政府紙幣や相続税減免付き無利子国債の可能性を検討してきた自民党の議員連盟(会長・田村耕太郎参院議員)は10日、
党本部で会合を開き、これらを発行するよう求めた政策提言の原案を大筋で了承した。
11日に麻生太郎首相、与謝野馨財務・金融・経済財政相らに提出する。
提言は
(1)政府紙幣や相続税減免付き無利子国債を発行して景気対策の財源に充てる
(2)贈与税を3年間にわたり一律10%(現行10-50%)に減免し、高齢者が保有する金融資産の活用を促す−を主な内容とする。
これに対し、政府・与党内では急激なインフレを招くとして政府紙幣発行に慎重論が根強いほか、
相続・贈与税の減免についても「金持ち優遇だ」との批判がある。
ソース:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009031000767