【31勝目】 どうしたら勝てるようになった?

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3山師さん
自分なりに思ったことを書いてみる。

相場というのは、人が、金で、有価証券を売買すること。
大事なことなのでもう一度言う。
「人」が、「金」で、「有価証券を売買」すること。
つまり、「人」「金」「売買」の、3つのポイントがあるということだ。


○1つ目は「人」。

これは人間の心理。具体的には集団心理と個人心理。

集団心理は、チャートのうねりと日足の動きに現れる。場中足にも現れる。

個人心理は、ゆれをできるだけなくすようにする必要がある。
そのためには規律をつくり規律を守るという行動遵守が重要。
これで考えずに条件反射的にトレードをできるようになる。・・・極論だが。
ルールを作るためには資料が必要。資料はトレード日誌を書くことで作ることができる。


○2つ目は「金」

これは資金管理。平たく言うと、ポジションサイジング。
具体的には、一回のトレードで総資金の何パーセントまで存していいと決める。
それから個別の銘柄は総資金の最大何パーセントまでしか持たないと決める。
これらは定型の考え方により作ることができる。


○3つめは「売買」

これは手法に目がいきがちだが、手法は実はあまり重要ではない。

エントリーするときに、想定エントリーポイントAと、目標ポイントB、損切りポイントCを設定する。
そして(B-A)/(A-C)を求める。これが損益レシオ。これと勝率を使って、期待値を求める。
そしてそのトレードの頻度が偏っていないことを確認し、期待値が満足いくようなら、エントリーを考える。

手仕舞いは主として3種類。損切り(トレイリングを含む)、吹き上げ、タイムアウト。
ほかにも乗換えとか、在庫一掃とかあるが、主たるものは上記の3つ。


○おまけとして、「手法」

手法には、大中小、つまり、戦略、戦術、戦闘がある。

戦略とは、どの資源をつかわないかを決めること。
自分の戦場が時間軸で短期なのか長期なのか、順張りなのか逆張りなのかノントレンドなのか。これによって戦場が決まる。
戦略は6つある。「トレンド」「押し目」「ブレイクアウト」「乖離」「イベント」「周期」だ。詳細は機会があればまた述べる

次に、戦術。
jこれは、戦略に最適な手法をとる。
たとえば、戦略で長期の順張りをするとする。これはいわゆるトレンドフォローだ。
この手法に最適とされているのが、たとえばHLバンド。どんちゃんシステムだ。これを使うのが戦術になる。詳しくは各自調べてくれ。

そして戦闘。
これは、エントリーと手仕舞いをどうやるかの方法論。ある程度のことは「売買」に書いておいたので参考にしてほしい。
エントリーの仕方も、信用でするのか現物でするのか、売りから入るのか買いから入るのか、成り行きなのか、指値なのか。
指値も普通の指値なのか逆指値なのか。逆指値については指値なのか成り行きなのか。期間は当日限りなのか長期なのか。
どの組み合わせを選ぶのがいいのか、そしてそれはなぜなのか。これらを整理しておく必要がある。