【黒岩】アナリストの予想を比較するスレ【村瀬】

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1山師さん
黒岩スレで他のアナリストのコメントを貼るのはどうかということで、
まとめたスレをつくりました。

黒岩 泰  http://www.marketbank.jp/column/kuroiwa/index.html
村瀬 智一 http://market.fisco.co.jp/update/comment/s_comment.jsp


有名アナリストで、他にもいいひとがいたら、教えてください。
2山師さん:2006/11/05(日) 12:47:39.11 ID:cjtEN1Wp
黒岩 泰
92年、慶応義塾大学経済学部卒業。山一證券で個人営業を5年間経験したあと、00
年からは独立系投資顧問会社フィスコでテクニカル・アナリストとして従事。05
年から執行役員株式リサーチ部長として、同社のヘラクレス上場にも寄与した。06
年5月から下落相場の際には、「阿鼻叫喚の下落相場が来る」と歯に衣着せぬ語
り口で、投資家の絶大なる信頼を得る。相場予測の基本ベースは、自身のオリジ
ナル理論である「窓・壁・軸理論」。「株価は高いところから低いところへ動く」
をモットーに、投資家に相場予測の真髄を説いている。06年10月から現職。主な
著書は、「究極のテクニカル分析〜黒岩流「窓・ひげ理論」」「最強のテクニカ
ル分析〜黒岩流「窓・壁理論」(インデックスコミュニケーションズ)」。
3山師さん:2006/11/05(日) 12:50:00.22 ID:cjtEN1Wp
村瀬 智一

担当
株式市場:個別銘柄。株式リサーチ部長

信条
タイムリーな株価情報を配信することを心掛け、月例セミナーでは講師を務め、需給面から相場の流れを探り、翌月の物色
テーマまで掘り下げ解説しています。嫌なことがあっても自分のための試練と考え、常に前向きに捉えるようにしている、
愛犬家の私です。

経歴
大東証券(現みずほインベスターズ証券)にてディーラーとして先物・株式ディーリング業務に従事。1999年フィスコへ入社。

著書
「マーケット大予測2003」
4山師さん:2006/11/05(日) 12:59:01.11 ID:Db24kqjk
これは、おもしろいね。
その週あたりの短期予測もラジオNIKKEIなんかで各証券会社の人間が
予測するコメントも貼ろう。
先週は週末にかけて上がるなんてウソぶいていた悪いやつらも多かったからね。
証拠として残そう。
5山師さん:2006/11/05(日) 13:01:23.64 ID:cjtEN1Wp
06/11/02 「下ひげが出現、無駄な抵抗か・・・」
 本日の日経平均は前日比25.24円安の16350.02円となった。一時下落幅が160
円以上に拡大する場面もあったが、大引けにかけて徐々に下げ渋る展開。ローソ
ク足では下ひげが出現しており、押し目買い意欲の強さを示唆している。業種別
東証株価指数では、海運業、輸送用機器などが上昇。その他金融業、証券商品先
物などが下落となった。 本日の東京株式相場は前日の米国株式相場の下落を受
けて売り先行の展開となった。米景気失速懸念が強まったほか、大量の裁定買い
残も需給不安を誘っている。週末の米雇用統計に対する警戒感もあり、主要株価
指数は一時下落幅を拡大する場面もあった。しかし、売り一巡後は徐々に下げ渋
る動き。短期的な突っ込み警戒感が強まったほか、為替相場がやや円安にシフト。
お昼休みの機関投資家のバスケットも買い優勢と伝えられており、市場には徐々
に買い安心感が広がった。 日経平均の日足チャートでは、5日移動平均線と25
日移動平均線によるデッドクロスが実現した。典型的な弱気チャートであり、目
先は両移動平均線が上値を抑えることが予想される。ローソク足の形状は底入れ
を示唆しているものの、短期的な相場の流れには変化がないものと思われる。 
目先は日経平均の下方の窓である15600円台を目指す展開となりそうだ。株価水
準が着実に切り下がっていることで、需給悪化は免れない状況。明確な底入れの
シグナルも発生しておらず、下落余地は十分に残っているようだ。また、今月14
日に新規上場が予定されているあおぞら銀行の前評判が良くないことも、不安心
理を高めさせている。4000億円規模を市場から調達することから、来週はその反
対売買なども懸念される。 本日の相場は、「必死に泥沼から這い上がろうと、
一旦しゃがみ込んだ後、ジャンプした様子」に例えられる。しかし、そう簡単に
脱出できるわけはなく、失敗した後は、重力に従って、かえって不利な状況に追
い込まれることになる。時間がかかればかかるほど、体力は消耗する。無駄な抵
抗をしないで体力を温存できれば助かるチャンスはあるのだが、変にもがいたこ
とで、結果的に墓穴を掘ることになろう。ムツゴロウが笑っている。「脱出なん
かできないって・・・。」 (黒岩 泰)
6山師さん:2006/11/05(日) 13:03:58.06 ID:cjtEN1Wp
>>3
アナリストを責めるのはかわいそうなので、
どうして、間違ったかということが議論できればと思っています。
7山師さん:2006/11/05(日) 13:05:48.35 ID:cjtEN1Wp
2006年11月02日16時44分
弱気ムード高まるが、見極め必要

 日経平均は続落。25.24円安の16350.02円(出来高概算15億2000万株)で取引を終え
た。米国市場の弱い流れを受けて昨日同様、国際優良株などは利益確定の動きが先行し
た。また、昨日上昇が目立っていた大手銀、損保、ノンバンクといった金融セクターも総
じて冴えない展開となった。寄り付き直後に一旦16300円を回復した日経平均であった
が、先物市場では大口売りが断続的に出ていたこともあり、その後はじりじりと下げ幅を
広げる展開に。前引けにかけては先物市場での大口売りの影響から一時16209.14円と
16200円割れ寸前まで下げる場面をみせている。
 高水準の裁定残による需給面が警戒される中、後場に入ると先物と現物のスプレッドが
逆ザヤとなり、解消売りを誘発させるような仕掛け的な売りもみられている。ただ、引き
続き下値は堅く、大引けにかけてはショートカバーの流れによって下げ幅を縮めている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり680に対して値下がり896、変わらず127と、値下がり数は
全体の過半数を占めているが、前場段階からは2割程度改善。また連休を控えているため後
場は様子見ムードが一段と強まり、売買高は8営業日ぶりの低水準となっている。
 テクニカル面では結果的にはボリンジャーバンドのマイナス1σと一目均衡表の基準線が
結果的にサポートした格好に。また、週足ベースの一目均衡表では先行スパン(雲)上限
を割り込むかにみえたが、大引けにかけての戻りによってこちらも雲上限レベルがサポー
トした状況である。下へのバイアスは強まっているのは確かであり、弱気ムードも高まっ
ているが、売りに転じるにはまだ見極めが必要であろう。
 一方、需給面ではこれまで順ザヤに推移していた先物と現物のスプレッドが縮小し、若
干ながら逆ザヤとなってきている。そのため、仕掛け的な動きが強まり、今後裁定解消売
りを誘発させる動きが出てくる可能性には注意したいところである。そのほか来週は米中
間選挙が行われるほか、連銀総裁講演が続き、国内でも日銀総裁講演、工作機械受注、機
械受注などが予定されている。これらイベントの影響を受け、先物主導による仕掛け的な
売り、若しくはショートカバーの動きなどに現物市場が振らされることになりそうだ。
(村瀬 智一)
8山師さん:2006/11/05(日) 13:21:40.74 ID:em5+EQLF
面白そうなスレですね。さっそくブックマークに入れました。
>>1さんがんばってください。

他に北浜なんかも貼ったらどう?
9山師さん:2006/11/05(日) 13:25:18.27 ID:IUXodNyq
アナリスト予想総合スレ でよかったのに・・
個別スレ維持できないからといってそんなに村瀬をからめたいのかなぁ?
村瀬より武者の動向報告を期待したい。
101:2006/11/05(日) 13:28:11.96 ID:cjtEN1Wp
北浜先生は、テクニカル等の根拠が書いていないので、どうかなと思ったのですが、
入れていくとおもしろい気もしてきました。逆指標も必要かも知れませんしねw
111:2006/11/05(日) 13:31:37.99 ID:cjtEN1Wp
>>9
別に村瀬さんの信者ではないのですよ。しかし、先週はいろいろと当ててきたので、興味を持つようになって来ました。
報告はもちろんですが、比較することで、いろいろ見えてくるのではないかと期待しています。
武者先生も探してみますね。
12山師さん:2006/11/05(日) 14:10:10.93 ID:Db24kqjk
>>9
まぁ、実態はとりあえずアナリスト総合スレということで。
13山師さん:2006/11/05(日) 15:28:53.35 ID:H2d7NS77
とりあえずテレ東出演アナリストの発言は記録しておこう
スタンス(ブルベア)目標株価とか所属と名前も当然記載して検索できるように
できたら専用ページがあるといいね
情報は各人がうp
14山師さん:2006/11/05(日) 22:28:20.73 ID:9TA7JNhc
良スレ乙。俺はこっちを応援する。

いろんなアナリストの相場観を観察して、張るのは自己責任で荒れないように
進行してほしいな。

黒岩:
典型的な弱気チャートであり、目
先は両移動平均線が上値を抑えることが予想される。ローソク足の形状は底入れ
を示唆しているものの、短期的な相場の流れには変化がないものと思われる。 
目先は日経平均の下方の窓である15600円台を目指す展開となりそうだ。

村瀬:
弱気ムードも高まっているが、売りに転じるにはまだ見極めが必要であろう。
 一方、需給面ではこれまで順ザヤに推移していた先物と現物のスプレッドが縮小し、若
干ながら逆ザヤとなってきている。そのため、仕掛け的な動きが強まり、今後裁定解消売
りを誘発させる動きが出てくる可能性には注意したいところである。そのほか来週は米中
間選挙が行われるほか、連銀総裁講演が続き、国内でも日銀総裁講演、工作機械受注、機
械受注などが予定されている。これらイベントの影響を受け、先物主導による仕掛け的な
売り、若しくはショートカバーの動きなどに現物市場が振らされることになりそうだ。


黒岩は下落相場。村瀬はポジション中立?って感じかな。

15山師さん:2006/11/05(日) 23:28:04.84 ID:2eH9iLQP
責任を持って保守しろよ。
161:2006/11/05(日) 23:29:19.35 ID:cjtEN1Wp
ども
あと、アナリストではないけれど、日経は今週は弱気だそうです。

今週の見通し・株式 買い材料乏しく弱含み
 今週の株式相場は弱含みの展開か。米国株の上値が重いうえ、2007年3月期の業績見通しを上方修正する企業も少ない。
過去最高水準にある裁定買い残も重しとなり、内外投資家の間で積極的に上値を追う機運は乏しい。ただ、好業績の国際
優良株に対して押し目買いスタンスを取る投資家も多く、一本調子の相場下落も想定しにくい。
17山師さん:2006/11/06(月) 02:14:48.62 ID:KiM+TLvB
時田氏も入れてくれ、ちょっと前にスレあったけど沈んだようだ
この人は黒岩とは正反対で強きの買いの見方をしてる

ttp://blogs.yahoo.co.jp/miyu_kabu85/folder/804859.html?m=l&p=1
___兜町45年__ 時田氏の本日の相場___
18山師さん:2006/11/06(月) 03:45:31.11 ID:G9FhYi4n
>>17
結局誰?ど〜いう人物かわかんない。
19山師さん:2006/11/06(月) 08:27:26.48 ID:A3PJv25R
06/11/06 「下値を切り下げる展開か、米政治リスクを織り込む動きに」
 先週末の米国株式相場は小幅続落。ダウ工業株30種平均は32.50ドル安の11986.04
ドル、ナスダック総合指数は3.23ポイント安の2330.79ポイントとなった。10月
の米雇用統計が市場予想を下回ったことで買い先行となったが、原油高や金利上
昇を嫌気してその後は軟調な値動き。7日の中間選挙の行方を見極めたいとの動
きも強まり、主要株価指数は売り圧力に押された。また、シカゴ日経平均先物
(CME)は16350円。先週末の大証終値と変わらずの水準で取引を終えている。従
って本日の東京株式相場は米国株式相場の動きを受けて、もみ合い相場からのス
タートを想定。先週末の終値近辺から始まると思われる。 しかし、米景気減速
懸念が根強いことで、積極的な押し目買いを入れにくい状況。米中間選挙の結果
も見極めたいとの見方が強く、上値余地は限定的であると思われる。国内では主
力企業の決算発表が目白押しであり、好業績に対する”材料出尽くし感“が出や
すい状況。テクニカル的にも日経平均の5日移動平均線と25日移動平均線がデッ
ドクロスを実現したばかりであり、売り圧力が強まりやすい状況にある。来週14
日(火)にはあおぞら銀行が上場予定となっており、需給悪化に対する警戒感も
強まりそうだ。 また、週末にはオプションのSQが予定されている。過去最高水
準に積み上がった裁定残から“解消売り”が出やすい状況となっており、先物主
導による“売り仕掛け”が行われる可能性もある。先週末のローソク足による
“引け味”は良いものの、信頼度の乏しい下ひげであると認識しておく必要があ
ろう。 本日の東京株式相場は方向感の乏しいスタートが予想されるが、その後
は徐々に下値を切り下げる展開となりそうだ。米中間選挙で民主党優勢が伝えら
れており、米政治リスクを織り込む動きに。先週末に“ジャンプ”した反動も着
実に影響すると見られ、もがけばもがくほど泥沼に陥りやすい状況にある。来た
るべき“満潮”に備え、大きく息を吸い込む場面にあると言えそうだ。
20山師さん:2006/11/06(月) 08:31:18.72 ID:A3PJv25R
2006年11月06日08時18分


先物市場で下への仕掛け的な動き強まる

 3日のNY市場は小幅下落。ダウは32.50ドル安の11986.04、ナスダックは3.23ポ
イント安の2330.79で取引を終了し、ダウは10月18日以来の12000ドルを割り込んで
いる。10月の雇用統計では失業率が4.4%へと低下、非農業部門雇用者数は9万2000人
増と予想を下回ったものの、雇用者数が大幅に上方修正されたことで長期金利が上
昇しており、嫌気された。セクター別では、エネルギーや家庭用品・パーソナル用
品が上昇する一方で食品・生活必需品小売や消費者サービスが軟調。 
 ワイヤレス半導体のクアルコム(QCOM)は14%の増益となる決算を発表して堅調に推
移し、半導体SOX指数は小反発。シカゴ225先物は小動きとなり、セトル(清算
値)は大証比変わらずの16350円。日本株ADRは、花王、日電産、ブリヂストン、
アドバンテスト、デンソー、大日印、三菱商、イオンがしっかり。半面、エーザ
イ、京セラ、キヤノン、リコー、トヨタが小安いなど、高安まちまち。
 日経平均は膠着感の強い相場展開が続いているが、主力処の一角には、外国人投
資家の買いが入っているとの観測がある。10月4週までの外国人投資家は5週連続の
買い越しとなった。一方、個人投資家は5週連続の売り越しとなり、海外勢が相対的
に出遅れ感のある日本株への買いを進める中、需給懸念が警戒されている個人投資
家の需給整理が進捗していることになろう。また、ロンドン証取がETF(株価指
数連動型上場投信)の相互上場などを東証に打診したとの報道も資金流入への期待
につながろう。
 しかし、海外投資家は全体が膠着感を強める中では上を積極的に買う必要はな
く、下値で拾っているため指数を押し上げる要因にはなっていないようである。反
対に、米国市場が景気減速懸念の高まりを背景に膠着感を強めてきているため、次
第に慎重ムードが強まってきている。また、市場が弱気に傾きつつあるため、ここ
にきて高水準の裁定残高による先行き需給懸念を意識する向きが増えてきている。
実際、これまで順ザヤに推移していた先物と現物のスプレッドが縮小し、225、TO
PIXともに週末には逆ザヤとなってきている。そのため、先物市場で下への仕掛
け的な動きが強まり、今後裁定解消売りを誘発させる動きが出てくる可能性には警
戒したいところである。
(村瀬 智一)
21山師さん:2006/11/06(月) 09:05:47.80 ID:rO6k2fA1
>>17
時田氏は、毎日買い推奨だお。
22山師さん:2006/11/06(月) 09:27:13.02 ID:rO6k2fA1
村瀬:
海外投資家は全体が膠着感を強める中では上を積極的に買う必要はな
く、下値で拾っているため指数を押し上げる要因にはなっていないようである。

日経225が高値の時に海外投資家は買い越しなのに何故、下値を拾っている
と判断しているのか解らんなー。
まあ、下落相場とこじつけたいのは解るが。

黒岩も下落ね。
23山師さん:2006/11/06(月) 09:32:43.98 ID:51fFFMKh
という事は↑なのかなぁ。もうみんな裁定買い残とか嫌になるほど周知されただろうし。
24山師さん:2006/11/06(月) 11:33:21.36 ID:A3PJv25R
2006年11月06日11時24分

様子見ムードの強い相場展開

午前の日経平均は3日続落。113.02円安の16237.00円(出来高概算7億1000万株)で前場
の取引を終えている。先週末の米国市場ではNYダウが12000ドルを割り込むなど膠着感
を強めていることや、米中間選挙なども控えていることもあり、様子見ムードの強い相場
展開となっている。続落で始まった日経平均は一時16204.13円と先週末の安値を下回る場
面もみられている。しかし、下を積極的に売り込む流れもなく、16200円レベルでの狭い
レンジ取引となった。国際優良株のほか、大手銀、ノンバンク、不動産、損保など内需関
連も軒並み値を下げており、東証1部の騰落銘柄は値上がり394に対して値下がり1170、変
わらず138と、値下がり数は全体の7割を超えている。また、内需系の弱さが目立っている
こともあり、TOPIXは現物と先物が逆ザヤとなっている。NY原油先物相場の反発を
背景に国際帝石など資源関連の一角が堅調。そのほか、コニカミノルタ、マツダなど、好
決算を発表した銘柄などが個別に賑わいをみせている。

担当 村瀬 智一
25山師さん:2006/11/06(月) 11:37:17.70 ID:A3PJv25R
引けは貼れないので、誰か貼って栗!!
26山師さん:2006/11/06(月) 12:36:47.37 ID:rO6k2fA1
>>24
なるほど。村瀬は実況中継だな。
27山師さん:2006/11/06(月) 15:28:55.43 ID:0ztF1xel
今日は北浜先生が当ててきましたね
28山師さん:2006/11/06(月) 16:33:20.24 ID:kcZqta2u
 2006年11月06日16時12分


一旦はリバウンド狙いのスタンスとしたい位置

 日経平均は小幅ながら3営業日ぶり反発。14.74円高の16364.76円(出来高概算15億
6000万株)で取引を終えている。先週末の米国市場ではNYダウが12000ドルを割り込む
など膠着感を強めていることや、米中間選挙なども控えていることもあり、様子見ムード
の強まる中、一時16204.13円と先週末の安値を下回る場面もみられている。しかし、下を
積極的に売り込む流れもなく、その後は16200円レベルでの狭いレンジ取引となった。
 後場に入るとホンダ、トヨタ、キヤノンといった国際優良株の一角が出直りをみせたほ
か、先物市場でも大口買いをきっかけに切り返す動きをみせている。これにより日経平均
はじりじりと下げ幅を縮め、その後プラスに転じると一時16398.51円と16400円目前まで
上昇する場面もみられた。ただ、大手銀、ノンバンク、不動産、損保など内需関連が軒並
み軟調な展開であったためTOPIXはマイナスとなっている。
 日経平均は反発となったが東証1部の値下がり数は全体の過半数を占めている状況であ
り、国際優良株の一角やガラス・土石セクターが日経平均をけん引している状況。値下が
り数が過半数を超えている状況であることや、TOPIXが逆ザヤで推移しているため、
裁定解消売りを警戒した手控えの動きもある。また、TOPIXの動きにみられるように
内需系の弱さが目立つが、米中間選挙を控え、海外ファンドなどが一旦ポジションを整理
しているとの見方も出ているようである。好決算銘柄の一角は賑わいをみせているが、ピ
ンポイントであるだけに材料株にしても物色範囲の広がりがみられず、個人投資家の動き
も鈍い。そのため弱気ムードに傾きやすい状況であろう。
 ただし、ショートに傾きやすい環境だが下値は堅く、個人の需給整理も進捗しているこ
とを考慮すると、押し目買いスタンスとなろう。また、TOPIXについては6月安値を起
点とした上昇ボックスレンジの下限レベルに到達してきている。短期デッドクロス発生で
手掛けづらいところではあるが、一旦はリバウンド狙いのスタンスとしたい位置ではあ
る。
(村瀬 智一)
29山師さん:2006/11/06(月) 16:43:06.42 ID:rO6k2fA1
2006/11/06 「本日も陽線が出現、ダマシに注意」

黒岩

 本日の日経平均は14.74円高の16364.76円で取引を終了した。朝方は米国株式相場の下落を
嫌気して売り先行の展開となったが、売り一巡後は押し目買いの動きが優勢。円相場が1ドル=118円台に
下落したことや、お昼休みのバスケット注文が買い優勢であったことなどが買い安心感につながったようだ。
業種別東証株価指数では、ガラス土石製品、その他製品、繊維製品などが上昇。空運業、不動産業、
小売業などが下落となった。
 本日の東京株式相場は前場は軟調な推移となった。先週末の米国株式相場が下落したことや、
米中間選挙の結果を見極めたいとの見方が優勢。大量に積み上がった裁定残に対する警戒感もあり、
下値を試す展開となった。しかし、売り一巡後は短期的な突っ込み警戒感や円相場の下落などが追い風となり、
徐々に押し目買いの動きが強まる状況。ローソク足では再び下ひげが出現しており、調整一巡感の強い
チャート形状となっている。
 ただし、日経平均の日足チャートでは、終値ベースで5日移動平均線(16368.25円)を突破できなかった。
同移動平均線が有効な上値抵抗線として機能していることを示唆しており、短期下降相場は継続している
ことを意味している。明確な底打ち感も乏しく、目先は引き続き下値を試す動きとなりそうだ。
 相場の底堅さが徐々に明確になってきたが、この動きに騙されてはいけないところだ。連続して出現する
“陽線”に惑わされてはいけないということだ。それはあたかも毒キノコが「私は毒を持っていませんよ。
食べてください。」と言わんばかりであり、思わず「おいしそう!」と手に取りたくなってしまうかもしれない。
しかし、押し目買いを入れるということはこの毒キノコを食べることと同じであり、決してその魅力に騙されては
いけないのだ。あとで苦しむのは自分本人であり、誰も助けてはくれないのだ。化粧の剥げ落ちた老婆が
岸辺で毒キノコの試食会を行っているようでもあり、ここは無視するに限るのだ。“無謀なジャンプ”に今日も
ムツゴロウは笑っている。ここはガマン、ガマンである。


