エミリー PART 5

このエントリーをはてなブックマークに追加
314名無しさん@お腹いっぱい。
東南アジアから韓国へ移住して来た女性の孤独な生活

去年の10月に国際結婚を通じて韓国に来たベトナム出身のツエさん(23歳・仮名)は、
今年の夏に臨月の身体で追い出されるように家を飛び出した。

「広い土地を持ち、たくさんの牛を育てる裕福な農村チョンガー(独身男性)」と言う
国際結婚斡旋会社の紹介とは違い、夫(44歳) はアルコール中毒症まで持った貧しい小作農家だった。
結婚後は酒を飲めば 、「お前らの国は乞食国だ。お前は私が金を払って買って来た女だ。
家から出て行け」と言う暴言に明け暮れ、終いには姙娠した身体にも手を出し始めた。
だがツエさんは言葉が通じない為反論の一言も言えなくて、はるか遠い異国の地で
助けを求める事も出来なかった。
結局、暴力に耐えれなくなって家を飛び出した彼女は、全州(チョンジュ)の
某移住女性の憩いの場で生活しながら一人で寂しく子供を生まなければならなかった。
彼女は、「異国生活の寂しさと故郷に対する郷愁よりも私が本当に耐えられなかった
事は、誰も私を家族と認めずに理解しようとしなかった事」としながら、
「間違った結婚で私の人生が完全に駄目になってしまった」と涙声で語った。

同じ移住女性の憩いの場で生活をしているフィリピン出身のモリンチョイさん
(25歳・仮名)も、夫の暴力で破局危機にあったケースである。

全財産に相当する田畑を売って、結婚費用を払ったと言う夫(50歳)は、
「お前の為に路頭に迷う事になったも同然だ」と暇さえあれば絡んで暴力を振るった。
結婚の条件として、毎月一定額を故郷の親に送ってもらえると言う暗黙的な約束が、
守られる事は全く期待出来なかった。
その上、同居している姑と義弟までもが「料理が作れない」、「習慣が違う」と虐待した。
「何故この阿呆は韓国語も解らないんだ」と怒りながらも、市内で週に一度行われる
ハングル教育や、移住女性の集いへの参加は一切承諾しなかった。
彼女は、「家族では無く、子供を生んで家事もしてくれるお手伝いさん程度に思っている
だけだった」とし、「私がアメリカやヨーロッパ女性だとしても、この様に無視したの
だろうか?」と問い返した。