米アップルが、「ネットブック」と呼ばれ日本でも人気を集めている低価格ノートパソコンの市場に
参入するとの観測が浮上してきた。販売不振が深刻なIT(情報技術)機器や家電の分野で、
ネットブックは数少ない成長株。有力企業による主導権争いが激化しつつある。
複数の米メディアが関係者の話として、約10インチの画面をタッチパネル操作する製品をアップルが
開発中だと伝えた。2009年後半の販売をめざすという。ゲームや電子書籍端末の機能を持つとの
報道もある。アップルは「うわさや憶測にはコメントしない」(広報)としている。
調査会社ガートナーによると、ネットブックなど小型ノートの出荷台数は09年に前年比8割増え
2100万台と、パソコン全体の8%を占める。ネット接続を主な用途とし価格を数万円程度に
抑えていることが不況下でも顧客に支持される背景だ。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090311AT2M1101211032009.html