30山師さん:2006/11/06(月) 16:53:14.89 ID:rO6k2fA1
さて、今日の相場で村瀬と黒岩の相場観が分かれた。
村瀬→押し目買い。
黒岩→騙しに注意。

31山師さん:2006/11/06(月) 16:55:47.67 ID:JspqGfeF
>>28, 29 Thanks!!
北浜先生は後出しっぽいですねw
できれば、前場、後場の始まる前に書いて欲しいものです。
32山師さん:2006/11/06(月) 17:07:27.71 ID:51fFFMKh
>>31
北浜は後出し大王でしかも両建てだから無理ですよ。
上がり始めたら喜びの更新・下がり始めたらだんまりのその場で一喜一憂してるだけ。
明日の展望とか前場始まる前に今日の見通しとか皆無に等しいから面白くない。
33山師さん:2006/11/06(月) 17:24:29.93 ID:cYkgz0ZO
黒岩センセ、なんか2ちゃねらを喜ばせるために書いてるんちゃうか?w
34山師さん:2006/11/06(月) 17:55:31.44 ID:n9agSU2c
お、このスレって、まとめて読めるから、なんか便利だな。
35山師さん:2006/11/06(月) 18:48:18.41 ID:rO6k2fA1
ついでに時田氏も張っておく。

2006年11月06日(月)
NY市場は相変わらず発表される経済指標でその都度上下する動きであるが結局ダウは
二日合わせて45ドル安となっている。注目された雇用統計も9万2.000人の増加となって
再び金利引下げは無しの見方となり、あとは11月7日大統領中間選挙の結果待ちという所である。
週明けの東京市場は小安く寄った後145円安の安値を付け、後場に入っては大幅に戻して
プラスに転じてダウ14円高の16.364円引け、225先物は出来高6万8.000枚で16.380円の終りである。
本日の相場に於いて安値から高値まで195円上昇した強い動きと引けもプラスを保った点に注目である。
連休明けである事、NY市場が安かった事、アメリカの選挙の結果待ちである事、以上を背景にしての
本日の動きは大いに注目するべき強さである。
NY市場はダウ12.000ドルに乗せて新高値を取った所から揉みあっている。
これを受けて東京市場も全体相場は気持ちよく上昇しきれない動きとなっているが中間選挙の結果を
確認した所からNYも東京も再び安定した上昇波動に入るものと筆者は見る。

36山師さん:2006/11/06(月) 18:49:27.89 ID:rO6k2fA1
まあ、時田氏は買い推奨しか記憶にないが、
もし売り推奨に転換したら何かが起きそう。
37山師さん:2006/11/06(月) 23:49:08.23 ID:andewDbr
>>30
というか、いつもこの2人の見方は正反対なわけだが
黒岩はどちらかというといつも下がる下げるという感じ
村瀬はどちらかというとマネックスのメルマの市況解説に似てる(もうそろそろ底だ、押し目だ、といつも言いまくる)

結論:どちらも使えない。
38山師さん:2006/11/07(火) 00:00:56.14 ID:oYv8eQEL
どうやら明日は村瀬の勝ちっぽいな。
39山師さん:2006/11/07(火) 01:10:18.92 ID:VW/GdkLi
理論の村瀬
天然の黒岩
40山師さん:2006/11/07(火) 08:17:50.62 ID:Fj1IWplE
2006/11/07 「リバウンド局面に突入も、売りスタンス継続」

 昨日の米国株式相場は大幅反発。ダウ工業株30種平均は119.51ドル高の12105.55
ドル、ナスダック総合指数は35.16ポイント高の2365.95ポイントとなった。M&
Aに関するニュースが市場に買い安心感を与える形となり、主要株価指数は大幅
高。中間選挙に対する楽観的な見方も優勢となり、幅広い業種に買いが入った。
また、シカゴ日経平均先物(CME)は16555円。大証終値と比べて175円高の水
準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好
感して買い先行の展開を想定。一気にリバウンド局面に突入すると思われる。
 しかし、基本的には下落トレンドが継続中であり、リバウンドの動きは“一時
的”であると認識。買い一巡後は急速に上値が重くなると思われ、比較的早い段
階で失望感が漂うであろう。本日米国では中間選挙を控えているほか、大量に積
み上がった裁定残に対する懸念も燻っている状況。あおぞら銀行上場による需給
悪化懸念も抱えており、積極的に上値を買い進めない状況と言えそうだ。また、
本日は福井総裁の講演も予定されており、年内再利上げ論が浮上する可能性もあ
る。中間選挙の共和党敗北観測と合わせて、円相場の急伸要因となりかねない。
結果的に輸出関連株に警戒感が強まり、株価指数の上値を抑える可能性は高そう
だ。  その一方で、日経平均の日足チャート上には、上方に窓(16549.71円−16643.91
円)が空いている。瞬間的にこの窓に株価が引き寄せられる可能性があり、売り
方は警戒したいところ。また、この窓埋めの過程は“相場の強さを測る尺度”と
して有効であり、本日の上値がどの水準なのかを見極めたい場面である。  米
国株式相場の上昇は日本株にとって追い風だが、日本株は“独自の需給環境”を
有している。高値圏で買った投資家が多く、戻り売りが先行しやすいということ
だ。また、終値ベースでは25日移動平均線(16485.03円)が効力を発揮し、大引
けでは弱気ムードが台頭しそう。海外要因による株価上昇は絶好の戻り売り場面
であり、そのチャンスを逃すべきではないと思われる。本日の大引け後には投資
判断を逆転させている可能性もあるが、現時点では“売りスタンス”を継続とし
たい。所詮相手は“泥パック”だからだ。
(黒岩 泰)
41山師さん:2006/11/07(火) 08:20:05.26 ID:ScKoWaDm
ドテン予告wwwww
42山師さん:2006/11/07(火) 08:32:06.93 ID:Fj1IWplE
株式オープニングコメント  2006年11月07日08時30分

25日線をサポート?レジスタンス?

 6日のNY市場は大幅反発。ダウは119.51ドル高の12105.55、ナスダックは35.16
ポイント高の2365.95で取引を終了した。相次ぐ買収の発表を好感して終日堅調な展
開となった。セクター別では、公益事業を除き全面高となっており、特に消費者サ
ービスや各種金融が上昇した。シカゴ225先物も大幅上昇し、セトル(清算値)は大
証比175円高の16555円。ADRの日本株は花王、エーザイ、ブリヂストン、コマ
ツ、日電産、松下、シャープ、ソニー、TDK、アドバンテスト、デンソー、日産
自、トヨタ、ホンダ、HOYA、キヤノン、三菱商など対東証比較(1ドル118.25円
換算)で全般堅調。
 昨日の日経平均は小幅ながら3営業日ぶり反発。一時先週末の安値を下回る場面も
みられたが、ホンダ、トヨタ、キヤノンといった国際優良株の一角が出直りをみせ
たことにより、切り返す動きをみせていた。NYダウが12000ドルを回復させている
ほか、欧州市場も軒並み上昇しており、東京市場も昨日後場からの国際優良株主導
の上昇の流れが継続することになろう。ただ、日経平均は25日線が位置する16500円
レベルを意識することになるが、買い一巡後は同線をサポートするか、レジスタン
スとなるかで全体の雰囲気も変わるため、強弱感は対立することになる。 
 昨日の日経平均は反発となったが東証1部の値下がり数は全体の過半数を占めてい
る状況であり、大手銀、ノンバンク、不動産、損保など内需関連が軒並み軟調な展
開であったためTOPIXはマイナスとなっている。ただ、TOPIXについては6
月安値を起点とした上昇ボックスレンジの下限レベルに到達してきている。短期デ
ッドクロス発生で手掛けづらいところではあるが、一旦はリバウンド狙いのスタン
スとしたい位置ではある。
 米中間選挙を控えているため手掛けづらいが、民主党有利との見方が大勢であ
り、これによるドル安も織り込んできていると考えられる。好業績銘柄への物色意
欲が強いほか、グループ再編の流れも強まっている。村上ファンド解散が一部報じ
られているが、悪材料出尽くしに結びつく流れとなろう。
(村瀬 智一)
43山師さん:2006/11/07(火) 11:32:10.12 ID:Fj1IWplE
株式ランチタイムコメント

 2006年11月07日11時29分

一時16500円回復も様子見ムードが強まる

 午前の日経平均は堅調に推移している。前日比117.18円高の16481.94円(出来高
概算7億1573万株)で前場の取引を終えている。米国株式市場が大幅に上昇したこと
を受けて買いが先行して16500円を回復して寄り付いた。外国人の買いなども注目さ
れているなか、買い安心感は広がっており、トヨタやキヤノンなど主力株を中心に
幅広い銘柄が買われた。ただ、米国中間選挙を控え、その後様子見ムードも強ま
り、前場終了まで16500円を中心に膠着感も強まっている。東証1部の騰落銘柄は値
上がり887に対して値下がり645、変わらず160となっている。また、業種別では輸送
用機器、鉄鋼、パルプ・紙などが堅調に推移している一方、陸運業や空運業のほか
銀行業は下落している。個別では、ホンダなど自動車株、NTTデータなど情報通
信株が上昇した一方、価格競争などで通期業績を下方修正したマツモトキヨシや、
豆乳事業の不振で業績を下方修正した不二製油は大幅安となった。

フィスコのコメント名前が入ってないけど、村瀬でいいのか?
44山師さん:2006/11/07(火) 12:09:00.72 ID:VW/GdkLi
これから区別を容易にするためにフェラコ村瀬、マーケットパンク黒岩と呼んでください。
45山師さん:2006/11/07(火) 14:30:07.75 ID:Z6b7s0A6
46山師さん:2006/11/07(火) 15:41:44.39 ID:lN7z648R
黒岩センセの勝ち。
47山師さん:2006/11/07(火) 17:40:39.22 ID:uN8+CaLK
11月7日の結果。
 
時田と村瀬の言うとおりに今朝押し目買いした人達→死亡。
黒岩の言うとおりに今朝売りいれた人達      →天国。
48山師さん:2006/11/07(火) 17:59:39.06 ID:8bYyGhiu
株式クロージングコメント

毎日更新




 2006年11月07日16時23分


25日線を一気に上抜けなかったことはそれ程ネガティブではない

 日経平均は小幅続伸。28.65円高の16393.41円(出来高概算14億9600万株)で取引を終
えている。6日の米国市場では、相次ぐM&Aの発表が好感されてNYダウが12000ドルを
回復。シカゴ先物も16500円を回復したほか、非公式の外資系動向も買い越しとなってい
たこともあり、日経平均は16500円を回復して始まった。しかし、同水準に位置する25日
線が上値抵抗線として意識される中、銀行、損保、証券、ノンバンクといった金融セクタ
ーの弱い動きが嫌気されて、その後は膠着感の強い相場展開に。先物市場では大口売りを
きっかけに下げる場面もみられ、先物市場や内需系の弱さが嫌気される状況から日経平均
は前日変わらず水準まで上げ幅を縮め、辛うじて5日線がサポートした格好。一方、大手銀
の弱い動きからTOPIXは小幅ながら3営業日続落となっている。
 米中間選挙を控えていることもあり、25日線を一気に上抜けなかったことに対してはそ
れ程ネガティブとみる向きは少ないと考えられる。また、TOPIXも下げに転じたもの
の、依然として6月安値を起点とした上昇トレンドのボックス下限レベルで推移している。
下げの目立っている銀行株は、個人投資家の注目度が高いとされるみずほFGは直近安値
水準まで調整。この水準を割り込むようだと警戒感を強めなければならないが、辛うじて
リバウンド期待を残すレベルである。一方、鉄鋼株が総じて堅調に推移しており、新日鉄
は25日線を突破してきている。昨年上昇を主導していた銀行、鉄鋼の内、鉄鋼株が強い動
きをみせたことは評価できよう。
 米中間選挙通過で手控え要因が消滅するほか、村上ファンド解散報道による悪材料出尽
くし感から、徐々に物色意欲を高める可能性はありそうだ。また、ピンポイントながら好
決算発表銘柄を物色する流れも、先行き決算発表一巡後の全体を見直す流れにつながると
考えられる。テクニカル面では厳しい状況ではあるが、押し目買いスタンスとみる。 
(村瀬 智一)
49山師さん:2006/11/07(火) 18:03:29.99 ID:8bYyGhiu
2006/11/07 「上値は重い、怪しげな微笑も最終段階」
 本日の日経平均は28.65円高の16393.41円で取引を終了した。朝方は米国株式相場の
上昇を好感して買い先行のスタートとなったものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなる
展開。米中間選挙を見極めたいとの見方が優勢となったほか、福井日銀総裁の発言で
円相場が上昇する展開。輸出関連株には悪材料とされ、株価指数を押し下げる要因と
なった。業種別東証株価指数では、鉄鋼業、不動産業、パルプ・紙などが上昇、空運業、
陸運業、金属製品などが下落となった。

 本日の東京株式相場は買い先行となった。昨日の米株式相場が急上昇したことで、市場
には買い安心感が台頭。寄り付き前の外資系証券の売買状況も大幅な買い越しとなって
おり、投資家の間には強気な見方が広がった。しかし、本日米国では中間選挙を控えて
おり、ブッシュ共和党の敗北に対する警戒感が強まる状況。福井日銀総裁の利上げに
ポジティブな発言をしたことで、円相場が再び1ドル=117円台にシフト。輸出関連株に対して
見送りムードが強まる状況となり、株価指数の上値を抑える要因となった。

 また、週末のオプションSQに対する懸念も強まっている。外資系証券のポジションから
売り圧力が強まるとの観測もあり、積極的に上値を買い進む投資家も見られない。裁定
買い残が高水準に積み上がっていることも、売り仕掛けに対する警戒感を高めさせていた。

 テクニカル的には、25日移動平均線(16495.67円)が上値を抑える形。上方の窓(16549.71円
−16643.91円)も全く埋めることが出来ず、事実上の“窓埋め拒否”の形となった。潜在的な売り
圧力の強さを示唆しており、相場の弱さを露呈している。ローソク足でも陰線が出現しており、
弱気ムードが高まる展開となっている。
 本日の値動きによって、上値余地の乏しさが改めて明らかになった。米中間選挙の通過に
よって米国市場の“化けの皮”が剥がれれば、東京株式相場は改めて下値を模索する動きへ
と移行するであろう。間違って毒キノコを食べた投資家は、今すぐ吐き出さないとアッという間に
全身に毒が廻ることになる。金髪老婆の怪しげな微笑も最終段階に入ったようであり、来たる
べき満潮に備え、酸素ボンベは数本は用意したいところである。老婆に頭、肩などを押さえつけ
られる前に万全の準備をしておきたい。

50山師さん:2006/11/07(火) 18:20:35.00 ID:uN8+CaLK
おっ、明日の予想も分かれている。いいねー。
村瀬→押し目買い。
黒岩→食べたものは、吐き出し宣告。

さて、明日はどうなるか。
明日のキーポイントはトヨタとソフトバンクだな。
下手すると黒岩負けるかも。
51山師さん:2006/11/07(火) 19:00:23.32 ID:mZRpDsCV
村上ファンド解散は表になってない株も全部市場に流れるっつー事なのにな。まだ残ってるし。
今まで中・小型株がついて行かなかった銘柄の中には処分されてたのもあるのだろうね。
って村瀬は思ってても言わないのかなぁ。
52山師さん:2006/11/08(水) 08:14:18.80 ID:xxqHPlCY
2006/11/08 「下値を試す展開、米中間選挙の開票を睨みながら・・・」
 昨日の米国株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は51.22ドル高の12156.77ド
ル、ナスダック総合指数は9.93ポイント高の2375.88ポイントとなった。原油価
格の下落や金利低下が好感されており、ダウは一時過去最高値を更新。しかし、
その後は、中間選挙の結果を見極めたいとの見方が優勢となり、主要株価指数は
伸び悩む形となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)16405円。大証終値
と比べて25円安の水準で取引を終了している。従って本日の日経平均はシカゴ日
経平均先物にさや寄せからのスタートを想定。もみ合い相場から始まるものと思
われる。  昨日の東京株式相場は朝方は買い先行となったものの、大引けにか
けて徐々に上昇幅を縮小させる展開。ローソク足で陰線が出現しており、上値の
重さを露呈する形となった。日経平均では25日移動平均線(16495.67円)が上値
抵抗線として機能しており、このラインが短期的な限界値であることを示唆。上
方の窓埋めも拒否する格好となっており、潜在的な売り圧力の強さを示している。

 本日の東京株式相場は米中間選挙の開票を睨みながらの展開となりそうだ。米
時間外取引の動きを見ながら、東京株式相場も上下することになりそう。ただ、
基本的には「米中間選挙が相場のターニングポイントになる」と認識。米国株式
相場が天井をつける可能性は高く、今後は調整局面に突入するものと考えている。
これまでの米株高はいわば「売りたい強気」の面が強く、現政権サイドの“偽装
相場”であると推測。また、与野党逆転を契機に政局リスクが高まることになり、
米株安、ドル安の流れに転じることになりそうだ。  一方、トヨタの「保有機
構3000億円分売り出し報道」も中長期的な需給圧迫要因となりそう。政府系機関
の保有株売却リスクはある程度織り込まれているものの、市場に改めて“需給悪
要因”として認識させることになりそうだ。ただでさえ、あおぞら銀行の新規上
場に対する警戒感が強いときだけに、「売り出し報道」はそれに追い討ちをかけ
る形。かつてのJR上場、NTT上場を彷彿させる動きでもあり、下落相場に対
する警戒を強めたいところである。  本日の東京株式相場は朝方は方向感の乏
しい展開を強いられそう。しかし、昨日の値動きによって「上はない」ことは明
確となっており、大引けにかけてジリジリと下値を試す動きとなりそうだ。「泥
パック老婆に頭を抑えられる前に何とか対処すべき」ということである。
(黒岩 泰))
53山師さん:2006/11/08(水) 08:40:07.48 ID:xxqHPlCY

株式オープニングコメント  2006年11月08日08時34分

引き続き膠着感の強い相場展開

 7日のNY市場は続伸。ダウは51.22ドル高の12156.77、ナスダックは9.93ポイン
ト高の2375.88で取引を終了した。中間選挙の投票日にもかかわらず特に手控えムー
ドとはなっておらず、前日の流れを受けて引き続き堅調推移となった。セクター別
では、資本財や運輸が上昇する一方でエネルギーや不動産が下落。シカゴ225先物は
冴えない展開となり、セトル(清算値)は大証比25円安の16405円。ADRの日本株
はブリヂストン、コマツ、日電産、シャープ、ソニー、TDK、アドバンテスト、
京セラ、トヨタ、HOYA、任天堂、三菱UFJなど対東証比較(1ドル117.68円換
算)で全般しっかり。 
 昨日の日経平均は16500円を回復して始まったものの、同水準に位置する25日線が
上値抵抗線として意識される中、銀行、損保、証券、ノンバンクといった金融セク
ターの弱い動きが嫌気されて、その後は膠着感の強い相場展開となった。日経平均
は前日変わらず水準まで上げ幅を縮め、辛うじて5日線がサポートした格好。一方、
大手銀の弱い動きからTOPIXは小幅ながら3営業日続落となっている。米中間選
挙を控えていることもあり、25日線を一気に上抜けなかったことに対してはそれ程
ネガティブとみる向きは少ないと考えられる。
 本日は相当織り込まれているとは言え、米中間選挙の結果を受けた今晩の米国市
場の動向を見極めたいとの流れもあり、引き続き膠着感の強い相場展開となりそう
だ。物色としては為替の円高基調から国際優良株への物色は手控えられそうだが、
一方でトヨタ、いすゞとの資本業務提携により、業界再編機運の高まりが材料視さ
れそうだ。また、昨年上昇を主導していた銀行、鉄鋼の内、鉄鋼株が昨日強い動き
をみせており、本日も注目させそうである。そのほか、好業績銘柄をピンポイント
で物色する流れが続くほか、本日はソフトバンクの決算が予定させており、思惑的
な動きも出てきそうである。
(村瀬 智一)
54山師さん:2006/11/08(水) 10:31:12.26 ID:xxqHPlCY
黒岩 ネ申
55山師さん:2006/11/08(水) 11:18:06.35 ID:xxqHPlCY
村瀬のランチタイム言い訳コメントまだかな?
今が押し目とかいうのかな?自動車買えとかか?
56山師さん:2006/11/08(水) 11:24:28.61 ID:xxqHPlCY

株式ランチタイムコメント    2006年11月08日11時18分

裁定解消売りを警戒した動きも

午前の日経平均は反落。136.43円安の16256.98円(出来高概算9億3000万株)で前場の取
引を終えている。7日の米国市場ではNYダウが12000ドルを回復しており、この流れを受
けて小幅ながら反発して始まった。しかし、米中間選挙の開票結果やこれを受けた今晩の
米国市場の動向を見極めたいとする流れもあり、膠着感の強い相場展開となっている。昨
日決算発表と同時にいすゞとの資本・業務提携を発表したトヨタが最高値を更新するな
ど、自動車セクターの一角は堅調。一方、このところ弱い動きが目立っている大手銀行株
が引き続き下げており、全体としても次第に利食い優勢の流れを強めている。TOPIX
が逆ザヤで推移しているほか、225も一時逆ザヤとなる場面もあり、裁定解消売りを警戒
した動きもあったようだ。結局、前引けにかけてはじりじりと値を下げる格好となり、東
証1部の値下がり数も1300を超えている。

担当 村瀬 智一
57山師さん:2006/11/08(水) 11:25:51.55 ID:xxqHPlCY
> 225も一時逆ザヤとなる場面もあり。確かに何回かあったな。
 先物主導なのか?
58山師さん:2006/11/08(水) 12:16:28.17 ID:sGl3yCNr
訳わかんないけど、村瀬は半分ドテンと言うことか?
黒岩は相変わらずするどいなー。

59山師さん:2006/11/08(水) 16:02:06.55 ID:mPAVUYSK
2006/11/08 「今晩の米株の動きに注目、金髪美女の正体が明らかに・・・」

