【るつ】 ルーツ総合スレ part25 【するめいか】
スクランブル交差点の真ん中には丸裸のルーツが磔にされていた。
股間にのみ薄いふんどしがのせてあり、申し訳程度の膨らみを作っている。
ふんどしは頼りない風が起こるだけで、ふわりと持ち上がってしまう。
小ぶりな一物があらわになるたびに、ルーツは色を失い声を上げる。
紅潮した頬からは、わずかに快感の色も伺える。
ルーツの一物を目にし眉根を寄せる通行人たちの、少なくない人数が電話を手にする。
「写メ撮らないでください!」 潤んだ眸でルーツは訴える。声は子犬のように震えている。
駆けつけた警官が言う「君、どういうつもりだ」 距離をおいた警官は、腰から警棒を取り出す。
「その棒で、どうする気なんですか」 ルーツは希求を含んだ視線で警官を見つめる。
怯んだ警官は影を縫われたようにその場から動けなくなる。
「どうしようもないんです。自制が効かない」
ルーツは狼狽しながらも確固たる意思を持ち叫ぶ「自制が効かない……」
ルーツの激しい陳情に、警官は曖昧に頷く。 「僕には決まった婚約者がいる。だから、セックスはしない」
警官はルーツをベッドへと招き入れる。ルーツの控えめな大きさだが雄々しくそそり立つ一物が、警官の腿の裏に当たる。
「やれやれ」 それは細かく痙攣を続け、何かを訴えるように腿を這いずり回る。
警官は身体の向きを変えると、ルーツの一物を手に含んだ「出すときは言いなさい。シーツが汚れたら困るから」
警官の柔らかな手の感触に、ルーツはマスターベーションと違う人為的で作為的な快感を感じる。
「君は殺人を犯したことはあるかい」 警官は含みを持たせず、あくまでさりげなく質問する。
「……ないです」 喜悦の声を隠そうともせず、ルーツは息を吐くように言う。
警官は幼い子を諭すように柔和な表情でルーツを見つめる。
「君はいま、人を殺そうとしている。多くの場合、その行為は何かを汚すことになる」
「メタファー」「そう」
警官は左手で陰茎をしごき、右手で睾丸をまさぐる「君はそれでも射精したいというのかい?」
ルーツは質問に答えず、警官の肩に触れる。母親の乳を探す子猫のような頼りなげな仕草に、警官は薄く笑みを浮かべる。
「おまわりさん……」 短く言うと、ルーツは激しく身を震わせる。警官の手の温度に包まれてルーツは果てる。
「君、もう少し猶予をもって言ってくれないと――」 警官は呆れた様子で自分の手のひらを見る「取り返しがつかなくなる」
ティッシュで精液を拭き取る警官の姿をルーツは伏目がちに見つめる。
ベッドに戻ると、警官は一度だけ優しくルーツの頭を撫でる「おやすみ。明日僕は仕事だけど、君はゆっくりと眠ると良い」
ルーツは黙って頷く。股間の疼きは未だ収まらない。目の前にある形の良い背中に触れようとし、留まる。
「あなたの名前は?」ルーツは蚊のように呟く。警官は背を向けたまま、眠りに入ろうと安定したリズムの呼吸を続ける。
ルーツは小さくため息をつき、毛布を胸に引き寄せ目を閉じる。
「祐一だ」
警官の声の心地よい重低音にルーツの一物が反応する。防音室で音が跳ね返ってくるのが感じ取れるように、確かな心地よさを感じる。
警官の声がいつまでも耳に残り、それからルーツが眠りにつくのには時間がかかる。
ルーツってDQNなの?
ルーツは ─┬─DQNだよ派
│ ├─ しんすけがチンピラと表現するほどのDQNだよ派 (しんすけ軍派)
│ ├─ 実況の荒々しさから察するにDQNに間違いないよ派 (荒くれ物派)
│ │ └─ 俺もDQNだからDQNな人はだいたい分かるよ派 (同属派)
│ │
│ └─ DQNなルーツがルーツだよ派 (DQN容認案)
│
├─ DQNじゃないよ派
│ ├─ DQNという具体的な証明が無い派 (否定主義)
│ ├─ もしDQNなら、あんな絵を描いたり親を思ったりしないよ派 (逆説論)
│ └─ DQNていうヤツがDQNだろ派 (DQN)
│
└─ 中立派(マジョリティ派)
├─ いいぞもっとやれ!DQNの定義は?(間接的介入派)
├─ そいつはすげぇや!
├─ そういう議論に労力を使うのは意味があるのかどうか (合理主義)
└─ 暖かくして寝ろよ派 (酸使い)