PS3やWii、Xbox360といった、いわゆる「次世代ゲーム機」が発売されて2年以上が経過したが、
これらのゲーム機の所有率はどれほどだろうか。
インターネットコム株式会社と株式会社リアルワールド リアルサーチが実施した「家庭用ゲーム機
(据え置き型)に関する調査」によると、4割近くの人が、現在も遊んでいるゲーム機器として
「プレイステーション2」を挙げていることがわかった。
調査対象は、10〜60代のインターネットユーザー1,040人。男女比は男性54.9%、女性45.1%、
年齢別では10代5.1%、20代 17.9%、30代22.3%、40代22.7%、50代16.3%、60代以上15.7%。
調査期間は、2009年3月4日〜5日の2日間。
まず、「プレイステーション3(PS3)」、「Wii」、「Xbox360」を、どれか1つでも持っていると回答した
334人(全体の32.1%)に、所有しているゲーム機を複数回答で聞いたところ、「Wii」76.6%(256人)、
「PS3」36.8%(123人)、「Xbox360」11.7%(39人)となった。
家族層をターゲットにした「Wii」の所有率が圧倒的に高いが、「PS3」も36.8%と、3人に1人が
所有していることになる。また、「Xbox360」も1割近くが所有していると回答した。徐々にではあるが、
これらの次世代ゲームも世間に浸透してきているといえる。
次世代ゲーム機を持っていないと回答した766人に、今後購入しようと思うゲーム機器を
複数回答で聞いたところ、「購入する予定はない」63.7%(450人)という回答が最も多く、
「Wii」28.2%(199人)、「PS3」13.9%(98人)、「Xbox360」2.7%(19人)と続いた。6割以上が
購入する予定はないとしているが、高額な開発費から、中々新しいタイトルが発売されない
ゲーム業界の現状なども、関係あるのだろうか。
最後に、全員(1,040人)に対し、現在遊んでるゲーム機(据え置き型)を聞いたところ、
「プレイステーション2(PS2)」39.8%(414人)が圧倒的に多く、以下「プレイステーション」15.8%(164人)、
「スーパーファミコン」15.1%(157人)、「NINTENDO64」11.3%(117人)、 「ファミリーコンピューター」
9.1%(95人)となった。
現在でも4割近くが「PS2」で遊んでいると回答しており、まだまだ現役のハードといえる。
PS2 の互換性を無くしたことで値下げを実現し、売り上げを伸ばしたPS3だが、
この判断が正しかったかどうかは難しいところだ。
japan.internet.com
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