなたでしょうかと聞くが陸謙まあとりあえず飲んで食べて下さいと言う。役人達とりあ
えず飲む。陸謙十両の金を渡す。東京(とうけい)から北東約700kmの滄州(東京-青森間の距離)に護送される(注1)林沖
を原作通り同情した林沖の近所の人たちが見送りに来る。林沖は義父にみんなの前で離縁状を書いて妻を自由にしてや
りたいと言う。義父数年避難すると思って耐えろ。娘と錦児(婢女)は家において他所には行かさん、高毬の息子には絶対合
わせないと言う。林沖もう決心しましたそうしないと安心して死ねないと言う。近所の人も止めるが聞かない。義父去り状を
書いても他所には嫁がさないと言って一応書かせる。BGMに四海盟約が流れる。妻駆けつけいつまでも待つと言って大相
国寺で願掛けをする。出発した林沖魯智深の演武が目に留まる。いい腕だと言うと魯智深は林沖だと教えられ、手合わせ
する。魯智深は気分よく奸臣の悪口を言う林沖は歯切れが悪い。魯智深それだけの腕があれば自分なら捕まらないと言う。
再び行こうとする林沖を呼び止め魯智深師匠から隠すよう言われていた兄弟弟子ということを打ち明けると林沖喜んで妻
の事を頼む。二人はあらためて義兄弟の契りを交わす。役人二人親切そうにみせて実はこまめに嫌がらせをしながら旅を
する。極めつけは弱った林沖が宿で横になっているとき足を洗うふりをして熱湯につけ足に大やけどを負わせ翌日古い草
履を捨てて新しい草履を履かせるなどして徐々に体力を奪う。そして野猪林という森(注2)に来たとき役人達が安心して寝る
ためと称して林沖を樹に縛り林沖に殺そうとする。二人は言い訳して旅に出るとき陸謙に頼まれた、高毬の命令には逆ら
えない逆らえば自分達の命がない、恨むのなら高毬らを恨んでくれ。と言う林沖諦めて目を閉じる。役人苦しまないよう一撃
で殺すからと棒を振り上げる。とその時魯智深-----!登場----!魯智深姉さんが旅立ちの日役人がこそこそ話していたと
聞いて自分に頼んだと言う。しかし林沖妻をなぜ見ていないとなじる。魯智深姉さんは東京中の人が知っているから手出し
はされない心配するなと言っていたと言う。林沖滄州に行くというので魯智深ついていく。役人殺される所を林沖に助けられる。

注1)宋代の配流と配軍
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E7%BD%AA#.E5.AE.8B.E4.BB.A3.E3.81.AE.E9.85.8D.E6.B5.81.E3.81.A8.E9.85.8D.E8.BB.8D
注2)場所はいろんな説があるらしい。東京〜青森なら一関あたりが有力。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/30(金) 12:06:59.53 ID:zYP+K5bn0
× 絶対合わせない
○ 絶対会わせない

× 樹に縛り林沖に
○ 樹に縛り林沖を

× 高毬らを恨んでくれ。と言う
○ 高毬らを恨んでくれと言う。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/02(月) 23:49:51.97 ID:IYyfQdJ70
[Sina Premium] 新西游記 第1集
http://www.youtube.com/watch?v=kDXjwcs_ywM
33名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/03(火) 21:11:28.37 ID:ooau5Hjt0
林冲は文字化けすると思って林沖にしてたが
文字化けしないんだ。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/05(木) 19:41:28.08 ID:b9jm7R9P0
第十集 林冲棒で洪教頭を打ち負かす のあらすじ
林冲助けて貰ったにもかかわらず妻を心配するあまり魯智深に早く東京に帰れとくりかえす。魯智深まだ安心できないため
林冲の言葉には従わない。魯智深二人の役人をボカボカ殴りながら以後林冲に従うよう命令する。宿に泊まっても林冲やはり
早く東京に帰って妻を守ってくれと繰り返す。魯智深帰ろうとするが人を殺さば血を見るまで人を救わばとことんまでと言って戻
ってくる。ようやく滄州郊外に到着林冲詩(注1)を口ずさみ文武両道なところを垣間見せる。モデル出身の林冲とボディビルダ
ー出身の魯智深別れを惜しむ。魯智深は役人にお前達の頭とこの松の木とどちらが硬いかと聞いてから松の木を真っ二つに
して帰っていく。牢城営に着き牢に入った林冲は何時泣き叫ぶか賭けの対象にされる。牢役人の殺威棒を逃れるには十両い
ると言われる。実は林冲自分を殺そうとした護送役人にまた情けをかけ十両の金を与え、五両しか持っていない。あの護送
役人は知っていたはずと林冲臍を噛む。早速獄卒現れ林冲を脅す林冲五両渡すがやはりだめで恐ろしい黒牢に連れて行か
れ明日骨が見えるまで棒で殴られることになる。黒牢へ移動中小旋風柴進がやって来た。妻に生きて帰る約束をした林冲こ
のとき本気で生き延びる決断をする。獄卒らを倒して柴進の前に飛び出し詩か韻文(注2)を朗誦する。(注3)柴進、施耐庵ですね
などとは言わずに林冲の名を聞くとすぐに手を取り丁重に扱う。そして林沖は柴進に十両の金を借りる。柴進はもっと渡そうとす
るが林沖断る。そこへ柴進の武芸の師である洪教頭が現れる。洪教頭林沖に挨拶もしない。洪はただの配軍の目にあった囚人
を柴進は歓待するな、どうせ偽物だから試合をしようと言う。柴進も洪の態度に腹を立てているうえに洪が林冲の金をとりあげ林冲
重い腰を上げる。林沖は枷をはずさなくても良いと余裕を見せますます洪師範は腹を立てる。試合のあと林冲洪に驕ってるから負
けたんだよと言う。その後かっこよく傷はすぐ治るよと言う。よろよろと引き上げる洪に待てよと言って、さっき自分から取り上げ
た金を返せと言う。洪教頭の顔色が変わり・・・

注1)前臨駅路,後接溪村。数株桃柳绿陰濃・・・ という原作の第九回の中に出てくる滄州を描写した一節。
注2)これも原作の第九回の中に出てくる馬上の柴進を描写した一節、人人俊麗,个个英雄。数十匹駿馬嘶風・・・
注3)中国風の演出かと思ったが中国のネットで少し見た限り評判良くない。滑稽なうえ詩が場面にあってないという意見もあった。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/12(木) 19:14:53.26 ID:u8OVq4Sz0
第十一集 魯智深瓦罐寺を焼く のあらすじ
刀を持った洪教頭に圧倒的な実力差で林冲は勝ち洪の弟子達も相手にならない。最後に洪の喉元に棒を突きつ
け啖呵を切って、恥を忍んで借りた金都に帰った暁には家族団欒手柄を立てて必ず名誉挽回さあさあ金を返しや
がれ。林冲、柴進との別れ際鬱々と楽しまぬ柴進に今の世の孟嘗君信陵君を目指してくださいと言って、併せて
妻の事も頼む。林冲柴進に借りた金とコネの御蔭で殺威棒を逃れ金のありがたさを実感する。その頃魯智深滄州
赤松林瓦罐寺へやって来た。大きな寺だが荒れ果てて、呼べども誰も現れず中にずんずん入ってみれば三人の
僧がいた。魯智深は五台山から来た一日以上食べてないので食事がしたいと言う。ところが 我らは3日間何も食
べてない残念ながら食事も出せない。なおも問うと実は崔和尚と丘道人がこの寺にやって来てから暴れ放題みん
な逃げ残った自分達も死にそうだと言う。魯智深腹を立て二人の所へ行くが、二人は悪いのは三人の方ですよと
言う。魯智深ひっくり返して三人の僧に良くも騙したな、と言う。三人の僧あいつらは武器を持っていなかったので
時間稼ぎをしたんですよ、私達は食うや食わずでふらふらなのにと言う。そこへ二人組武器を持って来て魯智深を
挑発、闘いが始まるが二人組のコンビネーションが絶妙な上魯智深ずっと食べていないため、形勢不利となり魯
智深逃げ出す。逃げてきた森の中でこのまま飢え死にするのではないかと思っているとそこへ、縁起でもない坊主
かよ、と言って通りすぎる人。魯智深ガバッと起き上がりちょっと待てそこのクソバカ俺様は機嫌が悪いんだ身ぐ
るみ剥いで飯代にしてやる。打ち合う事しばし通りがかりが言う、ハゲ待てその声に覚えがある。魯智深言う、臆
したかおまえの爺ちゃんだ。また打ち合いの後ちょっと待ったハゲほんとに名前はなんだ声に覚えがある。魯智
深名乗ると相手は覆面を外して、兄貴史進ですよとニッコリ。魯智深気が抜ける。お互い要領よくあらすじの説明
をし軽く腹ごしらえをして史進と二人で寺に行き悪人退治。しかし時遅く寺にいた三人の僧は殺され女性も縊死。
魯智深自身を責める。史進魯智深に僧になったのは方便かと思ったが心もすっかり和尚のようだと言う魯智深
経(注)を唱えながら火葬をする。悪人の財宝を集め魯智深みんなに返すと言う。史進にも少し与え二人は別れ
る。一方林冲昔助けた小二と再会する。今は滄洲で夫婦で居酒屋をしていた。

注)衆生渡尽 方証菩提 地獄未空 誓不成佛(衆生が皆彼岸に渡リ尽くしてはじめて悟りを得る、地獄にいる人
がいなくならなければ誓って佛には成らない、という地蔵菩薩の誓願)
中国における地蔵信仰
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E8%94%B5%E8%8F%A9%E8%96%A9#.E4.B8.AD.E5.9B.BD.E3.81.AB.E3.81.8A.E3.81.91.E3.82.8B.E5.9C.B0.E8.94.B5.E4.BF.A1.E4.BB.B0
36名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 19:48:18.72 ID:DmDqbKkW0
第十二集 林教頭風雪の山神廟 のあらすじ
魯智深桃花山桃花庄の一軒の家に宿を求める。しかし家人は拒否しあまつさえグダグダ言うとふんじばるぞと
口走り魯智深が怒り始める。とそこへ主人の劉太公が現れ五台山のお坊さんですかどうぞと言われ中に入る。
今日はちょっとしたことがあるがと言いながら魯智深に食事を出してくれる。魯智深漫画のように豪快に食べた
後下がる主人に何か悩み事があるようですねと聞く。お坊さんには関わりないことですと答えると、私が原因な
らお布施も返しますと言うと。いえいえ実は娘が今日婿取りなんんです。それは目出度い。いえいえその婿が
山賊の頭目の一人で断れず困っています。それなら愚僧五台山でありがたい説法をならっおります、一つ今
晩説教して改心させましょう。おおこれは生き仏様でしたかありがたや、どうですもっと食事でも。いやいや飯
より酒の方を。どうぞどうぞ。さて夜中娘を避難させ、魯智深は娘の布団にくるまっている所へ山賊の周通が
やって来る。周通布団に手を入れ大きなお腹だなと言うと布団の中から大きいのは腹だけじゃない拳もだと言
ったとたん魯智深おもいっきり殴り飛ばし蹴りを入れる。逃げていく山賊たち。呆然とする劉太公たち、我に返
って話が違うこれでは家中皆殺しにされると言う。魯智深大丈夫私は元提轄の殺人犯 みんな返り討ちにして
やる。また呆然。やってきた兄貴分と打ち合うとまてその声に覚えがあると言われる。なんと李忠が山賊の頭
目だった。三人で劉太公の前に出て、またまた呆然。しかし魯智深の説得で山賊の入婿は取りやめとなる。
劉太公らはほっとする。その後三人で桃花山に飲み直しに行く。その頃林沖は李小二から東京から来た二人
組が刑務所所長や看守らに金を渡し何やら話し込んでいたと聞かされる。高毬の名も出たところから陸謙一
味らしい。林沖短刀を身につけ用心にこれ努める。(注)そのころ桃花山の李忠らは通行人を襲って魯智深に
金を渡すと言って出かける。魯智深自分等の金は出さずに追い剥ぎして贈るとは片腹痛い、相変わらずけち
臭い奴だと銀の食器を潰して懐に入れ李忠が帰ってくる前に去っていく。 林冲はというと陸謙らの襲撃もなく
拍子抜けしていると。所長に呼び出され軍の飼料置き場に配置換えされる。小金も入る条件の良い所、陸謙
が現れたというのは間違いだったのか?夜あまりの寒さに目が覚める。

注)原作では怒った林冲は刃物を持って陸謙がいないかあたりを捜す。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 19:51:51.03 ID:DmDqbKkW0
× 説法をならっおります
○ 説法をならっております
38名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/26(木) 12:33:00.18 ID:3eUVZRXL0
第十三集 逼(せま)られて梁山に上(のぼ)る のあらすじ
朝か昼か夕方あまりの寒さに目が覚めた林冲前任者の瓢箪を持って酒を買いに行く。帰って来ると小屋が雪の
重みで半壊、しかたなく近くの山神廟へ避難してようやく寝る。暫くして何かの物音で目が覚める。どうやら何か
が燃えている音のようだ。急いで外に出ようとしたその時話し声が聞こえる。いやあ今回の件は所長と看守長
の御蔭で成功しました。出世は請け合いますよ。林冲の義父の張教頭が高毬閣下の言うことを聞かないもんだ
から、ご子息が伏せってしまわれた。今回林冲の小屋の周りの飼料用牧草に火をつけて確実に林冲を殺したは
ず。もし逃げたととしても火を出したとなると死罪は免れないはず。林冲の骨でも拾って帰れば閣下もご子息も大
喜び。ここまで聞いた林冲入り口の戸を止めていた岩を蹴る。所長に直撃して所長は吹っ飛ぶ。茫然とする陸
謙等の前に林冲槍を片手に雪を踏みしめ、サークッサークッアッサークサークサークサークッ。約十分間の殺陣
の後悪人の死体を廟の山神の前に並べ天佑神助のお礼を言う。(注)都へ帰って妻と会う望みが消えた林冲は
雪の中牢城営から逃げる。ある荘園の作業小屋にたどり着き暖を取るが些細なことでもめ、酒をくらって雪の中
に倒れる。気がつくと林冲縛られている。先程もめた相手に殴られ林冲が抵抗している時現れた荘園主はなんと
柴進だった。柴進に事情を説明していると報告で林冲は凶悪犯として厳重手配となっていると分かる。林冲累が
柴進に及ぶことを怕れ立ち去ろうとする。柴進考えて、林冲が身を寄せるのに良い場所ががあるという。それこ
そ山東済州管轄の水郷梁山泊だった。そこの緑林の徒王倫らと柴進は深交があり、紹介状を書いて林冲に渡す
。林冲梁山泊の麓の酒屋に入る。主は朱貴、店にやって来る客を梁山泊に引き入れたりしびれ薬で金品を奪った
り或いは殺したり或いは右から左に受け流したりしている。やって来た林冲が梁山泊への途を聞いたためしびれ
薬は飲まさず腕を試した後山塞に案内する。王倫らに会ってみた林冲は彼らが武芸の腕もないので自分を恐れ
て行き場所のない自分を山塞から追いだそうとするのではと危惧していると案の定・・・。

注)原作では三人の首を供える。ここでいう原作は百二十回本web上にたくさんあるが
繁体字は漢川草廬-中國古典小說-水滸傳目錄
ttp://www.sidneyluo.net/e/e2/e02.htm
簡体字は水浒传小说在线阅读
http://www.purepen.com/shz/
などを指す。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/03(木) 12:22:17.85 ID:HgAY+4Zj0
第十四集 楊志刀を売る のあらすじ
林冲が仲間に加わることに反対しているのは頭領の王倫だった。杜遷、宋万、朱貴が説得するが、王倫は「こ
の男は何を考えているかわからんぞ。我々を捕まえてお上に突き出し罪を免れる考えかも」等と小さいことを言
う。(注1)結局林冲が投名状を提出することで入山を認めることになった。投名状とは人の首、林冲は無辜の
人を殺すのを渋ったが王倫は3日以内を条件にする。寒い中狼の遠吠えを聞いたり、場所を変えたりしながら
ひたすら待つ林冲。疲れて帰ってきた林冲に王倫がささやく、「明日も手ぶらならもう山塞に帰ってこなくていい
よ」。文武両道で史書にも明るい林冲人材を愛する歴史上の英雄たちと王倫を比較して心中の虚しさ情けなさ
如何許りかと、べんべんべん。やっと来た一般人の通行人に手を出さなかった林冲、こうなったら人を殺さなく
ても金品を奪っていけば喜ばれるかなどと思っていると手頃な旅人が来る。林冲打ちかかるが相手も相当な使
い手、闘いが長引いていると王倫がかっこよく止めに入る。相手は楊業(注2)の子孫楊志だった。楊志は皇帝
に献上する花石綱を運搬中黄河に落としてしまったが恩赦を受けて都に帰るところだった。山塞に招かれて酒
を飲む。林冲楊志を仲間に引き入れ自分を牽制する役回りで皆を安心させて自分も入山しようと楊志を誘う。
しかし楊志は親族もいるしまだまだ奉公の意志があり断る。(注3)東京に着いた楊志は高毬と面会し復職を請
うがけんもほろろに断られる。困った楊志は先祖伝来の刀を売ろうとしたがそこへ地元のゴロツキの牛二が現
れる。「刀が高い」と言われ楊志は第一に金属が切れる。第二に髪の毛を吹いただけで切れる。第三に人を切
っても血がつかない。と説明している時誤って牛二を殺してしまう。街の嫌われ者だったため庇う証言者もあり
大名府への配流となる。大名府の梁中書は楊志の腕が立つのに目をつけ東京の舅蔡京へ贈る生辰綱の護衛
役にと考える。とりあえず軍に入れて役職を与えようとするが軍人達の反発を恐れ武芸の腕を競わせその上で
採用しようと考える。楊志御前試合で副牌軍の周謹とまず槍で試合をする。周謹配軍の分際でと罵る。本物の
槍は命のやり取りになるので槍の穂先に白粉をつけ戦う。楊志の圧勝。次に周謹の得意な弓の勝負、これも
楊志の圧勝。その時正牌軍の索超(楊志と同じ百八星)が出てきて軍人の名誉を守ろうとする。両者打ち合お
うとしたところで止められ。(注4)二人共提督使に任命される。夜楊志は梁中書夫妻の前で生辰綱の護衛役を
するよう迫らられる。