 本日の日経平均は177.67円安の16215.74円で取引を終了した。朝方は前日のシカゴ日経平均先物にさ
や寄せする形となったが、その後は徐々に売り圧力が強まる展開。米中間選挙で共和党が劣勢と伝えら
れたことで、米政治リスクが高まるとの見方が台頭。加えて週末のSQ、大型上場による需給懸念などが
高まり、株価指数は引けにかけて下落幅を拡大させた。なお、業種別東証株価指数では、輸送用機器、
電気・ガス業を除き、すべてのセクターが下落となった。
 本日の東京株式相場は方向感の乏しいスタートとなった。前日の米国株式相場の変動率が小さかった
ことで、東京市場でも積極的な売買が手控えられる状況。米中間選挙の行方を見極めたいとの動きも強
まり、前日比変わらず近辺での値動きとなった。しかし、寄り付き後は徐々に売り圧力が強まる展開。米
中間選挙の開票が進んだことで、ブッシュ共和党の劣勢が鮮明となる展開。今後の議会運営が困難にな
るとの見方から、投資家は処分売りの動きを強めた。
 また、週末にはオプションのSQを控えている。「外資系証券の弱気ポジションによって株価は上昇しにく
い」との見方もあり、市場には弱気ムードが広がった。また、裁定買い残が過去最高水準に積み上がって
いることで、売り仕掛けが出やすい状況。下落しやすい需給環境となっており、下落幅拡大の一因となっ
たようだ。さらには、来週大型IPOを控えている。前評判もそれほど良くないために、需給悪化要因と捉え
られたようだ。
 目先ポイントとなるのは、中間選挙の結果を受けて、米国株式相場がどのように反応するかということ。
現時点では選挙結果を受けて、米株式相場はネガティブな反応を示すと考えたい。ダウ、ナスダック共に
前日のローソク足では、上ひげが出現している。典型的な“ダブルトップ形成”の可能性もあり、より警戒
感が強まるところである。
 今晩の米株の動きによって、金髪美女の正体が明らかになる。泥パックをはがし、鬼の形相で頭の上に
乗っかってくるのか、それとも、爽やかな笑顔で引き上げてくれるのか、見ものである。恐らく強引に乗っか
ってきて、グイグイと頭を抑えるに違いない。潮の方も徐々に満ちてきて、溺死させられる環境は整いつつ
ある。いっそのこと逆に海の中に潜り、次のチャンスまで待つしかないのであろうか。でも、海底は日経平
均で言えば“15600円レベル”である。あと800円程度の値幅が残されており、この水準まで耐えられるかど
うかは疑問である。ロバートの秋山くらいの潜水力があれば、楽勝にクリアできるのだが…。
(黒岩 泰)
60山師さん:2006/11/08(水) 16:03:43.82 ID:mPAVUYSK

株式クロージングコメント    2006年11月08日15時55分

トヨタ中心とした自動車セクターのみ

 日経平均は反落。177.67円安の16215.74円(出来高概算18おく1000万株)で取引を終
えている。7日の米国市場ではNYダウが最高値を捉えてきており、この流れを受けて小幅
ながら反発して始まった。しかし、米中間選挙の開票結果やこれを受けた今晩の米国市場
の動向を見極めたいとする流れもあり、その後は膠着感の強い相場展開となっている。昨
日決算発表と同時にいすゞとの資本・業務提携を発表したトヨタが最高値を更新するな
ど、自動車セクターの一角は堅調。一方、このところ弱い動きが目立っている大手銀行株
が引き続き下げており、全体としても次第に利食い優勢の流れを強めている。 
 後場に入ると米中間選挙の開票が進むに連れて一旦ポジションを外す動きが出てきてい
るほか、先物市場では大口売りも相次いだようである。この動きが強まったことにより日
経平均は下げ幅を広げ、一時16199.43円と16200円を割り込む場面をみせている。トヨタ
を中心とした自動車セクターの一角が強含んだこともあり、業種別指数は輸送用機器が上
昇率トップとなったほか、電力・ガスの2業種のみがプラス。東証1部の値下がり数は1469
(値上がり179、変わらず55)と全体の9割近くを占めている。
 先物市場では仕掛け的な売りが出たとの見方があるが、先週末からTOPIXが逆ザヤ
で推移していたことや、予想通りながら米中間選挙を受けてやや円高に向かったこと、週
末にはオプションSQを控えていることなど、下に仕掛けやすい素地が出来ていたよう
だ。今晩の米国市場が強い動きをみせられればショートカバーを誘う可能性はある。しか
し、本日の下げでTOPIXは一目均衡表の遅行線が過去の実線を上から下に割り込むと
いった、下方転換シグナルを発生。先行スパン(雲)上限が1595レベルであるため、これ
をサポート出来るかを見極める必要が出てきている。これを割り込むと雲下限の1570およ
び9月安値が意識されよう。一方、日経平均については直近安値水準で踏ん張っており、下
方転換シグナルは発生していない。米国市場および連動性の高い国際優良株の動向にかか
っている。ただ、好業績銘柄をピンポイントで物色する流れは目立っているため、全体に
引きずられて下げる場面では中期スタンスで拾いたいところか。
(村瀬 智一)
61山師さん:2006/11/08(水) 17:29:43.69 ID:Og/GAG6l
黒 岩 先 生 ネ申 言忍 定。
62山師さん:2006/11/09(木) 08:35:00.46 ID:fTNRdUzg
2006/11/09 「美女が手を差し伸べたが、泥沼嵌まり男の体力は限界」

 昨日の米国株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は19.77ドル高の12176.54ド
ル、ナスダック総合指数は9.06ポイント高の2384.94ポイントとなった。共和党
の敗北が明確となったことで売りが先行したものの、中間選挙というイベントを
通過したことでリスク要因が解消。ラムズフェルド国防長官の更迭もプラス材料
と評価され、主要株価指数は軒並み上値を試す展開となった。ダウは終値ベース
で過去最高値を更新、ナスダックも約5年半ぶりの高値となった。また、シカゴ
日経平均先物(CME)は16275円。大証終値と比べて35円高の水準で取引を終
了している。  従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買
い先行の展開を想定。一旦リバウンド相場に突入するものと思われる。また、米
時間外取引では好決算を発表したシスコシステムズが大幅高。グローベックスの
ナスダック100先物も上昇しており、ハイテクには追い風となりそうだ。  昨日
の東京株式相場は米中間選挙の結果を見極めたいとの動きから大幅安となった。
また、週末のオプションSQに対する思惑的な売買、大型IPOによる需給悪化、
大量に積み上がった裁定買い残に対する警戒感などもあり、株価は大引けにかけ
て下落幅を拡大させた。しかし、日経平均の16200円レベルは有効なサポートラ
インとして機能しており、この水準ではやや下げ渋る動き。米中間選挙というビッ
グイベント通過を見越した買い物も入り、日経平均の下落幅は180円程度に収ま
った。  本日の東京株式相場は、米中間選挙後の初取引がプラスで反応したこ
と、ドル相場が比較的堅調に推移したこと、米時間外取引でハイテク株の一角が
堅調に推移していることなどから、輸出関連株中心に買い先行の展開が予想され
る。最近では自動車株が相場の牽引役となっており、同セクターが相場をリード
する形となりそうだ。  ただ、このような動きも前場の早い段階で終了となり
そう。最近の日本株の下落は“国内要因”との見方が優勢であり、米国株高の影
響度は限定的であるからだ。早々に戻り売りを浴びそうであり、積極的に上値を
買い進む動きは見られないであろう。日経平均の16200円レベルのサポートライ
ンも非常に弱いものであり、本日の買い先行でトレンドが変化する可能性は低い。
“勢いをつけて下落するための上昇”と考えれば、この上昇場面は“戻り売りの
好機”と捉えられそうだ。変な期待をせずに、素直に持ち株を整理する場面であ
ると考えたい。  金髪美女は意外にも、やさしく手を差し伸べてきた。しかし、
数度のジャンプによって“泥沼嵌まり男”の体力は限界に達している。美女の助
けも無駄になる可能性が高く、このまま自滅のパターンを辿りそう。海底に到達
するまで、ジッと耐えるしかなさそうだ。
(黒岩 泰)


63山師さん:2006/11/09(木) 08:37:14.32 ID:fTNRdUzg
株式オープニングコメント  2006年11月09日08時33分

弱気シグナル連発で、一旦はリバウンド狙いも

 8日のNY市場は続伸。ダウは19.77ドル高の12176.54、ナスダックは9.06ポイン
ト高の2384.94で取引を終了した。中間選挙通過による不透明感払拭から引けにかけ
て上昇する展開となった。セクター別では、エネルギーや消費者サービスが上昇す
る一方でヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが軟調。シカゴ
225先物は寄り付きの16160円を安値に切り返し、セトル(清算値)は大証比35円高
の16275円。ADRの日本株は富士写、コマツ、日電産、松下、ソニー、TDK、ア
ドバンテスト、京セラ、キヤノン、大日印、任天堂など対東証比較(1ドル117.85円
換算)で全般しっかり。 
 昨日はトヨタが最高値を更新するなど、自動車セクターの堅調さが目立った以外
は、大手銀行株を中心とした内需関連が引き続き下げており、全体としても次第に
利食い優勢の流れを強めていた。先物市場では大口売りも相次いだようである。こ
れにより日経平均は下げ幅を広げ、一時16200円を割り込む場面をみせている。
 先物市場では仕掛け的な売りが出たとの見方があるが、先週末から現物と先物が
逆ザヤとなる場面が見られてきていたことや、米中間選挙後の動向を見極めたい流
れ、週末にはオプションSQを控えていることなど、下に仕掛けやすい素地が出来
ていたとみられる。中間選挙後の米国市場はダウ、ナスダックともに続伸となって
いることもあり、若干ながらショートカバーを誘う可能性はある。また、騰落レシ
オが売られ過ぎ水準に到達しているほか、TOPIXの1600P割れ、東証1部値下が
り数の1400超えなども、一旦はリバウンド期待の動きにつながりやすいと考えられ
る。
 しかし、昨日の下げでTOPIXは一目均衡表の遅行線が過去の実線を上から下
に割り込むといった、下方転換シグナルを発生。先行スパン(雲)上限が1595レベ
ルであるため、これをサポート出来るかを見極める必要が出てきている。これを割
り込むと雲下限の1570および9月安値が意識されよう。一方、日経平均については直
近安値水準で踏ん張っており、下方転換シグナルは発生していない。米国市場との
連動性の高い国際優良株の動向にかかっている。ただ、好業績銘柄をピンポイント
で物色する流れは目立っているため、好業績ながら全体に引きずられて下げる銘柄
などは中期スタンスで拾いたいところ。
(村瀬 智一)
64山師さん:2006/11/09(木) 08:47:37.03 ID:YzW+WyHH
なるほどね。村瀬は相変わらず押し目。黒岩売り推奨か。
65山師さん:2006/11/09(木) 11:59:48.41 ID:fTNRdUzg
株式ランチタイムコメント 2006年11月09日11時35分

膠着感の強い相場展開に

午前の日経平均は小動き。8.35円高の16224.09円(出来高概算7億6000万株)で前場の取
引を終えている。8日の米国市場は、米中間選挙通過による不透明感払拭からNYダウ、ナ
スダックともに続伸。この流れに加えて昨日全面安の反動もあり、日経平均は小幅ながら
上昇して始まった。その後、TOPIXが1600Pを回復する動きをみせたこともあり、日
経平均も一時16286.26円まで上昇している。しかし、明日にオプションSQを控えている
こともあってか動きづらく、またテクニカル的なリバウンドの域を脱せない状況の中、膠
着感の強い相場展開となっている。

大手銀行は高安まちまちとなっているほか、損保、不動産など内需関連が軟調。米中間決
算の影響もあってか武田、アステラスなど薬品株の一角も冴えない。一方、赤字転落が嫌
気されていた消費者金融株の一角は反発。上値は抑えられているものの、自動車、鉄鋼な
どの一角も堅調に推移している。東証1部の騰落銘柄は、値上がり709に対して値下がり
844、変わらず152と若干値下がりが上回っている。

担当 村瀬 智一

66山師さん:2006/11/09(木) 15:44:59.98 ID:05Q20X9T
北浜先生のお告げもちゃんとフォローしたほうがよさそうですね。
67山師さん:2006/11/09(木) 15:46:37.39 ID:05Q20X9T
これか。
> 482 :山師さん :2006/11/09(木) 15:26:36.04 ID:ramwr21U
> http://zaraba.qp.land.to/up/src/1163053581549.jpg
>
> どぞ
68山師さん:2006/11/09(木) 16:19:15.79 ID:05Q20X9T
2006/11/09  「溺れる者、藁をも掴む」相場

 本日の日経平均は17.17円安の16198.57円で取引を終了した。朝方は方向感の
乏しいスタートとなったが、その後は一旦リバウンドを試す展開。米中間選挙が
通過したことなどが好感され、一時上昇幅を拡大させる場面もあった。しかし、
買い戻し一巡後は再び下値を試す展開。後場に入ってから前日比で100円以上下
落する場面もあり、見切り売りが加速した。大引けにかけては急速に下げ渋って
おり、ローソク足では十字足が出現した。業種別東証株価指数では空運業、海運
業などが上昇。不動産業、その他金融業などが下落となった。  本日の東京株
式相場は強弱感が対立する展開となった。米中間選挙が通過したことで買い安心
感が強まる一方、明日のオプションSQに対する警戒感が強く、強気と弱気が交
錯する形となった。日経平均の日足チャートでは、比較的長めの十字足が出現。
投資家の心理状態を投影したような状況となっており、方向性の乏しい状態とな
っている。  しかし、テクニカル的には重要なサポートラインを割り込む形と
なっており、下落相場が継続していることを示唆。5日移動平均線が上値抵抗線
として機能しており、上値余地の乏しさを示している。また、あおぞら銀行、ニ
フティなどの大型IPOも控えており、しばらくは需給悪の状態が継続する見通
し。明日SQを通過したとしても、下落しやすい需給環境には変化はなさそうだ。

 米中間選挙を受けて、民主党は上下院ともに過半数を獲得した。ブッシュ政権
の死に体化が明確となり、今後は徐々に国際社会の緊張が高まることになりそう
だ。特に日本にとっては北朝鮮問題が気になるところ。相対的に中国の発言権が
強まることで、一時的に朝鮮半島の緊張が訪れる可能性がある。将来的なリスク
要因として留意しておく必要がありそうだ。  金髪美女の微笑みは、泥沼野郎
には届かなかったようだ。自業自得の瀕死状態に救済策はなく、あとは溺死する
のを待つだけのようだ。潮は着実に満ちてきている。そこへ金髪美女が豹変した
ら、ひとたまりもないだろう。来週は「青空」が「雷雨」となる可能性がある。
大雨でさらに水かさが増すことになれば、一気に沖まで流されてしまうであろう。
――「溺れる者、藁をも掴む」である。
(黒岩 泰)
69山師さん:2006/11/09(木) 16:20:50.26 ID:05Q20X9T
株式クロージングコメント  2006年11月09日16時07分

大手銀行株に対する売りが止まらず

 日経平均は小幅下落。17.17円安の16198.57円(出来高概算16億5000万株)で取引を終
えている。8日の米国市場は、米中間選挙通過による不透明感払拭からNYダウ、ナスダッ
クともに続伸。この流れに加えて昨日全面安の反動もあり、日経平均は小幅ながら上昇し
て始まった。その後、TOPIXが1600Pを回復する動きをみせたこともあり、日経平均
も一時16286.26円まで上昇している。 
 しかし、明日にオプションSQを控えていることもあってか動きづらく、またテクニカ
ル的なリバウンドの域を脱せない状況の中、膠着感の強い相場展開となっている。後場に
入ると昼のバスケットで売り決め優勢であった影響もあり下げに転じると、その後もじり
安基調が続いた。
 みずほFGが直近安値を割り込むなど、銀行、証券、不動産といった内需関連の弱い動
きが目立ち、日経平均は一時16094.49円と16100円を割り込む場面をみせている。大引け
にかけては先物市場での買い戻しの動きもあり、下げ幅を縮めているが、TOPIXの戻
りは鈍い。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の7割近くを占めている。一方、TD
K、キヤノン、京セラ、トヨタなど国際優良株の一角が堅調なほか、セクターではKDD
I、ソフトバンクなど通信の一角や海運がしっかり。また、好決算銘柄をピンポイントで
物色する流れは継続している。
 大手銀行株に対する売りが止まらず、TOPIXは一目均衡表の先行スパン(雲)上限
を割り込み、雲下限レベルに接近している。これによりNT倍率(日経平均÷TOPI
X)は2年8ヶ月ぶり水準まで拡大している。11月1週の投資主体別売買動向では、外国人
投資家が6週ぶりに売り越しに転じており、海外投資家による銀行を中心とした内需関連銘
柄への売りが継続しているようである。
 国際優良株主導の上昇から日経平均は下げ渋りをみせているが、内需関連の下落影響か
ら一目均衡表では遅行線が過去の実線を上から下に割り込む、下方転換シグナル発生の可
能性が高まってきている。明日上昇することができればシグナル発生を回避させる可能性
はあるが、目先的には雲上限である15940円レベルが意識されており、弱気ムードが強ま
ってきている。
 ただ、好業績銘柄への個別物色は継続しているほか、マザーズ、ヘラクレスは小幅なが
ら上昇している。TOPIXの弱さから下ブレが警戒されている中で、狼狽的な動きとい
うよりは、冷静に個別銘柄への物色姿勢を強める流れは評価できよう。
(村瀬 智一)
70山師さん:2006/11/09(木) 16:42:32.56 ID:Z49FTAJM
フィスコの無料の個別銘柄コメントで
三井不動産のコメント書いたの村瀬っぽい。
テクニカルばりばりのコメント書いてるけど
何考えてんだかw
71山師さん:2006/11/09(木) 17:38:01.60 ID:YzW+WyHH
村瀬もとうとう弱気になってきたな。
明日のSQ後に相場がどう動くかだな。
日経はさほど下がっていないが、体感的には、16000円割ってる感覚だ。
黒岩の15600円まで落ちると、個人投資家の追証大量発生だな。
72山師さん:2006/11/10(金) 09:36:49.32 ID:pFhv8n/0
村瀬のコメントマダー?
73山師さん:2006/11/10(金) 10:19:16.42 ID:huPdmGP+
株式オープニングコメント  2006年11月10日08時35分


全体は下を警戒も、好業績銘柄など個別物色続く

 9日のNY市場は下落。ダウは73.24ドル安の12103.30、ナスダックは8.93ポイン
ト安の2376.01で取引を終了した。ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)が市場予
想を下回ったことや、原油価格も大幅上昇が嫌気され、引けにかけて下げ幅を拡大
する展開となった。また上院でも民主党の過半数獲得が確定したことで、改めて薬
品・通信セクターに値を下げる銘柄が目立った。シカゴ225先物は大証水準で始まっ
た後は下げ幅を広げ、セトル(清算値)は大証比100円安の16150円。ADRの日本
株はエーザイ、NEC、ソニー、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノン、リ
コー、三菱UFJなど対東証比較(1ドル117.86円換算)で全般冴えない。 
 昨日の日経平均は後場に入り下げ幅を広げ一時、16100円を割り込む場面をみせて
いる。大引けにかけては、先物市場での買い戻しの動きや国際優良株が堅調に推移
した影響もあり下げ幅を縮めているが、TOPIXの戻りは鈍い。東証1部の騰落銘
柄は、値下がり数が全体の7割近くを占めていた。
 大手銀行株に対する売りが止まらず、TOPIXは一目均衡表の先行スパン
(雲)上限を割り込み、雲下限レベルに接近している。11月1週の投資主体別売買動
向では、外国人投資家が6週ぶりに売り越しに転じており、海外投資家による銀行を
中心とした内需関連銘柄への売りが継続しているようである。TOPIXについて
は今後雲下限を試す可能性が出てきている。一方、日経平均は16100円割れでボリン
ジャーバンドのマイナス2σまでの調整を完了し、一旦はリバウンドの動きも意識さ
れそうである。しかし、国際優良株だけでの上昇には限界があり、NY市場の動向
によって手掛けづらい状況でもある。そのため、内需関連の反転が待たれるとこ
ろ。TOPIXが弱含みで推移するようだと、日経平均も一目均衡表の遅行線によ
る下方転換シグナルを発生させてしまい、雲上限である16000円割れが警戒される。
 ただ、好業績銘柄への個別物色は継続しているほか、M&Aの動きも幅広いセク
ターでみられてきていることも手掛り材料となろう。そのほか、昨日はマザーズ、
ヘラクレスは小幅ながら上昇しているなど、TOPIXの弱さから下ブレが警戒さ
れている中で、狼狽的な動きというよりは、冷静に個別銘柄への物色姿勢を強める
流れは評価できよう。本日はオプションSQとなるが、SQ通過後は手控え要因払
拭というよりは高水準の裁定残を警戒した下を意識した仕掛け的な売買を警戒しな
がの展開が続きそう。ポジションを積極的には取りづらい環境であるため、機械受
注発表を手掛りにしたとしても短期割り切りスタンスとなりそう。
(村瀬 智一)
74山師さん:2006/11/10(金) 10:26:47.54 ID:huPdmGP+
2006/11/10  「SQ通過で買い安心感も、リバウンドの動きは持続せず・・・」

 昨日の米国株式相場は反落。ダウ工業株30種平均は73.24ドル安の12103.30ド
ル、ナスダック総合指数は8.93ポイント安の2376.01ポイントとなった。主要経
済指標が市場予想を下回ったことで、景気減速懸念が台頭。薬品株の下落、原油
先物相場の上昇なども、株価指数の下落要因となった。また、シカゴ日経平均先
物(CME)は16150円。大証終値と比べて100円安の水準で取引を終了している。

 従って本日の東京株式相場は米国株式相場の下落を嫌気して売り先行の展開を
想定。一旦下値を試す動きになると思われる。しかし、本日の寄り付きでSQを
通過することもあり、SQ値算出後はひとまず買い安心感が広がるであろう。一時
的に思惑的な売買が交錯する可能性もあるが、その後は徐々に押し目買いが優勢
になると思われる。ただ、14時に9月の機械受注発表を控えていることで積極的
な上値追いは限られるほか、来週発表される国内総生産(GDP)に対する警戒感
も強まる状況。さらには大型IPOが相次ぐことによる需給不安も高まっており、
リバウンド余地は限定的であると思われる。引けにかけては週末特有のポジショ
ン整理の動きも加わり、結果的には軟調な値動きを余儀なくされるであろう。
 日経平均の日足チャートでは昨日、重要な下値支持線を割り込んでおり、大き
な下落余地が生じている。投資家の含み損も徐々に拡大しており、処分売りが加
速しやすい需給環境にある。信用取引による追証発生の懸念があり、下への警戒
は怠ることはできない。  NYダウ、ナスダックは共にローソク足で大陰線が出
現した。ブッシュ政権の先行きに対する懸念が徐々に表面化する形となっており、
相場は大きな下落リスクを抱えていると考えたい。ダウは典型的なダブルトップ
を形成する可能性もあり、これからは米株主導による下落相場も想定しておく必
要があろう。「泥パックが徐々に剥げ落ちてきた金髪美女は、遂に泥沼男に手を
かけた。」――これから起こりうる惨劇に目を覆いたくなる状況でもある。 
(黒岩 泰)
75山師さん:2006/11/10(金) 10:26:57.09 ID:huPdmGP+
寝坊したw
76山師さん:2006/11/10(金) 11:04:16.94 ID:aQmeiudr
村瀬も売りにスタンス変わったのか?
抽象的でわからんな。
黒岩は相変わらずハッキリ予想していて、いいな。
その分、外した時突っ込まれやすいが。
77山師さん:2006/11/10(金) 11:09:30.71 ID:huPdmGP+
村瀬さん、弱気になっていますね。
先週、銀行株の暴騰を当てて、気を良くしてたのですが、今週は、押し目買いや、
鉄鋼株をはずして、反省しておとなしくしているようです。 (笑)
次は、ずばり、もっとも予測の難しいといわれる、底を当ててほしいですね。短期でいいので。
78山師さん:2006/11/10(金) 11:18:55.96 ID:huPdmGP+
銀行株の売り崩し今日もやってるようですね。
外人なんですかね?
79山師さん:2006/11/10(金) 11:39:21.09 ID:huPdmGP+
株式ランチタイムコメント  2006年11月10日11時20分


