★飲酒事故の元警視に有罪 水戸地裁支部判決
酒を飲んで車を運転し当て逃げ事故を起こしたとして、道交法違反(酒酔い運転、事故不申告)の
罪に問われた元警視庁警視日高幸二被告(50)に、水戸地裁土浦支部(千松順子裁判官)は11日、
懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。
判決理由で千松裁判官は「懲戒免職処分などの制裁を受けているが、被告の運転行為は
極めて危険で犯行は悪質。警察官に対する国民の信頼を著しく損ねた」と指摘した。
弁護側は「社会的制裁は受けている」と罰金刑か執行猶予付きの判決を求めていた。
弁護側は控訴しない方針。判決によると、日高被告は昨年11月17日夜、
茨城県稲敷市の公園で警視庁施設課の同僚とビールなどを飲んだ後、車を運転。
県道で接触事故を起こしたのに通報せず、約2キロ逃走した。〔共同〕(14:01)
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090311STXKD011811032009.html