相場で利益を上げる方法 第十章

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534山師さん
大口顧客対策だからしょうがない。

大口顧客が銘柄をしこると何とかしてくれって証券会社にねじ込む。
いやなら取引しないって。証券会社も手数料ほしいから、わかりましたってレートを上げ始める。
ちょうちんがついたころには大口は逃げ切る。それをみはからって、レートを戻す。
糞株をつかんで呆然とするのはいつでも個人投資家。

欲の皮の突っ張った個人投資家は、大口や証券会社から見ると、都合のいいゴミ箱みたいなもんだ。


ただこのレーティングの数字の決め方は、全部がハメコミなわけではなく、このほかにあと2通りある。
ひとつは、理論株価。きちんとそれなりの論拠を組み立てた上で、計算して立てる。
もうひとつは、後出しじゃんけん。ようは目標株価を以前立ててたらいつの間にか現実の株価に追い抜かれてしまった目標株価。
これを現実に更に何パーセントか何百円か適当に上乗せして更新する。もうね単純にアリバイつくり。

この3種類がある。
本音ははめこみなんだけど、こうやって複数種類を用意することによって、
目標株価の値動かしははめこみ目的ではないと抗弁することが出来る。
いや、ハメコミだとしたくても証拠をつかむことが出来ないようにしてる。

見分け方としては、目標株価が上がってもあまりあがらない株の場合ハメコミだと思ってまあ間違いない。

なお、レートがたとえば朝の8時半とかに変更されると、その日の9時から少し上がることは確か。
この情報サービスを有料で提供しているところもある。
ちなみに午後に情報を入手すると高値つかみになる恐れがあるのでご用心。