注1)「」を使い始めたのは、SETTING.TXTで板の設定がわかり、この板ならBBS_MESSAGE_COUNT=4096
つまり約2048字書けるとわかり字数の計算ができるようになったため。
注2) 楊業 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%8A%E6%A5%AD
注3)原作ではその後林冲梁山泊の仲間に加えられる。
注4)原作では50合ほど打ち合う。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/10(木) 12:30:49.94 ID:imQGRUe10
第十五集 智によって生辰綱を取る のあらすじ
(今回は楊志の財宝運搬チームと晁蓋の強奪チームのシーンが交互に描かれ黄泥崗で両者が対面する。)
楊志に対して梁中書が言う。「世間では不義の金と言われている生辰綱を運搬したりすれば天下の豪傑達の笑
いものになると思って引き受けるのを渋っているんだろう。」と図星をつく。梁中書の妻には「刀を買い戻して
もらった恩を忘れたか」と言われる。楊志任を全うした暁には辺地に行って命懸けの戦闘で国家にご奉公でき
るよう手配してもらうことを条件に引き受ける。生辰綱の準備ができてお披露目の日、楊志はいきなり断る。怒
った梁中書に、こんな派手ではかえって狙われ前回と同じく奪われる結果になる、商人の一行に偽装させてく
れるよう頼む。また夫人の親族も自分の命令に従うよう頼みやっと出発となる。一方晁蓋側白勝が生辰綱が出
発したこと楊志が率いること等を晁蓋に報告する。晁蓋手配をする。楊志一行8月の乾いた砂の上をひたすら
歩く、楊志の任務を最優先にして人への配慮があまりない様子が描かれる。また晁蓋側の様子。白勝大仕事の
前にもかかわらず博打に熱中する情景、そして負けが込んだ白勝任務で使う酒を借金のかたに取られてしまう。
そのうえはずみで晁蓋が兄貴分だと言う。直後晁蓋やその他の兄弟はもめている白勝の横を通って宿に入る。
楊志一行の方は宿でも楊志が怒鳴っている。また晁蓋側、白勝夜酒を取り返しに盗みに入る。あっという間に
見つかり宿は大騒ぎ。白勝晁蓋の見ているのに気づき酒を返してくれと大声で訴える。晁蓋達今回の計画での
酒の重要性から慌てる。呉用が機転を利かして「うるさくて休めやしないほら立て替えてやる」と言って金を出し
酒を取り戻す。部屋にひきあげた晁蓋たち、赤髪鬼劉唐(注1)が白勝で大丈夫かと呉用に聞く。呉用は楊志は
腕が立ち用心深いので白勝のようなキャラのほうが油断させやすいと言う。決行当日よく晴れる。楊志は相変
わらずみんなを鞭打って手荒く扱いながら黄泥崗に差し掛かる。楊志はここが盗賊の出没する場所と知ってい
るが、みんなは耐え切れず木陰で休む。今までの不満が爆発して楊志が進むよう言っても聞かない。(注2)
ゆっくりと因果の歯車が回り始める。そこへ晁蓋たち棗売りに化けて現れる。楊志見咎めるが何とかごまかし
同じく木陰で休む。そこへ白勝が歌を歌いながら(注3)現れる。楊志一行酒(現代ならビールか)を買って飲も
うとするが楊志しびれ薬が入っていたらどうすると怒って飲ませない。

注1)劉唐役の寇占文は北京武術隊出身http://www.youtube.com/watch?v=xnbfeTWP8Lo
注2)水滸伝では楊志は不遇な境遇として描かれるが、人格も原作同様ドラマでもあまり円満には描かれない。
注3)赤日炎炎似火燒,野田禾稻半枯焦。農夫心內如湯煮,公子王孫把扇搖。原作どおりの歌詞。
41名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/10(木) 19:29:58.27 ID:l1ouGO3y0
GWに台湾行ったらやってたから毎日見てたけど西門慶イケメンだったわw
孫二娘っぽいおばちゃんも怖かった
42名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/17(木) 01:48:25.10 ID:tsNFdKUN0
>>27
中学生が殺しあうバトロワやアニメが放送される国なのに
これがダメなんてどんな理屈だよ

韓国ドラマよりずっと面白そうなのに
43名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/17(木) 20:04:13.74 ID:ZswTtplf0
第十六集 宋公明私(ひそ)かに晁天王を放つ のあらすじ
楊志は棗売りや酒売りがグルになって財宝を狙っているのではないかと疑っていた。そこで白勝を本気で脅し
てみたところ、とても強盗や豪傑のように胆が座っているような反応ではなかったので疑いもほとんど消えて
しまった。しかし楊志が脅したせいで生辰綱を運搬している兵たちが酒を買おうとしても白勝はへそを曲げて
頑として売らない。そこで呉用らが扮した棗売の商人の出番。「俺達は楊志らとは違うんだから売ってくれ」
と楊志一行の前で説き伏せ思う存分酒を飲む。呉用たち一樽飲み干した後こっそりもう一樽飲もうとしたため
白勝慌ててひさごを叩き落す。実はこのひさごの中に薬を入れて酒の中に混ぜたのだった。楊志たちは棗商人
達が存分に酒を飲んでも大丈夫なのを見て安心する、そして残りの一樽を飲んでしびれて動けなくなる、とい
う作戦だった。楊志一行晁蓋チームの計略に引っ掛かり、安心して再び白勝に酒を売ってくれと頼む。呉用た
ちの口添えもあり白勝渋々(内心は快哉)楊志一行に酒を売る。楊志も最後にやっと飲み一行は次々倒れる。
後は晁蓋チームテキパキと棗と財宝を積み替え去っていく。しかしここでトラブル発生。白勝が目を開けて気
絶している一行の一人を自分を見ていると勘違いして殺してしまう。呉用と劉唐白勝を引っ張て引き上げてい
くが、途中呉用たち白勝が今回の義挙をただの強盗殺人の行為にしてしまったと怒る。白勝を殺そうとしてい
ると晁蓋止めに入る。呉用白勝に以後博奕をせずに三百里遠くで身を潜めるよう言いつける。晁蓋、呉用と公
孫勝にあんな軍人皆殺しにして焼き尽くしても良かったんだと言い放つ。呉用ら晁蓋に仁の欠けていることを
知りドラマは晁蓋の後の運命を暗示する。一方楊志側夜になってようやく薬の効果が切れてきて、皆が楊志の
言う事を聞いていればよかったと後悔している。しかし楊志がまだ倒れているのをいい事にすべてを楊志のせ
いにすることにして去っていく。楊志を殺そうとした者もいたが楊志が少し動いたので逃げていく。後日楊志
自殺しようとするが公孫勝に止められ「天公造物各為其用、一切皆有因縁、(注)ですよ死んで花実が咲くものか」
と言われ思いとどまる。済州府では知府が十日以内に犯人が捕まらなければ蔡太師に首にされる。そうなる前
に知府は担当の何涛の顔に行き場所を開けて刺青を入れ犯人を見つけなければ自分が首にされる前に何涛を
配軍にすると滅茶苦茶をする。刺青を入れられ何涛が腐っていると晁蓋らを泊めた宿の主人が耳寄りな話を持
ってくる。すぐに白勝を捕縛、首実検で犯人と断定、そして自白。何涛はすぐに鄆城県にとび晁蓋らを捕まえ
る公文書を極秘裏に知県に見せ協力を仰ごうとする。しかしたまたま宋江が応対したため宋江は何涛を待たせ
秘かに晁蓋に知らせる。

注)天公の造物はおのおの其の用を為す、一切皆因縁有り。と読むか?基督教と仏教が合わさったような?
44名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/18(金) 12:32:56.53 ID:kPHeBLe+0
× 胆が座って
○ 肝(きも)が据わる
45名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/19(土) 15:49:11.70 ID:XAeNwHeQ0
なんでわけのわからんアレンジが入るんだろうな、今回のドラマ
46名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/19(土) 15:50:20.84 ID:Xuk4gYOL0
なんで盧俊義と林冲と史文恭が兄弟弟子なんだろう
47名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/19(土) 18:52:02.81 ID:XAeNwHeQ0
>>46
なんかの民間伝承にあるらしい
48名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/24(木) 12:47:42.34 ID:YaGYyxIs0
第十七集 王倫を火併(注1)
鄆城県知事に何涛を取り次いだ宋江は、昼間捕縛に行くより夜のほうが良いと知事に助言して晁蓋のため時間
稼ぎをする。その頃晁蓋等は使用人らを全員逃し梁山泊に逃げ込むことにし、呉用と劉唐が先に出発し後で晁
蓋と公孫勝を迎えに来る算段を立てる。そして晁蓋は屋敷を燃やすことを決断逡巡することなく実行、リーダ
ーに相応しい果断な性格を見せる。直後に捕方が押し寄せる。屋敷が燃えているのを見て、何涛は朱仝と雷横
に村の出口を固めるよう頼む。朱仝が晁蓋らと遭遇したが宋江の言いつけ通り晁蓋を逃がす。怒る府知事に何
涛は阮三兄弟のいる石碣村に賊がいるはずと言って宋江と一緒に捕まえに行く。しかし阮兄弟の家は既にもぬ
けの殻そこで舟での捜索。突然阮兄弟の一人の歌声が聞こえる。「魚は水滸を恐れないおかげで農と縁は無し。
貪官汚吏を皆殺し、皇帝陛下に忠誠だ。」捕方が舟を近づけると湖に飛び込み消える。続いてまた別の阮兄弟
が現れ歌うというより怒鳴る。「生まれも育ちも石碣村、性は是れ元来殺人を好む。何涛巡検の首を切り、お
まけに府知事の首を切る。」(注2)また飛び込み逃げるが、今度は水中から皆で攻撃、兵士は皆水死、何涛
は耳を削がれ宋江だけ無事だった。その頃林冲黄泥崗でトリュフではなく棗を掘り出し生辰綱を奪った豪傑た
ちと小人王倫の下にいる自分を比較し落ち込んでいる。梁山泊にやって来た晁蓋達、呉用は早くも山塞の情勢
分析をして王倫だけどうしようもないがその他はそれほどでもない林冲は我々の味方だ、暫く素知らぬふりを
して様子を見ようと言う。とそこへ林冲がやって来て王倫の言葉は信用できない詳しくはまた後でと言って去
る。林冲が自室にいると柴進の使いが来て東京の妻の消息は不明と告げる。落ち込む林冲。夜林冲晁蓋を訪ね
る。身の上話の後王倫が他人の才を嫉妬し追い落されるのを恐れ、官軍を恐れていることを言って明日宴会で
王倫が晁蓋たちを追い払うようなことを言えば自分が行動を起こすと言う。呉用あくまで知らぬふりを貫いた
が、林冲が帰ったあと明日何か起こったときは自分が髭を撫でるのを合図に行動することを決める。翌日宴も
たけなわの時王倫林冲の時と同様金を出しここは狭いし食糧も少ないと他所へ行く事を勧める。晁蓋金を突き
返し出て行こうとすると林冲が行動をおこし呉用が止めるふりをした後髭を撫で一斉に王倫と林冲以外の動き
を封じる。そして粛清。能力もなく性格も悪いのに英雄豪傑を気取ろうとした凡人は(注3)背中から串刺し
にされて殺され朱貴たちはすぐに投降する。視聴者は梁山泊が遊びではないのを実感する。

注1)火併は仲間どうしで相争い殺しあったりすること。web辞書では指同伙自相残杀、并吞と説明があり
用例に水滸伝のこのシーンの文章が出てくる。今日林教頭必然有火併王倫之意  ー水滸伝第十九回
火は伙と同音仲間の意味。并は併吞の併。
注2)歌詞は二つとも原作と微妙に違う。
注3)特定の個人とは一切関係ありません。
49名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/24(木) 20:54:21.94 ID:AHJkvZdj0
火并は并火とも書き同伙拼杀の意。
并は拚、拼、併などか?
50名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/31(木) 12:49:16.29 ID:3ettzmVR0
第十八集 宋江閻婆借を収め取る のあらすじ
(今回はアクションシーンもなく地味なシーンが続く。大まかなあらすじとしては恩人の宋江と強引に夫婦に
なろうとする娘、なったはずだが宋江は義兄妹扱いで不満をもつ)王倫の血が流れでて血溜まりができる中朱
貴ら旧幹部はすぐに投降、呉用は林冲に山塞の頭領になるよう要請。しかし林冲肯んぜず。そんなつもりで王
倫を火併したのではない晁蓋こそ頭領に相応しいと固辞する。すかさず呉用晁蓋に頭領になるよう要請他の幹
部も一斉に要請、晁蓋溜息をつくがここまでに描かれた彼の性格からだと決断は速いはずと視聴者は思う。一
方鄆城県役所宋江デスクで晁蓋たちの今後を心配している。そこへ新任の張文遠が来たので晁蓋ら梁山泊対策
の公文書の作成を言いつける。そして他所から引っ越してきてお金が底をついて困っているそうだから給料日
までこれでしのぎなさいと金を渡し及時雨の評判どうりと感激される。帰宅途中呼び止められる宋江。以前頼
ってきた人が見つからず探していた途中夫が死んだ閻という女性と一人娘がいた。宋江が葬儀費用を出し埋葬
させたが閻にそのお礼を言われる。言われて回想して思い出す宋江。閻が言うことには、その後娘はここの瓦
舎(劇場街、繁華街)で歌を歌って稼いでいる。客がしょぼくて金を使わず下品な歌ばかり要求するが娘は頑
として歌わない、そして何かを待ち焦がれていると言う。宋江「では盛り上げ役に覗いてみるか」と言って行
く。宋が来て娘は嬉しそうな顔をするが、「客が聞きたいからと言って私が何でも歌うと思ったら大間違いよ
女の子」と興行主に言って舞台を下りて宋江の前を通って去る。閻婆恐縮して宋江にお詫びとお礼にちょっと
寄ってくれと頼む。立ち寄ったはいいが娘の閻惜嬌は立ったままで何の構いもしない宋江帰ろうとすると娘「
待ってください今から食事を作ります」。宋江振り返ると鮮やかな服に着替えた娘。宋江此所に停まりて此の
女の作りたる飯を食す。宋江が帰ったあと母は娘に「まさか大それたこと考えているんじゃないだろうねあの
人は及時雨と言われる有名人だから諦めな」と言う。しかし娘は「さっき着替えたらじっと見ていた」(だか
ら気がある)と言い返す。母は「そんなに真剣なら明日聞いてみよう」と言う。娘「妾でも良い」と言う。後
日宋江の所に仲人役が来ていい話があるんだがというが宋江妻の死後三年娶らずと決めていると何を言っても
断る。意志の固い姿で後の梁山泊頭領の片鱗を見せる。閻婆と仲人役二人でテーブルで話す(味のある顔で画
になる二人)。「あんな頑固な人見たことない」と報告すると娘はどうしてももう一度話してくれと強い決意
。「例え嫌われても私を殺したりはしないだろう」と意味深な台詞。翌日強引に連れて来られた宋江諦めるな
らと入って行くと店の客がおめでとうと口々に言う。どうやら二人の仲を言いふらして既成事実を作る気のよ
う。部屋に入ると娘がいる帰ろうとすると「衆目の中入って出ていけば私が恥をかくそれでもいいのか」「お
っさんよりいいひとがいるよ」「お金じゃないあなたが好き。それでも出ていくなら一曲聞いてから。」曲を
聞く宋江。結局宋江娘の世間体を思いやって朱仝、雷横の用意した新居に娘と二人で行く。途中知事までやっ
て来る。新居で喜ぶ母娘だが宋江が朱仝と雷横を証人にして義兄妹の関係にしてくれるよう頼む。娘不満だが
あとからなんとでもなると考え承諾。夜宋江を泥酔させて寝かせるが志操堅固な宋江妻の三年の喪を守る。娘
は買い物をねだって気を紛らわすが不満がたまる。
51名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/31(木) 18:13:53.96 ID:xob3hkYH0
ググっても張遼の方しか出てこない張文遠来ましたね
52名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/01(金) 06:41:32.53 ID:vzl8w1n2O
林沖  →悪人高毬にはめられ配流先で殺し屋を返り討ちにして指名手配
魯智深 →人助けで強敵を殴り殺し指名手配
晁蓋  →不正な金を奪って人々に配り指名手配
楊志  →しびれ薬を飲まされて大金を奪われ無実の罪を着せられ指名手配
宋江  →愛人ともみ合いになり(笑)誤って(笑)殺害怖くなって逃亡(笑)して指名手配 
53名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/01(金) 13:10:36.99 ID:S3Ogt6PM0
楊志が殺人事件起こしたのはガチだべ
54名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/03(日) 09:44:11.25 ID:VyybMaZq0
北方厨が持ち上げてるけど、原典楊志は絶対性格悪いと思う
無実の罪着せられたのも人足こき使いまくって反感買ったからだし
高Qに復職蹴られた件も完全に逆怨み
55名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/06(水) 21:34:47.69 ID:oKi4cXRU0
第十九集 張文遠の情は烏龍院に陥る 
朝起きて母に不満を訴える。「あの人は英雄豪傑を気取って結局指一本私に触れなかった」階下から声がする。
「宋押司がいらっしゃったよ」この時点では閻惜嬌はまだ嬉しそうな顔をして宋江を出迎えに階下へ駆け下りて
くる。んが宋江は朱仝と雷横を引き連れて帰宅。十代と思われる閻惜嬌は(注1)、またあのおっさんかよと不愉
快な顔をして二階へ上がろうとする、宋江「待てよ彼らがお祝いを持ってきてクレた( ゚д゚)さあ飲むぞ」閻惜嬌不
承不承付き合って世話をしたり飲んだり。後からやって来た張文遠、閻惜嬌を一目見てその美しさに(たぶん)驚
いた顔をする。閻惜嬌この時は張文遠の無礼な態度に腹を立て二階へ上がる。(注2) 別の日閻惜嬌門から外
を眺め宋江を待っている。母「もう旦那様がいるんだからじろじろ街頭を眺めるもんじゃないよ」娘「あの人はもう
何日もやって来ない、私に興味がない。一日中義兄弟との付き合いばかり。」母「そんな事はないよ。一曲弾い
たり、囲碁を打っててみたり何とか気に入られるように・・・。」この段階では娘はまだ宋江に気に入られようとし
ている。役所では宋江の所へ朱仝がやって来てこんな仕事張文遠らにやらせればいいのにと言う。宋江公文
書を見れば晁蓋らの情報収集にもなると言う。朱仝の話ではどうやら晁蓋らは梁山泊に逃げ込んだようだ。朱
仝と宋江喜ぶ。宋江久しぶりに烏龍院に帰る。閻惜嬌喜ぶが宋江閻惜嬌のすることなす事すべてを拒否する。
娘絶望的な表情をするが宋江のおっさん常に沈着冷静決して感情的にならない。翌朝閻惜嬌前と同じように門
から外を眺めているが今度は宋江を待っているようではなくちょっと様子が違う。母「また外を見てる、みっとも
ない」娘「物音もしない二階では息が詰まる」母「曲や囲碁の練習でもしなさい。いい家に着るもの食べ物みんな
羨ましがってるよ」娘「家よりもお金よりも人が恋しい」母「何バカなこと言ってんの」と外出する。娘門を閉めよう
として探していた人物を発見する。数日来やって来る張文遠がこちらを窺っている。どうやら閻惜嬌に一目惚れ
したようだ。娘何度もあちこちから覗いて確認する。嬉しそう。やがて張文遠を中に入れる。「あたしが誰だか知
っているのか」「宋押司の義兄妹いやお妾さんですはい」「こっそり私を覗いていてただですむと思っているのか
」初日は結局張逃げ帰る。その夜イライラする娘。母は宋江さんの御恩に感謝してわがままをするなと言う。そ
の上張文遠と話していたところを近所の人に見られていた。娘はどうせ宋江はなんにも言わないに決まってい
ると何かを決心したよう。翌日張文遠宋江の遣いで荷物を持ってくる。帰ろうとすると娘は宋江に覗いているこ
とを言いつけると言って一緒に食事酒を飲む。張文遠だんだん大胆になるが結局閻惜嬌が二階へ誘う。娘は
次から人がいない時の目印を決める。役所の宋江の所。張文遠借りたかねを返す。そこへ朱仝がやってきて
聞きこんだ話があると気の毒そうに切り出す。  

