特集ワイド:どっこい埼玉、演歌一直線 朝から熱唱「テレ玉」の世界
◇平成のひばりも、団塊の星も
◇苦しい時こそ、街も人も歌に生かされる
春だというのに不況風が身にしみる。演歌の季節かもしれない。でも、テレビはお笑いばかり。
と思いきや、ありました。テレビ埼玉(愛称、テレ玉)。朝っぱらから、ど演歌一直線!【鈴木琢磨】
◇日本一、自主製作の歌番数
ある朝、二日酔いの目をこすりながら、テレビのスイッチを入れて驚いた。大事件のニュースが
あったわけでもない。女、別れ、酒……。演歌である。司会のつややかな2人の女性も歌手らしい。
前夜のスナックに引き返した気分で見入っていると、ローカルなCMが流れ、テレ玉とわかった。
「明美と雪乃の朝一番の歌謡曲」。これは平日朝5時45分から6時まで。8時からはさらに
「演歌度」の濃い日替わり番組が並んでいる。 東京に暮らしながらテレ玉に遭遇できたのは
ケーブルテレビに入っていたから。1週間、見続けたら、あるわ、あるわ。「勝太と夏美の歌の彩り」
「夏美と侑希のこちら最新歌謡曲」「ひろ子とひとみの歌謡一本道」……。たいていスタジオでの
ほんわかトーク、うるさいテロップひとつなく、カメラの切り替えも少しだけ、ちょっと照明も暗くて。
そしてゲストが旬の歌を熱唱したり、プロモーションビデオを流したり。ああ、カネかかってないなあ、
でも演歌好きはくすぐられるなあ。
長文のため、つづきはソースでどうぞ。
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20090311dde012200006000c.html ※この記事は、今日の夕刊2面に掲載されていた記事です。(夕刊には写真も掲載)
毎日jp(毎日新聞)
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