第３回全板人気トーナメント用AA保管庫 part2

　　 　 　 　 　 　　　, 　-―-　 ､　　　　　「ナイア・ガラの投資講座（後編）」
　　　　　　　　　 ∠ 　　　　_r ､rヽ　　　　From　市況1
　　　　　　　　　 /　/　　　＞ヽヽ ﾍt
　　　 　 　 　 　 ｉ　ｉ　　i　iﾚ｀iヽ 　 　!
　　　　　　　　　 ﾚ W巡!厶 _jΔ　　 ｣__
　　　　　　　　　　{ﾚ'　‐-　　-- ヽ∧ >'⌒ヽ
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　　　　　　　　　_ r 个 弋. イ 卜ｰ--‐ヽ::::::::::::::::::::::＼
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　　　／::::::::::::: ├─ l　`｀才´├.弋 :::::::::::::::::::::: ／
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　　 !:::::::::::::ｉ:::ｉ:::::::::::::::卜、│ ,,|:::::::::::::::::::Y
　 /::::::::::::::::l::l::::::::::::::::::|:::::`|'"::|::::::::::::::::::::|　ライブドアの信用買いで損した・・
　ﾍ :::::::::::::::‖:::::::::::::::::|:::::: |:::::| ::::::::::::::::: |　まいったな。
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　　　|:::/ ::::::::|.:.:ﾊ::::::: / .|:::::::j::|:. |l::::::il:::|:|ﾊ:::i|::V.:.:.:.:.:.: !:::|
　　　|:::{:::::::::::|.:.:ﾄ::Nメ､　l::::::ﾘ |　|i川斗七~V:|/.:.:.:.:.:.:.:.l::::|
　　　|:::|:::::::::::::�YﾘＶ￣＞-ﾄ_.　　-リvィチう寸.!:.:.:.:.:.:.:.:l::::|　で、内訳は20万株全力、
　　　∨!:::::::::::::::|ﾄ/才たうｧ､　　　　´V辷rﾘ ﾉ !:. |:.:.:. : l ::|　しかも2階建てのオマケ付きかや。
　　　 ∨:::::::::::::::|∧_弋_ク'　 　 ,　　　 ー─'′|:: |::.:.:.:. |:::|　
　　　　∨ ::::::::::::|　 　￣´　　　 l　　　　　　 　 |:: |::.:.:.:. |:::|　
　　　　 ∨:!::::::::::ﾊ　　　 　 　 　 ,　-‐v､　　　 .l::::}::.:.:.:.:.l:::|　このたわけが！
　　　　　|:::l::::::::::::∧　　　　　／　　 　ハ　 .／::V::::.::.:.:.:!::|
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　　　(,.ｲ ト-'　みなさんこんにちは。市況１のコンパニオン、ナイア・ガラと申します。

ライブドア騒動の当時、私もご多分に漏れず、大ダメージを受けました。
そのころは取引所も止まったり、闇鍋市場も出現して大変でした、としみじみ。

信用取引でライブドアを買っていた方は今もご健勝でしょうか、ちょっと気になるところです。

気を取り直して、前回のあらすじです。
　　　　 　 　 　 │
　　　　 　 　 　 │　　　　・投資のポイントは、
　　　　 　 　 　 │　　　　「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」（仮説）
　 　 　　　 　 　│ ★
　　 .8'´￣｀ヽ　│/　　　 ・「己を知る」とは、「自分自身を知ること」
　　〈 ﾘ.ノﾉﾊ)）ゝ/　
　　 iiS. ﾟ ヮﾟﾉ/）　　　　　・投資という側面では「判断と結果に自ら責任を持ち」、
　　　/ﾉ;;S;;)ｲ/ │　　　　　「投資手法」に則った「リスク管理」ができることが重要
　　 /7〉;;;;;{‐' 　│
　とノ〈ｨ;;;ﾉ}　 　│
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　　　(,.ｲ ト-'

本日は�A「彼を知る」と�B「百戦して殆うからず」についてお話したいと思います。
といっても、本来の意味である「彼を知る」＝「敵を知ること」ではなく、
「売買の対象を知ること」としたいと思います。