注1)閻惜嬌役の熊乃瑾をググると整形の話題がいっぱい。
http://www.baidu.com/s?ie=utf-8&bs=%E7%86%8A%E4%B9%83%E7%91%BE+%E6%95%B4%E5%AE%B9&f=8&rsv_bp=1&wd=%E7%86%8A%E4%B9%83%E7%91%BE%E6%95%B4%E5%AE%B9
注2)原作では這婆惜是個酒色娼妓,一見張三,心裡便喜,倒有意看上他。と娘は悪役だがドラマでは少し複
雑にしてある。
56名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/13(水) 22:53:19.56 ID:vYJfwIFj0
第二十集 楼に坐して惜を殺す
朱仝が閻惜嬌と若い男の噂を宋江に話す。しかしまだ宋江信じない。閻惜嬌は若くて派手に見えるから近所の
人に悪口を言われているんだろう、などと言っている。宋江さっそく手土産をぶら下げ久しぶりに閻惜嬌の所を
訪ねる。閻惜嬌の母は娘に説教しているが娘は無視。母、家の前で娘を覗いていた男と口論になる、男は娘が
若い男を引き込んでいると喚く。宋江隠れてそれを聞く。宋江烏龍院に入ろうとして娘が噂どおりの赤い目印を
飾っているのを見かけ、外で立ったまま見張る。やがて宋江の部下の張文遠現れる。宋江手土産を捨てて去
る。夜張文遠ニコニコしながら出てきたところを、朱仝と雷横に拉致監禁暴行される。張文遠すべてを話し以後
は閻惜嬌に近づかない。朱仝は宋江に伺いを立て張文遠の命だけは助ける。宋江、もともと好きで一緒になっ
たわけじゃなしもう訪問しなけりゃすむことだ、などと思いながら歩いていると、どこかで見た顔の男が歩いてい
る。思わず後を追う宋江。やがて男の方から宋江の名を呼んで話しかける。男は晁蓋一味の赤髪鬼劉唐だっ
た。劉唐宋江のおかげで無事に梁山泊に逃げこめたお礼を言う。晁蓋からの手紙。金を渡し、梁山泊へ来るよ
う誘う。宋江手紙を受け取り、金は返し、梁山泊への誘いも断る。劉唐と別れ歩いていると、閻婆につかまり熱
心に家に来るよう言われ、宋江これが運命の別れ道とも知らず、行く事に同意する。閻婆娘に宋江の様子が普
段と違う、噂で気づいてるかもしれないと言うが、娘知ったからどうだというんだと開き直り宋江に会いに降りて
いく。それから食事を終えて夜になったところ宋江張文遠の話しをちらつかせ閻惜嬌が爆発して口喧嘩。宋江「
衣食住揃っているのに何が不満だ。その上醜聞を起こしてみんなから後ろ指さされて。いい迷惑だ。」閻惜嬌「
物質が目的で一緒になったんではない。あなたはいろんな人を慈愛深く助ける。私達親子もかつて助けてもら
いそのためあなたを好きになったのに。私には見向きもしない。」宋江「私を困らせるために張文遠を誘ったの
か?」閻惜嬌「そう(涙)」宋江「君の言うことにも一理ある。張文遠と一緒になりなさい。」閻惜嬌「もうわたしは
必要ない?」宋江「必要ない」閻惜嬌「じゃあ母が渡した書類を返して、この家を私にくれること。正式な離縁状
を書くこと。(しくしく)」宋江「よし」書類をしたためかっこ良く去っていく宋江。がしかし晁蓋からの手紙を忘れた
ことに気付いて急いで引き返す。もし梁山泊と通じていることが公になれば九族皆殺しとなる。アムネスティも
フランス人権宣言もない時代嬲り殺しになる。(注1)そしてその頃閻惜嬌は手紙を見つけていた・・・。(注2) 

注1) http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1162492707/
注2) 原作では閻は単純な悪女に描かれ、宋江はドラマのように思わず殺したのではなくかっとして殺意を持
って殺している。宋江怕他不死,再復一刀,那顆頭,伶伶仃仃,落在枕頭上。(宋江は女が生き返るのを恐れ
再び刀を振るい、女の頭はころりと枕元に落ちた)
57名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/20(水) 23:15:19.01 ID:IVpItvfp0
第二十一集 智によって二龍山を取る
閻惜嬌の母は証拠の品、宋江の小刀を持って泣いて訴え出る。宋江を捜すが役所に不在。更に事情を聴くと娘
は浮気をしておりその為宋江と口論になり刺し殺されたと言う。相手は誰かと聞くと張文遠だと暴露する。朱仝
と雷横宋江を捕まえに行く。その頃宋江実家に帰っていた。弟は人を殺したと言う兄に驚愕する。宋江は父に
「私は親不孝ものです」と詫びる。父落ち着いた様子で「その話しなら以前しただろう。何かあることを予測して
親子の関係を断つ書類まで残していったお前がいったい何を慌てている。」宋江「人を殺しました」父「今日来た
のは逃げるためか」宋江「半生を役人として法を執行する立場ですごしました逃げたりしません」父「なぜ来た」
宋江「最後にひと目父親の顔を見に来ました」父「自首してくれ。そうすれば牢に会いにもいける。まさか死ぬ
気じゃないだろうね」その時朱仝と雷横宋江を捕えにやって来る。しかし彼らは宋江を本気で捕まえる気はない
。父の言葉に従い自首するつもりで現れた宋江をまるで見えないかのようにあちこち捜索する二人。手ぶらで
帰ろうとする二人を呼び止める宋江。二人は慌てて死罪になるかもしれませんよと言う。宋江「首は落ちても良
心は安らかだ」(注)判決は情状を酌量されて(当然晁蓋の手紙の件は誰も知らない)棒たたき二十回、入れ
墨をいれて江州に流罪。話は変わって魯智深は林冲を尋ねて滄州へと再び来ていた。実は魯智深は林冲への
手紙を預かっていた。林冲に東京から来た刺客のことを教えた酒屋の主人と偶然にも話し込む。主人林冲の消
息を話す。主人は林冲が梁山泊に入ったことまでは知らない様子だったが、魯智深とりあえず林冲が無事だと
わかりいつかは会えると安心する。また場面は変わり、楊志旅の途中、雨に打たれ路費は底を尽き知り合いも
いない。街道沿いの森の中に酒旗の風ええいままよと入っていく楊志。酒餅肉等思いきりよく頼む。それじゃあ
つけといてくれ帰りに払うと言って去ろうとして、立ち回りが始まる。食い逃げ名を名乗れと挑発されて楊志「大
丈夫行不更名坐不改姓青面獣楊志」(豪傑は行いに名を更えず座して姓を改めず青面獣楊志だ)と名乗る。と
相手は楊志を知っていた。なんと林冲の弟子曹正と名乗った。場所を変えて話し込む二人。林冲の話の後楊志
の見の振り方の話しになり、曹正一つの提案をする。近くに二龍山というところがあり近頃坊主くずれの金眼虎
のケ龍が山賊をしている。そこを乗っ取っって住処にするという提案だった。翌朝二人出かけようとして気が立っ
ている時に魯智深現れる。アクションシーンのあと名乗りあう。身の上話の後林冲と同じく緑林の徒になる相談
をする。魯智深なぜか酒をやめている。二龍山の話しになり魯智深が二龍山にいたが頭領のケ龍が狭量で叩き
のめしたため門を閉して籠ってしまったと言う。そこで曹正一計を案じる。 

注)原作では朱仝と雷横は二度捜索二度目に地下に潜む宋江を見逃す。地下に隠れる理由を作者は為官容易,
做吏最難と言って、高官はカネとコネでなんでもできるが小役人の場合は一族みんなひどい目に遭うためとして
いる。その後逃亡生活を送った後、恩赦があって軽い罪が確実だからという父のすすめで自首している。 
58名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/27(水) 22:15:24.61 ID:vnOqXMpB0
第二十二集 武松虎を打つ
前回の最後、楊志と曹正は魯智深を捕まえ縛り上げたふりをし二龍山の山賊に突き出すそしていきなり三人で
暴れ出す。三人はあっという間に山を制圧して新たな支配体制を布く。さて今集の冒頭はまた場面は変わり宋江
が実家に帰って旅立ちの準備をしている。父「来ていたのか、何故言わない。」宋江「寝ているので起こしては不
可ないと思いました」父「どこへ行く」弟「軍で労役につくと志願したそうです」宋江「殺人、火災の罪はあります」
父「知事はじめみんなに罪を軽くしてもらい出発はいつでもよいし役人もつかないのに」宋江「罰を免れたのは鄆
城県に広まった私の虚名の故。これに甘えてどうして世間に一人立つことができるでしょう。たとえ強制されなく
ても自分から行きます。」 出発した宋江と弟の宋清途中現代の孟嘗君と名高い滄洲の柴進の所へ立ち寄るこ
とにする。 柴進と話しながら門をくぐる時男の足に宋江つまずく。男は自分も客人なのに馬鹿にするなと怒る。
柴進がこの方は押司だというと何が押司だ自分が認める押司は鄆城県の宋江唯一人と言うと、柴進この方が宋
江その人ですと紹介する。男は感動して名乗る。清河県の武松人は武二郎と呼ぶ。酒の上の喧嘩で殴り殺した
と思って柴進の処に逃げこんできていた。男が実は死んでいなかったとわかったがあいにくマラリアにかかりま
だ帰れないと言う。宋江と武松柴進の屋敷にいる間に義兄弟となる。武松の病気も良くなり宋江と一緒に出発す
る。宋江柴進から貰った金をすべて武松に渡し二人は別れる。(注1)武松は陽穀県景陽岡にやってきた。麓に酒
屋発見、幟のような旗があり、「好酒百老泉」「三碗不過崗」とある。看板のような板には「聞酒三分酔、開壜十里
香」とある。武松早速入りたった一人のラッパー店員に酒を頼むどうも主人のよう。牛肉を肴に三杯目を飲もうと
すると酒屋は三碗不過崗の幟を指さし武松に酒を注がない。酒屋はこの酒を三碗飲むと誰でもこの岡を越えら
れなくなるほど酔いつぶれるからだと言う。武松金は出すぞと口論になり結局大きな碗で計十八杯飲む。さすが
に酔いが回ってきた武松金を払って岡に向かって歩き始める。慌てて止める酒屋、武松金は払っとぞと怒る。酒
屋は休んでいけこの岡には虎が出て人を食う一人ではだめだと言い出す。武松腹を立てどうせ客を泊まらせる
ための口実だろう夜中に金でも取る気か?とラッパー酒屋を突き飛ばす。酒屋腹を立て勝手にしろと言う。武松
岡を登る途中虎注意の貼紙をみてあいつの仕業だなと笑い飛ばす。しかしもう少し登ると今度は官の正式な告
示文が貼ってある、本当だったかと引き返そうとした武松だがまてよあの男に馬鹿にされると思いそのまま登っ
ていく。やがてさすがに酒が効いてきた武松大岩を見つけ上に上り大の字になって寝はじめる。しばらくした頃、
虎の唸り声が一声、瞬間目が覚める武松、以後約十分間セリフ無しで武松と虎との死闘。ふらふらと岡を下り
ている武松の前にまたもや二匹の虎、と思ったら猟師のカモフラージュした姿だった。お上の命令で虎退治に
駆り出されていたのだ。武松が、虎ならこの上で倒したよというので大騒ぎ。といきなり場面は一転武松の兄武
大郎は景陽崗のある陽穀県に越してきて炊餅売りをしていたが夜中その準備をしている夫婦の姿。妻の潘金蓮
にもう休んだらと言われて喜んで休む武大郎。潘金蓮の回想シーン何を表しているかと言えば、この水滸伝の
武松と兄と潘金蓮と西門慶の話は金瓶梅と言うスピンオフの作品を生んだくらい有名。潘金蓮の身の上も有名
なため視聴者のおさらいのためのようにダイジェストで回想させていると思われる。(注2)

注1) 原著では宋江は逃亡中で柴進を頼って逃げてきた。武松役の陳龍は2012年7月7日上海で挙式予定。
相手は章齢之、日本語ができるそう。
注2) 元々は清河県の商人の使い女であった。その美形から主人が手を出そうとしたが、それをはねつけ、
逆に正夫人に告げ口をしたため、逆に主人の恨みを買い、県内で最も醜男である武大に無理矢理嫁がされた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%98%E9%87%91%E8%93%AE 
59名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/04(水) 23:08:15.78 ID:IIb7wIzm0
第二十三集 潘金蓮竿が西門慶を打つ
(今集はアクションシーンも無く地味なシーンが多いかもしれない)冒頭潘金蓮の回想シーンの続き。清河県に
住んでいた武大夫婦だったが、二人の噂でもちきりの狭い県から逃げるように二人は陽穀県に引っ越して来た
のだった。さて回想シーンも終わり、翌朝武大が出かけた後、潘金蓮の食事や掃除の様子。なんとなく日本の
テレビドラマやジブリ映画のシーンを思い起こさせる。監督は香港のベテラン、武侠映画が多い人。と外で爆竹
の音何の騒ぎか気になり見る。騒ぎは虎を素手で倒した武松をひと目見ようとする人々のものだった。いかに
も悪役の風情を漂わせた近所の王婆に見に来ないかと誘われるが潘金蓮うるさそうに断る。その頃武大武松
が自分の弟だと気づき急いで追いかけなんとか会える。感動して喜ぶ武松は兄の荷物を持ち「いじめられてな
いか」と案じたり昔話をしながら兄の家に帰り潘金蓮と対面する。武松酒を飲みながら虎退治の話しを身振り
手振りを交えて話す。また酔拳を披露する。(注1)視聴率狙いか潘金蓮の入浴シーンもある。(注2)翌朝炊餅売
りに出る兄の荷物を弟が担いで二人仲良く出かける。しかし王婆潘金蓮に「知らないのか武松は県知事(注3)
に気に入られ都頭に取り立てられた。こんなぼろ屋に住まずに官舎に引っ越すだろう。」と言う。「義弟義弟と
ご執心のようで。清河県のことは全部知ってんだよ。」と余計なことまでしゃべって去っていく。夕食の席で武
松が引っ越すことを切り出すと、兄は喜ぶが潘金蓮は反対して滔々とまくし立てる。「世話をする人がいない
」「従卒が二人付きます」「病み上がりの英雄をまた病気にでもさせたらいけない」「しかし義姉上役目に昼も
夜もない」「ここが気に入らないのか」「いやいや迷惑を掛けると思っただけです」結局武松今までどおり一緒
に暮らすことになる。視聴者は稀代の悪女として有名な潘金蓮の底意がわかるが、爽やかで素直な好青年の
武松は(原作では二十五歳)兄が言うように心から自分を心配してくれていると思い感激する。場面は従卒を
連れて帰宅する武松。王婆と店の客は武松と兄の違い兄と美人妻と義弟の様子など声高に喋っていたが、
武松が来ると怖いので急に黙るという昔の香港映画か吉本新喜劇のようなシーンもある。その後は三人の
穏やかな生活風景。ある日潘金蓮洗濯物を入れようとして誤って物干し竿を落とす。運悪く通行人に当たる
。これが西門慶だった。 

