9月の市況Part5〜夏の思い出に涙して〜

このエントリーをはてなブックマークに追加
442
政府税制調査会金融小委員会の奥野小委員長は、きょうの小委員会において、株式譲渡益課税の
申告分離課税への一本化で一致したと述べた。ただ、一本化の時期については、議論はなかったと
いう。 小委員会終了後、記者会見で述べたもの。

奥野小委員長は、税率見直しや譲渡損失の繰越控除制度の創設は、申告分離課税への一本化が
前提であるとの認識を示した。 塩川財務相が証券税制改正は臨時国会での決定を希望する旨の発
言を行ったことに関して、奥野小委員長は、「周辺状況を考えて、出来るだけ早く行いたい。ただ、税調
金融小委として、いつまでに何をするというふうに日程を組んでいくのは難しい。スピードを重視するべ
きだとの議論は出ているが、政治日程がすべてではない」と述べた。

また、奥野小委員長は、きょうの経済財政諮問会議で金融小委のメンバーでもある本間議員が証券税
制に関するペーパーの説明を行う予定であることを明らかにした。 金融小委では、次回18日の会合で
基本的な考え方をまとめ、25日の総会に報告したい意向だ。