銘柄診断してあげましょう part5

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210山師さん
>>208  空売りしたら、あかん。

むしろ、短期的には買い時。900円の底値をしつこく確認してるやん。で、おまけに27日に切りかえしてるやん。
27日が、もし26日のあとでさらに下に陰線で、おまけに8/24の安値を抜いていたら、
今日から空売りの日だったけどな。今は違う。

4114を空売りするなら、8/19にはいって25日の引けなりで買い戻し。
根拠のある空売りをするなら、このタイミングしかなかった。


根拠を説明する。
7月から8月中旬にかけて、26日線の上で三山を形成してるだろ。
別に山の数は2つでも4つでもかまわないのだが、とにかくこういう風に
トレンドが横横になってるものをまず抽出するんだ。

次に、その横横トレンドが崩れたところを狙って空売りする。
とりあえず8/9にいきなり下げてるけど、これは突発だから見送り。

8/9の突発下げのあと、チャートが26日平均に戻れなくなっている。
8/10から8/17あたりの話ね。このあたりで「臭い」と感じてチェックしておく。
罫線に体力がなくなってきたな、と読む。
横横の山を形成できなくなるほど罫線の体力が弱ってきた。時期は近いぞという見方をする。

で、8/18の崩れを確認して、次の日の8/19から空売りする。
25日に陽線が出たので、ここでいったん撤退。25日の引け売りが無理なら、26日の寄り付き売りでもいい。

ポイントはトレンドとして横横の波を描いている株が、谷の節を切り下げたときを狙う。これが空売りの黄金パターン。ゴーサイン。
今回で言うと7/13の安値。これが下値抵抗線だから、8/18の終値がこれより下がったことを確認して売りをかける。


ここで君は8/9にも、突き破ってるのでは?と疑問を持つかもしれない。いい疑問だ。
8/9の下げと8/18の下げの違いは、その直前がだらだらしてたかどうかによる。

空売りの急所。それは株価を維持する力がなくなって、熟した柿がぽたりと落ちるような部分。
落ちかけの部分に絞って空売りをしかけること。これが鉄則。

8/9の前は、ゴムまりのようにはずんでる。罫線が若い証拠。8/18の前の罫線は、熟し柿状態。この違い。
若い力の8/9の罫線には空売りを仕掛けてはいけない。抵抗力の弱くなった8/18の罫線に仕掛けるのがセオリー。


なお、
9/28のように、何回も900円の下値を確認して、26日線と5日線の上に躍り出た罫線、
すなわち、十分に上昇の英気を養った株に空売りをかけるのは自殺行為。

解説すると
ここは9/1から上値を切り下げる三角形形成だったんで、もしかするとさらに駄々下がりするかと期待できた。

9/26日はそれを期待しての力技での下げだったんだけど、27日に、きれいに裏切られた。この切り返しの形は罫線が強い証拠。
おまけに、28日の罫線は安値すら26日平均線と5日平均線の両方の上に来てしまった。
目先下げる要因がなくなった。こういう危ないところでは空売りを考えたらいけません。

空売りは高い安いだけじゃなくて、全体の勢いと流れの中で、罫線自身の体力があるかないかに注目して、
空売りをかけるかどうかを決めるべきもの。

けんかに勝つには、弱いやつを選んですること。
空売りで勝つには、弱い罫線を選んで空売りすること。

これが空売りの鉄則。
以上。