注1)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%94%E6%8B%B3
注2)これは時代考証の間違いかと思ったが、百度百科の沐浴によると宋代には「城市中出現公共澡堂,而一般
人家建房都設有浴室」とあり東京では珍しくなかったようだが陽穀県ではどうか。なお同じ沐浴の項目の宋代
には王安石や蘇東坡の風呂に関するエピソードもある。  
注3)中国では県の上に郡がある。
60名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/05(木) 20:54:02.65 ID:sM00vDTD0
この次くらいから見たわ
61名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/09(月) 20:05:49.26 ID:atoG7mn20
陳龍章齢之婚礼
http://www.youtube.com/watch?v=gX0OcUNuMW4

西門慶役の杜淳も壇上で陳龍と抱き合って祝福
62名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/11(水) 23:38:41.94 ID:YphPq0qY0
第二十四集 金蓮醉って武二郎を誘う(多分この題が本当)
ある日いつもより早く帰ってきた武松だが潘金蓮の様子が普段と違う。じ〜と見つめたり、新しい服を作った
と言ってべたべたと触ってくるので武松の表情が厳しくなる。(注)その頃王婆の王氏茶館に西門慶が訪ねて
くる。西門慶は潘金蓮に一目惚れした様子。王婆は全てわかっていたが素知らぬふりで応対する。西門慶潘
金蓮の亭主を聞く。亭主は物売りの武大と聞いてびっくりする。「なんであんな旨そうな羊肉が犬の口に入る
んだ!」朝になり潘金蓮雪の日にもかかわらずなぜか普段より多めに作り武大に遅くまで売るよう命じている
。武大が「ついでに武松の嫁探しをしてやるか」と言うと潘金蓮動揺する。潘金蓮「私達夫婦がいるじゃない」
武大「一つ布団の女房には及ばないよ」潘金蓮の顔が凍り付く。ところ変わって王氏茶館。今日も西門慶潘金
蓮目当てに訪ねてきた。「息子はどうした」「出ていったきりどこでどうしていることやら」「帰ってきたら雇って
やるよ。この十六茶(意訳)はうまい。まだ隠してるのかい」「十六の娘なんか隠してませんよ」「娘じゃないお
茶の話だよ」「おや勘違いしましたよ( ̄ー ̄)ニヤリ」「まあいいや仲人もやってんなら一ついい人を紹介してく
れないか」「そんなことしたら旦那さんの奥さんに叩かれます」「彼女は話が分る。身の回りの世話をしてくれ
る人をさがしてるんだ。お礼ははずむよ。少しぐらいの歳の差なら大丈夫。」「九十七歳の人がいますが
( ゜∀゜)アハハ」「な・・・」西門慶その日は引き上げる。場面は変わり潘金蓮、武大が言った武松の嫁探し
の話を思い出している。「自分たちでは何も決められないない他人任せの惨めなこの人生」とつぶやき普段
と違う食事の用意をし始める。そして念入りに化粧をはじめる。冷たい冬空の下炊餅を売る武大。潘金蓮酒
を飲み始める。武松街で兄を見つけ一緒に帰ろうと言うが、武大は売り切ってからと断り武松に自分が買っ
たかんざしを潘金蓮に渡すよう頼む。武松帰る。金蓮「やっと帰ったのね。待ち焦がれたわ」武松ぎょっとす
る。「寒かったでしょう。作ってあげた外套を着ればいいのに。」武松かんざしを渡す。金蓮喜ぶ。「兄貴が渡
してくれと言ってました。」金蓮むっとする。金蓮そっと鍵を掛ける。「さあ食べて」「兄貴が帰ってから」「気に
入らないのか」武松一杯飲む。「この家はあなたでもってるのよ」「兄貴は朝から晩までよくやってる」「結婚
して以来ろくなことはない。人はいいかもしれないが、すぐ騙され、いじめられる」「本文を尽くしてる」「あな
たいい人がいるそうね」「誰がそんなことでたらめだ」金蓮ますます酔う。その頃武大家の前に帰って来て
王婆に武松の嫁探しを依頼していた。

(注)四書五経の礼記(雜記下)より 嫂不撫叔,叔不撫嫂. 同じく四書五経の孟子(離婁章句上)より淳于髡曰
:「男女授受不親,禮與?」孟子曰:「禮也。」曰:「嫂溺則援之以手乎?」曰:「嫂溺不援,是豺狼也。男女
授受不親,禮也。嫂溺援之以手者,權也。」と言う文化の中にいた武松や読者。
63名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/18(水) 21:47:49.48 ID:OwsVLewx0
第二十五集 王婆賂(まいない)を貪(むさぼ)り風情を説(と)く
潘金蓮ますます酔う。武松まとわりつく金蓮の手を振り払い飲み過ぎだと言う。しまいには潘金蓮を突き飛ば
して汚らしいと言い放ち、「これ以上人倫の道に背くようなことがあれば他人の前で言うぞ。呸(ぺい)(注1)」
となじる。潘金蓮酔いが醒め「汚い?あんなに親切にしてやったのに。呸(ぺい)」と言い返す。とそこへ武松
の兄の武大が帰ってくる。いきなり金蓮泣き始める。武大がどうしたと聞くと武松が自分に言い寄ってきたと
嘘を言う。武松腹を立てて掴みかかる。金蓮今度は近所に言いふらしてやると言いまた揉める。武大は信じ
ないが潘金蓮は男兄弟二人で自分を苛めるのかと言って二階へ行き、武松は荷物を持って出ていく。(注2)
武大飛び出て武松を呼ぶが武松去っていく。其れをじっと陰で聴いている西門慶と王婆。西門慶王婆の茶館
に飛び込み「和合茶をくれ」と意味深な注文をする。「高いですよ」と王婆。「ああ旨い。ここの茶は県内一だ
な。ところで武松が東京へ出張するよ。」「まあよくご存知で」「ところでつけがたまってたな」と言って西門慶王
婆に馬蹄銀(注3)を渡す。「まあこんなに。お返しにはお茶を送ります。」西門慶王婆の横に座り会話、また立
ち上がり。「もうお茶の話はいいだろう」「目当ては潘金蓮ですか」また座り、「はっきり言うと夢中だ、なんと
かならないか」「旦那この茶館は表向きの商売、実は本業は男女の仲を取り持ってるんですよ」「そりゃちょ
うどいい。うまいことやってくれれば十両だそう」「でも武松がねえ」「さっき言ったろう。東京に行くと」「それな
らなんとか、二三ヶ月かけて」「そんなに待てない」「わかりました。明日白綾や藍紬,白絹,好綿等持ってき
てください」「よし。王婆のために持ってきてやる」「私のじゃありませんよ」武大の炊餅売りの場面。西門慶馬
車を止め中から注文する一口食べて吐き出し捨てる。金を投げて去る。武大は自分が彼らに殺されるという
運命を知らない(ネタバレ)、が西門慶も自分の後の運命を知らない。(食べ物を粗末にした報いか)西門慶
県知事に東京蔡太師に送る賄賂を持込み武松を担当にするよう根回しする。その頃王婆は潘金蓮に暦を見
せてくれと言って家に入り込む。そして自分が年寄りの独り身で体が弱っている等同情を誘う話をして、とうと
う翌日茶館で縫い物をしてくれる約束を取り付ける。武松久しぶりに兄の武大の家を訪ねる。潘金蓮まだ自
分に気があるかと思い化粧をする。武松の話は東京への長期出張の話だった。武松は兄に自分がいない間
、誰かにいじめられても決して争わず自分が帰るのを待つように、炊餅売りは半分に減らし早めに帰って門
を閉じるようにと言いつける。潘金蓮には品行方正にして隙の無いように等と言う。潘金蓮かっとなって自分
がいつ不品行だったと怒るが、武松淡々とそれなら結構と言う。場面は変わり王婆が西門慶に風情(ここでは
企みぐらいか)を説く。「ほとんど仕掛けはできてるんだから焦らないでくださいよ。大事な点の一は美男子」「
その点なら大丈夫」「第二は驢大的貨(注3)がないと」「その点も大丈夫」「第三は経済力その点は大丈夫」「も
ちろん大丈夫」「第四は優しくすること」「四百回しばかれても大丈夫」「第五は暇」「暇人だから大丈夫」(注4)
    
注1)叱責や唾棄すべきだという感情の時使うよう。時々出てきて面白い。
注2)原作では武松は兄の前では一言も言わず去っていく。武松只不則聲。尋思了半晌,・・・一面出門。武大
叫道:「二哥哪裡去?」也不應,一直地只顧去了。潘金蓮は自分の言い分が正しいからだと罵る。
注3)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E9%8C%A0
注4)この部分は原作では水滸伝ではなく金瓶梅第三回に同じようなシーンがあった。
64名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/18(水) 21:52:02.05 ID:OwsVLewx0
65名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/23(月) 00:05:18.02 ID:11Bih6610
李忠が可愛すぎる件
宋万の髪型の件
66名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/23(月) 00:14:03.09 ID:ACsCIU9b0
公孫勝
朱貴
魯智深
がイケメンすぎる件
柴進が小金持ちの小者オーラ丸出しの件
67名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/25(水) 23:05:58.51 ID:Pc/Ts1eP0
第二十六集 王婆計(はか)りて西門慶を唆(そそのか)す
武松兄の別れのシーン。武大は武松に嫁探しの話などするが、二人とも永久の別れになるとは思いもしなかっ
た。翌朝仕事に出かける武大、しかし潘金蓮は手伝いに降りてこない。二階で潘金蓮泣き腫らした目をしてす
っかり落ち込んでいる。昨夜武松にボロクソ言われたのが余程こたえたらしい。「私に何の価値もないはずが
ない。意味のない人生などありはしない」などと言い心の静寂(しじま)に 耳を澄ましている。武松のために作
った服を引き裂き気持ちが少しすっとしたところで、約束していた王婆の茶館に行く。店に行くと客がすごい美
人だとざわざわする。潘金蓮少し自信が回復する。(こんなに美しいんだから、望むように生きて輝く未来がく
るはずと多分思っている)いい生地ですねなどと言いながら採寸をし縫い始める。その時寒い外でひたすら待
っていた西門慶王婆の合図で偶然を装い帰り道ではなく部屋の中に入ってくる。王婆は潘金蓮に生地を提供
してくれた旦那さんだと紹介する。西門慶思いっきり白い歯をキラリとさせる。二人は口を極めて潘金蓮の縫
い物の腕を褒めちぎる。話は竿が頭に当たった話、西門慶がお大尽だという紹介、そして潘金蓮の夫の話に
なり潘金蓮身を縮める。二人はわざとらしく武大の話をしながら最後に西門慶が老子を持ち出しお似合いだと
持ち上げる。と王婆席を外す。その日ふらふらと帰ってきた潘金蓮武大が帰っていたことにびっくりする。顔が
赤いが酒でも飲んだのかと言われ其れが悪いのかと言い返す。武大はいくら近所でも礼儀は必要だから、な
にがしかのお礼をしろという。翌日潘金蓮武松にボロクソ言われたことも大金持ちの貴公子と知り合えたこと
で忘れ始める。潘金蓮今日もいそいそと出かける。武大の地味な水餅売りのシーン。潘金蓮武大が言ったよ
うに王婆に飲み食いのお礼を渡そうとするが王婆もう既に西門慶から貰っているからと断る。そこへ久しぶり
にか現れた西門慶「何歳ですか」「二十三です」「私は二十八だ」「奥さんはおきれいだそうで」「ああ綺麗だ、
もし生きていれば。今は家を守る人がいなくて困ってる。もっと早くめぐり会っていたらな。」「私は小さい頃売
られて奴婢となったものです」「いやいやこんな才色兼備な女性は見たことないな、うん」潘金蓮喜び気分が昂
揚する。王婆席を外す。二人で飲食。西門慶箸を落とす、テーブルを挟んで熱く見た後潜り込んで箸を探る。
ついでに潘金蓮の足をつかむ。BGMが突然流れ始める。西門慶潘金蓮にしがみつく。潘金蓮「武大が怖くな
いか」「武大どころか武松だって怖くありません」BGMが突然流れ始める。交互に二人のカラミと武大のシー
ンBGMの音量を上げる。そして王婆飛び込んできて二人共何をしていると大騒ぎをする。潘金蓮に服を縫っ
てくれと言ったが、男と寝ろと言ってない。これは姦通罪だ武大になんと言おう、いや訴え出ようといって脅す。
西門慶と潘金蓮必死に王婆を説得する。王婆見逃す代わりに証拠の品をもらっとくと言って潘金蓮の下着を
取る。潘金蓮何を恐れると西門慶に言う。王婆潘金蓮に以後私が呼んだら何時でも来るんだよと言う。潘金
蓮が帰った後西門慶お礼を王婆に渡す。王婆息子の就職も要求。(次集からやっと立ち回りが復活する)
68名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/01(水) 22:51:32.29 ID:g7hPSDDq0
第二十七集 悪婦武大郎を薬鴆(毒殺)する(注1)
潘金蓮今日も出かけようとすると武大に手伝ってくれと言われいやいや手伝う。「武松がいてくれたらなあ」
「一生誰かに頼って生きる気?」「ちょっちょっと、どこへ行くんだ」「(それはそれは可哀想な)王婆の死装
束の仕立て」「もう一ヶ月になるがまだできないのか」武大より背が高い潘金蓮武大を見下ろしながら「ま・
だ・で・す」炊餅売りのシーン。(注2)武大が鄆哥と言う同業者の少年と茶館で話す。少年がお得意様の西
門慶を最近見かけないので売上が伸びないとこぼす。すると居合わせた客たちニヤニヤしながら武大の前
で少年に言う。(注3) 「西門慶なら今頃美人にお茶を入れてもらってるんじゃないか」武大は自分には関係
ないと思いニコニコと見ている。少年は客に強引に行けば買ってもらえるかもしれないぞと言われ出かける。
別の客が王婆の茶館に居ると少年に教える。少年が王婆の茶館を訪ね西門慶の名を出した途端王婆が突
然怒り出し少年を棒で殴りつける。出血した少年は罵りながら茶館を離れる。少年血を流しながら街であった
知り合いから西門慶の相手の女の名を聞き出すとなんと武大の妻の潘金蓮だと言う。急いで駆け出し武大に
知らせる、武大「毎日王婆の処に縫い物をすると言って行き顔を赤くして帰って来ていたがさては・・・。」と言
う。客たちはヘラヘラ笑いながら、西門慶は金もコネも腕力もあるへたに逆らうと殺されるぞ、と武大に言う。
武大どうしたらいいだろうと客に聞く。客は「知るか」と言う。別の客が一人が囮になり王婆をひきつけている
間に武大が飛び込んで行く、後はお前次第だと入れ知恵する。二人駆け出す。武大は自信がないので躊躇
するが、少年は飛び込んでいき王婆を引きつけておくその隙に先ほどの客たちに背中を押された武大が二階
に駆け上がる。慌てた王婆は大声で二階の二人に知らせる。戸を思いっきり叩いて入ろうとする武大。慌てた
西門慶隠れようとしたが潘金蓮になぜあんな奴を恐れると言われ、それもそうだと武大を部屋に入れる。武大
西門慶に殴りかかり逆に張り倒された後ガツンとやられる。武大なおも帰ろうとする西門慶に掴みかかり今度
は思いっきり蹴りを入れられ階段から転げ落ちる。武大「このクズども。武松が帰って来たらただではすまん
ぞ」と捨て台詞を言う。シーンは変わり武大は西門慶に瀕死の重傷を負わされ寝込んでいる。咳き込み容態は
好転していない。一応世話をする潘金蓮しかし隙を見つけては西門慶と密会する。武大は潘金蓮にくずだなん
だと武松と同じような罵声を浴びせ武松が帰って来たら殺されるぞと脅す。潘金蓮怖くなりウソ泣きしながら自
分が殺されるのは構わないが武松が西門慶を殺すと彼は力を持っているので武松の身も危なくなる何とか武
松に言わないでくれと言う。そして武大から自分を回復させてくれれば忘れようという言葉を引き出す。続いて
西門慶、潘金蓮、王婆の三人の密談シーン。三人は武松の報復の心配をしている。万策尽きた西門慶王婆に
何か良い考えはないか聞く。王婆はお互い特別好きでないならこのまま別れれば良い。長く一緒にいたいなら
方法がないこともないと言う。それはなにかと聞かれて武大を毒殺すれば後はなんとでもなると答える。西門慶
いい案だと即答する。潘金蓮武大が口約束で武松に言わないと言った件を言うが、王婆に甘いと一蹴され、西
門慶と一緒にいられるならとあっさり決断する。場面は変わり武大が潘金蓮の世話と薬の御蔭でだいぶ良くな
ったとすっかり潘金蓮を許す気になっている。潘金蓮に離婚はしないしずっと一緒にいようと言う。潘金蓮は早
いとこ武大と別れて西門慶と再婚したくてたまらない。その為にも武大を毒殺すれば不倫の事実ももみ消せ、
武松を誤魔化せ、しばらくすれば再婚もできると計算し、とうとう毒を飲ませる。このクズがと暴れる武大クズじ
ゃないと押さえつける潘金蓮・・・。一転街を歩く武松の姿。どうも予定より早く帰って来たようだ・・・。 