TOPIXは若干ながら前日の安値を下回る

午前の日経平均は続落。58.46円安の16140.11円(出来高概算8億8000万株)で前場の取
引を終えている。9日の米国市場では原油高や中間決算の結果を背景とした薬品セクターの
下落影響からNYダウ、ナスダックともに下落。シカゴ先物も16110円まで下げる場面を
みせていたこともあり、売り優勢のスタートとなった。また、オプションSQに絡む売買
も売り越しとなっていた影響も大きい。しかし、寄り付き直後に16107.59円まで下げたも
のの、昨日の安値は下回らず、プラスに転じる場面もみられた。ただ、TOPIXに大口
の売りが断続的に出ていた影響もあり、結局はマイナスレンジでの膠着相場が続いてい
る。先物での大口売りの影響が大きいとは言え、大手銀行が引き続き冴えない動きをみせ
ており、TOPIXは若干ながら前日の安値を下回っている。東証1部の騰落銘柄は、値上
がり514に対して値下がり1039、変わらず152と、値下がり数が全体の6割を占めている。
ただ、個別では好業績銘柄などを見直す動きは散見されている。

担当 村瀬 智一
80山師さん:2006/11/10(金) 19:53:10.94 ID:cQDuXgBZ
株式クロージングコメント  2006年11月10日16時17分


個別材料株を物色する相場展開

日経平均は続落。86.14円安の16112.43円(出来高概算19億株)で取引を終えている。
NYダウ、シカゴ先物の下落もあり、売り優勢のスタートとなった。また、オプションS
Qに絡む売買も売り越しとなっていた影響が大きい。しかし、昨日の安値は下回らず、下
値の堅さからプラスに転じる場面もみられた。後場に入り、前場同様に先物市場での大口
売りから16104.74円と前場安値を下回る場面もみられた。しかし、やはり前日安値を割り
込まなかったため、一転して大口買いが連続して入るなど、ショートカバーの動きが強ま
り一時16280.66円まで上昇している。ただ、14時発表の9月の機械受注が市場コンセンサ
スを大幅に下回ったことが嫌気され急反落となるなど、先物市場の動向に左右させられ
た。結局、日経平均は前日安値をサポートしたものの、ほぼ安値圏で取引を終えている。
今週までの調整でTOPIXは一目均衡表の先行スパン(雲)下限レベルまで下げてき
ている。遅行線は下方転換シグナルを発生させているため、下を警戒するところではある
が、まずは雲下限が支持線として機能するかを見極めたいところ。みずほFGは短期間で
10万円下げ、9月安値を割り込んでいるが、銀行株などは海外ファンドの売りとの見方が
あるほか、あおぞら銀行上場を控えている影響とも聞かれている。あおぞら銀行の上場通
過後に落ち着きを取り戻せれば、目先的な底打ち感にもつながりそうである。
また、全体としては先行き不透明感が強まってきているが、好業績銘柄を個別に物色す
る動きは目立っている。また、様々な業界でM&Aなど再編の動きが相次いできているた
め、これを手掛りにした個別物色の流れは続きそうである。特に再編の流れについてはセ
クター全体への思惑的な流れにもつながるため、注目されよう。
NYダウは高値レベルで推移しているが、ここにきて不安定な動きをみせてきており、
連動性の高い国際優良株への物色もやや警戒を強める可能性はある。また、内需関連へシ
フトに期待したいところではあるが、TOPIXの見極めが必要な状況である。先物市場
では仕掛け的な売買も続くとみられる。そのため、指数の振れに左右され難い好決算銘柄
や再編銘柄など個別材料株を物色する相場展開が続きそうである。
(村瀬 智一)
81山師さん:2006/11/10(金) 19:53:59.75 ID:cQDuXgBZ
2006/11/10 「米国株の動きに注目、自決やむなしか」
 本日の日経平均は86.14円安の16112.43円で取引を終了した。朝方は前日の米国株式相場の
下落を嫌気して売り先行となったが、売り一巡後は押し目買いが優勢。寄り付きでオプションの
SQが通過したことも、買い安心感を誘ったようだ。しかし、14時に発表された機械受注統計が
市場予想を大幅に下回ったことで、先物主導で再び下値を試す展開。景気減速に対する警戒感も
高まり、本日の安値圏で取引を終了した。業種別東証株価指数では鉱業、ゴム製品などが上昇。
空運業、機械などが下落となった。
 本日の東京株式相場は値動きの荒い展開となった。機械受注発表前に一時前日比プラスに上昇
する場面もあったが、機械受注が市場予想を大幅に下回ったことで一転して売りが優勢となる
展開。週末要因も重なって、大引けにかけては軟調な推移となった。来週14日(火)に発表
予定の国内総生産(GDP)に対する警戒感が強いほか、同日上場予定のあおぞら銀行に対する
警戒感も強い状況。需給悪化懸念は根強く、市場には先安観が漂っている。
 一方、日経平均のテクニカル面では、ローソク足で長い上ひげが出現。5日移動平均線が強い
上値抵抗線として機能しており、下降トレンドが継続していることを示唆している。下値不安の
強いチャート形状であり、目先は一気に下値を試す展開となりそうだ。
 今晩の米国株式相場がどのような動きとなるかが注目される。もし、窓を空けて下落するなど
明確な売りシグナルが出現した場合には、日本株にとって致命傷である。また、中間選挙の結果
を受け、ブッシュ政権の弱体化も懸念要因。ドル安、米株安から国内の輸出関連銘柄が打撃を
受ける可能性もあり、これまで堅調に推移してきた自動車セクターなどにも警戒感を強めたい。
 機械受注の下ブレは、泥沼男に体力が残されていない証拠。泥パックが剥げ落ちてきた金髪
老婆のプレッシャーなど関係なく、自滅した格好となった。今後は老婆が本気で頭を抑え込ん
でくる。天候も「青空」から「大雨」に変わる兆しが見えており、水かさが極端に上昇するに
違いない。目先は海底(15600円台)まで耐えられるどうかがポイント。
「老婆に頭を抑えられるくらいなら、いっそのこと・・・」――自決(損切り)もやむを得ない
状況と言えそうだ。
(黒岩 泰)
82山師さん:2006/11/10(金) 19:54:28.47 ID:cQDuXgBZ
もう黒岩先生のひとり舞台になってきたみたいですね。
83山師さん:2006/11/10(金) 20:02:53.63 ID:pFhv8n/0
良かれ悪しかれ黒岩先生は正直者。
ドテンしようが曲げようが。
得がたい人材である。
84山師さん:2006/11/11(土) 13:07:18.58 ID:UnoBw5pd
村瀬は、必死に上がる材料探している感じだな。
個別銘柄の材料でも、地合次第じゃ次の日にはマイテンになるのに。
フィスコに口止めでもされているのか・・・・。

黒岩の予想は機械受注も手伝ってさらに加速しそうだな。
GDP次第じゃ、14000円拝めるな。今度14000円に逝ったら、
16000円も当分拝めないだろう。

あの楽観時田もとうとう弱気になったな。まあ当然か。

内需拡大を政府がどう手を打つか、それにかかっているような気がするな。

85山師さん:2006/11/11(土) 20:06:57.26 ID:eCyunYcV
安倍政権が財界と対立する位じゃないと成長路線は実現しないと思う。
86山師さん:2006/11/12(日) 19:16:25.36 ID:ztu4uvVW
日経

今週の見通し・株式 景気動向にらみ神経質な展開
 今週の株式相場は7―9月期の国内総生産(GDP)などの経済指標を見極めながら神経質な展開
になりそうだ。景気回復の踊り場を示唆する内容が相次げば市場心理が悪化する公算が大きく、
日経平均株価が1万6000円台を維持できるかが焦点になりそうだ。

 先週の日経平均は週間で237円(1.4%)下落した。国内景気や企業業績の先行きに慎重な見方が
広がり売りが優勢になった。

 今週は内閣府が14日発表する7―9月期のGDPが最大の注目材料。民間調査機関25社の予想平均
は物価変動を除いた実質ベースで前期比0.2%、年率換算で1.0%のプラスとなっている。緩やかな
景気拡大が続く見通しだが「個人消費や設備投資の伸びは鈍化している」(しんきんアセットマネジメント投信
の宮嵜浩エコノミスト)との見方も多い。

 先週末に発表された機械受注統計は記録的な落ち込みとなり、相場の一段安につながった。
悪材料に反応しやすい地合いが続いているため「仮に7―9月期がマイナス成長になれば市場心理が
さらに冷え込む可能性がある」(大和住銀投信投資顧問の小橋裕一氏)。13日の消費動向調査、
16日の日銀総裁会見などからも目が離せない。

 もっとも悪材料出尽くし感が広がり見直し買いが入る場面もありそうだ。企業業績は好調で、日本
経済新聞社の中間まとめによると上場企業の9月中間決算は連結経常利益が前年同期比16.5%増だった。
「通期業績予想の上方修正は今後本格化する」(野村証券の伊藤高志氏)との期待感も強く、日経平均が
1万6000円台を割り込んで大きく値を崩すとの見方は少ない。


 14日には東証一部にあおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)が再上場する。売り出し価格(570円)で算出した
時価総額は9400億円と2兆円規模で上場したNTTドコモ以来、最大規模の上場となる。新規上場株は初値が
公募価格を下回る銘柄が相次ぐ中、海外勢や個人の買いが集まるか注目される。

[11月12日/日本経済新聞 朝刊]

(11/12 7:00)
87山師さん:2006/11/12(日) 19:19:59.47 ID:ztu4uvVW
2006年11月13日〜11月17日 更新 : 06/11/10 18:00
(通常毎週金曜日夜更新)
自律反発の動きが期待される

<今週の株式見通し>
主要指標の推移
日経平均株価
16,112.43
(前週末比 -237.59)

TOPIX
1,581.37
(前週末比 -37.65)


今週の株式市場は、買い手掛かり材料に乏しいものの中期的な景気拡大基調は崩れていないことから
自律反発の動きが期待される。今週は7-9月のGDPが発表される。前週、機械受注の数値が予想外に
悪化したことから景気に対する警戒感が強まっており、GDPの値がマイナスとなるとの観測も出ている。
ただ、天候不順による面も強いと見られ、中期的には米国景気の軟着陸を背景とした輸出の拡大など
から景気拡大基調は続くと考えられる。また、騰落レシオなどのテクニカル面からも反発のシグナルが
点灯しており、東京市場が自律反発に向かう可能性は高いと考えられる。
先週の東京株式市場は景気見通しに不透明感が強まったことから軟調に推移した。米国株高を好感
する局面もみられたものの、先行きを慎重に見る企業が多いこともあり売り優勢の展開となった。
注目された米中間選挙で民主党が躍進したことも上値を重くしたほか、週末に発表された機械受注統計が
事前予想を大幅に下回ったことも嫌気された。なお、需給面では過去最高水準に積み上がった裁定買い残が、
下げ局面のなかマイナスに働いた。

<注目材料・為替>
今週の国内経済指標は14日に7-9月GDP、16日に日銀金融経済月報(11月)などが予定されている。
また、7-9月期GDPは前期比実質0.3%(年率換算0.9%)増が観測されており、7四半期連続のプラス成長が
見込まれている。個人消費が天候不順から落ち込むものの、外需が円安傾向を背景に伸びる見通しだ。
なお、今週の主な企業の決算(中間)発表は、13日に日本発條<5991>、千代田化工<6366>、14日に電通<4324>、
東京エレクトロン<8035>、15日に鹿島建設<1812>、国際石油開発帝石H<1605>、東京急行電鉄<9005>、
16日に東京精密<7729>、住友不動産<8830>などとなっている。一方、米国では14日に卸売物価(10月)、
16日に消費者物価(10月)、鉱工業生産及び設備稼働率(10月)などが予定されている。なお、主な企業の
決算発表は、14日にウォルマート・ストアーズ、15日にアプライドマテリアルズ、16日にヒューレット・パッカード、
デル、ギャップなどが予定されている(発表日は変更される可能性もあります)。
需給動向は、米国景気のソフトランディング・シナリオが崩れていないことから引き続き外国人投資家の
買いが期待される。一方、裁定買い残高が高水準で推移しており、下げ局面では解消売りが出やすいことが
懸念される。為替市場では、今週の予想レンジを1ドル=116円〜118円と見る向きが多い。先週の円相場は
米雇用統計を受け米国景気の鈍化懸念が後退したことから円が弱含んだが、その後、日銀が利上げに前向き
との観測が強まり円が再び買われる展開となった。今週の円相場は日米の経済指標を睨んだ展開となろうが、
国内GDPが事前予想を下回るようだと円が売られる可能性もある。ただ、米国景気に不透明感も漂っているだけに
大幅な円安は考え難く、狭いレンジ内での動きが続きそうだ。

週間タイムテーブル
  国内 海外
11月13日(月)    
11月14日(火) 7-9月GDP (米)卸売物価(10月)
11月15日(水)   (米)NY連銀製造業景気指数(11月)
11月16日(木) 日銀金融経済月報(11月) (米)消費者物価(10月)
(米)鉱工業生産及び設備稼働率(10月)
11月17日(金)
  (米)住宅着工(10月)



88山師さん:2006/11/12(日) 19:25:08.48 ID:ztu4uvVW
↑はイートレード証券から。
日経新聞社は日経が16000円を維持できるかが焦点。
イートレード証券は、自立反発の動きが期待できる。

ということで、今週は大きな下げはなさそうな雰囲気と読んでいるようだ。

個人的には、先週の銀行の売りが止まるかどうかが、注目という気がしています。
89山師さん:2006/11/12(日) 20:44:11.69 ID:rPvK/tbB
>>86 87 88 乙。
今年はもう悪い予感がするなー。
外れればいいが。
90山師さん:2006/11/13(月) 08:27:59.02 ID:v/vWJOc+
2006/11/13  「下値模索か、GDPショックを織り込む動き」

 先週末の米国株式相場は小幅反発。ダウ工業株30種平均は5.13ドル高の12108.43
ドル、ナスダック総合指数は13.71ポイント高の2389.72ポイントとなった。前日
の下落に対する押し目買いの動きは強まったものの、上昇幅は限定的。来週発表
されるインフレ指標に対する警戒感は強く、主要株価指数は小幅高に留まった。
また、シカゴ日経平均先物(CME)は16090円。大証終値と比べて10円高の水準で
取引を終了している。  従って本日の日経平均はシカゴ日経平均先物にさや寄
せからのスタートを想定。やや軟調な滑り出しになると思われる。先週末の米国
株式相場はハイテク株などが堅調に推移し、再び高値を試す展開。原油先物相場
の下落も追い風となり、比較的堅調な推移となった。しかし、日本株は世界株高
に対して“独歩安”の様相を呈しており、他の市場と環境が大きく違うことを示
唆。ここにきて景気減速懸念も高まっており、一段と警戒感が強まる状況となっ
ている。  先週末の機械受注の大幅マイナスはショッキングな出来事だったが、
今週は明日発表される7−9月の国内総生産(GDP)に対する警戒感が一段と強ま
ることになりそうだ。機械受注は設備投資の先行指標であり、その設備投資が構
成要素のひとつとなっているGDPに与える影響が懸念される状況。万が一、マイ
ナス成長となれば、投資家に与えるショックは計りしれない。本日はそのネガティ
ブ・インパクトを織り込む動きになると思われ、株価は下値を模索する動きとな
りそうだ。  また、明日上場予定のあおぞら銀行に対する警戒感も高まりそう
だ。IPO市場の冷え込みは個人投資家のマインドを大きく悪化させている。もし、
公開価格を割り込む状況となれば、需給面での“負の連鎖”が開始される可能性
がある。決して同社株に対する期待を高めることなく、冷静な目で相場を眺める
ことにしたい。  依然として金髪美女は微笑んでいる。しかし、泥沼君はその
悲痛な叫びにも関わらず、着実に“ドザエモン”へと近づいている。天候は「晴
れ」のち「大雨」の予報だ。溺死寸前の彼に追い討ちをかけることは間違いなく、
さらに金髪美女が豹変した場合には目も当てられない。ここは黙って「合掌」と
いったところか―――。
(黒岩 泰)
91山師さん:2006/11/13(月) 08:31:21.58 ID:v/vWJOc+
株式オープニングコメント  2006年11月13日08時20分

指数の振れに左右され難い個別材料株を物色

 10日のNYは小反発。ダウは5.13ドル高の12108.43ドル、ナスダックは13.71ポイ
ント高の2389.72で取引を終了した。主要経済指標の発表がない中、引き続き中間選
挙の結果を消化する形で通信・エネルギー関連株を中心に軟調な銘柄が目立った。
しかし原油価格が59ドル台に下落した事が好感され、引けにかけては小幅ながら上
昇する展開となった。
 シカゴ225先物は小動きで推移し、セトル(清算値)は大証比10円高の16090円。
ADRの日本株は、日電産、ブリヂストン、住金、シャープ、TDK、デンソー、
トヨタ、キヤノン、リコー、任天堂がしっかり。半面、エーザイ、日立、京セラ、
ホンダが冴えないなど、高安まちまち。
 先週までの調整でTOPIXは一目均衡表の先行スパン(雲)下限レベルまで下
げてきている。遅行線は下方転換シグナルを発生させているため、下を警戒すると
ころではあるが、まずは雲下限が支持線として機能するかを見極めたいところ。み
ずほFGは短期間で10万円下げ、9月安値を割り込んでいるが、銀行株などは海外フ
ァンドの売りとの見方があるほか、あおぞら銀行上場を控えている影響とも聞かれ
ている。14日のあおぞら銀行の上場通過後に落ち着きを取り戻せれば、目先的な底
打ち感にもつながりそうである。
 全体としては先行き不透明感が強まってきているが、好業績銘柄を個別に物色す
る動きは目立っている。また、様々な業界でM&Aなど再編の動きが相次いできて
いるため、これを手掛りにした個別物色の流れは続きそうである。特に再編の流れ
についてはセクター全体への思惑的な流れにもつながるため、注目されよう。
 需給面では信用残はピーク時から相当減少しているほか、4月高値期日も通過して
いることもあり、改善傾向にある。一方、裁定残高は5兆円前後と最高水準にある。
現物と先物との逆ザヤが目立ってきている状況であり、裁定解消を警戒する向きが
増えてきている。そのため、大手銀を中心としたTOPIXの底打ちなどを見極め
つつ、指数の振れに左右され難い好決算銘柄や再編銘柄など、個別材料株を物色す
る相場展開が続きそうである。
(村瀬 智一)
92山師さん:2006/11/13(月) 11:33:30.86 ID:v/vWJOc+
株式ランチタイムコメント  2006年11月13日11時27分


およそ1ヵ月半ぶりに16000円を割り込む

 午前の日経平均は続落。164.23円安の15948.20円(出来高概算7億6000万株)で前
場の取引を終えている。先週の9月機械受注が市場予想を大幅に下回ったことに加
え、明日には7-9月期のGPD(1次速報値)発表も控えているなか、景気の先行き
に対する警戒感が高まっているようだ。先物主導の売りに押され、9月28日以来およ
そ1ヵ月半ぶりに16000円を割り込んだ。16000円割れで一時押し目買いも入ったが、
長く続かず、結局前引けにかけて下げ幅は拡大した。東証1部の騰落銘柄は、値上が
り246に対して値下がり1395、変わらず57と、幅広い銘柄が売られている。業種別で
は、海運業、小売業、食料品を除き全面安となっており、その中でも倉庫・運輸関
連業、卸売業、銀行業、輸送用機器などが下げ幅の大きい業種となっている。個別
では業績上方修正が評価材料となっているメガネトップ、タダノなどが大幅に上昇
している。一方、日興シティの投資評価格下げでエルピーダが下がっているほか、
中国の銅需要鈍化観測で住友金属鉱山や三菱マテリアルなど非鉄金属株は軟調に推
移している。

93山師さん:2006/11/13(月) 11:35:26.67 ID:v/vWJOc+
円高も影響してるのでしょうかね?

