【ごるステ】まんごるもあ【皇居のお堀に入浴剤】1包目
第1章 超心理学の黙示
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ユングの心理学では、精神には顕在意識と無意識があり、さらにその下層には普遍的無意識があるとされている。
この普遍的無意識の理論的意味は、以心伝心を肯定するものであり、所謂テレパシー能力も包括される。
具体的説明はここでは省くが、人間の精神、即ち顕在意識は、時として遠く離れた他人にまで干渉していく。そして、それは知能の一部を成すことができる。
また、この能力は特に本人の意思とはまったく無関係に機能することが特徴として挙げられる。これらの事情は余りにも非理論的であるため所謂超能力とも
称されているが、この能力を自由意志により引き出し、有益な情報を得るために様々な研究が続けられている。古代から宗教儀式や戦争にも使われているも
のと同義である。近年の成功例では、例えばエドガーケイシーは催眠術(マインドリーディング)を用いて様々な透視と治療実験を繰り返し、その全内容が霊的
遺産として残された。さらにアメリカでは、軍事的な大衆心理操作や犯罪捜査にもこの研究実験の応用が国家的水面下において確実に進められている。
他方国内の研究とその背景事情において、この普遍的無意識の理論を多種の文献から理解することは困難である。例え宗教的霊的現象として扱われる場合
があったとしても、研究目的ではなく、単に伝統文化や霊的儀式として伝承されているのみだからである。
研究目的とは、肉体細胞組織内における病因部位と意識的にアクセスし、透視治癒能力として覚醒することであるが、同時に、アイデンティティーの構造も
またこの神秘理論の上に成り立っているため、肉体細胞組織だけを選択的に透視することは困難である。 すなわち、対人関係における思考傍受、
国家的軍事機密、民族的人類的記録にまで通用するため、ここから得た情報は国家的脅威となり得る。
正しい目的の下では、透視治癒能力の大いなる手立てになると確信している。
第2章 暗黒世界への介入
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まず最初に、普遍的無意識が霊的次元にあるとすれば、その次元世界をアストラル世界、乃至、霊界とも解釈できるが、ここでは混乱を避けるために暗黒世界
とする。
この暗黒世界は、精神を兼ね備える全生物に内在する人類にとっての未知の能力であって、より大きな概念媒体は天体宇宙の創造に準じる。地上生物は天界
の知識によって具現されているが、実際の暗黒世界では民族や動物だけではなく広大な範囲に及ぶ生命分岐地図のようになる。
また、暗黒世界に対して、深層部の普遍的無意識までをも網羅する能力を開発することは困難であるから、ここから得られた情報は希少度の高い天界の知識
によるものであると言える。
特に、暗黒世界において人間の肉食行為は、様々な要素を体内に取り込む結果深層無意識の混濁を呈するのであり、これは生命地図において境界線を引くよう
に
、超心理学的な透視能力の減衰をもたらしている。
たとえば、暗黒世界の存在は生物のためのものであるから、そこに境界線を引くことは一見、超心理学的に自己矛盾しており、或いは相当の理由が無ければこの
境界線には意味がないものとなる。動物の肉は人間にとっての食物ではなかったはずだからであり、これに対して境界線を引くことで精神の集中覚醒を成し得るため
に必要でったとも考えられる。実際の肉食は、趣旨趣向を変化させ、さらには肉体の新陳代謝にも影響する。
食生活に大幅な制限を加えることによって、この生命地図における境界線を操作し、ひいては透視治癒能力には欠かすことのできない要因を習得する。具体的な
方法として、植物の種と動物の卵以外は、例え野菜であっても食べてはいけない。また、食生活の制限だけでなく神経細胞の動態の習得手段として、観葉植物を
育成しておくと良く、最終的には太陽光線からも生体エナジーを受容し、超心理学的に一体化することを目的とする。それは一般的な日光浴という解釈よりも踏み込ん
だものであり、天性の素質として、より洗練された完全なる感受性を兼ね備えるためである。
つまり、この暗黒世界の境界線操作は意識下における肉体細胞の構造組織を透視し、神経の新陳代謝と血流循環を改善せしめ、それにより透視治癒能力となるのである。
そして、透視治癒能力は、外界からのテレパシーも不本意で傍受するため、対人や動物との接触をできるだけ避けられる場所を選ぶと良い。勿論、植物の種を主食とする動物
との接触は無害である。