注1)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B4%86
注2)このあたりでカットされた映像らしい。http://www.youtube.com/watch?v=R0HRAY1Dl3s
注3)皆は既に知っているためニヤニヤしている。原作ではあっというまに西門慶と潘金蓮の仲が皆に知られ
た事を「好事不出門,悪事伝千里。」好事は門を出ず、悪事は千里を伝ふ。と表現している。
69名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/08(水) 23:20:38.64 ID:E/W24ZUD0
第二十八集 武松嫂を殺す
武松が帰って来て武大の家の門を叩く。二階の寝台に潘金蓮といた西門慶は裏口から逃げ出す。潘金蓮慌てて
喪服(注1)に着替えて出迎える。武大の位牌(注2)をみて茫然とする武松。ウソ泣きで調子を合わせる潘金蓮。
泣き続ける二人だったがふと武松の目にとまったのが潘金蓮の喪服の下の派手な色の靴。武松潘金蓮を大声で
詰問する。「旅に行く前兄の面倒をしっかりと頼んだのにこれはどういうことだ」「始めは胸が痛いだけだったがど
んどん悪くなり治療の甲斐なく夜中に突然の心臓麻痺で、私一人を残して。お〜いお〜い(涙)」「兄貴に心臓病
なんかなっかたはず」「健康的な食生活でもなるときはなるのよ」「薬は」「用意はしたけどもう飲めなっかった」「
埋葬場所は」「女一人では大掛かりなこともできず隣の助けを借りて数日前火葬にしました」「死んで何日になる」
「もう2日もすれば初七日(原作では四十九日)」武松じっと睨むまったく潘金蓮を信用していない。一人になった
潘金蓮外に出て連絡を取ろうとすると、なぜか表にも裏にも武松の従卒がいる武松が命令して見張らせている
ようだ。潘金蓮不安になる。その頃武松兄の検死と葬儀を取り仕切った何九叔を訪ねいきなり短刀を突きつけ
単刀直入に問い詰める。何九叔すぐに西門慶に見たことすべて他言しないように言われ十両貰ったこと、武大
はひどい死に様で毒殺らしいこと、主犯が潘金蓮と西門慶がらしいことをしゃべる。証拠の十両と武大の毒のた
め変色した遺骨も見せる。武松は何九叔と鄆哥少年を連れてお上に訴え出る。しかし西門慶の賄賂はしっかり
と行き渡っており知事は屍(死体)、傷(傷口)、病(病気の症状)、物(物証)、蹤(現場)の5つの条件全てが揃
ってないからと訴えを退ける。武松のキャラはカッとなってここで暴れたりはしない。何かを決心した武松武大
の法要と生前世話になったお礼を名目に近所の人、何九叔、鄆哥少年、王婆等を集める。殺気を感じて嫌が
る人もいたが武松の従卒に無理やり部屋に押し込められる。潘金蓮当然怯えている。そしてとうとう武松が刀
を取り出し王婆に突きつけ皆にい言う。「この武松ふつつか者だが恩も恨みも返さなければならないことぐら
いは知っている、今日は証人になってもらう、嫌だというなら殺す。」そして字の書ける人に書き取らせる準備
をし二人を問い詰める。潘金蓮にはお前は楽には殺さないぞと言う。王婆が白状し始める。当然王婆に有利な
ように言う。怒った武松王婆に刀を突き立てるが潘金蓮飛び出し「ええ婬婦ですよ」と開き直りあっさり死ぬ。
(注3)武松はすぐ潘金蓮の首を持って西門慶のいる獅子楼へ。以後約十分間武松と西門慶の死闘。武松二
人の首を武大の霊前に供え自首。知事もはや西門慶がいないため今度は好意的な態度。罪状を武松有利
に書き換えさせ判決は王婆に凌遅刑、武松は棒叩き四十、刺青をして孟州に流罪。武松虎殺しでも今回の件
でも皆に好感を持たれている。護送役人とも和気あいあいと旅をする。武松がつけている枷も役人から外そう
と言い出し武松は法律を守れよと言っていたが結局外すこととなり仲良く旅を続ける。

注1)http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1353960818
注2)http://zh.wikipedia.org/zh-tw/%E7%89%8C%E4%BD%8D
注3)原作では二人にそれぞれ白状させた後様子がおかしいため逃げようとした潘金蓮は被武松腦揪倒來(武
松に頭を掴み倒され)兩隻腳踏住他兩隻胳膊(武松は両足で両手を踏み)扯開胸脯衣裳(胸元の着物を引き開け
)說時遲那時快(その時早くその時遅く)把尖刀去胸前只一剜(小刀で胸をえぐり)口裡銜著刀(口にその小刀をく
わえ)雙手去挖開胸脯(両手で胸を開き)摳出心肝五臟(心肝五臟を掴み出し)供養在靈前(霊前に供え)胳查
一刀(刀をガチャッと一振り)便割下那婦人頭來(女の頭を切り落とす)血流滿地(血だまりができ)四家鄰舍吃
了一驚(皆絶句し)都掩了臉(顔を覆った)
70曹氏 ◆FFuF8qXBFw :2012/08/10(金) 20:58:59.05 ID:ygP6I0/M0
宋江さん、元声優だけあっていい声してます
71名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/15(水) 21:28:46.10 ID:d/ekpizo0
第二十九集 十字坡の母夜叉店を開く
8月の真夏日、武松と護送役人孟州十字坡の大木の下で一休み。今晩の宿の心配をしているところに野菜を担
いだ男(菜園子の張青)が通りかかる。さっそく武松このあたりに泊まる所はないか聞く。男は「この峰の向こう
に32軒宿がある。しかし張家老店には泊まるなそこの母夜叉の孫二娘は客を殺して饅頭にする」と言って去る。
武松笑い飛ばしてよしそこに泊まってみようと言い出す。武松が自信満々なので役人たちも泊まることに同意す
る。武松孫二娘とか言う女はどうせ金目当てだろうと、袋にお金に見せかけた石を詰めて目に物見せてやると
宿に向かう。張家店にやって来た武松一行思ったよりも若い孫二娘に驚く。荷物を受け止めたら泊まってやる
と言って投げた重い袋も軽々と扱いただものでない女だとわかる。店に入った武松孫二娘に服を着替えろとか
亭主がいなくて寂しくないかなど言って挑発する。その間に先ほど自分達にここに泊まるなと言った男が店に
入ってくる。武松その男が女の亭主らしいことを不審に思う、男が言ったことは果たして冗談か本気なのか。
張家店夜の厨房、孫二娘酒に蒙汗薬を入れて武松達をしびれさせ殺すつもり、そこへ亭主の男菜園子張青
が来る。母夜叉張青に酒に毒を入れろと言うが、張青は嫌がっておりわざと毒を捨てる。もめていると武松が
忍びこんで来る気配慌てて隠れる二人。武松は男の話の真偽を探るため来たようだ。武松がろうそくに火をつ
けた途端孫二娘に目潰しを食らう、とっさに武松も孫二娘に目潰しを浴びせたため、二人共一時的に目が見
えない状態となる。この状態で約五分間立ち回り。最後孫二娘が危ないと見た亭主の張青が武松を止めてよ
うやく武松目を洗う。孫二娘が自分達を殺す気なのは間違い無いと確信した武松すぐに食事と酒を頼む。出
てきた饅頭に武松役人の爪と髪の毛を入れ人肉じゃないのかと因縁をつける。孫二娘腹を立て「この天下泰
平の時代に何で人肉があるんだ店に来てからあれこれとあら探ししてるが、配軍の分際で偉そうなことばかり言
いやがって、飯は好きなように食い散らかせても、言葉は言いたいことばかり言ってると命を落とすよ。いやな
らとっとと出ていきな」と啖呵を切る。武松笑って改めて酒を頼む。裏では酒を運ぶ孫二娘に張青が人殺しを止
めるよう言うが孫二娘これが最後と振り切りしびれ薬入の酒を持って出る。武松孫二娘にも酒を勧めるが今度
は飲もうとしない。二人の役人軽率にも飲んでしまい倒れる。武松は飲んだふりをして倒れる。武松厨房に運
び込まれ解体される寸前突然起き上がり格闘。亭主の張青に武松と名乗っても孫二娘なおも攻撃を止めない。
結局二人は武松には敵わず、武松の前で張青が孫二娘に二人で殺されようそしたらトラウマも消えるだろう等
という。武松二人が抵抗を諦めたと見て張青を連れて出て二人の身の上話を聞く。張青の話で回想シーンにな
る。孫二娘は父娘で武芸を商売にしていたが四人の若者を孫二娘が助けた所これが存外に悪心を持っていた。
彼らは孫二娘の父を殺し孫二娘に乱暴して娼家に売り飛ばしてしまう・・・。   
72名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/15(水) 22:00:35.20 ID:h+ZzaAlf0
この回見たけど孫二娘なんか鬼気迫って怖かったなあ
73名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/18(土) 02:49:08.72 ID:PWoMqvbQ0
     
74名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/22(水) 21:31:35.44 ID:J7yFW/Vk0
第三十集 武松援手して(手を差し伸べて)施恩を助ける
冒頭から前集の回想シーンの続き。孫二娘は売られた店から逃亡する。その後孫二娘がどんな運命を辿ったの
か詳しくは描いてないが、孫二娘がいる店に張青が傷を負って飛び込んでくる。「酒だ、酒を持って来い」張青が
怒鳴る。傷口を出して激痛に耐える。孫二娘が近づきいきなり張青の傷口に口をつけ血を吸う。張青さっきまで
の痛みが消える。(もう治ったんかい、視聴者一斉にツッコミを入れる。はず)孫二娘注文を聞く。張青はお前を
食べたいと言う。孫二娘、私は十字坡に住む人食いの母夜叉だよと答える。張青豪快に笑って酒を飲む。孫二
娘、ここの肉は人肉だと言うと、笑っていた張青バッタリと倒れる。飲んだ酒に毒が入っていた。殺されるかと思
っていると、運良く身ぐるみ剥がれただけで命は助かった。ここまで聞いた武松は大笑いする。これ以来母夜叉
の名前と人肉料理の噂が広まったと張青が言う。また回想シーンが始まる。孫二娘を好きになった張青は何度
も金など持ってくるが、その度毒を盛られる。最後に張青は、孫二娘父娘の仇である四人の若者の腕を切り落
としたと言ってプロポーズ、やっと孫二娘と夫婦になることができた。武松感心して聴いていると、孫二娘またも
刀を持ってゆっくりと歩いてくる。武松事情を詳しく聞いたことを孫二娘に言わず、おまえら俺を騙す気かと言っ
て孫二娘を挑発する。孫二娘とまた立ち回り。武松、死ぬときは一緒だと言う(第八十四集で本当になる)二人
の内、張青を刺し殺すふりをする。そして武松悪役キャラになり、孫二娘にどうだ俺と夫婦にならないかと迫る。
結果孫二娘が自害しようとして、二人の絆の強さを目の当たりにする。感心した武松自分から義兄弟になって
くれという。その後三人で酒を酌み交わす(孫二娘の気が変わって武松が毒を飲まされるのではないかと少し
はらはらする)。二龍山に入る誘いを断った武松は、翌日役人と孟州に向かう。武松再び枷をつけて入城し、
牢に入る。この孟州の牢も、林冲のいた滄洲の牢と同じように、役人たちが金儲けのために殺威棒という暴
力を使っている。武松は、同じ囚人達に金を払えば殺威棒を受けなくてすむと忠告をされたが、案の定看守の
要求をはねつける。さっそく呼び出される武松。所長の前に連れてこられ、今まさに殺威棒をくらわんとした時、
所長の横にいた男(所長の息子、金眼彪の施恩)が止める。男と所長何事か相談したあと、所長は武松が病
気のため殺威棒を延期すると言う。武松は病気などしていないと言い張るが、この後武松の待遇が急に良く
なる。個室に移り毎日ご馳走攻めの上、作業まで免除される。施恩が未だ武松の前に出て説明をしないため、
武松はだんだん不安になり、食事を持ってきた男を問い詰める。男の返事からこの計らいは所長の息子の施
恩の命令であり、殺威棒を止めてくれた人間と分かる。武松なかなかいいやつらしいなと言うが、三月半年後
に説明する予定だというので怒ってすぐ呼びつける。現れた施恩に武松は丁寧に挨拶し厚遇の理由を聞く。
施恩は三月半年後気力体力が回復されるのを待って説明しますと言う。武松は体力なら何時でも大丈夫と、
外にある石墩をまるでドラマの作り物を持ち上げるように軽々と扱い、人々を驚嘆させる。施恩も感嘆してこ
れなら大丈夫と説明を始める。施恩は孟州の東城外快活林で酒肉店を開いていたが、最近張団練という民兵
の隊長が、東路州から蔣門神という男を連れて来て・・・。   
75名無しさん@お腹いっぱい。:2012/08/29(水) 00:05:32.27 ID:sMyu1vo70
第三十一集 酔って蒋門神を打つ
[壹] 武松施恩と義兄弟になる
蒋門神は店にやってきていきなり暴れ施恩に傷をおわせた。施恩は武松の腕を見込んで復讐を依頼する。武松
さっそく出かけて蒋門神をぶちのめそうとする。しかし施恩は用心して慎重に事を運ぼうとする。武松笑って蒋門
神というやつは頭と腕はいくつあるんだ、一つと二本か何だそれなら同じ人間だな恐れることはないと言う。すぐ
行こうとする武松を施恩の父の所長が止めて三人で歓談する。父の話によると蒋門神が父子の運営していた店
を乗っ取り利権全てを取られたということらしい。中国宋代の孟州での利権をめぐっての勢力争いだが、既に施
恩に借りを作った武松ではあるし、蒋門神のほうが悪いと判断したのか施恩と義兄弟になる。
[貳] 対決直前
存分に飲み食いした武松飛び起きてさっそく対決に行こうとする。しかし施恩親子は武松が昨夜痛飲したため、
蒋門神に遅れを取るのではないかと心配し対決を先延ばしする。その晩も武松は痛飲これをみた施恩親子肉を
食えと盛んに勧める。武松部屋にやってきた使用人を問いただす。施恩親子の意図を知った武松頷く。プライド
が傷ついたようだ。翌朝武松食事の席でがぶがぶ酒を飲む。心配する施恩に無三不過望の条件を出す。快活林
へ行く間に酒店があれば三杯飲ませろ飲ませなければ前へは進まないと言う条件。理由は自分は酒を飲めば飲
むほど強くなるという、現代のトレーニング専門家が聞いたら目を剥くような事を言う。しかし宋代の施恩そうだっ
たんですかと素直に従い実行する。
[參] 武松酔拳 vs. 蒋門神
しこたま酒を食らって武松が蒋門神の酒店に現れる。入り口で蒋門神らしき男を確認し入る。出された酒がまず
いと何度も交換させたり、蒋門神の愛人に酌を強要させてついに乱闘騒ぎに発展。現れた蒋門神と約十分間の
闘い。(注)最後に武松蒋門神の命だけは助けて3つの条件を飲ませる。酒店の返還。皆の前で施恩に謝罪。
孟州から出ていく事。
[肆] 忍び寄る魔の手
武松取り戻した酒店で上機嫌で飲んでいる。施恩は蒋門神が孟州を出た後姿を隠してどこへ行ったかわからな
いと聞き、何か企んでいるのではないかと不安になる。とそこへ孟州の兵馬都監(軍事治安担当責任者)の張蒙
方の使いが武松を呼びに来た。施恩の父の上役でもあり、武松躊躇せず出かける。張都監は大歓迎し、武松の
快活林での活躍や兄の仇討ちを誉めそやし、自分の傍に仕えて欲しいと言う。刑務所長の上役でもあり断る理
由もなく、引き受ける武松。それから連日張都監の歓待を受ける。しかし張都監は蒋門神を連れてきた張団練と
密談を重ねていた。

注) 過去の酔拳シーン
水滸伝 武松  http://www.youtube.com/watch?v=YI57wzAUw2w
ドランクモンキー酔拳 その10  http://www.youtube.com/watch?v=NHbltZJDwpk
醉拳2粤语  http://www.youtube.com/watch?v=lnTy54kiMLU 最後の十五分さすがジャッキーチェン
76名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/05(水) 00:00:13.92 ID:hdNRSwBu0
第三十二集 大いに飛雲浦を閙(さわ)がす

武松罠に落ちる
今日も張都監に歓待されている武松だが、今日は張都監夫婦が子供の頃から育てた奴婢を武松の妻にしない
かと言う。つまり如何に張都監夫婦が武松を気に入り厚遇しているかアリバイ作りをしている。武松は何も疑わ
ず感激して拳法の演舞などしてみせる。その夜中泥棒の叫び声武松は恩返しの良い機会と飛び出していく。と
ころが皆は武松を捕まえる。武松はいやいや誤解だ俺は武松だというが、張都監はいきなり恩を仇で返すとは
何という奴だと言う。武松の部屋を捜索するが身に覚えのない武松は堂々としている。しかし武松の荷物から盗
まれた金が出てくる。翌日武松は知事の前で申し開きをするが、配軍の囚人の言よりも都監の立場のほうが有
利であり武松滅多打ちにされ牢に入れられる。

施恩コネクション
武松が死刑になるかもしれないとの知らせはすぐ施恩の所にも伝わった。施恩一派はすぐに蒋門神が張団練の
所に隠れている事、二人が張都監に賄賂を送りぐるになって武松を罠に嵌めたと気づく。施恩の父は死罪にな
るほどの罪ではない、まず賄賂をばらまいて武松の命を守れ後のことは後のこととアドバイスする。さっそく施恩
は知り合いの牢役人の康に相談、康は蒋門神一派の賄賂が皆に行き渡っていると言う。しかし葉孔目と言う役
人なら何とかしてくれると助言する。とここで場面が変わり、武松と結婚するよう言われていた玉蘭が武松の無実
を知っているため、逃げ出して武松を助けようとするがあっさり捕まり、飲食を禁じられて監禁される。(原作には
ないシーン)(注1)また場面が変わり康が施恩に葉孔目に話がついたと報告する。施恩はカネをばらまき牢に入
り、武松に酒と肉を届け武松に起こったことを説明する。武松美味そうに酒を飲み出たら只では済まさないという。

