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「あーあ!まさか!留守の間に!泥棒猫が!入り込んで!いたなんて!ねー!」
「まったく!油断も!隙も!ないもんだよ!」
・・ボス!・・・ボスッ!
ここは体育倉庫の中。身動きが出来ないようマットに簀巻きにされたことりを、
音夢とさくらは悪鬼のような形相を浮かべ金属バットで殴りつけている。
「がァッ!・・死んじゃうッ・・・ こんなこと、やめてぇっ!」
「は!何いってんだか。先に兄さんをたらし込んだの、あんたじゃない!このメス犬!淫乱!痴女!」
「まったくだよ、それでいて自分の身だけは可愛いなんて、都合のいいこと言うとは・・・」
「ち、ちがいますっ・・・・・わたしはただサポー・・ゲボォッ!」
ことりが最後まで言い終える前に、音夢はことりの腹を、―先ほどにバケツ3杯分の汚水を
無理矢理飲み込ませ、張り裂けそうに膨れあがってるその腹を―
マットの上から渾身の力で蹴りつけた。
「んぷッ!」
ぴゅう、とことりの小さな鼻から鼻水混じりの水が噴き出す。
ことりは顔面を真っ赤にして口内まで吹き上がってきた水を、必死に頬を膨らませ耐える。
しかし、音夢が膨れあがった腹を踏みつけた足にぐいぐいと体重をかけるとすぐに限界を迎えた。
「ごぼッ!げぼッ・・・!おえええ・・・!」
びしゃびしゃとことりの白い頬を汚して流れる吐瀉物。
それが音夢が腹を踏むリズムにあわせて噴出す様は、さながら人間ポンプの様であり滑稽極まり無い。
…尤もことり本人にしてみれば笑い事ではなかった。
肺に水が入り溺死寸前、文字通りの意味で「死ぬ程の苦しみ」という訳だ。
「やだ、きったなーい・・・でも、お似合いだよ?ことり」
「・・・まだ殺さないよ・・・そう簡単に楽にはさせないんだから・・・・・・
さくらちゃん!ペンチとノコギリ!それと・・・バーベキュー用の鉄串を買って来て!」
「OK!」
音夢から財布を受け取り一目散に走り去るさくら。
「んげっ!げほげほ・・・もう・・もうやめてぇぇぇっ!」
涙目になって懇願することりの姿を、物陰から、ことりと純一との関係を密告した眞子が、
口元を歪め目を輝かせながらじっと見つめていた・・・・。