007年8月31日、世に登場した初音ミクが与えた文化へのインパクトの大きさは今更計
れるものでもないが、ヴォーカリスト不在の環境で歌もの作品作成を可能にしたのは、
まさしく偉業であった。バンドを組んでいるわけでもない、自分で歌えるわけでもな
い…でも、作詞作曲を行ない作品を作りたいと願うクリエーターは、プロならずとも
世の中に多く散在していた。そして何より、作られた作品を良いものは良いとリスペ
クトするオーディエンスがネット上に多く存在していた事実も素晴らしかった。
▲cosMo@暴走P
▲OSTER project
▲doriko
▲azuma
▲ヤスオ
▲ワンカップP
▲ちえ
▲鼻毛P
※「黒い毛の約束」演奏映像
▲デッドボールP
▲North-T
▲baker
▲しめ子
自分の思い描く音楽を完成させる。納得がいくまで突き詰めるクリエーターの性(さが)に、
初音ミクは文句ひとつ言わず何度でも歌い、指定されたようにニュアンスを変えて歌いなおす。
自分のプロデュースに100%従って歌いこなしてくれるヴォーカリストが初音ミクだ。制作者
にとって、初音ミクという歌い手に特別な感情が芽生えても不思議ではない。
ここに動画共有サイトで殿堂入りを果たした初音ミク・マスター達から、「初音ミクへ宛て
たメッセージ」が届いている。初音ミクと出会ってから大きく変化した音楽制作、その感動
と喜び、そして感謝の想いが、それぞれの言葉の中に秘められているのがよく分かる。
以下略
ソース
ttp://www.barks.jp/news/?id=1000046567