蒋・張一派の巻き返し
知事は葉孔目の判決草稿を見て武松の刑が軽いのではと問う。葉孔目は蒋門神一派の陰謀の話、証人の張都
監の養女玉蘭の事、窃盗で死刑は上の聞こえも悪いという話をして、知事も納得する。(注2)場面変わって蒋門
神、張団練、張都監三人の密談。蒋門神が快活林の店を奪い返し施恩一派の資金源を断ち、併せて施恩が牢
に出入りできないようにして、張都監は知事を説得するという結論になる。牢のシーン。施恩は傷めた腕を吊って
蒋門神一派に見つからないようにコソコソと武松に会いに来る。武松全てを聞いてあいつらぶっ殺してやると言う。

飛雲浦・皆殺しの歌(31分〜 
判決は盗品を返し脊杖二十,刺配恩州牢城。旅立つ武松に施恩は服やカネや熟鵝を持たし護送役人の様子がお
かしい用心するように言う。武松は熟鵝を食いながら役人たちの様子を観察、やがて飛雲浦にやってくると十人
の敵に襲われる。十分間の闘いの後蒋門神一派が鴛鴦楼で指揮し報告を待っていると聞き出す。

注1)原作では玉蘭は武松に敵の一味とみなされ鴛鴦楼で武松に殺される。
注2)原作では知事は事情がわかると「你倒賺了銀兩,教我與你害人」自分は賄賂で儲けて俺には汚い仕事をさ
せる気かと腹を立てる。
77名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/09(日) 09:20:58.12 ID:Fnrc8iYs0
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね 
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
創価 死ね
78名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/12(水) 00:31:46.91 ID:CY1R0+bY0
第三十三集 血は鴛鴦楼に濺(そそ)ぐ

嗚呼鴛鴦楼
鴛鴦楼で三人が酒を飲みながら部下の報告を待っている。「あれだけの人数でおまけに武松は枷をつけている、
もうすぐ朗報が来るでしょう」等と言っていると、倒れるボーイの後から武松が現れる。左から蒋門神、張都監、
張団練、呆然と武松を見つめる。以後武松の殺戮シーン。張都監と一緒に武松を騙した張都監の妻も背中から
刺されて殺される。原作では皆殺しだがドラマでは無関係の女性は見逃す。最後に玉蘭を抱えて去っていく。森
の中で倒れていた武松を捕まえたのが武松の義兄弟張青と孫二娘の夫婦の部下だった。武松無意識に十字
坡に向かって歩いて行ったようだ。

二龍山への道
その頃一夜明けた孟州では大量殺人事件発生で大騒ぎだった。ただ一般では張都監の評判は悪く殺されても当
然との評価だった。ドラマでは張都監を酷吏としているようだ。知事は多数の人命が失われたことに衝撃を受け
ている。視聴者はさすがは知事、儒教の仁愛が身についていると思っていると、知事はこれでは出世どころか
身の破滅だなどと言って自分のことだけ心配している。そして孟州を封鎖して武松の徹底捜索と逮捕を命じる。
一方武松は張青夫婦の所で三日三晩寝続けていた。やっと目覚め武松は捕まった時の状況を知らされる。早速
飲食、まだ体力が回復していない武松だがうまそうに酒を飲む。皆は武松が快活林で蒋門神を倒したところまで
は知っていた。武松はその後のことをぽつぽつと話し始める。蒋門神等三人を殺し自分の名前を壁に大書した
話になると皆はハオ(よし)などと相槌を打つ。完全な反体制派である。食事の後武松の今後の身の振り方の話
になる。武松は張青の勧め通りに、魯智深や楊志のいる二龍山に入って緑林の徒になる決心をする。孫二娘が
持ってきた行者の服装(注)に着替えて武松は旅立つ。

蜈蚣嶺
山の中を通っていた武松,道観のなかから女性の悲鳴がするのを聞く。張青らからできるだけ目立たぬように
二龍山へまっすぐ行くように言われていた。しかし武松やりたいようにやらないなら俺ではないと道観に突入。
さっそく怪しいというだけで二人を殺す。殺した後から女性に聞くと案の定悪人だった。女性に当座のカネを
渡し逃がしてやりまた旅を続ける武松。

独火星孔亮と出会う
ある酒屋に入った武松、酒と肉を注文するが出てきた酒は薄い酒で肉はありませんと言われる。仕方なしに
野菜をつまみながら酒を飲んでいると、独火星の孔亮が仲間と一緒に入ってくる。孔亮たちは鶏肉と上等の
酒を出して貰う。武松怒って店主を問い詰めると、店主はあれは孔亮たちが自分で持ち込んだものですと言
われる。しかし武松は納得しない。そこへ孔亮がわって入ると武松の怒りが爆発。孔亮たちをあっという間に
叩きのめし、肉と上等の酒(多分度数が高い酒)を喰らってふらふらと店を出る。酒が回ってきて川に落ちる
武松。そこへ孔亮と兄の毛頭星孔明がやってきて武松を捕まえる。彼らが屋敷で武松を鞭打っているとそこ
へ来たのが宋江だった。

注)ドラマでは行者の服の由来は言わないが、原作では孫二娘が毒で殺した行者の服。刀は夜な夜な血を求め
てか鳴く。
79名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/12(水) 12:24:34.19 ID:CY1R0+bY0
× 店主は・・・言われる。
○ 店主は・・・言う。
80名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/18(火) 23:14:38.47 ID:Bgq1DfnS0
第三十四集 宋江夜清風寨に宿す

武松宋江と再会す
宋江急いで武松の縄を解かせて服を着せてやる。武松酔いが醒めずに言った宋江への暴言を詫びる。お互いの
身の上話の後、宋江は武松に孔兄弟と仲直りするように言う。武松は兄の孔明は許したが、弟の孔亮は許さない。
何となれば孔亮が店主を脅迫して他の客に酒や肉を売らせず、孔亮が一人占めしていたからだと言う。宋江大笑
いして店主を呼んでくる。結局店主は孔兄弟の父で、孔亮らが宋江の送別会の打ち合わせに酒肉を使い、武松の
分がなかったというオチになる。夜宋江寝る前に武松に清風寨に一緒に行かないかと誘うが、武松は断る。

宋江清風山にて死すか?
武松と別れて一人旅になった宋江宿がなく夜山道を歩いていると突然何者かに襲われ連行される。覆面を取られ
るとそこは山賊の根城、清風山の館の中だった。宋江を捕まえた男たちは大王(首領)が来たら宋江を殺すと話
している。そこへ大王(錦毛虎 燕順)登場。官軍のスパイを捕まえたと報告される。続いて二大王(矮脚虎 王英)
三大王(白面郎君 鄭天寿)登場。王英宋江を見ながら心臓と肝を取り出して酒の肴にすると言う。宋江まったく
取り乱すことはない。(注)宋江殺される覚悟を決めて最後に「思わざりき、宋江今日ここで死すとは」と言う。と
それを聞いた燕順と王英慌てて飛んできて宋江の名前を確かめる。及時雨の宋江とわかり急いで縄を解く。皆
名高い宋江に会えたことを喜び感謝している。宋江すぐに喜んでいやいやなどと言うのかと思ったら、逆に三人
を怒鳴りつける。人を捕まえ理由もなく心肝を取り出して酒の肴にするとは、お前たちそれでも人間か、と。自分
の命が助かった事にはふれもせで人の道を説く宋江。健やかなる時も殺される時も変わらぬ態度をとれるほど
度胸のある宋江の説教に気圧された王英等、慌ててあれは脅しです本当にしたことなんてありません、等と言う。

宋江劉知寨夫人を助ける
ある日王英街道を墓参りにゆく劉知寨(清風寨の知事)夫人を捕まえる。燕順と鄭天寿の二人は王英の女好きが
出たと笑っていた。が宋江英雄豪傑はよくそれで失敗する、早速行って止めてこようと言う。燕順と鄭天寿気乗り
がしない様子だが宋江の言葉なので従う。女は劉知寨の夫人だと名乗る。宋江自分は清風寨の花栄副知事の所
へ身を寄せるところだと言う。宋江王英を連れ出し夫人を開放するよう頼む。王英等今回だけは夫婦になるから
見逃してくれとか種々言い訳をする。しかし宋江命をかけて頼む。宋江の意志の強さを知っている王英は、代わ
りの女性を紹介してくれるよう約束を取り付けて、やっと夫人を解放する。夫人は山を降りるとさっそく山賊たちは
知事夫人と聞いて恐れて解放してくれたとウソをつく。後に宋江彼女が忘恩の徒であるばかりでなく豺狼のような
心の持ち主と身をもって知る。

宋江小李広の花栄を訪ねる
宋江は王英等と別れ、以前から自分を招いてくれていた清風寨の花栄を訪ねた。積もる話をする二人。花栄が
赴任早々周囲の山賊を平定した回想シーンでは弓の名手であることを視聴者に見せる。宋江が劉知寨夫人を
助けた話をすると花栄は意外にも助ける必要はなかったと言う。劉知事が来てから賄賂をとったり良民を苦しめ
ることばかりしている。夫人がまたそれをけしかけていると彼らをボロクソ言う。宋江まあまあ小さいことを言わ
ずに等と言う。

注)水滸伝脚本家温豪傑インタビューhttp://baike.baidu.com/view/3885851.htm(中国のサイト)
大意 宋江は原作では軟弱だがこのドラマでは本物の英雄豪傑にした。魯智深李逵は原作より優しくした。
81名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/19(水) 21:34:39.83 ID:yUn+qua+0
× 開放
○ 解放
82名無しさん@お腹いっぱい。:2012/09/25(火) 22:53:45.72 ID:raE+RkzY0
第三十五集 花栄、霹靂火を箭射(射)る

宋江、元宵節(注1)の夜劉知事に捕まる
宋江、花栄の所に滞在している間に元宵節がやって来た。花栄は警備の任務があるため宋江だけでランタン見
物に出かける。偶然劉知事夫妻も見物に来ていた。夫人は宋江を見つけると山賊の頭領だと告げ口して捕まえ
さす。宋江は自分は花栄副知事の客で張三というもの、賊ではないその証拠に夫人を全力で助けて上げたでし
ょうと言う。しかしウソを言うなと気絶するまで滅多打ちにされる。知らせを聞いた花栄は知事に、宋江は自分の
遠縁で怪しいものではないと手紙を送る。しかし宋江の名を劉丈と書いていたため、元々仲の悪かった劉知事
は各々違う名を使い舐めてるのか賊と結託しおってと激怒する。

花栄、宋江を助け出し秘かに逃がすが宋江また捕まり、花栄も捕まる
花栄、自分の顔を潰したと激怒、数十名の兵を連れ役所に押しかける。知事が花栄の武勇を恐れて出てこない
ため勝手に捜索宋江を連れ帰る。翌朝今度は劉知事の命令で数百人の兵が花栄のところに宋江を奪い返しに
来る。しかし花栄の弓の腕前にむざむざと引き返すはめになる。悔しがる文官の劉知事、しかし今度は頭を使
い花栄が秘かに宋江を逃し何食わぬ顔で開き直るだろうと読む。そこで兵に命じて宋江を待ちぶせ再び捕ま
える。その上で青州府に訴状を送り(原作では)、やって来た黄信都監に花栄の謀反を訴え宋江という動かぬ
証拠があることを言う。黄信納得し花栄がまだ宋江が捕まった事を知らないのを利用して一計を案じる。その
計とは黄信自ら花栄の所に出かけ、文官武官の仲が悪いと聞いた府知事が心配している、今すぐ役所に来て
仲直りに酒杯をあげて欲しいと言うもの。何も疑わずついて行った花栄酒杯を飲み干した後捕まる。

清風山の山賊達宋江、花栄の護送途中を襲撃する
黄信と劉知事は百五十人ほどの兵で宋江と花栄を青州へ護送している。と清風山近くの森の中で錦毛虎の燕順
が立ちはだかり三千両の通行料を払えと言う。黄信腹を立てて打ちかかろうとすると両側の山から弓矢と岩石落
としの後、総攻撃を受ける。黄信さっさと逃げ出す。檻から飛び出た花栄劉知事を追いかけ刺し殺す。(注2)

霹靂火の秦明清風山を攻め宋江等に生け捕りにされる
知らせを聞いた青州府では霹靂火の秦明を派遣。清風山の王英腰を抜かす、というのは以前王英等三人がかり
で秦明と戦い殺されかけていた。しかし宋江慌てず作戦を立案。まず花栄が迎え撃ちわざと逃げ出して秦明を誘
い出しあっさりと生け捕りにする。

王英秦明になりすまし無辜の民を殺す
連れてこられた秦明さあ殺せと言うが、花栄縄を解き礼を尽くす。宋江が劉知事の言いがかりだったと説明した
ため、秦明帰って説明しようと言うが、燕順は一人で帰って説明するっちゅうても説得力ないでと言う。仲間にな
らないかと誘われる秦明しかし断固拒否。とその時梁山泊の晁蓋が宋江を心配して劉唐を派遣してきた。当然
秦明抜きで会談、宋江まだ朝敵になる決心ができない。その後秦明を交えて酒盛りになるがその前に劉唐王英
にこっそり耳打ち。王英と部下、秦明軍になりすまし青州城を襲う。

注1)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E5%AE%B5%E7%AF%80
注2)原作では殺され方が違う。その他違う点が多数ある。(この後の作戦立案は主に花栄、攻撃は水攻め等)
83名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/02(火) 22:50:30.84 ID:xwvaDeNi0
第三十六集 掲陽嶺にて宋江、李俊に逢う

秦明家族を殺され山賊の仲間になる
清風山に残らないかという誘いを断って青州城へ帰還した秦明。しかし城外は賊に襲われていた。開門を要求
する秦明に知事は昨日山賊として城を襲ったくせに図々しい奴め、お前の一族は皆殺しにしたぞと秦明の父の
首を見せる。血を吐く秦明、知事への復讐を誓い仕方なく清風山へ引き返す。劉唐が予言した通り秦明が帰っ
て来たことにびっくりする宋江、だが事情を聞き、偽の秦明軍は劉唐と王英の仕業と察する。謝る劉唐と王英、
他の幹部も秦明をなだめる。しかし宋江は二人を切れと命令。ところが秦明は私情を殺して劉唐等を許すよ
う宋江に言う。宋江とりあえず二人の刑執行を停止、秦明に花栄の妹を娶せ、梁山泊入りを要請、秦明承諾。

清風寨を攻め悪婦を殺し全員梁山泊へ合流す
早速宋江は清風寨攻めを決定、秦明は先鋒を引き受ける。黄信の隊列を襲うシーン、黄信抵抗しない。そして
戦いはもう終わったようで、清風寨にいた劉知事夫人が引き出されるシーンになる。王英、女を妻にしようと楽
しみにしていたが、燕順(ウィグル人)はあっさり女を刺し殺す。王英は激怒するが、宋江はこんな女を傍に置
いておけば必ず身の災いとなる、自分が必ずもっと良い女性を紹介するからとなだめる。その後宋江は官軍と
戦うにはここは小さすぎる、梁山泊へ合流しようと提案皆賛成する。

宋江晁蓋に会う決心をし途中豪傑を得る
官軍に偽装し移動するよう指図する宋江だが、肝心の自身は江州へ罪を償いに行くため梁山泊へ行かないと例
によって頑固に言い張り、夜そっと去っていく。(注)劉唐が宋江を追いかけ皆は大急ぎで移動の準備をし清風山
を去っていく。宋江歩いているとまた袋に入れられ捕まる。劉唐だった。劉唐宋江に五分だけでいいから俺の話
を聞いてくれ、晁蓋は話をしたいだけで呉用は宋江の望み通りにしてくれると言う。宋江梁山泊行きに同意する。
宋江が移動途中護衛に花栄が来る。と前方で剣戟の音。それは呂方(赤)と郭盛(白)の一騎打ちの場面だった。
結局彼らも梁山泊へ合流することで合意する。

宋江晁蓋と会談後掲陽嶺にて殺されかける
宋江梁山泊で晁蓋と会談旧交を温めた後皆の誘いを断りすぐ旅立つ。江州近くの掲陽嶺の店で食事をするが主
人の李立に薬入りの酒で気絶させられ身ぐるみ剥がれる。とそこへ李立の兄貴分の李俊がやってきて、あの有
名な宋江がここを通るはずなんだがと言う。李立慌てて薬で眠らした男の話をする。解毒剤で意識が戻った宋江
李俊、李立、童威、童猛らの豪傑たちと知り合う。

江州掲陽鎮で薛永と知り合い穆春兄弟に追われる
江州掲陽鎮まで来た宋江棒術を見せ薬を売っている薛永を見かけ気前よくカネを出す。しかし地廻りのヤクザ
穆春に絡まれ薛永が張り倒したため、穆春兄弟と仲間に二人は追われ逃げる。

注)原作では宋江はまだ逃亡中でこの後故郷に帰り父の説得で自首する。
84名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/03(水) 12:55:59.33 ID:t7EZEZYx0
お、江南か
85名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/09(火) 22:59:55.79 ID:lmQRlrcB0
第三十七集 黒旋風、浪裏白条と闘う

宋江ら一難去ってまた一難
穆春兄弟等に追われて水辺まで来た宋江達。居合わせた舟で難を逃れた、しかしその舟の船頭もまた追い剥ぎ
だった。薛永が刀を抜いて斬り合いを始めた時、また舟がやって来た。舟には掲陽嶺で知り合った李俊兄弟等
が乗っていた。李俊兄弟が皆に説明して宋江は追いかけてきた穆春兄弟、舟の追い剥ぎ船頭張横とここにはい
ない張横の弟張順を知る。また宋江は豪傑たちとの繋がりが増えたのだった。