後場、何か上げる要素ありますかね?自然反発を期待したいところですが。
しかし、この銀行の売り、2年前の暴落の時と、似てますね。
94山師さん:2006/11/13(月) 11:39:57.53 ID:v/vWJOc+
アナリストのひとにお願いなのですが、銀行の売りの手口に関しての情報があれば、教えてほしいですね。
95山師さん:2006/11/13(月) 16:11:51.51 ID:Yz+RTSL8
2006/11/13 「下げ渋る、下ひげは準備体操にあらず」

 本日の日経平均は89.94円安の16022.49円で取引を終了した。朝方から明日発
表予定の7−9月の国内総生産(GDP)への警戒、また、あおぞら銀行上場に対す
る需給懸念などもあり、全体相場は一旦下値を試す展開。一時16000円の大台を
割り込む場面もあった。しかし、後場に入ってからはやや下げ渋る展開。短期的
な突っ込み警戒感などもあり、押し目買いが優勢となった。業種別東証株価指数
では、電気・ガス業、食料品など4業種のみが上昇。非鉄金属、鉱業など多くの
業種が下落となった。  本日株価が下落したのは、主に明日発表予定のGDPに対
する警戒感とあおぞら銀行の上場に対する需給悪化懸念の2つの要因によるもの。GDP
に関しては、先週末の機械受注発表で設備投資への懸念が高まっており、“GDP
ショック”を先取りする動きとも捉えられる。また、あおぞら銀行に関しては、
機関投資家のリバランスの動きが悪材料となった模様。時価総額の大きい銘柄を
組み入れる際に、他の銀行株を売却せざるを得ない状況がその背景となったよう
だ。  また、外国為替市場では円相場が上昇した。米国債の償還、利払いによ
る円転換が主な要因と見られており、この動きは短期的に収まる可能性がある。
ただ、16日に予定されている福井総裁の会見次第では円相場上昇に拍車がかかる
可能性があり、GDPの結果、それを受けての日銀総裁の会見などを注視したいと
ころである。  日経平均のローソク足では下ひげが出現した。安値圏で押し目
買いが優勢となったことを示しており、短期的には“売られすぎ”であったこと
を示している。目先は本日の下落で空けた上方の窓(16067.46円−16104.74円)
を埋めに行く可能性が高いと思われる。その原動力となるのが、明日発表されるGDP
の通過及びあおぞら銀行の初値形成であろう。両イベントを通過すれば“悪材料
出尽くし感”が強まることになり、一時的に株価が上昇することになりそうだ。

 ただ、その動きも長持ちはしないであろう。株価に明確な底入れ感は出ておら
ず、下落トレンドに変化はないと思われるからだ。短期的な下値メドはあくまで
も下方の窓(15666.95円−15681.44円)であり、あと350円程度の下落余地があ
ると思われる。350円は「350センチメートル」なのか、それとも「350メートル」
なのか分からないが、沈む余地があることには変わりはない。沈み行く泥沼男に
老婆が乗っかってくる惨劇も想定され、ここは黙って視線を逸らしたいところで
ある。そうそう、今日の下ひげは泥沼男の最後のあがき。決して“陸地に上がる
準備体操”ではないことに注意をしたい。 (黒岩 泰)
96山師さん:2006/11/13(月) 16:37:32.42 ID:Yz+RTSL8
株式クロージングコメント 2006年11月13日16時26分


TOPIXを横目で睨みながら個別対応

 日経平均は4営業日続落。89.94円安の16022.49円(出来高概算16億3000万株)で取引
を終えている。先週末に逆ザヤで取引を終えていた225先物が、シカゴ先物価格を大きく
下回る16000円でスタートした。裁定解消売りが警戒されていることもあり、現物市場が
先物にさや寄せする格好から、日経平均は売り先行スタートとなった。前引けにかけては
先物市場でも大口売りが断続的に出た影響から日経平均は16000円を割り込んでいる。
 後場寄り付では昼のバスケットがやや売り決めとの見方もあり、一時15913.86円まで値
を下げる場面をみせている。ただし、アドバンテスト、東京エレクトロンなど指数インパ
クトの高い値がさハイテク株が強い動きをみせていたほか、国際優良株の一角も底堅い動
き、また、好決算銘柄などを個別に物色する流れは続いており、その後はショートカバー
の動きも加わったことで16000円は維持している。
 引き続き、大手銀行の弱い動きが続いており、TOPIXは9月安値に接近してきてい
る。また、銅価格など商品市況が軒並み下落していた影響から、非鉄、鉱業、石油など資
源株が指数を下押しさせている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の8割近くを占
めている。
 大手銀行株については、明日のあおぞら銀行上場通過で目先的な底打ち感が出てくる可
能性はある。また、7-9月のGDP発表も注目されよう。GDPに関しては先週末の機械
受注の影響等もあってか、そもそも弱い見通しであるものの、ここにきてマイナスに下方
修正する向きもある。そのため、下振れは相当織り込んでいると考えられるため、売り方
の買い戻しのきっかけになるかが注目される。
 テクニカル的にはTOPIXは下方転換シグナルを発生している訳であり、目先的には9
月安値で下げ止まるかが意識されるところ。日経平均は、16000円割れは相当意識されて
いたところであり、本日までの下げにはそれ程驚きはないと考えられる。ただ、日経平均
は支持線はサポートとしたが、本日の下げで下方転換シグナルを発生させてきた感はあ
り、上昇を続けていた国際優良株にもハ行色が出てきている。そのため、大手銀を中心と
したTOPIXの底打ちを確認するまでは、リバウンド狙いの買いも入れづらいであろ
う。 TOPIXを横目で睨みながら、指数の振れに左右されない、好決算や再編関連な
どの個別対応が続くと考えられる。
(村瀬 智一)
97山師さん:2006/11/13(月) 16:38:52.44 ID:lNQC2Mja
各アナリストが昨年末にした今年の株価予想を教えてほしいわ
98山師さん:2006/11/13(月) 23:26:17.52 ID:v/vWJOc+
大手銀行の売りは、あおぞら銀行上場のための換金売りなの?
99山師さん:2006/11/14(火) 09:44:08.25 ID:i/KTfPew
2006/11/14 「2大イベント通過でリバウンドしやすいが・・・」
 昨日の米国株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は23.45ドル高の12131.88ドル、ナスダック総合指数
は16.66ポイント高の2406.38ポイントとなった。証券会社の強気見通しからハイテク株に買いが入ったほ
か、原油先物相場の下落も株式相場を下支え。ナスダック総合指数は年初来高値を更新して取引を終了
した。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16040円。大証終値と比べて30円高の水準で取引を終了してい
る。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。一旦リバウ
ンドを試すものと思われる。
 本日の相場で最も注目されるのが、寄り付き前に発表されるGDPの数値。事前予想では実質前期比
0.2%増となっており、この数値を基準に相場が反応すると思われる。しかし、昨日までの下落相場によっ
てGDPの下ブレはある程度織り込まれた状況となっており、数値自体に強く反応する展開は想定しづら
い。むしろGDP発表というイベント通過に市場が反応する可能性が高く、結果の如何に関わらず、相場は
上昇しやすい状況にあると言えそうだ。
 また、本日は時価総額の大きいあおぞら銀行の再上場が予定されている。グレーマーケットでは既に公
開価格を下回っているとの話もあり、この銘柄に関しても初値さえついてしまえば、市場に買い安心感を
誘いそうだ。機関投資家の銀行株リバランスの動きも収束に向かうと思われ、他の銀行株にとってもプラ
ス材料。TOPIXを押し上げる要因となりそうだ。
 昨日の日経平均は窓を空けて下落したものの、ローソク足では下ひげが出現。「窓・ひげ理論」による
“リバウンド”の形となっている。しかし、上方の窓を埋めてしまえば それで達成感が台頭。再び下値を試
す動きとなるであろう。本日は2つのビッグイベント通過によって買いが先行しやすいが、相場のトレンドは
大きく変化していない。やはりリバウンド局面では、きっちりと戻り売りを出したいところである。
 金髪美女はなかなか正体を現さない。それよりもむしろ、手を差し伸べたり、ウインクしたりして、必死で
泥沼君を助けようとしている。あたかも「私は味方ですよ」と言わんばかりだ。でも、そのような親切に対し
ても決して気を許してはならない。“豹変”するのは時間の問題であり、斜に構えて接しなくてはいけないの
だ。「藁をも掴む気持ちで手を掴んだら、そのまま海に引きずり落ちた。」――そんなイメージで相場を見
なくてはならない。 (黒岩 泰)
100山師さん:2006/11/14(火) 09:45:05.06 ID:i/KTfPew
株式オープニングコメント  2006年11月14日08時36分


支持線到達後の米ハイテク株上昇はベストタイミング?

 13日のNY市場は続伸。ダウは23.45ドル高の12131.88、ナスダックは16.66ポイ
ント高の2406.38で取引を終了した。原油価格の下落を好感して、緩やかに上昇する
展開となった。フィッシャー・ダラス連銀総裁が、米国経済に強気の見通しを示し
たことも好感された。セクター別では、半導体・同製造装置や自動車・自動車部品
が上昇する一方で、小売や家庭用品・パーソナル用品が軟調。シカゴ225先物は小動
きで推移しており、セトル(清算値)は大証比30円高の16040円。ADRの日本株は
花王、ブリヂストン、神戸鋼、三菱電、日電産、松下、シャープ、ソニー、TD
K、アドバンテスト、京セラ、トヨタ、ホンダ、HOYA、キヤノンなど対東証比
較(1ドル118.16円換算)で全般小じっかり。
 昨日の日経平均は4営業日続落となり、一時16000円を割り込んだ。大手銀行の弱
い動きが続いており、TOPIXは9月安値に接近してきている。また、銅価格など
商品市況が軒並み下落しているため、資源株が指数を下押しさせていた。
 大手銀行株については、あおぞら銀行上場通過で目先的な底打ち感が出てくる可
能性はある。また、7-9月のGDP発表も注目されよう。GDPに関しては先週末の
機械受注の影響等もあってか、そもそも弱い見通しであるものの、ここにきてマイ
ナスに下方修正する向きもある。そのため、下振れは相当織り込んでいると考えら
れるため、売り方の買い戻しのきっかけになるかが注目される。
 日経平均は、16000円割れは相当意識されていたところであり、昨日までの下げに
はそれ程驚きはないと考えられる。一目均衡表の先行スパン(雲)上限はサポート
したため、一旦はリバウンドが期待されるところであろう。NY市場ではシティー
グループが半導体関連の投資判断を引き上げているほか、ドイツ銀証もデル、ヒュ
ーレットパッカードの判断を引き上げているようである。そのため、ハイテク株へ
の注目度が高まる可能性がありそうだ。ハイテク株の影響を受けやすい日経平均に
とって、テクニカルリバウンドのきっかけとしてはベストタイミングとなりそう。
ただし、遅行線は下方転換シグナルを発生させてきた感はあり、上昇を続けていた
国際優良株にもハ行色が出てきている点には注視したい。昨日下げの目立っていた
資源株の動向も引き続き注視する必要はあろう。また、大手銀を中心としたTOP
IXの底打ちを確認するまでは、リバウンドの域は脱せないとみられる。
 TOPIXを横目で睨みながら、指数の振れに左右されない、好決算や再編関連
などの個別対応が続くと考えられる。 また、ジャスダックが安値を更新しており、
今後マザーズなども下を警戒した心理状態になりやすい。ただ、楽天が一時ストッ
プ高となるなど、悪材料出尽くしの動きも散見されている。楽天が16日の決算発表
が悪材料出尽くしとなって本格的なリバウンドをみせることができれば、中小型株
に対するリバウンド狙いの動きが広がり、結果、個人投資家のマインドも回復する
ことになろう。 
(村瀬 智一)
101山師さん:2006/11/14(火) 09:52:55.07 ID:i/KTfPew
村瀬さん、楽天ショボイですよw
102山師さん:2006/11/14(火) 09:58:36.69 ID:i/KTfPew
今日は、振興不動産、銀行がしっかりだな。
103山師さん:2006/11/14(火) 10:02:52.23 ID:i/KTfPew
楽天よわっw 村瀬さん、楽天昨日個人が買い越してましたよね。
私でも楽天今日上げたら、垂れるって思ってましたよ。
振興の指標は、IPO(GCA,ネクスト)、ソフトバンクじゃないんですかね?
104山師さん:2006/11/14(火) 11:19:35.24 ID:i/KTfPew
ジャスダック指数の日足は、底が入った形になったな。
後場どれだけ踏ん張れるか。
105山師さん:2006/11/14(火) 11:22:02.81 ID:i/KTfPew
北浜 流一郎

2006年11月14日  10:42
今日は、まあ、こんなものです
今日の反発。

あまり感動はない。

大体予想通りだ。

GDPが市場予想を上回ったこと。

これはちょっとしたサプライズではあった。

市場予想はマイナスだったからだ。

もう一つの気がかり材料。

あおぞら銀行株がどうなるか。

これも大体予想通りだった。

寄りつき495円。

現在514円。

あまりサエない動きだ。

でもこれでよい。

これで昨日までの2大気がかり材料は市場の関心事ではなくなった。

新たに何が出てくるか。

それは外資系証券が用意してくれる。

楽しみに登場を待ちたい(笑)

106山師さん:2006/11/14(火) 11:30:39.41 ID:i/KTfPew
一気に円高に振れたな。後場やばそう。
しかし、このスレ人気ねーな。
107山師さん:2006/11/14(火) 11:32:23.44 ID:i/KTfPew
              -― ̄ ̄ ` ―--  _        
          , ´         ,    ~  ̄、"ー 、 
        _/          / ,r    _   ヽ ノ
       , ´           / /    ●   i"
    ,/   ,|           / / _i⌒ l| i  |   誰も来ないクマ
   と,-‐ ´ ̄          / / (⊂ ● j'__   |
  (´__   、       / /    ̄!,__,u●   |   
       ̄ ̄`ヾ_     し       u l| i /ヽ、
          ,_  \           ノ(`'__ノ
        (__  ̄~" __ , --‐一~⊂  ⊃_
           ̄ ̄ ̄      ⊂ ̄    __⊃
                   ⊂_____⊃


108山師さん:2006/11/14(火) 11:34:20.79 ID:i/KTfPew

株式ランチタイムコメント  2006年11月14日11時30分


GDPの発表を受けて反発

 午前の日経平均は反発。270.13円高の16292.62円(出来高概算8億5000万株)で前
場の取引を終えている。寄り付き前に発表された7-9月期GDPは前期比0.5%増
(年率換算2.0%増)と事前予想を上回ったことで過度な景気減速懸念が後退してい
るようだ。買い安心感が広がっているなか、一時4営業日ぶりに16300円レベルを回
復する場面もあった。東証1部の騰落銘柄は、値上がり1423に対して値下がり209、
変わらず72と、幅広い銘柄が買われている。業種別では、銀行や証券、不動産など
この最近下落幅の大きい業種の上昇が目立っているほか、卸売や機械なども堅調に
推移している。個別では業績上方修正した大日本スクリーンや一部報道で業績上ブ
レ期待が高まったオークマなどが大幅に上昇している。一方、従来計画から下ブレ
となったことで失望感が高まった浜松ホトニクスは軟調に推移しているほか、海外
原油市況の下落により国際石油開発帝石ホールディングス、新日鉱ホールディング
スなどの石油関連株も値を下げている。

109山師さん:2006/11/14(火) 11:56:04.78 ID:vUgSJ+yt
北浜は何があっても予想通り。相変わらずだ。10回上がると言えば2回は当るだろ。
一方黒岩は今日引け後にどう出るかねぇ。このまま終わるか利確に押されて下げて引けるかで決まるだろう。
110山師さん:2006/11/14(火) 12:17:23.53 ID:/OJlIqWF
ID:i/KTfPew 乙

GDP予想より良かったですね。
結果的に16000円が底堅く見えたが、ザラバ見てると俺の先行指標が今一つ上がってない。
これが、上がってくれないとトレンド的には下落かな・・・・
黒岩と同じ見解になるが・・・・
さて、どこまで上昇してくれるか・・・・
111山師さん:2006/11/14(火) 12:41:15.04 ID:/geZaMgs

日本の成長率、06年2・9%に上方修正…世銀予測
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=14yomiuri20061114i303

一方、中国の06年の成長率は10・4%、07年は9・6%、韓国は06年が5・1%、07年が4・5%、
日本を除く東アジア全体では06年が7・8%、07年が7・3%――など、引き続き高成長を予測している
112山師さん:2006/11/14(火) 15:42:19.92 ID:Y/MQFuRe
2006/11/14  「泥沼男は一念発起、強気転換」

 本日の日経平均は267.06円高の16289.55円と大幅反発となった。寄り付き前
に発表された7−9月期の実質国内総生産(GDP)が市場予想(年率換算1.0%増)
を大幅に上回った(同2.0%増)ことで、景気減速に対する警戒感が後退。前日
に悲観的な見方が強まっていたこともあり、その反動で大幅高となった。また、
あおぞら銀行が再上場を果たしたことで、機関投資家による銀行株リバランスの
動きも消滅。銀行株は反動高となっており、全体相場を押し上げる要因となった。
業種別東証株価指数では、海運業など3業種を除き、すべてのセクターが上昇。
特に不動産業、証券商品先物、銀行業などの上昇率が大きかった。  本日の上
昇を受けて、日経平均の日足チャートでは、“離れ小島(アイランド・リバーサ
ル)”が出現した。典型的な買いシグナルであり、一連の下落相場が終了したこ
とを示唆している。GDPの発表、あおぞら銀行の上場という2大ビッグイベント通
過を受けて、市場には買い安心感が台頭。過度な悲観論が後退し、押し目買いが
優勢となった。  今後は明後日の福井日銀総裁の会見がポイントとなる。総裁
の発言から「再利上げのタイミングを探る動き」になると思われ、これには細心
の注意を払うべきであろう。本日の円相場は上昇、債券相場は下落。市場はGDP
発表を受けて、再利上げのタイミングが早まったと判断したようだ。福井総裁の
発言次第ではその動きに変化が起こる可能性もあり、重要なイベントとして意識
されそうだ。  日経平均は今後、上方の窓(16549.71円−16643.91円)を目指
す展開となりそうだ。本日の上昇によって短期的な過熱感が漂っているが、最終
的にはこの上方の窓に到達するものと思われる。米国株式相場の堅調さ、ドル円
相場の上値の重さなどから、輸出関連株には買い安心感が強まる状況。法人税減
税の議論も高まっており、企業収益にはプラスに作用しそうだ。一時的な危機は
切り抜けたと判断したい。  金髪美女の魅惑的な仕草に誘われて、泥沼男は一
念発起。ようやく地獄から脱することに成功した。懸念されていた豪雨も杞憂に
終わり、素晴らしい秋晴れの空。これからはこの金髪美女と意気揚々と歩みだす
ことになりそうだ。ただ、一つ気になるのは、彼が忘れていった靴。泥沼にすっ
ぽり嵌まった形となっており、彼に未練が残っているかが心配だ。「靴なんてど
うでもいいよ。」――泥沼男の性格が“いい加減”であることを願いたい。
(黒岩 泰)
113山師さん:2006/11/14(火) 15:53:38.93 ID:/OJlIqWF
黒岩ドテンか。
あのGDPじゃしょうがないな。
しかし16550円ー16643円までほんとにいくのか?
個人消費は全然改善されてないのに。

俺は様子見だな。
114山師さん:2006/11/14(火) 15:55:40.66 ID:Y/MQFuRe
>>113 そうなんですよね。
今日は個人の買いで上がった感じみたいですよね。
しかし、底が入ったときって、こわごわ上がりますからね。

村瀬おそいよ
115山師さん:2006/11/14(火) 15:59:17.54 ID:/geZaMgs
しかし今回のドテンでは黒岩センセも上昇期待を滲ませてる。
日本経済の本格的回復が鮮明になるかどうかって話だからな。
誰だって下がるより上がる方が嬉しいわな。
116山師さん:2006/11/14(火) 16:03:03.77 ID:A7UURrVF
忘れていった靴、復活!
次は、ホカホカおにぎりかな wktk
117山師さん:2006/11/14(火) 16:23:56.54 ID:Y/MQFuRe
株式クロージングコメント  2006年11月14日16時20分

徐々に押し目買い意欲高まる展開に期待したいところ

 日経平均は大幅反発。267.06円高の16289.55円(出来高概算18億4700万株)で取引を
終えている。13日の米国市場ではNYダウ、ナスダックともに続伸となり、特に半導体関連
の格上げからナスダックは5年9ヶ月ぶりに2400ポイントを回復。これによりハイテク主導
の上昇が期待される中、寄り前に発表された7−9月期GDPで実質成長率が予想を大幅に
上回ったことが刺激材料となり、大幅反発で始まった。
 9月安値を更新するなど下げのきつかったみずほFGなど大手銀行株が軒並み値を上げた
こともあり、全体的にショートカバーの動きにもつながっている。これにより9月安値が意
識されていたTOPIXも大きく反転し、一時1600ポイントを回復した。日経平均は一時
16300円を回復し、その後は膠着感を強める展開が目立っているが、終日16300円を挟んだ
高値レベルでの値動きが続いている。
 日経平均は昨日までの調整で一時16000円を割り込み、一目均衡表の先行スパン(雲)
上限に入り込んでいたため、結果的には9月末同様の反転をみせたことになる。米半導体関
連への格上げにより反転は予想されていたが、GDP効果により期待されていた大手銀行
株の反転も加わったことはポジティブサプライズであろう。特にみずほFGなどは、買い
先行でスタートし直近安値を吸収して始まったが、その後も上げ幅を広げたことで市場の
底打ちムードが一気に強まったとみられる。
 現段階では大手銀行やTOPIXなどは上方転換シグナルを発生させた訳ではないた
め、テクニカルリバウンドの範囲内ではある。明日以降の日銀政策決定会合での年内追加
利上げ観測が浮上することが考えられるほか、高水準の裁定残高への警戒も燻る。また、
米国では経済指標の発表が相次ぐため積極的には参加しづらい状況ではある。ただ、利上
げに対する懸念要因も大手銀行株にとっては利ざや拡大による収益上振れ期待や、追加利
上げ=景気減速懸念の払拭といった前向きの評価に変わる可能性はあろう。米国では次第
にクリスマス商戦への期待が膨らむ可能性はある。不安感が燻っているため需給もロング
には傾きづらい環境などもあり、好決算銘柄などの個別物色から徐々に全体への押し目買
い意欲が強まる相場展開に向かう流れに期待したいところである。
(村瀬 智一)
118山師さん:2006/11/14(火) 16:59:54.48 ID:/OJlIqWF
村瀬は、慎重のような押し目買いなのか・・・・・
様子見というところか・・・・
展開次第と言われると、長い文章読んだ意味無くなるのだが・・・・
119山師さん:2006/11/14(火) 18:47:15.57 ID:vUgSJ+yt
黒岩のドテンは指標とかチャートの形状見て根拠があるので理解はできる。
本人も認めるように転換したと思ったら素直に認めドテンだろう。

村瀬の言う事もまぁ正論。
だが警戒しても次から次に指標はあるから慎重になったらいつまでたっても何もできない。
素直に既に好決算出てるがかなりつれ安してる銘柄は買えと言ってもいいと思うが。

北浜は根拠がない。なんとなくとか希望とか気分だからな。
機械受注が漏れてるとか悪かろうがダメリカが下がろうが無視してそろそろ上がってもいいとかね。
だから重要でもあるんだがw
120山師さん:2006/11/14(火) 20:08:51.66 ID:/geZaMgs
つまり北浜センセこそ真に重要。w
121山師さん:2006/11/14(火) 20:16:46.90 ID:dfb97G8w
>>120
good point!
122山師さん:2006/11/15(水) 08:30:43.60 ID:yTvLSFBc
2006/11/15 「軸が上向きに傾く、上方の窓が目的地」

 昨日の米国株式相場は大幅続伸。ダウ工業株30種平均は86.13ドル高の12218.01ドル、
ナスダック総合指数は24.28ポイント高の2430.66ポイントとなった。米国景気に対する強気の見方が強まったほか、
年末商戦に対する期待感も台頭。一時軟調に推移する場面もあったが、主要株価指数は引けにかけて上値を買い進む動きとなった。ダ
ウは4営業日ぶりに最高値を更新。ナスダック総合指数は約6年ぶりの高値となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16400円。
大証終値と比べて100円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。
一段とリバウンド歩調を強めるものと思われる。
 昨日の東京株式相場はGDP発表を受けて、景気減速懸念が後退。
買い先行から一段高の展開となった。買い一巡後はやや上値が重くなったものの、基本的には先高観の強いチャート形状。
上値余地が残されていることを示唆している。
また、日経平均の日足チャートでは窓を空けて上昇しており、アイランド・リバーサル(離れ小島)の形が出現。
典型的な底入れのシグナルとなっており、下落余地が限定的なことを示している。買い安心感の強いチャート形状であり、
本日も上値を試す展開が予想される。
 東京株式相場は昨日、2大イベント(GDP発表、あおぞら銀行上場)を通過したことで、短期的なリスク要因が解消している。
明日の日銀総裁の会見に対する警戒感は残っているものの、昨日のGDP発表で“利上げ前倒し”は徐々に織り込みつつある。
再びイベントが通過すれば、さらに買い安心感が台頭。週末にかけて一段高の展開もあり得そうだ。

