19年ぶり発見の娘…半分野生化 カンボジア
【バンコク=岩田智雄】カンボジア北東部のラタナキリ州で19年前に行方不明になっていた
少女が18日までに無事に保護された。少女は現在27歳。言葉はほとんど話せず、
与えられた衣服を脱いでしまうなど半分野生化した様子だという。
AP通信によると、この女性はロチョム・プニンさん。1988年、8歳のときに家畜の水牛の
群れを追ったまま行方不明になった。同州の村で最近、弁当箱から食べ物がなくなる
被害が相次ぎ、村人が付近で張り込んでいたところ、米を盗もうとした女性を発見。
父親が腕に残った傷跡で、行方不明となった娘と確認した。
父親は娘の様子を「かがんで歩く姿勢がサルのように変わっており、骨と皮しかない。
目はトラのように赤い」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070119-00000015-san-int