【31勝目】 どうしたら勝てるようになった?

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775山師さん
基本姿勢だよ。地合いが良いときは強気、悪いときは弱気ってこと。

自分の監視している個別銘柄が上昇トレンドだと思っても全体地合いが弱いときはへロッと反落する危険性が強い
だから地合いを意識してトレードしていれば、怪我が小さくてすむってこと。

たとえば
地合いが悪いけど自分の狙っている銘柄が強気の場合は、軽くお付き合いするにとどめておく
地合いがよくて自分の狙ってる銘柄が強気の場合は、本格参入する。
たとえばこういう姿勢のニュアンスの違い。



地合い確認にも実は短期と長期がある。中期もあるけど、俺の場合は短期と長期だけ。中期は本当に単に気まぐれに参考。
人それぞれでやれば良い事なんで、この辺は自分で決めると良い。
短期は騰落レシオとか、きのうのダウとか直近情報。長期は日経平均月足によるトレンド分析。

長期が↑のときは短期↓のときに押し目買い感覚。短期↑で強気参入。
長期が↓のときは浅い入り方でとどめるか、空売りするかの選択。などのようにマイルールにしておくこともできる。

あと、業種別騰落率(月間)を調べるという手もある。これが中期のひとつといえば言えるかも。
これは現在何相場の空気になってるのかを確認するのによい(たとえば今は金融相場かとか業績相場かとか)
ほかにも雇用統計とか、いろいろ地合いを測定する方法はある。



測定だけじゃなくて解釈も重要だから、地道に長くつきあって使いこなして行くしかない。
正しい解釈ができなければ測定しても無意味だからね。

たとえばダウが下がってるときは地合いが悪いから売り参戦か様子見というのが一般解釈だろうけど
実はそういう時に買いから入るほうが勝ちやすい。つまり常識とは逆の統計結果。

ただし、これにも前提があって長期地合いが↑のときに限る。今の時期は長期が↓だから、おそらく通用しない手法。
2004年から6年頃にならおそらく通用した考え方。・・・みたいに、解釈も重要ってこと。



地合いの認識は、結論として、エントリーの勝率を数%高め、危険性を数%低くするのに役に立つ。
これは個別のトレードではおまじない程度の意義だけど、長い間にはこれが決定的な違いになる。

打率3割バッターと2割5分バッターの違いは、5%にすぎず、20回打席について1回だけ見逃すかヒットするかの違いでしかない。
しかし、これが年俸の契約では決定的に差になって現れる。それと似たようなもの。

個別のトレードに与える影響力はおまじない程度の意義だから
「俺は地合いを無視してトレードする」という人がいても不思議ではないし、それはそれで通用する。
勝率を少しでも高め、傷口を少しでも小さい駆使対比とは研究をすれば良いってことであって、
「誰もが地合いを気にしなければならない」ということではない。

ただ、日経平均の動きと個別銘柄の動きを、たとえば月足で比較すると、連動銘柄数の多さに驚くかもしれない。
これをチェックすると、おまじないどころではない影響力があると実感できるかもしれない。これは個人の感受性によっても違うかもしれない。