【ごるステ】まんごるもあ【皇居のお堀に入浴剤】1包目
ノストラダムス 恐怖の大王?!
北陸電力志賀原発の臨界事故隠しが先週発覚したが、今週になって、東京電力も柏崎と福島で、同じ制御棒に関してのトラブルを過去に起こしていたことが分かった。
こちらは臨界状態には至らなかったので、報告義務はないとして公表しなかったというのだが、これらの事故が情報公開されていたら、再発防止になっていたのではな
いかとも言われている。今回の東電のケースを不祥事とまでは言わないが、隠蔽体質があったと思われても仕方がない。
北陸電力の臨界事故が明らかになったことで、忘れていた一人の人物の名前を久々に耳にすることとなった。ミッシェル・ド・ノートルダム。ノストラダムスの大予言で
一世を風靡したノストラダムスである。
「1999年7月に空から恐怖の大王が来る」という予言で注目を浴びたが、実現せず、消え去っていた。と思っていたら、今回の臨界事故で、
またぞろ注目され出したというのだ。
志賀原発の臨界事故は、制御棒が外れ、核分裂が連鎖的に起こる臨界状態が15分続いたが、これは、チェルノブイリの一歩手前、
空から日本中に放射能が降り注ぐことになったかもしれないというのだ。この事故は1999年6月のことだったから、もしこれが大事故になっていたら、
予言は的中していたことになっていたのではないかというのだ。
それで知ったのだが、いまだにブログ上などでは、ノストラダムスの信奉者というか、彼の予言に注目している輩が相当数いるのだ。
彼の予言自体を頭から否定するつもりはないが、こういった話が起こる度に響く聖書の言葉がある。
「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。父だけがご存知である。気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、
あなたがたには分からないからである。」(マルコによる福音書13章32〜33節)
これは、世の終わり、終末のことを弟子たちにお答えになった件である。「子」とはイエス・キリストのことである。イエスもご存知ないこと、父(造り主なる神)
だけがご存知のこと。私たちは神にはなれないし、神さまの御心(考え)の全貌を知ることは出来ないのだ。「神の秘められた計画」(第一コリント 4章1節)
とのみ言葉もある。だからこそ、イエスさまは「目を覚ましていなさい」と命じておられる。心騒がせず、冷静な落ち着いた心で、全体を見守っていくこと、
それが御心にかなったことなのだから。