デイトレーダーが集うスレ133

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800山師さん
【萬物相】低下する韓国人の国語能力
「第2の文盲」の危機

次のうち正しいのはどれか。
(1)スデジ(2)スッデジ(3)ステジ(4)スッテジ(オス豚の意)。

次のうち標準語はどれか。
(1)双竜(2)百分率(3)家庭難(4)ハマトゥミョン(まかり間違えばの意)。

韓国科学技術院(KAIST)の新入生700人余りが受けた国語試験の問題だ。
学生たちのつづりや標準語、分かち書きといった国語能力にはバラつきがあるため、学校側
は年初めに論述についての講義を受けさせ、試験の結果によって学生たちを三つのグルー
プに分けて指導する。
答えは(3)と(2)。

ソウル大学の国語の教科書の第1課は「韓国思想研究の構想」だ。
国語担当のソ・ジェギル研究教授は1時間目に学生たちに題名を読むよう指示する。
すると「研究」という漢字までは半数ほどが読むが、最後の「構想」まで読めるのは、10人に
一人にすぎないという。
こうしたことからも、企業が新入社員の業務能力における問題点として「外国語能力の不足」
(5.1%)よりも「国語能力の不足」(5.6%)を大きく取り上げているのは理解できる。

韓国の学生たちの国語能力がどの程度なのかを表す記事が昨日、本紙に掲載された。
教授が「他者」という単語について説明すると、ある学生が手を挙げて「タチャ」(いかさまの
上手な詐欺師)と間違えているのではないか」と指摘する。
中3は「門外漢」を「無脳漢」(韓国語では発音が似ている)と書き、「脳の足りない人」だと思っ
ている。
「すべてのことが水泡に帰する」を「スプ(森の意、やはり「水泡に」と発音が似ている)に帰す
る」と書いた高1もいる。

これは何も子どもたちだけに限ったことではない。
「襟度」という言葉は、教授やコラムニストのような知識人でさえ、「越えてはならない線」とい
った意味で使用している。
「襟」は「襟や心」を、度は「程度や度量」を表しており、「他人の立場や考えなどを受け入れる
心の広さ」を意味している。

結婚式の際に差し出すお祝い金を「扶助」(プジョ)ではなく「プジュ」というのが、今ではすっ
かり定着している。
幸せになれるかなれないかは、その人の運にかかっているという意味の「福不福」(ポップル
ボク)を「ポッコルボク」という人も多い。

韓国の大学進学率は90%に上っている。
1970年以降は「非識字率調査」が行われていない。
しかし、最近の学生の国語能力を見ると、「第2の文盲」をほうふつさせる。

話すことや聞き取り、書き取りのような基礎的な国語教育がおろそかになっているほか、韓
国語の70%が漢字で構成されているにもかかわらず、漢字教育を捨ててしまった。
奇妙なインターネット言語が飛び交い、テレビ局の言語崩壊が深刻化している。
数日後、国立国語院が非識字率を含む国民の国語能力調査に乗り出すのは、決して偶然
のことではない。