【ごるステ】まんごるもあ【皇居のお堀に入浴剤】1包目
【課題を解決するための手段】
【0005】
すなわち、本発明は、
複数色を可聴な音波波形に相互変換するための波形変換方式であって、
前記複数色の色成分から可聴(20kHz以下)のための高域周波数の波形に変換・出力し、
前記変換・出力は、音程(16-1.6kHz)のための周波数を用いて連続処理するとともに、特定の周波数帯域内で推移し、
さらに、
更新間隔のための脳波を想定した低域周波数で前記連続処理を反復する
ことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
映像から連続的に変換された人工知能推論に基づく波形と音波により、聴覚から映像情報が得られるだけでなく、逆算方式により、視覚から音波情報を得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明を、以下の実施例を用いて詳細に説明する。
【実施例1】
【0008】
本発明は、映像画面の「変換元情報」を入力し、「周波数帯域に変換」処理し、「音波波形」を出力したことにより、聴覚から映像情報が得られるものである。
【0009】
この発明の特徴は、主に変換処理方法であって、コンピューターの内部プログラムに適用したことによる人工視覚装置、及び、当該処理の流れを逆転したことにより、
視覚から音波情報を得られる人工聴覚装置がある。
【0010】
よって本発明は、映像画面を取得して低域−高域の周波数(式1−式3)に変換出力することにより発明の効果を有する波形変換方式、及びその装置である。
具体的には、図4の色情報に対応した高域の周波数(1/20ミリ秒=20kHz、1ミリ秒=1kHz)による波形を生成・出力(式3)し、さらに図3の前記色情報の個数
に対応して、図5の音程(16-1.6kHz)を想定した中域の周波数(0.1/12秒の場合、約120Hz)で連続処理する(式2)ことであり、実際に人工視覚装置に適用して
知覚するための更新間隔を低域の周波数(0.1秒=10Hz)として有する(式1)。
(式1) 0.5<低域周波数<48Hz(知覚のための脳波帯域)
(式2) 16Hz<中域周波数<1.6KHz(連続処理のための音程帯域)
(式3) 高域周波数<20KHz(可聴のための帯域)
【0011】
また、図4で示す高域周波数における単色に対する波形変換には、彩度を波の回数、色相を波の高低(強弱)として生成し、さらに波形高さの最初の部分には
明度に応じて強弱の変化をさらに有することで行うが、特定の彩度、又は色相だけでも生成可能であり、さらには波形変換のための3つの要素は、色情報や
色空間を特定すべきではなく、人間工学的に決定されるべきであり、また、色空間に関しては完成された研究段階にあるとは言えないためである。この波形変換は、
シンセサイザーにおいてオシレーターによる波形合成とそのフィルター、又はピアノのペダル部分に相当する。
【0012】
なお、中域周波数が音程としての変化を有する帯域である理由は、色情報(特に変換範囲における横軸位置)を特徴づけて知覚しやすくするための工夫であり、
また、低域周波数は単なる更新間隔であるから、本発明の核心的部分は高域周波数において色情報を波形に変換する波形変換方法にあると言える。
【実施例2】
【0013】
図1は、人工視覚装置の想像図であり、左右の小型カメラと、左右の小型スピーカーと、ポインティングデバイスを備えた頭部装着型である。この時の波形変換
には2通りがあり、左右別々のカメラで捕らえた映像を比較することによって距離値を算出した立体化画面において、変換範囲を有する方法と、もうひとつは、
立体化を行わずに左右別々の画面内で、それぞれ同じ変換範囲位置を有するが左右別々に変換出力する方法である。後者は立体であるか否かを利用者は
能力的に分析する必要があり、訓練を要すると思われる。