ノムラ日本株戦略ファンド4000円を目指して2

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68山資産
今日のフィスコメールマガジンから

●本日の市場概況

225平均:1万1280.38円 前日比+22.44円/TOPIX:1158.82 前日比+3.67
出来高 :6億5672万株/売買代金:6613億円/店頭平均:1217.85円 前日比+3.99円


<都市"再生"関連しかない>
 市場の一部では、このバスケット取引で「ノムラ日本株戦略ファンド」の銘柄入
れ替えがあったとの観測が浮上していた模様。ソニー、NTTドコモ等IT関連株
を売却する一方で、石川島、菱重工、電鉄などの内需関連株を組み入れたのではな
いかと観測されている。尚、未確認情報だが、"昨日、野村アセットの会議があり、
「ファンドの再生には、都市"再生"関連しかない」との結論に達したとか……。

<十字足>
 また、後場には、大手銀行株が急上昇し、市場を活気づかせ手口では野村の買い
が突出しており、これまた市場の注目を集めていたようだ。そして、後場の高値
11370円をつけ前場高値を抜けるかが注目されたが、やはり、特段材料無い中での
上昇だけに売りを浴びせられ結局引けは11310円と寄り値と同値をなり「十字足」
を形成し本日の取引を終了。

<あくまでも自律反発>
 今晩のFOMCの結果を受けて、米国市場がどのような反応を見せるかで、わが
国ハイテク株の短期的な方向性は決定されよう。政策当局からのアナウンスメント
が乏しい中、波乱となれば、一気に下に加速する可能性があり注意しておきたい。
なお、逆に、米ナスダックが上昇したとしても、わが国固有の問題が解決されてい
ない以上、あくまでもそれは自律反発に止まる可能性が高そうだ。
(株式会社 フィスコ 藤井)