露大統領の娘、4度の極秘来日 “親日派”出現に期待
十一月に訪日を予定しているロシアのプーチン大統領の二女、カテリーナさんが、
今年夏までに四度、お忍びで来日を重ねていたことが分かった。
北方領土問題などで強硬姿勢をとる同大統領の娘は意外なことに日本好きの
素顔を持つようで、情報筋は「側近中の側近に強力な親日派が現れた」と注目している。
カテリーナさんは昨年四月と七月、今年二月と八月の計四回、姉か友人とともに、
少数の警護官だけを引き連れてひそかに来日。一回の滞在日数は二十日間程度と
比較的長く、東京都内のホテルに宿泊したほかは、東京ディズニーランドや
北海道などの観光地を訪れたという。
ロシア紙コムソモールスカヤ・プラウダは八月、カテリーナさんが父親の母校である
名門サンクトペテルブルク大の東洋学部日本語学科に入学したと報道し、
大統領の訪日に同行する可能性を指摘していたが、“実地学習体験”はすでに
始まっていたことになる。