銘柄診断してあげましょう part12

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539長文さん ◆QGGd88fmKU
>>538
結論、ホールドです。


調べてみました。東証一部同士で合併したんですね。
ちょっとややこしいです。合併はヒューリックと昭栄。実質的にはヒューリックが昭栄を吸収しました。
ヒューリックは旧富士銀行(今のみずほ銀行)の店舗管理会社としてスタート拡張継続して現在に至る。
バックも人脈も堅い会社のようです。それはさておき。ややこしいのはここからです。

旧ヒューリックは、証券コードが3265。
旧昭栄は、証券コードが3003。

で、存続会社はヒューリックなのに、存続証券コードは3003。
.実質的にはヒューリックが昭栄を吸収。
この吸収合併効果でヒューリックは売り上げと利益が上乗せ、となっているようです。

つまり、この銘柄を調べるときは、7月以前については3265のチャートを調べないといけません。
そっちがヒューリックの本体だからです。
合併以前のヒューリックの生命力を分析するためには、昭栄の本体だったの3003の過去を調べてもしょうがない。

そこで3265ヒューリックを調べてみると、かなり勢いのある会社だったようです。
超右肩上がり一直線。なので、今後もある程度期待して良いでしょう。
実際9月以降は、旧ヒューリックの勢いそのままです。



日足。
週足月足は見てもしょうがないです。昭栄のだらだら株価を見てもすでに存在しないんだから。
なので日足。それも6月末以降のみ。

実はヒューリックと昭栄は1:3での合併吸収でした。吸収直前のヒューリックの株価が1349円。
これは今の株価に直すと、約450円です。この価格が6月末のチャート盛り上がりの数値の意味。

3003昭栄の6月の盛り上がりはパワフルなヒューリックに吸収されることに対する期待からのお祭りでした。
その上限である450円も9月に少し揉んだけどクリア。
で、九月に447円をブレイクアウト。ここからは、ヒューリックの爆発的上昇を引き継ぐ流れになります。
つまり、青天井に見えないけど実質青天井。隠れ青天井です。



その後の部分についての分析では、20日平均線の+1σと+2σの間の「上昇王道ロード」をぶれることなくきっちり上昇しています。
ただ、本日+2σをこえてしまったんで、あすからもしかすると1日〜3日程度の小反落があるかも。
そのほうが自然だし持続的上昇が期待できます。
しかし下げても500円は割れないんじゃないかな。(これは論拠なき私の感覚です。ご用心w)

ということで、ストロングバイホールドが結論。
何しろ売りのサインがぜんぜん出てないんだから、今はまだ売りを考える必要はありません。

ちなみに、この銘柄に対して、値ごろ感は通用しません。
なぜなら、6月以前のチャートは別会社(=昭栄)の実態を示すチャートものですから。



考えてみてください。
今、地合いは最悪です。ほとんどの株が暴落中なのに、この株は反対にあがっている。
これだけでもすごいこと。こういう株は市場全体の地合いが落着いたらさらに上昇します。

20日線のボリバンと、出来高にだけ注意を払ってバイアンドホールドされると良いと思います。
あそうそう、常にですが、ご決断は、自己責任でお願いします。