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山師さん:
売買について、別の角度から掘り下げてみる。
売買には段階が3つある。
1)地合いの観測
2)銘柄の絞込み
3)実際の売買
このうち3)については上の段ですでに述べたので省略する。
1)について。
これは大局観。
長期、中期、短期、ど短期、目先とある。
目先の場合はたとえば直近の日経平均先物。
ど短期としては、先週のセクターの動向。
短期としては雇用統計など各種資料発表
長期は10年、中期は半年から3年程度。これらは日経平均のトレンド分析。
今はどういうトレンドのどういうリズムでどういう状態なのか。
それにより出処進退のさじ下限が変わる。
中長期については、たとえば今なら底練りトレンドの中の、微下げトレンド。その中の上昇リズム。
なので、本格的な上昇の可能性は薄く、「何ちゃって上昇状態」であるという前提で作戦を組む。
これに短期以下を組み合わせて今何をするべきかを決める。
2)について。
まず重要なのは、流動性の確保。出来高のある程度ある銘柄に絞り込むこと。
それから購入単位額。そして株価。これを地合いの変化に合わせて組み合わせる。
たとえば超値嵩株→小型株→中型株→大型株という風に循環がある。
なので、今はどういい市場環境下を認識した上で、どの性質の銘柄があがるのかを踏まえ、
それに適した絞込みをかけていく。