 当分の上値メドとして意識されるのが、日経平均の日足チャート上に空いている窓(16549.71円−16643.91円)となる。
「窓・壁・軸理論」によれば、昨日の“GDPサプライズ”で「軸」が上向きに傾いた公算が大きい。
自然体で低いところである上方の窓に到達する可能性は高く、ここは強気スタンスを継続したいところだ。
 昨日の泥沼男の脱出劇は見事であった。今はルンルン気分で金髪美女と手をつないで歩いているっていう感じだ。
当然二人の目的地は丘の上に建っているお家。大きな窓が美しい家であり、この家に無事に辿り着くかがポイントとなる。
泥沼君のサクセスストーリーを見守りたいところだ。
(黒岩 泰)
123山師さん:2006/11/15(水) 08:40:34.46 ID:yTvLSFBc
株式オープニングコメント  2006年11月15日08時35分


TOPIX上方転換の可能性強まる

 14日のNY市場は続伸。ダウは86.13ドル高の12218.01、ナスダックは24.28ポイ
ント高の2430.66で取引を終了した。朝方発表された10月生産者物価指数のコア指数
が1.6%の下落となったことで長期金利が低下、これが好感され終日堅調な展開とな
った。セクター別では半導体・同製造装置や小売が上昇する一方で、家庭用品・パ
ーソナル用品や素材が小幅下落となった。シカゴ225先物は大証水準にさや寄せして
始まった後も上げ幅を広げ、セトル(清算値)は大証比100円高の16400円。ADR
の日本株は富士写、ブリヂストン、コマツ、日電産、シャープ、ソニー、TDK、
アドバンテスト、デンソー、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノン、リコー、三菱U
FJ、みずほFGなど対東証比較(1ドル117.54円換算)で全般堅調。 
 日経平均は米国株式の上昇に7−9月期GDPで実質成長率が予想を大幅に上回っ
たことが刺激材料となり、大幅反発となった。下げのきつかった大手銀行株など内
需関連が軒並み値を上げたこともあり、全体的にショートカバーの動きにもつなが
っている。結果的には日経平均は一目均衡表の先行スパン(雲)上限がサポートと
なり反転をみせたことになる。
 大手銀行やTOPIXなどは上方転換シグナルを発生させた訳ではないため、テ
クニカルリバウンドの範囲内ではある。本日からの日銀政策決定会合での年内追加
利上げ観測が浮上することが考えられるほか、高水準の裁定残高への警戒も燻る。
先物の手口動向では国内系の買いが目立つ一方、欧州系の売りが目立つ点は、やや
気掛かりではある。メリル機関投資家調査による日本株への慎重姿勢も気になる。
 ただ、利上げに対する懸念要因も大手銀行株にとっては、利ざや拡大による収益
上振れ期待や、追加利上げ=景気減速懸念の払拭といった前向きの評価に変わる可
能性はあろう。現物と先物との逆ザヤの動きを警戒しているため短期需給はロング
には傾きづらく、反対にショートに傾きやすい環境である。大手銀行株のショート
カバーによって、これまでの好決算銘柄などの個別物色から、徐々に全体を見直す
流れが強まることも考えられる。
 TOPIXは、昨日の切り返しで一目均衡表の雲上限を若干上抜いてきている。
NY市場の上昇を好感し、昨日の流れが続くようだとTOPIXは雲上限が支持線
として意識されるため、上方転換することにつながる。また、週足ベースでは遅行
線が過去の実線に到達していることから、今週上昇できれば上方転換シグナルを発
生させるため、1600ポイントを確実に突破し、上値は抑えられたとしても底堅さが
確認されれば、相当安心感の高まる相場展開となろう。大手銀行株の動向次第の面
はあるが、TOPIX型が本格反転できれば、国際優良株主導の日経平均型の上昇
に比べて、個人投資家には参加しやすい相場となりそうである。
(村瀬 智一)
124山師さん:2006/11/15(水) 12:01:31.99 ID:yTvLSFBc
株式ランチタイムコメント

毎日更新




 2006年11月15日11時15分


シカゴに届かず、次第に利食い優勢に

午前の日経平均は小幅上昇。6.10円高の16295.65円(出来高概算7億5000万株)で前場の
取引を終えている。米国市場ではNYダウが最高値を更新し、ナスダックの年初来高値、
半導体SOX指数の大幅高もあり、日経平均は続伸して始まった。しかし、前日大幅高の
反動から戻り売り圧力も強く、寄り付き直後に16373.48円まで上昇した後は、次第に上げ
幅を縮めている。先物市場では大口売りが相次いでいるほか、金融政策決定会合後の日銀
総裁コメントを見極めたいとする手控えムードもあるようだ。また、シカゴ先物の清算値
(16400円)に届かなかったことによる失望感も若干あったとみられる。

アドバンテスト、東京エレクなど値がさハイテク株や国際優良株も高止まりをみせている
が、昨日大きくリバウンドをみせていた大手銀行株などは上げ幅を縮めている。東証1部の
騰落銘柄は、値上がり数が寄り付き段階で1000を超えていたが、前引けでは795(値下が
り、771、変わらず138)に減っている。また、規模別株価指数では大型株指数のみがプラ
スを維持している。

担当 村瀬 智一
125山師さん:2006/11/15(水) 14:00:45.18 ID:haOrfQIo
まあ展開通りの動きだな。予想よりちょっと早かったが。
現時点の指標じゃ16400円から上は買いにくいよなー。
一度15600まで落ちないと駄目やろう。
126山師さん:2006/11/15(水) 17:09:58.75 ID:VzDqlYE/
2006年11月15日16時40分


金融政策決定会合後の日銀総裁コメント待ちで動きづらく

 日経平均は反落。46.08円安の16243.47円(出来高概算16億株)で取引を終えている。
米国市場ではNYダウが最高値を更新し、ナスダックの年初来高値、半導体SOX指数の
大幅高もあり、連動性の高い国際優良株や値がさハイテク株などを主導に日経平均は続伸
して始まった。しかし、前日大幅高の反動から戻り売り圧力も強く、寄り付き直後に
16373.48円まで上昇した後は、次第に上げ幅を縮めている。また、先物市場では大口売り
が相次いでいるほか、金融政策決定会合後の日銀総裁コメントを見極めたいとする手控え
ムードもあるようだ。シカゴ先物の清算値(16400円)に届かなかったことによる失望感
も若干あったとみられる。
 アドバンテスト、東京エレクなど値がさハイテク株や国際優良株も高止まりをみせてい
るが、昨日大きくリバウンドをみせていた大手銀行株などは上げ幅を縮めている。そのほ
か、不動産、ノンバンク、証券、通信など他の内需関連も総じて冴えない展開となってい
る。下げに転じたとは言え、値がさハイテク株の強い動きから日経平均は底堅く推移する
ものの、TOPIXが弱い動きをみせており、先物との逆ザヤによる裁定解消売りを警戒
させる格好となっている。結局TOPIXは、昨日突破した一目均衡表の先行スパン
(雲)上限を再び割り込み、反対に雲下限レベルまで下押す場面もみられている。全体と
しても様子見ムードが強まる中、後場に入ると先物市場での仕掛け的な大口売買に左右さ
せられる展開となった。
 昨日のGDPを好感した大幅上昇によって底打ちムードが強まる中、米国市場の上昇で
一段と先高期待が先行していただけに、その後の冴えない動きによって再び不透明感が強
まる状況となった。最高値更新を続けるNYダウと、米ハイテク株のここに来ての出直り
基調をみると、値がさハイテク株や国際優良株に対する買い安心感はあるとみられる。し
かし、大手銀行株の一角が比較的強い動きをみせていたことは救いであるが、TOPIX
の弱さが不安感を強めている。金融政策決定会合後の日銀総裁コメントでの追加利上げ観
測が燻っており、利ざや拡大により銀行セクターの収益拡大を手掛りにすると言うより
は、利上げの影響によって高水準に積み上がっている裁定残高と、これに伴う解消売りに
よる全体への悪影響が警戒されている。金融政策決定会合後の日銀総裁コメントを見極め
たいがために、明日も積極的なポジションは取りづらそうである。米国市場が強い動きを
みせたとしても、寄り付きの早い段階で高値を付け、その後は利食いに押されるといった
フラストレーションの高まる相場展開となりそうだ。
(村瀬 智一)
127山師さん:2006/11/15(水) 18:56:34.05 ID:/c28RLNQ
やっぱ、黒岩だけみてると危険だな。
128山師さん:2006/11/15(水) 20:29:45.42 ID:qbgFW5Tk
チャート的には底うったように思えるが、北浜が断言した時は押されるからな。
129山師さん:2006/11/15(水) 22:34:27.15 ID:DVS5r7P2
>>126
村瀬、何気に恐ろしい事をサラッと言ってないか?
130山師さん:2006/11/15(水) 22:35:44.20 ID:Q5fcGeNc
2006年11月15日(水) 15時4分
2部株特報=三条機が続伸(株式新聞) - 15時4分

 三條機械製作所 <6437> が続伸。
 一時20円高の500円まで買われている。
 同社は15日の午後2時半、今3月期の連結業績予想および9月中間期配当予想を上方修正した。
 自動車業界向けの鍛工品およびダイカスト用金型などが好調だったことから、
 経常利益を従来予想の14億円→16億円(前期12億7300万円)、純利益を同8億円→8億8000万円(同6億6800万円)とした。
 また、中間期の業績を踏まえて、中間配当は従来予想3円→4円(前年同期3円)とした。
 期末配当は従来予想の3円(前期4円)を据え置いたため、年間では7円(前期実績7円)となる。
 なお、9月中間期は経常利益8億3600万円(前年同期比81.1%増)、純利益4億4500万円(同2.0倍)だ

ソース
http://charge.biz.yahoo.co.jp/news?s=6437
131山師さん:2006/11/15(水) 23:06:23.01 ID:haOrfQIo
村瀬はいつもより判りやすいコメントだな。
今回も黒岩と村瀬の相場観が分かれたから
今後の展開が楽しみだな。
俺は、今回村瀬にのるよ。
132山師さん:2006/11/16(木) 02:46:59.11 ID:JoAIF6AM
村瀬に乗るというより普通に考えたらそうなるだろ。
最近はもうアメリアの上げにはたいして反応しないし、今日も上値は重かった。
利上げするんじゃないかとみんな買えない状態のようだしね。
かと言って突っ込めば買い戻されるから低い所での売りも危険と。
133山師さん:2006/11/16(木) 10:10:56.82 ID:MjBwkDlm
2006/11/16 「親離れのシーン、新天地に向けて・・・」

 昨日の米国株式相場は4日続伸。ダウ工業株30種平均は33.70ドル高の12251.71ドル、
ナスダック総合指数は12.09ポイント高の2442.75ポイントとなった。午後に発表されたFOMCの議事要旨などが追い風。
住宅市場に対する過度な警戒感が後退し、米景気に対する強気ムードが高まった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16350円。
大証終値と比べて80円高の水準で取引を終了している。
従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を受けて買い先行の展開を想定。再び上値を試すものと思われる。
 昨日の日経平均は買い一巡後は急速に伸び悩む形となった。ローソク足では“かぶせ足”が出現しており、上値の重さを露呈する形。

25日移動平均線が抵抗線として意識されており、徐々に投資家心理も弱気へと傾いた。
 しかし、昨日の下落によって短期的な過熱感は解消。押し目買いを入れやすい株価水準となっており、
米国株高を背景に再びリバウンド歩調を強めそうだ。本日は福井日銀総裁の会見があり、
積極的に上値を買い進む動きにはならない可能性はある。しかし、基本的な相場のトレンドは上向きであり、
いずれ日経平均は上方の窓(16549.71円−16643.91円)に到達するものと思われる。明日は中間決算発表のピークを迎える。
総じて下期に関しては慎重な予想が目立つものの、それは将来的な上方修正要因になると考える。
円相場が117円台後半で安定的に推移していることも、輸出関連株などには買い安心感を誘いそうだ。

 本日は“親離れのシーン”が見られそう。躊躇する子供を親が必死に追い払い、そのうしろ姿を心温かく見守る展開となりそうだ。
その光景にちょっとした寂しさを感じるかもしれない。
また、子供が何度もこちらを振り返り、思わず「戻っておいで」と声をかけたくなるかもしれない。
しかし、ここは強い意志を持って、この子供を見送らなくてはならないのだ。彼には“上方の窓”という新天地があるのだから・・・。
(黒岩 泰)
134山師さん:2006/11/16(木) 10:11:48.38 ID:MjBwkDlm
株式オープニングコメント  2006年11月16日08時26分

買い先行もフラストレーションの高まる相場展開

 15日のNY市場は続伸。ダウは33.70ドル高の12251.71と連日の最高値更新。ナス
ダックは12.09ポイント高の2442.75と01年2月以来の高値で取引を終了した。朝方発
表されたNY連銀製造業指数が5ヶ月ぶりの水準に回復したことを好感して上昇して始
まった。注目された10月のFOMC議事録だが、概ね予想通りで驚きはなく、引けにか
けても上昇基調を維持した。セクター別では、耐久消費財・アパレルや半導体・同
製造装置が上昇する一方で、公益事業や電気通信サービスが軟調。 
 シカゴ225先物は大証水準で始まった後は切り返しており、セトル(清算値)は大
証比80円高の16350円。ADRの日本株はエーザイ、ブリヂストン、コマツ、日電
産、シャープ、ソニー、京セラ、トヨタ、ホンダ、HOYA、キヤノン、任天堂、
三菱UFJ、みずほFGなど、対東証比較(1ドル117.94円換算)で全般堅調。
 昨日は米国市場の上昇を好感し、連動性の高い国際優良株や値がさハイテク株な
どを主導に日経平均は続伸して始まった。しかし、前日大幅高の反動から戻り売り
圧力も強く、寄り付き直後を高値に次第に上げ幅を縮めた。同様に大きくリバウン
ドをみせていた大手銀行株などは上げ幅を縮め、不動産、ノンバンクなど他の内需
関連も総じて低迷したことからTOPIXが弱い動きをみせており、先物との逆ザ
ヤによる裁定解消売りを警戒させる格好となっている。
 GDPを好感した大幅上昇によって底打ちムードが強まる中、米国市場の上昇で
一段と先高期待が先行していただけに、TOPIXの冴えない動きによって再び不
透明感が強まる状況となった。最高値更新を続けるNYダウと、米ハイテク株のこ
こに来ての出直り基調をみると、値がさハイテク株や国際優良株に対する買い安心
感はあるとみられる。一方、金融政策決定会合後の日銀総裁コメントでの追加利上
げ観測が燻っており、利ざや拡大により銀行セクターの収益拡大を手掛りにすると
言うよりは、利上げの影響によって高水準に積み上がっている裁定残高と、これに
伴う解消売りによる全体への悪影響が警戒されている。先物の建て玉が高水準であ
ることも警戒要因であろう。また、利上げ実施はないと考えられるものの、金融政
策決定会合後の日銀総裁コメントを見極めたいがために、積極的なポジションは取
りづらそうである。
 米国市場が強い動きをみせていることから買いが先行しそうだが、昨日同様、寄
り付きの早い段階で高値を付け、その後は利食いに押されるといったフラストレー
ションの高まる相場展開となりそうだ。ハイテク株の上昇も時間外でアプライドマ
テリアルズが下落しているほか、北米地域の半導体BBレシオ発表を控えているこ
とからオーバーナイトは取りづらい。また、昨日同様、先物市場での大口売買によ
る仕掛け的な動きが出てくることになろう。
(村瀬 智一)
135山師さん:2006/11/16(木) 10:12:34.75 ID:MjBwkDlm
村瀬やばいんじゃね?
136山師さん:2006/11/16(木) 11:29:04.79 ID:MjBwkDlm
株式ランチタイムコメント  2006年11月16日11時15分

反発も先物主導によるインデックス売買に振らされる格好

午前の日経平均は反発。72.81円高の16316.28円(出来高概算7億5000万株)で前場の取
引を終えている。米国市場ではNYダウが連日の最高値更新となっている流れが波及し、
日経平均は買い先行スタートとなった。ただ、TOPIXが前日の高値を抜けないなど上
値の重さも次第に嫌気される格好となり、日経平均は16300円を挟んだ狭いレンジ取引が
続いている。金融政策決定会合後の日銀総裁会見を控えていることもあってか様子見ムー
ドも強く、先物主導によるインデックス売買に振らされる格好。

米アプライドマテリアルが時間外で下落していることもあり、東エレク、アドバンテスト
など値がさハイテク株の一角が冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり949に対して値
下がり596、変わらず161と、値上がりが全体の過半数を超えている。新興市場では楽天が
急伸していることもあり、全体的に見直す動きは若干ながらみられてきている。

担当 村瀬 智一
137山師さん:2006/11/16(木) 11:52:27.17 ID:MjBwkDlm
黒岩 ↑
村瀬 ↓
どっちが勝つかですね。

私は、銀行の前場の売りは、個人のようなので、↑だと思ってますが。
138山師さん:2006/11/16(木) 13:34:23.02 ID:MjBwkDlm
13:34今のところ、村瀬の言うとおりになってきたな。
139山師さん:2006/11/16(木) 13:45:06.99 ID:/KEtdmuU
今頃になって言うのもなんだが、今日は村瀬が勝つと思っていたよ。
俺は、15600円までは一度下がると読んでいる。
140山師さん:2006/11/16(木) 13:46:01.31 ID:MjBwkDlm
俺は、明日、反騰すると思うけどね。ダメ低かったら、寄りから入るつもり。
141山師さん:2006/11/16(木) 15:18:46.62 ID:YtOczkZz
>>139
いや、おkおk おめ
142山師さん:2006/11/17(金) 02:38:09.34 ID:Ov7jLdK8
アナリストってようは予想屋だろ?
143山師さん:2006/11/17(金) 08:30:05.26 ID:U2LpHnhe
株式クロージングコメント  2006年11月16日16時47分

先物需給が警戒される、個別では低PBRなどに思惑も

 日経平均は続落。79.60円安の16163.87円(出来高概算15億3000万株)で取引を終えて
いる。米国市場ではNYダウが連日の最高値更新となっている流れが波及し、日経平均は
買い先行スタートとなった。ただ、TOPIXが前日の高値を抜けないなど上値の重さも
次第に嫌気される格好となり、日経平均は一時16367.10円まで上昇した後は16300円を挟
んだ狭いレンジ取引が続いた。後場に入ってもこの膠着相場が続いていたが、上値の重さ
が目立っていたTOPIXが下げに転じた辺りから、次第に利益確定売りの動きが強ま
り、インデックス売りなどから強含みで推移していた日経平均も下げに転じている。
 全体としては金融政策決定会合後の日銀総裁会見を控えていることもあってか様子見ム
ードも強く、先物主導によるインデックス売買に振らされる格好であった。米アプライド
マテリアルが時間外で下落していることもあり、東エレク、アドバンテストなど値がさハ
イテク株の一角が終日軟調な展開。強い動きを続けていた任天堂が急速に値を下げるな
ど、先駆していた銘柄には利食いの動きが強まっていた。
 金融セクターの下落影響からTOPIXの弱さが目立っている。朝方こそ前日高値水準
が意識されていたが届かず、一目均衡表の先行スパン(雲)上限を突破することが出来な
かった。反対に雲下限が意識されてしまい、これを割り込んだ辺りから下げが加速してい
る。また、現物と先物との逆ザヤが恒常化してきており、高水準に積み上がっている裁定
残による解消売りへの警戒感が相当強まっている。また、先物の建て玉が50万枚を超えて
きていることも懸念要因である。裁定ポジションを組む場合は、現物を買い、先物を売る
といった手法となるが、この先物に買い向かっているところがある訳であり、結果的には
ポジションが大きくロングに傾いているところがあると考えられる。12月SQでの波乱も
警戒されてきそうであり、積極的には参加しづらくなってきている。まずは、TOPIX
の買い転換シグナル発生を待ちたいところである。
 ただ、好業績銘柄などへの物色は継続している状況であり、大きく売り込まれていた銘
柄なども見直す動きがみられる。また、このところ企業のM&Aが目立っているが、引け
後にはキリンがメルシャンの公開買い付けを発表している。セクター内で低迷しつつ、P
BR1倍割れなどの銘柄などには再編思惑の動きが出てきそうである。
(村瀬 智一)
144山師さん:2006/11/17(金) 08:30:23.91 ID:U2LpHnhe
昨日は忙しくて書き込めなかったので。
145山師さん:2006/11/17(金) 08:33:51.87 ID:U2LpHnhe
2006/11/17 「独り立ち〜第二章、疑念から確信へ」

 昨日の米国株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は54.11ドル高の12305.82ド
ル、ナスダック総合指数は6.31ポイント高の2449.06ポイントとなった。朝方発
表された10月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、インフレ
に対する警戒感が後退。原油先物相場の下落も追い風となり、主要株価指数は連
日の高値更新となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16240円。大証終値
と比べて60円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国
株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。リバウンドを試す展開になる
と思われる。  昨日の日経平均は朝方こそ買い優勢となったものの、買い一巡
後は急速に上値が重い展開。取引終了後の福井日銀総裁の会見を見極めたいとい
う動きが優勢となり、後場に入ってから下落幅が拡大した。チャート上でも終値
ベースで5日移動平均線(16166.36円)を割り込んでおり、下値不安が高まる状
況。ローソク足でも上影陰線が出現しており、先安観の強いチャート形状となっ
ている。  しかし、既に日銀総裁の会見は終了しており、市場では警戒感が後
退。「年内再利上げ」を否定する内容ではなかったものの、重要なイベントを通
過したということで買い安心感を誘いそうだ。日経平均の日足チャートでも下方
の窓を一部埋める形となっており、調整一巡感の強い形状。押し目買いポイント
であることを示唆しており、買い先行の後は上値を試す展開が予想される。また、
円相場は1ドル=118円前半まで下落しており、輸出関連株には追い風となる公算。
週末の決算ラッシュ通過を見越して、買い注文を入れる投資家も増えそうだ。
 今回の相場は、11/13に出現した“アイランド・リバーサル”を起点とした上
昇相場。下落余地は限定的であり、昨日までの調整局面は“絶好の押し目買い場
面”と認識したい。目標となっているのはあくまでも上方の窓(16549.71円−16643.91
円)であり、十分な上値余地が残されている状況。弱気になる必要がまったくな
い場面であると言えそうだ。本日は「独り立ち〜第二章」。午前中はその動きに
“疑念”が生じるかもしれないが、午後には“確信”に変わっていることだろう。
新しい門出を見守ることにしたい。
(黒岩 泰)

146山師さん:2006/11/17(金) 13:11:20.49 ID:hTNzR+Bs
黒岩の後場から確信・・・・・
今の所、当たって入るけど、大引けまで持たないだろうなー。
持ったら神だ。
147山師さん:2006/11/17(金) 15:26:35.76 ID:Shlfz7Lv
もたんよなあ、そりゃ
148山師さん:2006/11/17(金) 18:48:01.10 ID:YOkUoWmL
本日の村瀬節
本日はこの転換線に上値を抑えられ、再び先行スパン(雲)上限を割り込んでしまった。(弱気)
遅行線は一旦は上方転換シグナルを発生される期待はあったが、これも拒否させている。(中立)
まだ、雲上限であるため、これまで同様にこの水準からの反転の可能性はある。(強気)

