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投資家:
世の中には鉄を使った産業が多い。
「鉄は国家なり」という言葉もある。
鉄が上がれば景気は必ず上向く。
理由も無く鉄が上がる事は無い。
景気が上向く時はまず鉄鋼・造船が上がり次に自動車・電機が上がる。
景気が下向く時はまず鉄鋼・造船が下がり次に自動車・電機が下がる。
日経平均株価の日足チャートで過去10年分を見れば良い。
2003年に底を付けた鉄鋼セクターは2004年からの上昇相場の波に乗り2007年まで力強く上昇した。
しかし2007年の半ばには既に下降トレンドに入っている。
不況は2007年から既に始まっていたと見るべきだ。
鉄鋼市場は景気に先行する。
景気が回復する時は大体鉄鋼から上がっていく。
今は自動車や電機の時代だがいずれは宇宙開拓の時代になる。
宇宙船を作るためには鉄が必要なので鉄の需要が無くなる事は無い。
従っていつの時代も鉄が上がれば景気は必ず上向く。
理由も無く鉄が上がる事は無い。
鉄は国家なり。