　 　 　 　 　8'´￣ヽ
　 　 　 　 〈 ﾘ.ノﾉﾊ）ゝ　厳密に言うと敵を知る、とも言えなくもありません。
　 　 　 　 iiS；ﾟ ヮﾟﾉ　　なぜなら売買の相手（外資や投信、個人投資家、etc）の動向も
　 　 　 ＿φ888⊂)__　投資に多分に影響を与えるからです。
　 　 ／旦／三／ ／|　
　　　|￣￣￣￣￣|　.|　　ただ深く突っ込むと心理学や行動ファイナンスといった
　　　|青森りんご.|／　　ノーベル賞ものの話になるので、ここでは割愛します。

「売買の対象」として、ここでは簡単に上場企業の株式を取り上げたいと思います。

といっても東証一部だけでも上場企業の数は1700超、
市場も東大名札福ジャスマザヘラアンビセントレQボNEO・・と盛りだくさん。
いったい何を基準に売買をすればよいのでしょうか。

　　　　　　∩＿＿＿∩
　　　　　 | ノ　　　　　 ヽ
　　　　　/　　●　　　● |　　キーボードの「N」「E」「O」を見ろクマ────！！
　　　　 |　　　　( _●_)　 ミ
　　　　彡､　　　|∪|　　､｀＼
　　　/　＿＿　 ヽノ　/´>　 )
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　　　　|　　　つ　　　 /
　　　　|　　／＼　＼
　　　　|　/　　　 )　 )
　　　　∪　　　 （　 ＼
　　　　　　　　　 ＼＿)

　　　　 　 　 　 │
　　　　 　 　 　 │　　　（１）チャート　→　今が買い時か、待ちの時か
　　　　 　 　 　 │　　　　
　 　 　　　 　 　│ ★　（２）財務　→　投資先が健全で儲けの出る会社か
　　 .8'´￣｀ヽ　│/　　　
　　〈 ﾘ.ノﾉﾊ)）ゝ/　　　 （３）材料　→　その情報が投資先にどう影響を与えるか
　　 iiS. ﾟ ヮﾟﾉ/）　　　　　
　　　/ﾉ;;S;;)ｲ/ │
　　 /7〉;;;;;{‐' 　│
　とノ〈ｨ;;;ﾉ}　 　│
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　　　(,.ｲ ト-'　おおよそこれらの要素が売買の判断に必要です。

（１）チャート
株価の推移を示す図です。代表的なものはローソク足で、
江戸時代の米取引に使用されていたといわれています。
チャートの動きを読み取って将来の相場を予測し、今が買い時か売り時か、
もしくは待ちの時なのかを判断します。

　　　 ∧Ｓ∧　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　（ ・∀・）　＜　赤チャートは読むのが大変だな！
　 　 [888888]　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　 ∧S∧
　　/::::::(Ｓ)　つ⌒|⌒|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/Дﾟ,,,_　ヽ
　　|::::::::|===|::ヽ⌒ ⌒　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(i､дﾟ ﾉﾘ___)　・・・。
　 /::::::/∧　ヽ::::::::ゝ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［88888］
　/::::::/_）（＿_）:::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::(s):::::::::ヽ

