税金を払わなくてもいい方法

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3100万円脱税で神戸の風俗業者を告発――6700万円源泉未納も
日付 時刻:2001/05/08 05:00 文字数:487
 神戸市中央区の風俗営業「サンゴールド」が1999年4月期までの1年間に約3100万円を脱税していたとして、大阪国税局は7日までに同社と西川聖史社長(60)=兵庫県篠山市野間=、経理担当社員の元監査役(44)をそれぞれ法人税法違反の罪で神戸地検に告発した。これとは別に、従業員らの源泉所得税約6700万円を期限までに納付しなかったのは所得税法違反に当たるとして、あわせて同地検に告発した。
 関係者によると、サンゴールドは神戸・福原などで風俗店12店舗を営業。売上金を過少に申告するなどの手口で法人所得を圧縮し、1年間に約9800万円の所得がありながら、約600万円しか申告せず、総額約9200万円の所得を隠していた。同国税局は重加算税を含め約4200万円を追徴課税した模様だ。
 また、約140人の従業員らに対する給与、報酬の大部分を簿外資金で支払い、それに対応する源泉所得税を免れていたという。
 西川社長は「先行きに不安があり、事業拡大と将来に備えるために資金を残したかった」と説明しているという。