経済産業次官北畑隆生

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724神宮司 ◆tRD0hymW72
後に続く総裁候補も低金利消費拡大支持の岩田副総裁を推さずに、
馬官僚の極みみたいな大蔵上がりの利上げ推進論者、武藤だよねぇ。

未だに預金利息(短期0.3%、長期1%前後)の10倍近い金利
(短期17〜54.75(N3金融)% 長期6〜17%)で貸そうとする金融業者を養ってる
メガバン無視してどうすんの?とか、言いたいことは色々あるわけだけど、
せっかくなのでこの際そこらへんを徹底的に書きなぐってみようと思う。

さて、現状でもぶっちゃけ銀行は金利上げなくてもぼろ儲け。
オマケにこの低金利安定の状態でやっと事業化向けの堅実な融資が拡大し始めた状況下で、
財務省の役割は国内経済をより安定させ、国民の生活実感を向上させ、
国外におけるわが国経済の信用を高め、それによって国民に利益を還元するための
あらゆる行政サービスを提供することだと思うわけで、
そのための検証であり、資料統計であり、実務者権であり、
政策にしたがって事をなすための人材要員である。と思う。

ところが、先年の例で見ただけでも、
極短期的な需要増を示したことを理由として金利を0.25%上げただけで、
たった数ヶ月の間に景気は劇的に鈍化してしまったりした事例を皮切りに、
国際経済状況に対する無為、不作為とも取れる証券増税の発動であったり、
さらなる増税、利上げ、物資高懸念の増大であったり、、
結果として市井の経済実感度は急激且つ確実に萎縮している状況である。
と言う極めて明快な事実ひとつとっても、
http://www.asahi.com/business/update/0208/images/TKY200802080469.jpg
財務行政、ことさらこうした実体経済について、
行政として迅速に対応、状況データの報告等による提言等を行ってしてしかるべき
財務官僚、および財務大臣等政策責任者による明らかな失政と言い切っちゃっていいワケで、
事実、失政が現実問題として市場に圧し掛かってきたとたん、
総がかりで売り込まれる羽目になっている。

馬官僚って、楽観的に過ぎるんだよね。
国民主権の民主主義国家にとって、本来楽観的に構えていいのはその権利を保障された国民であって、
公僕はこの保障を実質的に提供すべく常に最悪の状況を考え、それに備え、対応するのが仕事なわけで、
いやならサッサとやめてもらったほうが後の人がポストに納まりやすくて良いわけで、

そうした意味においても今回の北畑発言による
日本市場に参加している良心的投資家に対する誣告ともいえる
極めて低俗で、知性と品位に欠け、行政の責任あるものとしての意識にも欠けた
愚かな行為によって導き出された、わが国市場全体への、
極めて不本意且つ屈辱的な評価をうけたという事実は、

現状継承、馬官僚重用のこうした日銀体質が抜けない限り、日銀人事が完了する春以降、
夏を待たず、特に金融財政面での失政は目に見えていおり、
こういった状況に陥る可能性と、現状認識力の欠如した官僚、
それも、スライド式とはいえ次期日銀総裁になりうる可能性すらある、
キャリアとしての財務事務次官という、
極めて高いポストにある者の市場経済の現状認識不足によって、
最低限の結果を出しえないばかりか、

それを実際の市場参加者の責任として韜晦し、
転化し、自身の立場を補完しようとするなどは言語道断の極みと言わざるを得ず、
極めて無能で無知と言わざるを得ないような、
人材が税金で雇われていると言う甚だ馬鹿げた事実を示す格好の事例として、
記憶にとどめておくべきだろう。

ぶっちゃけ、危機管理能力が欠落している官僚なんて、
どのように能力が高くとも行政に必要ない。

その程度の人間なら吐いて捨てるほどいる。