VOCALOID 議論隔離スレ part48

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937名無しさん@お腹いっぱい。
月に一度くらいの頻度で・・・うちのミクはどこかおかしくなる。普段は従順そのもののミクだが、
この時期だけはそう、まるで猫であるかのように振る舞い・・・性格も豹変してしまうのだ。
俺はこれをボーカロイド特有のバイオリズムによるものだと思っていたがどうも他に理由がありそうだ。

「マ〜ス〜タ〜♪」
「どうしたミク」
「甘えてもいいですかっ♪」
「甘える・・・って具体的にはどうするんだ」
「どうするってぇ・・・くっついたり、すりすりしたり、もふもふしたり・・・」
「全部同じ行為じゃないか・・・・クッ、もうこの時期か」
「はぁい♪ ごろごろ・・・」
「こうなったミクには逆らえんな」
「そうそう。 マスターも分かってるなら、おとなしくミクに・・・」
「いや、待て。 今日はいつものようにはいかんぞ」
「なんでよぅ・・・マスター、いつもみたいにミクと遊んでくれないの?」
「周期的に訪れるミクの言語異常及び特性変化について、今日こそは原因を調査し・・・」
「いやー! ごちゃごちゃ言ってないで・・・おとなしくミクにもふもふされなさい!」
「ちょ、ちょっと待」
「もふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ
 もふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ♪♪♪」
「ギャアアアアアァァァァァァァァ・・・・・!!」

2時間後。
「・・・すいません、マスター・・・」
「ふ・・・うふふへへ・・・あひゃぁ」
「マスター、しっかりしてください!」
「・・・ふぅ、今回も強烈だったぜ。 しかし分からん、ミクがなぜこうなるのか・・・」
「ふにゅぅ、すいませぇん・・・」
「なんで急に性格が変わっちまうんだ」
「よく分からないですけど・・・マスターがお疲れの様子を見て、何とかしなきゃと思って・・・」
「ああ」
「そうしたら何だか頭が急にぱぁ・・・っとなって、何も考えられなくなっちゃうんです」
「それで1ヶ月周期だったのか・・・? 確かに月末はいつも仕事の関係で疲れてたかも知れん」
「マスターを癒すのもボーカロイドの務めですから・・・こういう変な機能があるのかも」
「まぁ確かにミクのもふもふ攻撃は癒されるけどな・・・」
「マスター・・・私たまに、こんな変な子になっちゃいますけど・・・嫌いにならないでください」
「ミクが俺の疲れを癒すためにしてくれるんだろ。 気にすんなって」
「・・・ありがとうございます、マスター」
「ああ」
「私、これからもがんばってマスターにお仕えします!」

(・・・・・本当はこの感情増幅機能・・・切る方法があるの。 でも私はそれを知らないふり。
 私だって・・・私だって、たまにはマスターに思いっきり甘えたい時もあるんだからぁ・・・)

- END -