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再送:ポンドはドルと等価まで下落する可能性、オバマ米大統領も同じ過ち=ジム・ロジャース氏
ttp://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK835790320090126

2009年 01月 26日 19:03 JST

*本文中の表記を一部修正します。


 [シンガポール 26日 ロイター] 著名投資家のジム・ロジャース氏は、英国の債務増大や英経済に成長のけん引役が見当たらないことを考えれば、
ポンドは今後数年以内にドルと等価(1ポンド=1ドル)近い水準まで下落する可能性がある、との見方を示した。

 ロジャース氏は先週、ポンドは「終わった」と述べ、英国への投資は避けるべきだとの考えを表明。
これを受けブラウン英首相は、経済政策は投機家の影響を受けることはない、と言い返していた。

 ロジャース氏は、年末までにポンドがどの水準になると思うか、とロイターから尋ねられ「自分は短期的なトレーダーとしてはとても出来が悪い」とした上で、
「最安値まで下落するだろうが、それには10年かかるかもしれない。ポンドはかつて、ドルと等価近い水準だったことがある。再びそうならないと言える理由はない」と答えた。

 さらに「英国の国際収支には2つの大きな穴がある。北海油田の枯渇と金融業界だ。これら2つの穴を埋め合わせる要因は見当たらない」と述べた。

 ブラウン首相が景気回復に向けた基盤が整っていると述べたことに対しては、
「それが何であるかを説明してほしい。それが金融セクターの救済だとすれば危機的だ。日本が1990年代に同じことをやり、『ゾンビ』のような銀行が生まれたことを考えるべきだ」と述べた。

 その上で「痛みを受け入れ、資産をクリーンにし、再スタートを切るべきだ」と提言。ユーロ加盟によって英国の競争力が高まるかもしれないが、ユーロに対しても長期的な信頼感を置くことはできない、と指摘した。

 ロジャース氏は米国についても、オバマ大統領は銀行救済という同じ過ちを犯していると指摘、「オバマ大統領は間違ったプランを取り入れ、間違った人々を選んだ」と批判した。

 さらに、有望なのは中国と商品だけだとして、「どの国の株式も購入していない。世界はリセッション状態にあり、良くなるとは期待できない。政治家が間違いを続ければ、リセッションはさらに長く続くことになる」と述べた。

 ロジャース氏は、かつてジョージ・ソロス氏とクオンタム・ファンドを共同で設立し、1990年代初めにポンドを売り浴びせ、10億ドル以上を稼いだ経験がある。