どう転んでも当たりだよ!
テクニカルアナリストってかんたんなしごとですね
149山師さん:2006/11/18(土) 14:27:27.88 ID:ZMujglgQ
保守
150山師さん:2006/11/19(日) 16:28:24.61 ID:+0HwFipB
hosyu
151山師さん:2006/11/20(月) 09:43:13.24 ID:kz8AWfvj
村瀬のコメントは?
152山師さん:2006/11/20(月) 10:14:08.72 ID:N0lUXqjz
株式オープニングコメン 2006年11月20日08時45分

ハイテク株物色と再編意識した個別物色

 17日のNY市場はまちまち。ダウは36.74ドル高の12342.56と連日の最高値を更
新、ナスダックは3.2ポイント安の2445.86で取引を終了した。朝方発表された10月
住宅着工件数が年率14.6%減少となったことが嫌気され、利益確定の売りが広がっ
た。しかし、原油価格の下落が好感される格好となり、ダウはプラスに転じてい
る。セクター別では、電気通信サービスや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する
一方でヘルスケア機器・サービスや食品・生活必需品小売が軟調。
 シカゴ225先物は一時15980円と16000円を割り込む場面をみせている。セトル(清
算値)は大証比15円安の16055円。ADRの日本株は日電産、シャープ、TDK、ソ
ニー、京セラがしっかり。半面、富士通、松下、デンソー、トヨタ、ホンダ、HO
YA、キヤノン、リコーが小安いなど、高安まちまち。
 先週末の日経平均は、3日続落で終値ベースでは4日ぶりに16100円を割り込んでい
る。TOPIXの逆ザヤ状態が続く中、裁定解消売りを警戒した先物市場での大口
売りが目立つなど、TOPIXの下げに引きづられる格好から、225先物へも大口売
りが連発し、これがインデックス売りにつながる場面が多くみられていた。
 週末の下げはポジション調整の影響も多少はあったと考えられるほか、米国市場
ではNYダウが連日の最高値を更新していることあり、リバウンドの動きが想定さ
れる。NY原油相場の下げも材料視されそうである。日経平均は均衡表の雲上限レ
ベルで推移しており、これだけをみれば弱気に転じると言うよりは押し目買いスタ
ンスを継続したいところ。しかし、TOPIXは雲下限を割り込んでいる状況であ
り、下振れ懸念が燻る状況である。リバウンドをみせたとしても戻りの鈍さが嫌気
され始めると、再び下へのバイアスを強める可能性はあると考えられる。
 今週は大手銀行の決算発表が予定されており、決算通過後に見直す動きが出てく
ることも考えられる。そうなればTOPIXの反転の可能性もある。ただ、逆ザヤ
状態が続いている中では、裁定解消売りに対する警戒感は拭えないため、常に下を
警戒した不安感が燻る状態である。週末の米ナスダックは下落しているため、強い
動きをみせていたハイテク株などは利食いが先行する可能性はある。しかし、ハイ
テク株は昨年の内需主導の上昇では物色の圏外であったため相対的に出遅れている
セクターであるほか、米クリスマス商戦への期待などもあり、押し目買い意欲は強
そうである。
そのほか、先週TOB(株式公開買付け)を中心としたM&Aの発表が相次いでい
たが、グループ再編・業界再編の中でM&Aの動きはさらに増加すると考えられ
る。TOBにはプレミアムが付されるため投資家にとってはメリットがあることか
ら、グループ企業の保有比率の大きい銘柄やセクター内で割安に放置されている銘
柄、PBR1倍割れや含み資産など、再編機運の高まりを手掛りにした物色が広がり
をみせる可能性はありそうだ。 
(村瀬 智一)

1531:2006/11/20(月) 10:14:55.69 ID:N0lUXqjz
遅くなって失礼しました。ちょっとモチベーションが下がっているので。
1541:2006/11/20(月) 10:15:50.48 ID:N0lUXqjz
2006/11/20 「軟調スタートも、下値不安は乏しい」

 先週末のダウ工業株30種平均は6日続伸で過去最高値を更新、前日比36.74ドル高の12342.56ドルとなった。
また、ナスダック総合指数は6日ぶりの反落、同3.20ポイント安の2445.86ポイントとなった。
米国株式相場は予想を下回る住宅指標を受けて、売り先行の展開。しかし、原油先物相場の下落などが好感材料となり、
堅調な値動きを維持した。また、シカゴ日経平均は16055円。大証終値と比べて15円安の水準で取引を終了している。
従って本日の日経平均はシカゴ日経平均先物にさや寄せのスタートを想定。やや軟調な滑り出しになると思われる。

 先週末の東京株式相場は一時的に上昇する場面もあったが、買いが続かなかった。総じて手掛かり材料難であったほか、
株価指数先物に仕掛け的な売りが散発的に出る展開。下落幅が拡大し、引け味の悪い大引けとなった。
高水準に積み上がった裁定買い残が上値の重しとなったほか、個人消費を中心とした景気減速懸念が台頭。
外国人投資家の売り姿勢も心理的な圧迫要因となり、取引終了にかけて見送りムードが強まった。
 本日の東京株式相場は先週末に引き続き、買い材料の乏しさから軟調なスタートを想定。下値を試す動きになると思われる。
しかし、先週末までの下落によって日経平均の日足チャートでは下方の窓を完全に埋めており、下値不安が乏しいことを示唆。
押し目買いポイントを迎えており、売り一巡後は切り返す展開が予想される。
チャート的には短期的なダブルボトム形成のパターンとなっており、買い安心感が強まる展開。
いずれは上方に空いている窓(16549.71円−16643.91円)を目指す展開が予想され、十分な上昇余地が生じていると言えよう。

 本日は大手銀行の決算発表が予定されており、“イベント通過”による安心感が漂う可能性がある。
また、日米ともに23日(木)は休場となるが、クリスマス商戦の好調、それに伴う米景気への期待感、転じて円相場の下落などを背景に、
輸出関連株には堅調な値動きが目立つものと思われる。ダウ工業株30種平均は徐々に上昇ピッチを速める“極めて強い形”。
日本株の出遅れ感がより鮮明になる可能性があり、日本株の下落局面ではしっかりと押し目買いを入れておきたい。
今の東京株式相場は“自宅に引き篭もった少年”のよう。そんなときは「任天堂Wiiを買ってあげるよ」と一声言えば大丈夫。
喜び勇んで部屋から出てくるはずだ。下方の窓に引き篭もった株価を引きずり出すのは、好調な米クリスマス商戦ということである。
(黒岩 泰)
155山師さん:2006/11/20(月) 10:34:47.96 ID:BKkefLF+

156山師さん:2006/11/20(月) 11:01:06.78 ID:BKkefLF+
ブー・・・・・2人ともハズレ

小市民はこれっぽっちも景気がいいとは感じていない。
個人消費が注目されてる状況では、株価はあがらないだろ。

村瀬:リバンドも無く下落で、ハズレ。

黒岩:今日このまま下落すれば窓を開けての下落によって、
    上昇ドテンは一度も確認されずに、下落へ再ドテンだな。
    あっちのスレ今日は荒れるぞー。自分で判断のできない初心者が多いから。
    あとはポエムで如何にごまかすかが問題だな。

15000円割れ待っているんだが、ボチボチ買いを入れたよ。
小型株が安い水準にきたからな。
しかし、2週間ほど売りポジ持ってるけど、マイナスだー。
売りが下手なんだよなーorz


    
157山師さん:2006/11/20(月) 12:38:42.42 ID:ZVCBvdcB
株式ランチタイムコメント 2006年11月20日11時26分


9月27日以来の15900円を割り込む

午前の日経平均は大幅続落。214.95円安の15876.78円(出来高概算8億6000万株)と9月
27日以来の15900円を割り込んで前場の取引を終えている。17日のNYダウが6営業日続伸
で最高値を更新する一方、ナスダックは反落となった。値がさハイテク株が利食い優勢と
なる中、大手銀行株など内需関連が引き続き弱含みの展開となった影響もあり、16000円
を辛うじてキープして始まった日経平均は、その後はじりじりと下げ幅を広げている。13
日の直近安値(15913.86円)接近で押し目買い意欲も出ていたが、本日決算発表を控えて
いる大手銀行が一段安となると、比較的底堅く推移していた国際優良株なども下げ幅を広
げている。

TOPIXは直近安値を割り込むとその後も下げ幅を広げており、9月安値を割り込んでい
る。東証1部の騰落銘柄も、寄り付き段階では値下がりは1000程度であったが、その後は
増加しており、前引けでは1488と、全体の9割近くを占めている。欧州系のバスケット売
り観測が出ていたこともあるが、高水準の裁定残による解消売り懸念、また、決算後にリ
バウンドが期待されていた大手銀行の大幅下落が押し目買い意欲を後退させている。物色
は決算評価の流れや、低位材料株、再編絡みの銘柄の一角が個別に物色されている。

担当 村瀬 智一
158山師さん:2006/11/20(月) 18:52:39.34 ID:ZVCBvdcB
株式クロージングコメント  2006年11月20日16時29分


テクニカル面での底打ちより、需給整理必要

 日経平均は大幅続落。365.79円安の15725.94円(出来高概算19億3900万株)と、終値
ベースでは9月26日以来となる15800円を割り込んでいる。17日のNYダウが6営業日続伸
となって最高値を更新する一方、ナスダックは反落となった。値がさハイテク株が利食い
優勢となる中、大手銀行株など内需関連が引き続き弱含みの展開となった影響もあり、
16000円を辛うじてキープして始まった日経平均はその後、じりじりと下げ幅を広げてい
る。13日の直近安値(15913.86円)接近で押し目買い意欲も出ていたが、本日決算発表を
控えている大手銀行が一段安となると、比較的底堅く推移していた国際優良株なども下げ
幅を広げている。
 TOPIXは直近安値を割り込むとその後も下げ幅を広げており、9月安値を割り込んで
いる。TOPIXの9月安値到達でリバウンド狙いの動きや、日経平均の15800円レベルで
の押し目買い意欲などから、下げ渋る場面もみられた。しかし、反発力は鈍く、反対に若
干溜まったロングポジションがその後の下げにつながる悪循環となっている。米ヘッジフ
ァンドの破綻観測や、欧州系のバスケット売り観測が出ていたこともあるが、高水準の裁
定残による解消売り懸念、また、決算後にリバウンドが期待されていた大手銀行の大幅下
落が押し目買い意欲を後退させている。物色は決算評価の流れや、低位材料株、再編絡み
の銘柄の一角に限られた。
 日経平均の直近安値、TOPIXの直近安値水準や9月安値など、ポイントポイントでは
下げ渋る動きをみせていたが、それでもじり安基調が続いたことにより押し目買いも入れ
づらくなっている。そのため、本日の下げで大方の売りは一巡との見方はされているもの
の、もう一段の狼狽的な下げによる明確な底打ち感が出てくるまでは、打診買いの域は脱
せない。日経平均の9月安値とのボトム形成が意識されるが、テクニカル面での底打ちとい
うより、高水準の裁定残、先物の建て玉といった需給面での整理が必要であろう。
 また、米11月の投信残高は、4月以来の高水準となったようである。個人マネーがNY
ダウをけん引させているとの見方がある。今後、米クリスマス商戦への失望やNY原油動
向の反転などの動きが出てきてしまうと、最高値を続けるNYダウは個人マネーの逆流に
よって急速に値を消すリスクは警戒して置く必要はありそう。 
(村瀬 智一)
159山師さん:2006/11/20(月) 18:59:53.19 ID:fmFs5Mvr
貼ってくださる方、いつもおつかれさまです。ありがとうございます。
まとめて読めるので助かります
160山師さん:2006/11/20(月) 19:02:09.65 ID:9Wl0IRbz
時田は最悪だな。
予想が全く当たらないことを棚に上げて
安部政権の批判をしだしたww
ついに狂ったかww
161山師さん:2006/11/21(火) 10:00:33.28 ID:54nPiYd8
株式オープニングコメント  2006年11月21日08時22分

一旦リバウンドも下値不安後退せず

 20日のNY市場はまちまち。ダウは26.02ドル安の12316.54、ナスダックは6.86ポ
イント高の2452.72で取引を終了した。相次いで大型買収が発表されたことが好感さ
れる一方、上値は重く、小幅な値動きに終始する展開となった。セクター別では、
不動産や素材が上昇する一方で自動車・自動車部品や商業サービス・用品が軟調。
シカゴ225先物は下げ渋りをみせており、セトル(清算値)は大証比90円高の15810
円。ADRの日本株は花王、エーザイ、ブリヂストン、日電産、シャープ、TD
K、アドバンテスト、デンソー、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノン、リコー、任
天堂など対東証比較(1ドル118.05円換算)で全般しっかり。
 昨日の日経平均は大幅続落となり、終値ベースでは9月26日以来の15800円を割り
込んでいる。値がさハイテク株が利食い優勢となる中、大手銀行株など内需関連が
引き続き弱含みの展開となった影響もあり、じりじりと下げ幅を広げている。TO
PIXは直近安値を割り込むとその後も下げ幅を広げており、9月安値を割り込んで
いる。9月安値到達でリバウンド狙いの動きや、日経平均の15800円レベルでの押し
目買い意欲などから、下げ渋る場面もみられたが、反対に若干溜まったロングポジ
ションがその後の下げにつながる悪循環となっている。海外ヘッジファンドの破綻
観測や、欧州系のバスケット売り観測が出ていたこともあるが、高水準の裁定残に
よる解消売り懸念、また、大手銀行の大幅下落が押し目買い意欲を後退させてい
る。
 NYダウは7営業日ぶりに反落となるものの、ナスダックは反発。また、相次ぐM
&AやNY原油先物の下落などから米投資家心理は強気基調が続いているようだ。
日経平均は昨日の大幅下落の反動、ナスダック上昇を背景にハイテク株などが下支
えとなる可能性もあり、リバウンドが期待される。また、米鉱山のM&Aが伝えら
れており、下げの目立っていた資源・素材関連への再編機運の高まりによる波及効
果も期待したいところである。
 ただし、昨日の下げで大方の売りは一巡との見方はされているものの、もう一段
の狼狽的な下げによる明確な底打ち感が出てくるまでは、打診買いの域は脱せな
い。日経平均の9月安値とのボトム形成が意識されるが、テクニカル面での底打ちと
いうより、高水準の裁定残、先物の建て玉といった需給面での整理が必要であろ
う。そのほか、海外ファンドは祝日を控えていることもあり、新たなポジションと
いうよりは、決算対策のクローズを基本に動いていると考えられる。 
(村瀬 智一)

162山師さん:2006/11/21(火) 10:04:56.75 ID:54nPiYd8
2006/11/21 「リバウンドの動きが先行も、戻りは限定的か」

 昨日の米国株式相場は高安まちまち。
ダウ工業株30種平均は26.02ドル安の12316.54ドル、ナスダック総合指数は6.86ポイント高の2452.72ポイントとなった。
朝方は利益確定売りが先行したものの、企業のM&Aに関するニュースや原油先物相場の下落を好感。
好調なクリスマス商戦への期待感などもあり、主要株価指数は総じて堅調な推移となった。ナスダック総合指数は5年9ヶ月ぶりの高値水準。
天井到達感の乏しいチャート形状であり、上値余地が残されていることをうかがわせる。また、シカゴ日経平均先物(CME)は15810円。
大証終値と比べて90円高の水準で取引を終了している。
 昨日の東京株式相場は大幅安となった。景気減速懸念が強まったほか、総じて買い手掛かり材料が乏しい状況。
外国人投資家の売り姿勢も鮮明となっており、後場に入ってから投げ売りが大量に出た。
大量に積み上がった裁定買い残が先物の仕掛け売りを誘う展開。“売りが売りを呼ぶ悪循環”に陥っており、日経平均株価は安値引けとなった。

 また、新興三市場の主要株価指数はそろって安値を更新。
個人投資家のマインドが一段と悪化しており、市場の雰囲気をさらに悪くした。
まさしく“買い手不在”の状況となっており、下値不安が高まる展開となっている。
 今週は日米ともに23日の木曜日が休場となっており、週末にかけてポジション整理の売りが出やすい市場環境となっている。
また、ヘッジファンドの決算月ということもあり、先安観の強い日本株に対しては“駆け込み的な売り”が強まる恐れがある。
さらには、トヨタの3000億円規模の売り出しなども、需給を悪化させる要因。
12月のIPOラッシュへの需給不安も燻っており、押し目買いを入れにくい状況にあると言えそうだ。
 ただ、短期的には昨日の急落に対するリバウンドの動きが期待できそうだ。
シカゴ日経平均先物は大証終値と比べて90円高い水準となっており、朝方は短期リバウンド狙いの買いが期待できそうだ。
しかし、需給の悪循環は始まったばかりであり、高値圏においては戻り待ちの売り圧力は強い。
リバウンド相場も早々に終了することが予想され、“全値戻し”などの過度な期待は抱かない方が良いだろう。
今回の下落相場の目標値はあくまでも下方に空いている窓(15666.95円−15681.44円)であり、今後はこの水準で下げ止まるかが焦点となる。
(黒岩 泰)
163山師さん:2006/11/21(火) 11:54:09.11 ID:54nPiYd8
株式ランチタイムコメント  2006年11月21日11時33分

シカゴ先物水準までの上昇で頭打ち

午前の日経平均は反発。63.08円高の15789.02円(出来高概算7億7000万株)で前場の取
引を終えている。昨日の大幅下落による売られ過ぎの反動に加えて、20日の米国市場では
ナスダックの反発もあってハイテク株や国際優良株中心に反発して始まった。しかし、一
時15817.73円までリバウンドをみせるものの、シカゴ先物水準までの上昇で頭打ちとな
り、その後は膠着感を強めている。ハイテク株や国際優良株は堅調に推移する一方、みず
ほFGが年初来安値を更新しているほか、建設株や不動産の一角が軟調に推移するなど内
需関連の低迷によってリバウンド狙いの動きも限定的となっている。同様にリバウンドを
みせていた新興市場も、次第に値を消す動きが目立ってきている。東証1部の騰落銘柄は、
値上がり807に対して値下がり780、変わらず119と拮抗。規模別株価指数は大型、中型、
小型株指数ともにプラスは維持しているが小幅にとどまっている。

担当 村瀬 智一
164山師さん:2006/11/21(火) 11:55:02.94 ID:TvAf76j+
昨日は日経大幅安で新興3市場で年初来安値更新

本日は戻り限定で大変弱い軟調相場継続

明日は昨日分の追証投げがあれば大暴落の恐れも

後場どうする?
165山師さん:2006/11/21(火) 16:20:58.83 ID:uEgkZJZZ
村瀬は何と?
これは明日以降を占うのに重要。
更新頼む。
1661:2006/11/21(火) 17:00:46.32 ID:BySXXLgl
株式クロージングコメント   2006年11月21日16時25分

需給最悪だが割り切りスタンスで一旦はリバウンドを狙いたいところ

 日経平均は小幅ながら5営業日ぶりに反発。8.20円高の15734.14円(出来高概算16億
4900万株)で取引を終えている。昨日の大幅下落による売られ過ぎの反動に加え、20日の
米ナスダックの反発もあってハイテク株や国際優良株中心に反発して始まった。しかし、
一時15817.73円までリバウンドをみせるものの、シカゴ先物水準までの上昇で頭打ちとな
り、その後は膠着感を強めている。ハイテク株や国際優良株は堅調に推移する一方、みず
ほFGが年初来安値を更新したほか、建設株や不動産の一角が軟調に推移するなど内需関
連の低迷によってリバウンド狙いの動きも限定的となった。
 後場寄り付きでは昼のバスケットが買い決め優勢であったとみられ、日経平均は再び
15800円レベルを窺うものの前場高値は突破出来ず。TOPIXはマイナスレンジで推移
していたこともあり、日経平均も次第に上げ幅を縮め、一時下げに転じる場面をみせてい
た。大引けにかけてはポジション調整の動きからプラスに転じたものの、TOPIXは続
落。新興市場は高安まちまちとなり、ジャスダック、マザーズは安値更新となったが、ヘ
ラクレスは安値更新後に切り返している。東証1部では値下がりが全体の6割近くを占めて
おり、ハイテク、国際優良株中心の上昇であったことが窺える。個別では好業績銘柄やM
&A関連などが動意付いているが、仕手系色の強い材料株などには値を消すものも目立っ
ており、個人投資家の需給懸念は依然として強い。
 日経平均はハイテク、国際優良株、いわゆるコア30中心の上昇であり、朝方から米系に
よるバスケット買い観測があっただけに、ファンドの買いが中心であったようだ。一方、
内需関連の下げに関しても海外ファンドの決算に絡む売買とみられている。特に日米とも
に祝日を挟んでいるため、積極的にポジションを取りに行くというよりは、決算対策に伴
うクローズが中心であろう。そのほか、みずほFGの下げやソフトバンクの軟調地合いが
目立っていたが、個人投資家の保有比率が多いこともあり、新興市場の下落などの需給悪
化による影響や下へのバイアスを強めるための仕掛け的な売りの動きもあったと考えられ
る。
 TOPIXは引き続き下値模索の流れが続いているほか、日経平均も依然として9月安値
を意識した展開とみられる。「日本株、悪循環の独歩安」との一部新聞記事もあったが、
セリングクライマックス的な売りはなく、じりじりと下げる展開であるため、先安感が非
常に強まっている状況であろう。信用残高、先物需給といった懸念要因も燻っていること
もあり、祝日を控えた明日は、打診買い的な動きも出しづらくなると考えられる。ただ、
ファンドの決算対策売りは週内若しくは明日で一巡すると考えられること、みずほFGの
出来高を伴った下げなどをみると、底打ち感はないものの、割り切りスタンスながら一旦
はリバウンドを狙いたいところとみる。
(村瀬 智一)
167山師さん:2006/11/21(火) 23:51:53.13 ID:Ike5jE8F
>>165
貼ってあげれば?1さんも忙しそうだし。
俺も決算時期は忙しいわ。
1681:2006/11/22(水) 08:37:19.61 ID:4WWfa6MV
株式オープニングコメント  2006年11月22日08時29分