江州到着。戴宗と知り合う
江州に到着して牢に出頭した宋江。早速役人は殺威棒をちらつかせて脅してきた。宋江はこの役人が呉用の言
っていた戴宗と見当をつけ、戴宗の耳元で呉用の名を囁く。戴宗宋江の名を確かめ、たちまち丁重な扱いになる。
食事に行く途中戴宗は常人離れした素早い動きを見せた。宋江が酒楼で甲馬というものを使ってあんな動きをす
るのか聞くと、戴宗はそれはつくり話ですよと言うので二人で大笑いしていると、階下で何者かが大騒ぎしている。

宋江黒旋風李逵と知り合い、李逵さっそく博打場で大騒ぎを引き起こす
騒いでいたのは黒旋風李逵、鉄牛とも言われている。宋江の名を聞いて喜ぶ李逵。宋江は乱暴ではあるが純真
無垢な李逵の人柄を気に入る。李逵の騒ぎの原因が十両の金を借りようとして断られたためと聞いた宋江は、
十両を李逵に渡す。戴宗は李逵は酒好き博打好きだと言うが、宋江貸した金の事などどうでもいいからと言う。
一方李逵はやはり借りた金を博打で増やしていいところを見せようと考える。しかしボロ負け、普段は綺麗な遊
びをする李逵だが、今日に限っては暴れて皆の金を奪って逃げる。

宋江博打場の騒ぎをまるく収めるが、飲み直しの亭で李逵また漁師に暴力
金を奪って逃げる李逵の前に戴宗と宋江が現れる。宋江穏やかに李逵を諌めて皆で博打場に引き返す。そこで
宋江は奪った金を博打で賭けて大勝する。しかし全て皆に返して悠々と博打場を後にする。(注1)潯陽江に面した
琵琶亭で食事を始めた三人。李逵は宋江が塩辛いからと食べない吸い物を貰って食べつくし羊肉も注文して貰い
食べつくす。李逵の豪快な食べっぷりに宋江は喜ぶ。戴宗が吸い物の魚が新鮮でない理由をボーイに聞く。市場
の管理人がまだ来ないため魚を買えないと聞いた李逵、宋江のために魚を手に入れようと部屋を跳び出してゆく。
案の定李逵は漁師に暴力を振るい魚を奪って帰ろうとする。とその前に市場と漁師の親分浪裏白条張順が立ち
ふさがる。

トビウオ張順李逵を負かし、宋江豪傑達と痛飲泥酔する
しかし李逵の実力は張順を上回り李逵は張順をボコボコにする。また戴宗と宋江が止めに入り三人で引き返して
いると張順が今度は舟に乗って現れ李逵を挑発する。李逵舟に乗り込みかかっていくが、今度は舟の上で勝手が
違い水に落とされ、張順にこてんぱんにやられ水を飲まされる。(注2)その後四人で飲み直し、張順は宋江を紹介
され、宋江は張順の兄の張横の手紙を預かっていると言って和気藹々となる。泥酔して三人に送られた宋江突然
怒鳴りだす。「何だお前ら俺をなめてんのか。俺の名を聞いたら皆ビビるぞ。宋の皇帝がなんぼのもんじゃい。義
兄弟の名前を言ってやる。」兄弟の名を列べていく宋江・・・。(注3)
86名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/09(火) 23:00:48.95 ID:lmQRlrcB0
注1)原作では金を返すだけで宋江は博打はしない。
注2)原作ではトビウオのような描写はなく白い張順と黒い李逵が水中でもつれ合っている。
注3)原作にはない。別の機会に宋江が酔って気宇壮大になり、その時書いた詩で謀反の罪に問われる伏線か。
87名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/14(日) 06:48:59.32 ID:TkrbUrwTO
>>86
× その時書いた詩で
〇 その時書いた詞で
88名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/14(日) 08:10:30.16 ID:zG1bebfu0
しんどい。
89名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/16(火) 23:13:38.52 ID:1UnV/reA0
第三十八集 潯陽楼にて反詩を題す(この集はアクションシーンなく台詞多し、また前半は原作にはない)

梁山泊にて
その頃梁山泊では呉用の所に林冲がやってきて、二龍山には魯智深等豪傑がいる梁山泊に合流させたいと提案
意見が一致する。林冲はまた魯智深に妻や家族を守るよう頼んでいたため、妻の消息も知りたかった。

二龍山にて
呉用二龍山の作りを見て楊志や魯智深の軍事知識に感心する。張青と林冲の弟子曹正に迎えられた二人。すぐ
に魯智深と会って妻の様子を聞きたい愛妻家の林冲だが、魯智深はいない。魯智深の言いつけは先に食事して
いてくれだった。孫二娘が酒を注ぎながら、魯智深のいない言い訳に、坊主頭ではみっともないので髪を伸ばして
いると、冗談のようなわけのわからないことを言う。他の幹部、楊志、武松、施恩、らも妙な表情をする。不審に思
った呉用は、酒を飲む林冲を遮るように言う。「魯智深がいない事をごまかすためその酒を注いでいる。思うにそ
の酒やこの宴は何か仕掛けがある。我らを捕まえ無理やり此の砦のリーダーにでも担いで梁山泊を分裂させよう
とでもいう下心でもあるのか」かっとした孫二娘酒を飲んで見せる。楊志進み出て呉用に、いつぞや黄泥崗でしび
れ薬を飲ましたのは誰だった、と皮肉を言う。とそのとき魯智深異様な姿で現れる。自分で自分を縛り刀をくわえ
た姿の魯智深は言う、兄貴俺を殺してくれ。楊志と武松が横からかわるがわる説明する。魯智深が東京に帰り着
いた日、すぐに林冲の家に行かずにその晩酔いつぶれていた。しかしその日高毬の息子に追い詰められた林冲
の妻は火の中で首を吊った、助けに駆けつけた魯智深はついに助けだすことはできなかった。。二龍山の幹部
たちの様子がおかしかったのはこの事情のためだった。お前を見損なったぞと嘆く林冲、魯智深は報復に高毬の
息子を焼き殺していたが、林冲それでもカッとなって刀を振るう。しかし最後に踏みとどまり魯智深を許し、自分を
責める。魯智深林冲に提案する、ここの頭領となってくれ、そして皆で東京に攻め上り高毬の首を取ろうと。一晩
過ごした林冲と呉用翌日改めて呉用が梁山泊へ合流しないかと誘う。しかし楊志が、俺から奪った生辰綱は人民
に還元しなかっただろう、そもそも晁蓋の人間性がダメだと恨みを込めて言う。呉用もし宋江が頭領ならというと
皆それなら考えないこともないと言う。しかし宋江にその意志はない。林冲も魯智深の二龍山に残ってくれという
頼みを断る。皆は合流話は棚上げにして別れる。

江州潯陽楼にて 
二日酔いの宋江ドッペルゲンガーと会話している。野心を抱いている方の宋江のよう。これもあとで反詩を書く
伏線か。宋江には抑えている野心があると言いたいか。さて宋江飲み友達の李逵らを探すが今日に限って誰も
いない。仕方なく潯陽楼に一人で上り、景勝の地に満足する。テーブルに兄弟たちの分まで食事を並べ寂しさを
紛らわしながら深酒をする。飲むにしたがって来し方行く末を思い憂鬱になる。青雲の志を抱いて学問をし、役
人になり、江湖に知られる存在になったのに、いまは額に刺青をし、名利もなく江州くんだりで配流の身分だ。
激情に駆られ詞を書く。自幼曾攻經史,長成亦有權謀。恰如猛虎臥荒丘,潛伏爪牙忍受。不幸刺文雙頰,
哪堪配在江州。他年若得報冤讎,血染潯陽江口。心在山東身在吳,飄蓬江海謾嗟吁。他時若遂凌%8POST /test/bbs.cgi HTTP/1.1
Host: anago.2ch.net
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
User-Agent: Monazilla/1.00 JD
Referer: http://anago.2ch.net/streaming/
C
90名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/17(水) 03:19:16.57 ID:39KolRUo0
結構二竜山にフォロー入れてあるなw
91名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/23(火) 21:19:45.94 ID:JhbzLiS90
第三十九集 神行太保、假信(偽の手紙)を伝ふ

黄文炳、反詩を見つけ宋江を罪に陥れて出世を目論む
宋江思いっきり飲んで、食って。書いて気持よく帰って倒れて寝る。一方所変わって、知事の所へ通判という肩
書きの黄文炳がやって来る。この黄文炳はごますりと妬みが得意技で、蔡九知事が政権中枢の蔡太師の息子
という事で何とか取り入ろうとしている。さっそく潯陽楼で見つけた詞を見せて、この宋江は謀反を企む危険分
子だ、すぐ捕まえて東京に報告し手柄にするべきだと進言する。宋江を連行するよう命令された戴宗は、捕方を
待たせすぐ宋江の所へ駆けつける。詞を書いたことなどすっかり忘れていた宋江は、俺は終わった、と愕然と
する。しかし戴宗は逃れる方法を一つ提案する。

宋江必死の演技をするも、黄文炳ねちねちねちねちと宋江を追い詰める
蔡九知事の前に引き出された宋江何か食べながら知事に何か投げつけ怒鳴る、無礼者め吾輩は玉皇大帝の女
婿だ、十万の軍を率いてお前らを皆殺しにするぞ。戴宗の提案は佯狂だった、狂人のふりをして危険を避けると
いう中国伝統の方法だった。知事狂人なら仕方ないかと見逃そうとする。しかし黄文炳ここで逃したら手柄にも成
らないと、知事に宋江にうんこを食わせたら本当に狂ってるかどうか見分けられますと提案する。(13⁚30〜)早速う
んこの桶がやって来る。宋江桶を眺めて桶の周りで踊る。見かねた戴宗宋江の顔を桶に突っ込む。宋江笑って顔
を上げ皆に糞を投げつける。夜牢で宋江に詫びる戴宗。宋江助かったと礼を言う。戴宗黄文炳がしつこいのが気
がかりだと言う。翌日黄文炳は必死に考え、宋江は以前から狂っていたか牢番に聞くよう提案。確かめると狂った
のは呼ばれる直前だった。すぐ呼びだされ拷問、ついに宋江は罪を認める供述をして糞を食った甲斐もなくなる。
黄文炳手柄になり内心大喜び。

宋江死刑囚となり、戴宗は東京へ出張、宋江の世話を李逵がする
黄文炳早速知事に東京のお父様にこの国家転覆を図った大罪人の処置を仰ぐよう進言して、蔡太師にも取り入
ろうと画策する。知事は戴宗に東京へ手紙を運ぶよう命令。戴宗は李逵が高官らを殺そうと言ったり、宋江を背負
って逃げよう、と言うのを落ち着かせ宋江の世話を頼む。李逵拷問で半死半生の宋江を励まし世話する。

戴宗旅の途中梁山泊の朱貴に捕まり、朱貴手紙を開ける
東京へ急いでいた戴宗食事に店に入り一休み。しかし食事にはしびれ薬が入っていた。ここは梁山泊の朱貴の
店だった。朱貴は戴宗の所持品を調べる。そこには宋江の処分方法を尋ねる蔡九知事の手紙があった。同志と
分かったため戴宗に解毒薬を飲ませ、朱貴は慎重に戴宗を調べる。戴宗が手紙の内容を知らなかったのを確認し
梁山泊へ戴宗と上る。呉用、晁蓋らと協議。呉用は晁蓋が江州に攻めこもうというのを止めて、偽手紙で宋江を東
京に移送させその途中で奪還する作戦を提案採用される。まず偽手紙作成から始める。
92名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/30(火) 22:25:16.17 ID:tR5hscha0
第四十集 梁山泊の好漢、法場(刑場)を劫(おびや)かす

偽手紙を戴宗が江州に持ち帰るが呉用手紙作成でミスをする
偽手紙作成で重要なのが筆跡と印鑑だった。そこで書の名人蕭譲と金石の彫刻名人金大堅に目をつける。戴宗
が泰山の廟の修復の注文と称して金を渡す。そして二人を泰山に行くと思わせ梁山泊に連れ込む。晁蓋自ら二人
に頼み、二人もあの宋江を助けるためと知り積極的に協力する。無事偽手紙は完成、戴宗すぐに江州に持ち帰
る。しかし打ち上げの席で呉用手紙の致命的なミスに気づく。蕭譲と金大堅の腕は良かったが印鑑に彫った肩書
きが親子の間で使うものではなかった。

戴宗偽手紙がバレて宋江共々すぐに処刑されることとなる
呉用がミスに気づいた途端、晁蓋リーダーらしく素早い決断をして皆に演説をする。自分は義に拠って梁山泊に
籠っている。今恩人である宋江を助けなくて何の義ぞ。皆賛同する。呉用精鋭で変装して行くよう提案。また林冲
を留守役とする。晁蓋林冲が宋江救出に積極的なのを訝る、呉用は二龍山での事は晁蓋に詳しく言っていない
ようだ。一方江州では蔡九知事が黄文炳に手紙を見せる。黄文炳じっくりと手紙を見て、印鑑の肩書きが以前
の肩書きでなおかつ父子の間では使わないと、怪しい点を指摘。戴宗が呼ばれ手紙の受け渡しの様子を根掘り
葉掘り聞かれる。知事はついに戴宗が父の屋敷に行っていないと判断、拷問する。戴宗たまらず梁山泊近くを
通ったとき捕まり無理やりやらされたと供述。しかし信じてはもらえず宋江と一緒に急いで処刑されることになる。

宋江らを刑場移送中に騒ぎが起き黄文炳とっさの判断でその場で処刑の執行を命令
李逵いつものように宋江に差し入れをして帰ろうとすると戴宗まで捕まっていた。すぐに舟に乗っていた張順と相
談、李逵もまた刑場を襲撃する決断をする。宋江の牢に黄文炳がやって来て(24分〜)時間が来た、と告げる。
刑場(注1)では準備が整い知事や首切り役が待っている。黄文炳が宋江等を移送している時、変装した梁山泊の
好漢達が続々と刑場に向かって集まり始めた。しかし道路はあちこちで通行止めになっている。立ち往生してい
る好漢達の眼の前を、宋江等が引き回されて来た。好漢たちが騒ぎ始める。宋江の行列が止まる。黄文炳宋江
が玉ととっさに判断、すぐにその場で二人の首を刎ねるよう命令。将に宋江の首が刎ねられんとしたその時鉄斧
が回転しながら一直線に飛んできて首切り役人の肩口に刺さる。同時にもう一人に矢が刺さる。BGMが流れ始め
る。(注2)李逵が飛び込んできて宋江を担ぎ逃げる。晁蓋あれが黒旋風か皆後に着いて行けと言う。戦闘シーン。

白龍廟に英雄豪傑が勢揃い
大江まで逃げてきた宋江達そこへ張順が仲間を連れて舟で来る。白龍廟で二十九人の豪傑が義兄弟の杯を交わ
す。晁蓋皆で梁山泊へ引き上げようとするが、宋江どうしても黄文炳を殺すと言い張る。

注1)繁華街の十字路に作られている。
注2)新水滸主題曲―兄弟無数(完整版) http://www.youtube.com/watch?v=Lre6KH7DQ4M
93名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/02(金) 05:45:06.43 ID:17xM3I5k0
どーんとこい
94名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/06(火) 22:25:43.90 ID:JhPunpjY0
第四十一集 張順黄文炳を活捉(生け捕り)にする

まず敵(黄文炳)の情勢分析
宋江がこの機を逃すと江州は守りを固める、黄文炳を殺すのは今しかないと言いはる。晁蓋同意し皆で穆春兄弟
の父穆太公の所に身を隠す。そこでまず敵の偵察をする。江州府では知事が黄文炳に早く賊を捕まえるよう命令。
江州の無為軍(注)は守りを固めている。また黄文炳は悪人として知られ黃蜂刺と呼ばれている。黄文炳には黃文
Yという兄がおり貧民救済や公益事業をして善人として知られ黃面佛(原作では黃佛子)とよばれている。二軒は
路地を挟んで住んでいる。黄文炳は二三日無為軍内に泊まっている。宋江は民衆の支持を失わないよう善人は傷
つけないと言う。

無為軍を襲撃、黄文炳は居なかったが…
火事だと言って門を開けさせ無為軍城内に侵入したが黄文炳はいない兄の黃文Yはいたが見逃す。仕方なく黄
文炳の溜め込んだ財宝を奪って逃げる。そのころ黄文炳は対岸を歩いており、無為軍の火事を目にする。あわて
て近くの舟に乗り込むが、実はその舟には張順がいてあっさりと生け捕りにされる。好漢たちが戦利品で酒盛りを
しているが宋江の心は沈んでいる。とそこへ黄文炳が引き出されてくる。宋江詰め寄ると横から黄文炳の兄が芝
居がかった怒り方で黄文炳を折檻して許しを皆に乞おうとする。しかし兄の心に反して黄文炳は賊を捕まえるのは
役人として当然と表面的には筋の通った事を言う。(実際は知事に取り入るためなら手段を選ばなかった)宋江黄
文炳を刺し殺す。見ていた好漢たちは「よし」と言う。黄文炳このドラマでは最後までかっこ良い台詞を吐いて死ぬ。

梁山泊に晁蓋と宋江が揃う
梁山泊に好漢達を引き連れて宋江が入山する。晁蓋は主席の座を宋江に譲ろうとするが、宋江は頑として断る。
結局晁蓋が一位後は古参と新参が左右に分かれて座ることとなる。酒盛り。李逵、都を攻め落として皆で天下を取
ろうと軽口を叩く。宋江江州の田舎とは違うぞ頭領の指示に従えと怒る。後日祭壇を作って一同天に祈る。そこで
宋江は「替天行道」の旗を作ったと晁蓋に見せる。皆は感心し梁山泊のスローガンとして確定する。

