【DVD発売記念】北浜流一郎を斬る206【大暴落】

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243山師さん
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東京株式市場、今日は次のようになりそうだ

[10月9日 朝刊]

NYダウ、NASDAQともに続落。
世界10カ国中央銀行協調利下げでも回復し切れず。
東京市場、昨日下げ過ぎでさすがに反発も。
円100円突破したままなら引き続き軟調。

■NYダウ189・01安、NASDAQ14・55安。
両市場はまたまた続落で終わった。
世界同時株安を受け、FRBをはじめ世界10カ国の中央銀行は協調利下げを断行すると発表した。
しかし市場の反応は鈍かった。
一時はNYダウが180ドルほど上がる局面もあった。
それでも市場の不安感は強く、戻ったところで売ろうとの投資家が多く、
すぐに売り込まれてしまった。
特に引け近くになってポールソン財務長官が、

「金融市場の混乱はすぐにはおさまらない」
と発言したと報じられ買いは完全に引っ込んでしまった。

■東京株式市場。
昨日はとんでもない下落となった。
一時日経平均が1000円以上も下げ、
引けは952円安。
正直、なぜこんなにも下げなければならないのか、

こんなふうに文句を言いたくなるような下落ぶりとなった。
もちろん世界的規模の金融危機ではある。
しかし東京市場の下落率はどこよりも大きく9・38%に及んでしまった。
為替の100円台突破、これが最大要因となったといえる。

今日はどうか。
前述したように世界10カ国の中央銀行が協調利下げを発表したが、

その中に日本は入っていなかった。
これは残念だ。
日本は十分低金利だとの考え方からだが、
0・25%なら下げられたはずである。
これでは円高が止まらない。
このため今日も為替が100円を突破したままになる恐れがある。
その場合、東京市場は反発しにくい。
ただ昨日の下げはあまりに極端だった。
この点を考えるとたとえ円高でも大きく下ることはないだろう。
そして円が100円以下になるなら、
すぐに反発する確率が高い。
それに金融株には今日のところはマイナス材料はない。
以上より、今日も為替動向が影響するものの昨日ほどではなく、

プラス圏での動きになりそうです。

orion3 at 2008-10-09 09:50:44