（２）財務
正式には財務諸表です。上場企業は一定期間の経営成績の公開が義務付けられています。
そこに書かれている財務諸表や企業の経営方針を見て、
その会社が健全で儲けの出そうな会社かを判断します。
この支援を読んだ後に、簿記や証券アナリストの勉強をすると、
より理解が深まるかもしれません。　　　　　　 /＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '" ￣￣ {　　 ￣￣｀丶､
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／／: : : : : : : j: : : : : : : : : : : :＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　　／' 7: : : : : / : : ∧: l: : : : ＼: :＼-=ﾍ＿
三三三三三三三三三ミ∧　　　 /: : : /: /: : :/: ハ:ヽ : : : : l: : : ∨:7（_厂＼
　　　　　　　　　　　　　　|lll|.　　 /: :/ /.: :|: :⌒:/　 ヽ {＼⌒:| : : : ∨　│　　〉
　　　　　　　　　　　　　　|lll|　　/: ;ｲ:│.:.:.| :/∨　　　 ヾ　＼j: : :ヽ:ﾊ.　 |l　 /
　　　　　　　　　　　　　　|lll|　　�W│ |.: : :!fて汽　　　 ｲう汽ｽ: : : ｌ: |　 |:∨
　　　　　　　　　　　　　　|lll| 　 　 　 V:! : :ﾊ! V:rﾘ　　　 {ﾄ:::rﾘ　ﾍ : | :ﾄ､ﾉ! :!
　　　　　　　　　　　　　　|lll|　　　　 ﾍl :.:{小. ゞ''　 ,　　 ''ヾ'　し＾∨Ｎ : ,'.:│　よーし私もがんばって
__, 　　　　　　　　　 　 　 |lll|　　　　　∧ : ｊ:人xx　　rっ　 xｘｘﾍー/: : :/: : |　　簿記始めちゃうぞー。
l│　　　　　　 　 　 　 　 |lll|　　　　　|: ∨:|: : :`ｰr-ｚr　 ｧ＜. /／: : :/: : : |　　
l│　　　　　　 　 　 　 　 |lll|　　　　　|: : : :|＼:_;斗'　>‐く　　〃: : : :/l : : : |
l│　　　　　　 　 　 　 　 |lll|　　　　　|: : : :l /-―|o/ O∧o/: : : : :∧|.: : :│　・・・なわけねーだろ。
l│　　　　　　 　 　 　 　 |lll|　　　　　|: : : :|' {　　 ｀| 　 |　7: : : : :/　│: : :.|

（３）材料
財務が一定期間の固定された情報に対して、日々のニュースや開示された情報が
株価に影響を与えるかも考え、その情報が投資先にどう影響を与えるか判断することも必要です。
一般的には株価が上がる材料を好材料、株価が下がる材料を悪材料といいます。
例えば下は最近出たニュースの見出しです。これらは好材料でしょうか、悪材料でしょうか。

�@「iPhone」、年内にソフトバンクから登場
�A三井住友ＦＧがバークレイズと戦略提携へ、狙いはアフリカ・中東での業務拡大
�Bトヨタ、米国3工場で減産強化…市場の不振深刻

　※具体例として挙げたもので、利害関係は特にありません。念のため。

以上を踏まえて「百戦して殆うからず」＝「百回戦っても負けない」
・・かというと残念ながらそうではありません。
与えられた情報から売買の判断を行うのはあくまで自分自身であり、
その時の判断が正しくても、予期しない要因でひっくり返ることもあります。
そこが今日の勝者が明日の敗者に、今日の敗者が明日の勝者になる、
相場の妙とも言えるところですが・・。

ただ、やみくもに上がる株、下がる株を求めるより、
まずは「なぜその株を買ったか、売ったか」を考えてみる習慣を付けたり
経験を積むことで、周りの人よりすこし賢くなれるかもしれません。

レスをまとめてみます。
　　　　 　 　 　 │
　　　　 　 　 　 │　　 ・自分自身の「投資手法」や「リスク」を知り、
　　　　 　 　 　 │　　　
　 　 　　　 　 　│ ★ ・「チャート/財務/材料」から売買の対象を判断する。
　　 .8'´￣｀ヽ　│/　　
　　〈 ﾘ.ノﾉﾊ)）ゝ/　　　・その結果儲けるか否かはさておき、
　　 iiS. ﾟ ヮﾟﾉ/）　　　 まずは踏み出す勇気が大切。
　　　/ﾉ;;S;;)ｲ/ │　　　「百戦して殆うからず」かは、その後の努力次第。
　　 /7〉;;;;;{‐' 　│　　　
　とノ〈ｨ;;;ﾉ}　 　│
　　 　 |_||_|　 　└──────────────────────────
　　 　 |::|l::|_　　　と、結局まとまった結論ではないのですが、
　　　(,.ｲ ト-'　　　知らないよりは知ったほうがオトクな、ナイア・ガラの投資講座でした。

よく参考にする本などです。興味があったら一読してください。
・証券投資論　：　日本経済新聞社
・相場の心理学　：　ダイヤモンド社
・マネー革命　：　NHK出版
・「株　〜マーケット〜」　：　集英社
・株でいこう！〜お兄ちゃん、ネットトレーディングしよっ！　：　http://www.kabuiko.com/