李逵母親を迎えに行く
宋江が父の身の上を心配していると晁蓋は既に手配して宋江の父を迎えに行っていた。感謝する宋江(原作では
宋江が迎えに行く)。公孫勝も母を心配し山を離れる。李逵皆に影響され、母親を迎えに行くと言い出す。宋江酒
を飲むな。騒ぐな。斧を置いていけと言って送り出す。李逵が自分の手配書を見ている時朱貴が目付役として追
いついてくる。朱貴の弟朱富の店に二人は立ち寄る。李逵は朱富が役人に媚びへつらっていると怒るが、朱貴は
弟は笑面虎と呼ばれていると言う。じっと見ていると弟はニコニコしながら、金を払わず点呼に帰ろうとする役人か
ら金を多めに巻き上げていた。李逵は笑顔だけでは腕力には勝てんだろうと試そうとするが、朱富は兄の同意もあ
る役人をとっちめ金は皆にばらまいているなどと言って李逵を丸め込む。


注)無為軍は水滸伝では江州対岸の黄文炳の住居近辺の地名、軍は行政区名。実際は違う場所らしい。
95名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/06(火) 22:39:33.89 ID:JhPunpjY0
× 無為軍城内に侵入
○ 黄文炳邸内に侵入
96名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/07(水) 18:33:50.43 ID:/CNYQtsQ0
無為軍ってかっこいい特別部隊かと思ってたけどあれ地名なのかw
97名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/13(火) 22:25:14.86 ID:UdB0pyi10
第四十二集 真(本物)と假(偽物)の李逵

李逵自分になりすました強盗李鬼に会う
李逵が林の中で休んでいると強盗が飛び出してくる。全く動じない李逵に強盗が名乗る。自分はあの有名な梁山
泊の李逵だ。そう言って斧を振り回す強盗を李逵はあっという間にKOして殺そうとする。すると強盗は自分を殺
せば九十の母も死ぬことになると命乞い。ホロリとした李逵は李鬼と名乗るこの強盗を見逃しおまけに十両くれ
てやる。

李逵民家を訪ね李鬼の正体を知る
腹を減らして民家を訪れた李逵。金を出して食事を頼む。おばちゃんは金を見て喜んで食事の準備をする。李逵
が立ちションに外に出ると話し声がする。なんと先ほどの強盗がおばちゃんと話している、二人は夫婦だった。
李鬼は妻に、本物の李逵にあい酷い目にあったが巧く騙してやったと言う。妻は慌てて言う、家にその李逵がいる
しびれ薬を飲まして報奨金三千貫を手に入れようと。李逵飛び出してゆき殴り飛ばすと李鬼はずみで死んでしま
う。(注1)妻は逃げる。結果的には李逵強盗殺人放火の罪を犯す。

母を背負って三千里
実家にたどり着いた李逵母親と再会を果たす。母親は目が見えなくなっており、ひげのある李逵を別人と疑う。
李逵が子供の時の傷の話をしたり子守唄を歌って母はようやく納得する。母は李逵を心配して泣いていたため
目が見えなくなったと言う。李逵母を喜ばせるため役人になったと嘘を言う。そこへ李逵の兄が帰ってくる。兄は
母の前で李逵の行跡を暴露、弟のせいで迫害にあったと怒る。そして役人を呼びに行く。李逵母を背負って逃
げる。道道李逵は母に梁山泊は強盗の集まりではない、替天行道の英雄達の集まりで、宋江兄貴は李逵の母
を自分の母のように扱い、旨い食事で幸せな生活を送らしてくれると説明する。母もそれを信じて喜びまた李逵
は親孝行だと褒める。途中喉が乾いた母のため李逵水を汲みに行く。母親が一人ぽつんと李逵を待つ情景。

李逵母の復讐に虎を殺す
李逵が水を汲んで帰ってみると母の姿がなかった。慌てて周りを探すと、なんと虎に食われてしまっていた。怒り
に燃えて虎を殺す。母の墓の前で泣いていると漁師たちが李逵と虎を見つける。李逵はなぜ虎を殺しておかな
かったと漁師達に怒る。漁師達はは虎退治の任務遂行に難渋していたので皆李逵に感謝する。町で英雄として
大歓迎され李逵は張大胆と名乗る。また母が死んだショックもあり宋江に禁じられていた酒を飲む。

李逵正体がバレ捕まるが仲間に助けられる
しかし李逵の姿を李鬼の妻に見つかる。李逵は泥酔させられ気がつくと縛られていた。県から青眼虎の李雲と
病関索の楊雄がやってきて李逵を護送する。(注3)李逵が捕まった事を朱貴、朱富兄弟と戴宗が知る。朱富の
提案で水滸伝でよくあるパターンしびれ薬飲ませ作戦を決行。朱富の口車に乗せられバタバタと護送の人々が
倒れる。縄を解かれた李逵李雲等を殺そうとするが、朱富は自分の武芸の師匠だからと李雲等を助ける。現場
を離れ歩く李逵等。朱富が李雲を梁山泊に引き入れるため引き返そうとしていると朱富が追いかけてきて李逵と
打ち合う。結局係累のない李雲は朱富の説得で梁山泊へ入る。後から来た楊雄は家族やしがらみがあり断る。

注1)原作では李逵は首を切って殺し足の肉を焼いて食う。注2)原作では楊雄はいない
98名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/13(火) 22:29:13.28 ID:UdB0pyi10
× 朱富が追いかけてきて
○ 李雲が追いかけてきて
99名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/20(火) 22:25:46.54 ID:s+NAaHZW0
第四十三集 拼命(命しらずの)三郎(石秀)病関索(楊雄)と結拝する(義兄弟の契りを結ぶ)

1,楊雄、祝家荘の私兵に絡まれ、石秀に助けられる
李雲と別れた楊雄は知事と伯父が知り合いで首切り役に降格されるだけですむ。ところが街で祝家荘の私兵に
(原作では城市の警備兵)降格につけこまれ、祝家荘をなめるなよ、金を置いていけと絡まれる。これ以上のトラ

ブルを恐れた楊雄は手出しをしない。其れを見ていた通りがかりの石秀があっという間に私兵達を叩きのめす。
石秀、それほどの腕がありながらどうして反撃しなかったか聞く。楊雄一言では言えないと飲みに誘う。

2,石秀、楊雄と義兄弟になり肉屋を開く
石秀はコネはないが梁山泊へ二人で入りませんかとこっそり言う。楊雄実は梁山泊とはコネはある、しかし賊に
なるには家族もあるしふんぎりがつかなかったと言う。楊雄は石秀ががっかりして自分は身寄りも金もないという

のを聞いて、俺と義兄弟になろうそして俺の家に住めと言う。楊雄の家で石秀は楊雄の妻潘巧雲と岳父に会う。
岳父は昔肉屋をやっており石秀も屠夫の出身と知って喜ぶ。婿が肉屋を継がなかったので、好機とばかり石秀

に肉屋を開かせることにする。その晩石秀楊雄の妻潘巧雲が妖しい雰囲気だったのが気になる。石秀潘巧雲と
話すときはどこか警戒する。肉屋の開店の日は安売りで賑わう。人の首を切ってその上豚もかなどと言う口さが

ないおばちゃんもいたが順調な営業が続く。潘巧雲が訪ねてきて夫の不満を言っても石秀は固い態度を取る。

3,法事で潘巧雲が怪しげなそぶりをする
ある日石秀が遠くから豚を買って帰って来ると、店が閉まっていた。兄貴達が自分を疎んじ始めたと思い帳簿を
返しに行くと実は法要の準備で閉めてあったのだった。潘巧雲の前夫の二周忌だった。楊雄は仕事のため石秀

が法要を手伝う。やって来た和尚の中に潘巧雲の父を義父と呼ぶ裴如海というのがいた。潘巧雲の父は二人を
義理の兄弟のように見做していたが、石秀の目から見ると潘巧雲と裴如海の二人のそぶりは怪しさに満ち満ち

ていた。翌日潘巧雲は父も夫も連れず一人で、裴如海がいる寺に、親が潘巧雲にかけた願の成就のため行く。
100名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/25(日) 22:45:29.64 ID:klVHt1Ym0
× 願の成就のため
○ 願の成就のお礼のため
101名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/27(火) 22:28:51.30 ID:8Z51I9M60
第四十四集 楊雄酔ひて潘巧雲を罵る

裴如海と潘巧雲、寺で後日の密会を約す
潘巧雲が還願の祈りをしていると、裴如海がお釈迦様の歯を見ませんかと言う。裴如海の部屋で二人だけになる。
裴如海入り口を閉め急に潘巧雲に抱きつく。潘巧雲抵抗する。裴如海は前回潘巧雲が結婚してから自分は抜け
殻のようになり仏門に入った、しかし自分は潘巧雲を忘れることができなかった、と言う。潘巧雲怒って言う、前
夫が死んだ後あなたを探したがあなたは仏門に入り遠い所へ行っていた、今更こんなところでそんなことを言っ
てると地獄に落ちるわよ。裴如海は言う、三年前からずっと地獄だ。潘巧雲黙った後言う、今晩は楊雄が仕事で
いない、裏に香台を置いておく。香台があれば入ってよい、無ければ入るな。

裴如海と潘巧雲の密会は盗賊時遷に見っかり、時遷は石秀に捕まり密会を密告
裏門に香台が立った晩裴如海がやって来る。二人が密会している時に身の軽い泥棒が忍び込んできて二人を見
ていた。しかし泥棒の動く気配を感じた石秀が出てくる。無言の格闘。石秀捕まえて問い詰めると鼓上蚤の時遷と
名乗る。時遷が見たことを言うと石秀驚き、その隙に時遷逃げる。石秀裴如海が帰るところを物陰から確認する。

石秀と楊雄は現場を押さえることにするが楊雄が酔って潘巧雲を罵り勘付かれる
翌日石秀に潘巧雲が服をやろうとするが石秀断る。石秀考え事をしながら屠殺用包丁を研ぐ。潘巧雲二階から
さっさと豚を殺せ、さっきからうるさくてかなわないと怒鳴る。石秀二階を見上げた後研いだ包丁で豚を殺す。(ス
リラー映画のようなシーン)楊雄の帰り道に石秀が待っていた。石秀楊雄に総てを打ち明ける。怒って飛び出そ
うとする楊雄を石秀押さえる。今日はひとまず帰って普通に過ごし、明日も仕事と偽り家を出て、夜中現場を押
さえることにする。しかしその晩楊雄はぐでんぐでんに酔って帰り無意識に、この売女めぶっ殺してやる、袋のネ
ズミだ、などと潘巧雲を罵る。

潘巧雲、石秀に無実の罪を着せ追い出すが石州夜路地で裴如海を殺す
翌日楊雄が起きると潘巧雲泣いてみせる。石秀が来てからあなたがいない日には私に言い寄ってくる。今まで
あなたの恥になると思って黙っていた云々かんぬん。石秀が肉屋で仕事をしていると、楊雄が硬い表情で近づ
いてきて言う。見損なったぞ、さっさと店をたたんで出て行け。石秀すべてを悟って黙って出ていく。石秀夜明け
前裴如海を呼び出す役の僧をころし裴如海も殺す。

楊雄自分の間違いに気づく
楊雄現場検証をして捜査も担当する。石秀と楊雄の会話シーンがカットバックで入る。楊雄殺された理由を見
当つけている。楊雄、東門外の岳廟に還願に行くと言って潘巧雲を誘い出す。石秀は問い詰めて去り状を書
くよう楊雄にアドバイスする。
102名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/28(水) 00:04:21.71 ID:vabWqnXx0
岳廟って…
103名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/30(金) 02:14:26.79 ID:vxWauzAz0
三国志の張飛役の人のをなごメイクで動く姿を見たい。
104名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/04(火) 22:23:42.58 ID:Nnt2CRm50
第四十五集 祝家荘にて、時遷が鶏を偷(ぬす)む

翠屏山で楊雄が潘巧雲を殺しそれを時遷に目撃される
岳廟へ行くと言って潘巧雲は誘い出される。道教では泰山の東嶽(岳)大帝は冥府之王でありドラマに不気味
さが漂う。冒頭では岳廟近くの翠屏山で泥棒の時遷が土の中から登場して盗んだ品物の品定めをする。その時
潘巧雲が逃げてくる、追う楊雄。石秀が現れ潘巧雲に俺は兄貴に嘘は吹きこまん、本当のことを兄貴に言え、
と言う。楊雄、裴如海の遺品を見せ刃物を突きつけ問い詰める。追い詰められた潘巧雲薄笑いを浮かべながら
youに嫁いでいた2年より裴如海との2晩(原作では密会は数十回)の方が幸せだった、と言って死ぬ。(注1)

楊雄、石秀、時遷の三人組梁山泊へ・・のはずが
楊雄と石秀梁山泊へ逃亡する決断をする。その時一部始終を見ていた時遷が現れ、白昼人殺しか、自分も連れ
て行かないと当局にたれこむぞと言う。結局三人組となり宿に泊まる。(注2)その宿には梁山泊の賊に備えて武
器が並べてあり店主は愛想も何もない。肉なんかあるかと言い、口答えすると、はあ〜と客を睨みつける。米と
酒はあると言うので自分達で料理していると、時遷が雄鶏を盗んでくる。楊雄始めは渋っていたが結局三人で鶏
をおいしくいただく。朝方か店員現れ時告げ鳥を盗んだろうと言う。「知らぬ」「この骨はなんだ」「存ぜぬ」「まあま
あ、金を払おう」「舐めんな、ここをどこだと思う」「実は梁山泊の者だ。さあどうする」「ギャー賊だ」三人やって来た
皆を倒し店主を殺す。

三人で逃げ出すがここは祝家荘、時遷が捕まる
店を飛び出す三人の前になんと数百人が押し寄せてくる。ここは祝家荘で普段から梁山泊の賊に備えて防備を
固め住民も訓練されていた。山に逃げ込んだ三人を敵は追ってこない。実は山の中は罠だらけだった。時遷が捕
まるが、石秀らは逃げ切る。

祝家荘に李家荘の当主の李応が時遷の釈放を頼むが矢を射られる
この一帯は祝家荘、扈家荘、李家荘の三家が同盟を組み防備を固めていた。その祝家荘に扈家荘の扈三娘が
訪ねてきた。婚約者の祝彪が出迎え、扈三娘は賊を確認し祝彪が宋江を捉えるのを結婚の条件にする。一方石
秀、と楊雄は李家荘の李応に助けを求めていた。(原作では李応の部下杜興と楊雄が知り合いのため)李応の
遣いで行った杜興は追い返されてきた。腹を立てた李応が祝家荘に掛け合いに行く。しかし賊と結託したかと言
われ戦いになり矢を受けて引き返す。楊雄、石秀正直に経緯を白状し、梁山泊に助けを求めてみると言って去る。

晁蓋梁山泊の名を騙ったことに怒るが説得され許して祝家荘を攻める
梁山泊にやって来た楊雄、石秀。晁蓋は三人が鶏泥棒や梁山泊の名を騙ったりして、梁山泊の名誉に泥を塗っ
たと怒り、二人を殺して首を祝家荘に送れと言う。しかし宋江や好漢たちは、助けを求める豪傑を切ったとなった
ら、天下の英雄は誰も来ない、また祝家荘は以前から無礼すぎると、口々に二人を庇う。結局二人の入山を認
め、祝家荘を打ち糧食を奪うことにする。宋江の率いる軍は独龍岡まで来たが道は迷路のようで伏兵もいるの
で十里下がって陣を敷く。宋江うるさい李逵を幕の外に出し、石秀と楊林を偵察に出す。石秀は柴売り楊林は
道士に化ける。祝家荘では防備を固め、李家荘とは仲違いしたので、扈家荘との盟約を確%POST /test/bbs.cgi HTTP/1.1
Host: anago.2ch.net
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
User-Agent: Monazilla/1.00 JD
Referer: http://anago.2ch.net/streaming/
Cookie: PON=opt-183-176-118-137.client.pikara.ne.jp; HAP=FOXdayo53616c7465645f5f773b9cb73e2c6bea5e2115cd65523311029f9beb65fa825b9ef603b5fa4d4a7cef7b2e837c112f6154b7f285336d3d0bed40417aaa9bbcd718ee8733e885a7d064d1cd76c20d76c147d4cc09a701bc
105名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/04(火) 22:33:37.93 ID:7RGCoq8W0
長すぎましたね。
続き

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・扈家荘との盟約を確認しに行く。

注1)原作では反論出来なくされて残酷に殺される、ドラマでは宋代の女性差別を緩和して配慮してある。
注2)原作では時遷はここで初めて登場する。
106名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/05(水) 05:17:23.97 ID:nmsFW13Z0
なんでネタバレ続けてんの?
嫌がらせ?
107名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/05(水) 06:25:59.82 ID:ZQ45HPzh0
いやいや俺は感謝してるよ。中国語のドラマなんだから。
これ見ないと、けんとうがつかない。
108名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/05(水) 07:22:08.02 ID:RkbP5VqV0
>>1
このあらすじパクッタ。参考にするは。大体、一緒なんだけど、言葉が分からないから、
そんな感じになる。これで又、中国人に??????????を味わさしてやる。覚悟しておけ。
水滸伝、三国志、項羽と劉邦は日本人の方が知っている奴は知っているぞ。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2012/12/05(水) 07:42:50.88 ID:RkbP5VqV0
>>108
日本に来るかな?いや来れるかな。俺は知らない。そんなことは知らない。
神のみぞその答えを知りえるだろう。
110名無しさん@お腹いっぱい。
ここの粗筋は俺も助かる
原作は何度も読んだけどかなり変えてあるし