ミクの肌はすべすべでとても敏感だ。
そのせいで俺の顔にちょっとでも剃り残しのヒゲがあると途端にミクに分かってしまう。
「マスター、お風呂とっても気持ちよかったですね!」
ああ、そうだな。
「今からおヒゲさんをジョリジョリするんですよね。
あ、そうだ! 終わったら剃り残しがないか、ミクが頬ずりして調べてあげます」
え!? いいよ、恥ずかしい。
「ダメですよ〜。剃り残しがあると会社に行けませんよ」
しょ、しょうがないな・・・
「じっとしててくださいねマスター。 す〜りすり・・・」
ミクの顔がやたら近い。
「すりすり・・・ あ、おヒゲさん発見」
ここか? よし、剃ったぞ。
「じゃあ、また最初から調べますね。 動かないでくださいね、マスター。 す〜りすり・・・」
ミクの肌がやたら気持ちいい。
「あ、こんなところにもありますよ。 ダメですよぉマスター」
そんな事言っても面倒なんだよ・・・ほら剃ったぞ
「じゃあまた端から調べますから動かないでくださいね、マスター。 すりすりすりすり・・・」
こんなイベントがあるなら髭剃りも悪くない。 そう思う俺であった(笑)