【底なし】種が半分以下に達してる人24【往復ビンタ】
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山師さん:
私は30年近く株をやってますが種半は幾度も経験しました。
最初の大きな失敗は株の面白さを覚えだした20年前に
松下、NECなどを今で言う全力買いしました。
そのやさき東芝機械が共産圏に潜水艦のスクリューを輸出した事が発覚して、
海外から日本製品不買運動が起こり輸出株は急落一ヶ月で半値近くになって
大損しました。(ちなみにドイツのメーカーも似たような事をやったのですが、
目には目を、でアメリカを批判して逃れたのは有名です)
幸い当時はバブルの坂を上っている最中でしたから
半年で損を取り戻せました。(種半から回復)
しかしバブルが弾けると5000万まで増やした資金も
1992年には1500万に減少しました。
その後5年ががりで5000万まで資金を増やして、やれやれ、
と思ったのもつかのま、1997年山一證券破綻で3000万以上の損害を出し
再び種半となりました。
それ以外の持ち株も急落で信用取引の建て玉を整理すると手元には
金は残らず知人などからの借金だけが残りました。
精神的にもまいり会社も辞め首吊りも考えましたが、もう一度株をやりたい、と必死で働き
知人の借金を返済しました。
チャンスが訪れたのは1999年です表現出来ませんが
大相場到来の予感がしました。
自己資金が少ない私は親、兄、従兄弟、借りられるだけ借りて
当時2万円のソフトバンクを買い、何度も転がし最後は17万で
「信用取引」1000株買って3日で1万円以上高いところを利食い
勝ち逃げに成功しました。
この時のソフトバンクの信用買いを最後に信用はしてません。
掲示板などで信用取引の実態を知り怖くなりこれからは
信用だけは手を出さないようにしました。
最近ではLDショック前のミニバブルで3倍にするのがやっとでした。
それ以降は取引してません。
ジム・ロジャースも松下を底値で購入してから
種半近くにまで落ちたのではないでしょうか?
誰でも株をやってれば、種半のドラマが少なからず存在するものです。