割り切りスタンスながら一旦は内需系のリバウンドも

 21日のNY市場は小幅上昇。ダウは5.05ドル高の12321.59、ナスダックは2.12ポ
イント高の2454.84で取引を終了した。目立った経済指標や決算発表もなく、サンク
スギビングの休日を週後半に控えて小動きに終始する展開となった。セクター別で
は、エネルギーや不動産が上昇する一方で、自動車・自動車部品や半導体・同製造
装置が軟調。シカゴ225先物は小動きに推移し、セトル(清算値)は大証比75円高の
15775円。ADRの日本株は花王、コマツ、日電産、シャープ、ソニー、アドバンテ
スト、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノンなど、対東証比較(1ドル117.89
円換算)で全般小じっかり。
 昨日の日経平均は小幅ながら5営業日ぶりに反発となったが、ハイテク株や国際優
良株は堅調に推移する一方、みずほFGが年初来安値を更新するなど、内需関連の
低迷によってリバウンド狙いの動きも限定的となった。その後も内需関連の弱い動
きは続いており、日経平均はプラスとなったものの、TOPIXは続落。新興市場
は高安まちまちとなり、ジャスダック、マザーズは安値更新となったが、ヘラクレ
スは安値更新後に切り返していた。個別では好業績銘柄やM&A関連などが動意付
いているが、仕手系色の強い材料株などには値を消すものも目立っており、個人投
資家の需給懸念は依然として強い。
 TOPIXは引き続き下値模索の流れが続いているほか、日経平均も依然として9
月安値を意識した展開とみられる。昨日、「日本株、悪循環の独歩安」との一部新
聞記事もあったが、セリングクライマックス的な売りはなく、じりじりと下げる展
開であるため、先安感が非常に強まっている状況であろう。裁定残高、信用需給、
先物需給といった懸念要因も燻っていること、日米共に祝日を控えていることか
ら、打診買い的な動きも出しづらくなると考えられる。そのため、本日は基本的に
は膠着相場となりそうである。
 ただ、日計り的な商いとなろうが物色意欲は衰えておらず、米パソコン大手デル
が時間外で上昇しているほか、ボーイングが52週高値を更新しており、ハイテク、
航空機関連などには短期資金が向かいそう。また、引き続きM&A関連への物色も
続くと考えられる。その他、ここ最近警戒されているファンドの決算対策売りは週
内若しくは本日で一巡すると考えられること、昨日のみずほFGの出来高を伴った
下げなどをみると、底打ち感はないものの、割り切りスタンスながら一旦は内需系
のリバウンドを狙いたいところでもあろう。
(村瀬 智一)
169山師さん:2006/11/22(水) 10:43:59.05 ID:4WWfa6MV
2006/11/22 「リバウンドを試す展開も、上値は限定的」

 昨日の米国株式相場は小幅上昇。ダウ工業株30種平均は5.05ドル高の12321.59ドル、ナスダック総合
指数は2.12ポイント高の2454.84ポイントとなった。経済指標などの材料が乏しいなか、翌日の感謝祭を控
えて様子見ムードの強い状態。原油先物相場の上昇も上値の重しとなり、主要株価指数は小幅な値動き
に留まった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は15775円。大証終値と比べて75円高の水準で取引を終
了している。従って本日の日経平均はシカゴ日経平均先物の清算値にさや寄せするスタートを想定。朝方
はリバウンドの動きを試すものと思われる。
 しかし、週末の休場を控えて積極的に買い進む投資家は少ないほか、国内景気減速への警戒感は強
い状況。外国人投資家の売り姿勢も鮮明になっており、上昇幅は限定的であると思われる。また、国内で
は証券減税撤廃の議論が高まっており、株価にとっては明らかなマイナス要因。減価償却制度の見直し
など法人減税に対する期待感はあるが、市場は増税論の高まりに対してネガティブな反応を示しそうだ。
 また、11月はヘッジファンドなど海外勢の決算時期にあたる。世界市場から独歩安となっている日本株
への見切り売り圧力は掛かりやすく、相場全体の上値を抑える可能性がある。また、大量に積み上がった
裁定買い残によって、先物主導による仕掛け売りが出やすい状況。信用評価損益率の悪化も顕著となっ
ており、下落しやすい環境に変化はない。
 昨日の日経平均は下方の窓(15666.95円−15681.44円)にわずかに届かなかった。「窓理論」による相
場転換のシグナルは出現しておらず、多少の下落余地が残されていることを示唆している。短期的な突っ
込み警戒感は強いものの、相場の基調はまだまだ下向き。一時的に上昇する場面があれば、そこは“戻
り売り局面”であると判断すべきであろう。
 本日の引き篭もり少年はどのような行動を取るのか。メインシナリオでは、犬と戯れた(もみ合いの)あと
コンビニ(下方の窓)に向かい、そこでカップラーメンを買って(窓埋めのあと)家に(上方の窓に)向かう、と
いったパターンを辿ると思われる。ただ、あまりにも道草(もみ合い)が長すぎると、予期せぬハプニングに
巻き込まれる可能性がある。金髪美女(米国株)などの通行人(外部要因)には十分注意をしたいところ
だ。 (黒岩 泰)
170山師さん:2006/11/22(水) 10:51:18.53 ID:4WWfa6MV
前場までですが。

村瀬 
×本日は基本的には膠着相場となりそうである。
○ここ最近警戒されているファンドの決算対策売りは週内若しくは本日で一巡すると考えられること、昨日のみずほFGの出来高を伴った
下げなどをみると、底打ち感はないものの、割り切りスタンスながら一旦は内需系のリバウンドを狙いたいところでもあろう。

みずほと、ソフトバンクの反騰が大きかったですね。
ソフトバンクは、売りが相当溜まってきてたから、上がるときは、一気でしたね。
みずほの出来高伴った下ひげは、反騰サインかなって感じでしたね。
ヘラ、振興不動産も反騰してましたしね。

黒岩
171山師さん:2006/11/22(水) 10:56:04.73 ID:4WWfa6MV
黒岩
×大量に積み上がった裁定買い残によって、先物主導による仕掛け売りが出やすい状況。信用評価損益率の悪化も顕著となっ
ており、下落しやすい環境に変化はない。
×相場の基調はまだまだ下向き。一時的に上昇する場面があれば、そこは“戻り売り局面”であると判断すべきであろう。
○メインシナリオでは、犬と戯れた(もみ合いの)あとコンビニ(下方の窓)に向かい、そこでカップラーメンを買って(窓埋めのあと)
家に(上方の窓に)向かう


短期では下がると予想したようですね。窓にかかってから、上がったので、窓理論は、あってるのかもw

みずほ、ソフトバンクのVWAPが低く、売りが出にくいんじゃないかな?
後場、もう一段あげてくるんじゃないですかね。(1の予想ですがw)
172山師さん:2006/11/22(水) 11:29:19.07 ID:4WWfa6MV
株式ランチタイムコメント  2006年11月22日11時27分

新興市場のリバウンドが刺激に

午前の日経平均は小幅続伸。17.15円高の15751.29円(出来高概算8億3000万株)で前場
の取引を終えている。米国市場ではNYダウ、ナスダックともに小幅上昇となっていた
が、非公式の外資系動向が大幅売り越しとの観測もあり、日経平均は小幅ながら続落して
始まった。本日もシカゴ先物清算値である15775円に届かなかったことで、見送りムード
も強めつつあった。ただ、みずほFGがリバウンドをみせてきたほか、ソフトバンクも上
昇に転じたことで徐々に売り込まれていた銘柄へのリバウンド動きをみせている。特に新
興市場では昨日年初来安値を更新した後にヘラクレスが反転していたことで、1000割れが
意識されていたマザーズへのリバウンド狙いの動きが強まった。

代表銘柄であるミクシィやDeNAなどが上昇したほか、マザーズ銘柄のほかヘラクレス
銘柄も軒並みリバウンドの動きを強めている。どちらかと言うと新興市場のリバウンドが
刺激材料となり、先物市場での大口買いによってショートカバーを誘発させた。ただ、日
経平均も一時シカゴ先物レベルを捉えたものの、その後の伸びは鈍く、TOPIXも逆ザ
ヤで推移しているため、買い一巡後は膠着感を強めてきている。売り込まれていた銘柄が
リバウンドをみせる一方、ソニー、キヤノンや薬品株など主力処の一角が冴えない。

担当 村瀬 智一
173山師さん:2006/11/22(水) 12:01:12.23 ID:4WWfa6MV
北浜先生 悲観>↑となるか?w

尾身幸次財務相は22日午前、経済同友会の北城恪太郎代表幹事ら幹部と会談。
株式譲渡益の軽減税率(10%)について、
「本則(20%)に戻す方向で議論が進むだろう」と述べ、廃止を強く示唆した。
以上のニュース。
今日急激に上げ幅が縮小した最大要因はこれだ。
これだと後場もしばらく厳しいだろう。←←←
せっかく戻り歩調だったのに残念。
次第に戻すとは思うが。
激変緩和策の実行はあると考えられるので。

orion3 at 11:20
174山師さん:2006/11/22(水) 12:16:17.58 ID:RRqU4Kyc
面白くなってきました。
175山師さん:2006/11/22(水) 12:21:29.46 ID:MnSDovLX
>>171
解説乙。

そうだな1の言うとおり、後場上げそうだな。
ただ、下げがあまりなかったから、短期的なリバは少ないだろうなー。
一度相場をぶち壊して再出発しないと・・・・
来月のMSQ・機械受注までは、下げ相場だろう。
機械受注は超重要だな。
176山師さん:2006/11/22(水) 12:27:45.86 ID:MnSDovLX
>>173
北浜ー・・・・
君は何処見ているんだ・・・・・

その件はすでに折込済みだろ・・・・・

この件で、動きが出るのは方向付けが確定される来年。
177:2006/11/22(水) 15:49:24.47 ID:LWe6HRdu
2006/11/22 「少年は帰路に、でもここからは急坂」

 本日の日経平均は180.09円高の15914.23円で取引を終了した。朝方は外国人
投資家の売り姿勢、国内景気減速懸念などから下落する場面もあったが、売り一
巡後は押し目買いが優勢。短期リバウンド狙いも加わり、引けにかけて一段高の
展開となった。また、新興市場銘柄も総じて反発しており、個人投資家のマイン
ドは改善の方向へ。ソフトバンクの急上昇も追い風となり、大きく下落した銘柄
には急反発するものが目立った。業種別東証株価指数では、医薬品、倉庫運輸関
連、陸運業以外はすべてのセクターが上昇。鉱業、非鉄金属、小売業などの上昇
率が大きかった。  朝方は方向感の乏しい展開となった。買い手掛かり材料が
乏しい上に、明日は日米ともに株式市場が休場。積極的に買いを入れる投資家も
少なく、前日終値近辺での値動きとなった。しかし、日経平均が下方の窓の一部
を埋めたことで、調整一巡感が台頭。昨日までの急落の反動もあり、その後は徐
々に上昇幅を拡大させた。株価指数先物に対して断続的な買いが入ったことで、
売り方のショートカバーの動きも加速。大引けにかけて強気ムードが広がり、日
経平均は高値引けで終了した。  ローソク足では“陽の大引け坊主”が出現し
ており、先高観の強いチャート形状。上昇余地が残されている形となっており、
週末に一段高の展開が期待できそうだ。その際、目標となるのは上方に空いてい
る窓(16036.18円−16067.27円)。一昨日の急落した際に出来た窓であり、これ
が短期的な上値の目標値となりそうだ。  日経平均は下方の窓を一部埋めたこ
とで事実上の“窓埋め拒否”の形が出現している。これは潜在的な上昇力が大き
いことを示しており、理論株価(株価の落ち着きどころ)が上方に位置している
ことを示唆している。しかし、その一方で、先日“アイランド・リバーサル(離
れ小島)”が拒否された事実を忘れてはならない。これは理論株価が下方に位置
していることを示唆しており、株価急落の要因にもなった。  以上のことから、
恐らく現値水準が理論株価近辺ということが推察できる。一応「窓理論」では
“上方の窓を目指す”というのがスタンダードな動きだが、ここから上方はやや
売り圧力が強まる可能性が高い。終値ベースで5日移動平均線を突破できなかっ
た事実もそのことを後押ししており、ここからの動きは注意して見守りたい。ポ
ジションとしては“買い転換”だが、やや斜に構えた感じで見ておきたい。  
引き篭もり少年はコンビニでカップラーメンを買い、ようやく帰路に着いたよう
だ。ソフトバンクの携帯を片手に、意外とルンルン気分。「そんなに速く走れた
んだ」と友人に言われるくらい軽快な走りを見せている。でも、ここからが本当
の正念場。自宅までは急坂となっていて、そう簡単に辿り着くことはできない。
「未来少年コナンみたいに超人的な体力があったら・・・」――少年の熱い鼓動
が聞こえてきた。
(黒岩 泰)
178山師さん:2006/11/22(水) 15:55:02.79 ID:y2B72tl/
引きこもりのくせに、外出てる上に携帯持ってて
その上、友人までいるじゃねえか
179:2006/11/22(水) 17:38:22.23 ID:LWe6HRdu
株式クロージングコメント


投資家心理は戻り売りスタンスから、押し目買いスタンスへ

 日経平均は続伸。180.09円高の15914.23円(出来高概算17億5300万株)で取引を終え
ている。非公式の外資系動向が大幅売り越しとの観測もあり、前日の流れが続く格好から
日経平均は小幅ながら反落して始まった。本日も寄り付き段階でシカゴ先物清算値
(15775円)に届かなかったことで、見送りムードも強めつつあった。ただ、みずほFG
がリバウンドをみせたほか、ソフトバンクも上昇に転じたことで徐々に売り込まれていた
銘柄へのリバウンド動きをみせている。特に新興市場では昨日年初来安値を更新した後に
ヘラクレスが反転していたことで、1000割れが意識されていたマザーズへのリバウンド狙
いの動きが強まった。マザーズの代表的な銘柄であるミクシィやDeNAのほか、ヘラク
レス銘柄も軒並みリバウンドの動きを強めている。どちらかと言うと新興市場のリバウン
ドが刺激材料となり、先物市場での大口買いによってショートカバーを誘発させた。
 TOPIXは逆ザヤで推移しているため、買い一巡後に膠着感を強める場面もみられた
ほか、祝日を控えていること、また、このところ後場に入ると失速する動きがみられてい
たため、ショートに傾きやすい面もあったとみられる。しかし、後場寄り付き直後に
15800円に乗せると、先物市場での大口売買が相次いだほか、新興市場でも楽天がストッ
プ高、ミクシィが一段高などさらに上げ幅を広げる銘柄が連発し、底打ちムードが一気に
強まる格好となった。東証1部の値上がり数も徐々に増加し、全体の8割を超えている。一
方、売り込まれていた銘柄がリバウンドをみせる半面、ソニー、キヤノンや薬品株など主
力処の一角が冴えない。
 これまでの下げに対するテクニカルリバウンドの範囲内であること、TOPIXの逆ザ
ヤ状態から上値は追えない状況など、不安感が強かったため短期需給はショートに傾きや
すかったとみられる。また、日米ともに祝日を控えていたことから、ファンドの決算対策
とみられる売りも一巡していたようである。これにより11/13の直近安値(15913.86円)
を捉え、均衡表の先行スパン(雲)下限レベル(15943.25円)に接近してきている。上値
抵抗線として意識されている15900円レベルを確実に突破し、一昨日の急落部分に位置す
る転換線(16024.48円)をクリアしてこないと明確な底打ちとみるには厳しいところでは
ある。また、日経平均、TOPIXともに逆ザヤで推移しており需給不安は燻っている状
況である。そのため、本日の上昇で底打ちと判断するには厳しい面はあるが、ただ言える
ことは、投資家心理は戻り売りスタンスから、押し目買いスタンスへ変わったとみられ
る。日経平均、TOPIXの逆ザヤ恒常化による、12月SQへ向けての不透明要因の影響
から売買を手控えるのではなく、これを避ける形で新興市場へ資金をシフトさせる動きが
強まることが期待される。そうなれば、例年通り新興市場の年末年始の活況もありそう
だ。
(村瀬 智一)
180山師さん:2006/11/22(水) 19:45:15.10 ID:gsmFQkSk
>>177 未来少年コナンと来たか…。
181山師さん:2006/11/22(水) 19:54:50.89 ID:sHG+msAr

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061122AT3S2200H22112006.html

どうやら税率20%で決定のようです・・・・

日本終わった・・・・










182:2006/11/24(金) 08:32:08.16 ID:qNdTEIWa
2006/11/24 「軸の傾きは下向き、打診買いの域を出ず」

 一昨日の米国株式相場は小幅上昇。ダウ工業株30種平均は5.36ドル高の12326.95ドル、ナスダック総
合指数は11.14ポイント高の2465.98ポイントとなった。感謝祭の前日で積極的な買いは手控えられたもの
の、前日発表されたデルの好決算などを受けてハイテク株が堅調推移。ナスダック総合指数は約5年9ヶ
月ぶりの高値更新となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は15800円。一昨日の大証終値と比べて60
円安の水準で取引を終了している。従って本日の日経平均はシカゴ日経平均先物にさや寄せからのスタ
ートを想定。軟調な滑り出しになると思われる。
 また、欧州市場では主要株価指数が軒並み下落。さらには円相場が1ドル=116円台前半まで上昇して
おり、輸出関連株の上値を抑えそう。一昨日は大引けにかけてリバウンド歩調を強めたが、本日はその
反動が早くも出る形となりそうだ。
 本日の東京株式市場は連休の谷間ということで、市場参加者が減少することが予想される。今晩の米
国株式相場も半日取引となっており、大きな値動きは見込めそうもない。円相場の急上昇を材料に仕掛
け的な売買も予想されるが、全般的には閑散商状か。外国人投資家の売り姿勢が続くようであるならば、
東京株式相場は再び下値を試す展開となりそうだ。
 一昨日の急反発は、日経平均の下方に空いていた窓(15666.95円−15681.44円)を埋めたことが要因。
前場段階で調整一巡感が強まり、買い戻し圧力が強まったことが主な要因であったと考えられる。ただ、
終値ベースでは5日移動平均線を突破できず。また、11/13に出現したアイランド・リバーサル(離れ小島)
を拒否した経緯もあり、軸の傾きは“下向き”である可能性が高い。ここからは“上昇しにくい需給環境”と
なっており、安易な買いは避けるべきであろう。「窓理論」は“買い”を示唆しているが、目先は再び埋め残
した下方の窓(15666.95円−15675.48円)を目指す可能性が高い。買いは“打診買い”の域を出ず、本格
的な買い出動は控えた方が良いということになる。
(黒岩 泰)
183:2006/11/24(金) 08:35:05.76 ID:qNdTEIWa
株式オープニングコメント  2006年11月24日07時58分


新興市場へ資金をシフトさせる動きに期待

 22日のNY市場は小幅上昇。ダウは5.36ドル高の12326.95、ナスダックは11.14ポ
イント高の2465.98で取引を終了した。11月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定
値)が下方修正されたものの、デル(DELL)の好決算や原油価格の下落を好感して堅
調推移となった。ただし、サンクスギビング(感謝祭)の大型連休に突入するた
め、手控えムードが強く上値は限られた。セクター別では、素材やテクノロジー・
ハード機器が上昇した一方、自動車・同部品やエネルギーが軟調。
 22日の日経平均は続伸。前日までの流れが続く格好から小幅ながら反落して始ま
り、引き続き寄り付き段階でシカゴ先物清算値に届かず、見送りムードを強めつつ
あった。ただ、みずほFGがリバウンドをみせたほか、ソフトバンクも上昇に転じ
たことで徐々に売り込まれていた銘柄へのリバウンド動きをみせた。特に新興市場
では前日にヘラクレスが反転していたことで、1000割れが意識されていたマザーズ
へのリバウンド狙いの動きが強まった。マザーズの代表的な銘柄であるミクシィや
DeNAのほか、ヘラクレス銘柄も軒並みリバウンドの動きを強めている。楽天も
ストップ高となるなど、どちらかと言うと新興市場のリバウンドが刺激材料とな
り、先物市場での大口買いによってショートカバーを誘発させた。
 これにより日経平均は11/13の直近安値(15913.86円)を捉え、均衡表の先行スパ
ン(雲)下限レベル(15943.25円)に接近してきている。しかし、上値抵抗線とし
て意識されている現在のレベルを確実に突破し、20日の急落部分を埋めることにな
る転換線(16024.48円)をクリアしてこないと明確な底打ちとみるには厳しいとこ
ろではある。また、日経平均、TOPIXともに逆ザヤで推移しており、高水準の
裁定残高による解消売り懸念といった需給不安は燻っている状況である。週末要因
のほか23日のNY市場は感謝祭の祝日のために休場であるため、海外勢の資金流入
も減少することになる。そのため、積極的な売買は手控えられ、逃げ足の早い短期
的な資金による値幅取りの展開が中心となろう。
 ただ言えることは、新興市場の相次ぐストップ高やミクシィの大幅高など、投資
家心理は戻り売りスタンスから、押し目買いスタンスへ変わったとみられる。日経
平均、TOPIXの逆ザヤ恒常化による、12月SQへ向けての不透明要因の影響か
ら売買を手控えるのではなく、これを避ける形で新興市場へ資金をシフトさせる動
きが強まることが期待される。
(村瀬 智一)
184山師さん:2006/11/24(金) 08:51:35.36 ID:6jfGVpWo
週末に新興なんて買いたくもねぇw
185山師さん:2006/11/24(金) 08:53:23.98 ID:CRdtncqz
>>1乙。
何気にこのスレって比較できるから重宝。
新興は反転とみていいのかな。
186:2006/11/24(金) 08:55:08.58 ID:qNdTEIWa
黒岩 
   目先は再び埋め残した下方の窓(15666.95円−15675.48円)を目指す可能性が高い。
   
村瀬 
   積極的な売買は手控えられ、逃げ足の早い短期的な資金による値幅取りの展開が中心となろう。

   投資家心理は戻り売りスタンスから、押し目買いスタンスへ変わったとみられる。
   新興市場へ資金をシフトさせる動きが強まることが期待される。

今日は、あまり、目新しい情報がないようですね。
村瀬さんは、忙しいのか、クロージングを使いまわしてますね。
いつものように気配をみてから書いてほしいですね。
銀行に大きい寄り成り売りが出ていないので、銀行の売りが一服していてそう。
ソフトバンク、イートレード、インデックス等の振興の気配が低いのが気がかりだが。
楽天は踏み上げ?

予想としては、水曜の買い遅れ組が押し目に買うのでは。
振興前場は↑でしょうか?

187:2006/11/24(金) 09:23:48.77 ID:qNdTEIWa
銀行、寄りから売ってきましたね。どうもお粗末でしたorg
188山師さん:2006/11/24(金) 11:24:57.90 ID:Eeelhctb
TV東京で初めて黒岩先生を拝顔した。イケメンだ!弱気説を開陳した。
しかし、新興はバク騰寸前であるとのご宣託だった。やはり天才なんだ。
189山師さん:2006/11/24(金) 11:37:23.95 ID:R6/vjL14
859 山師さん@トレード中 New! 2006/11/24(金) 11:30:33 ID:NHlN3dXy
これがブラック(黒岩)リストだ!!

好業績・高成長期待・割安銘柄
・human21
・ゲンダイ
・ダヴィンチ
・フィンテック
・ファンドクリエ

直近IPO銘柄
・メンバーズ
・協和医科
・オプトロム
・フラクタリスト
・ミヤノ
190:2006/11/24(金) 11:42:46.78 ID:qNdTEIWa
しまった、見逃してしまった。>< )
191山師さん:2006/11/24(金) 11:43:10.06 ID:/SRSsypi
私、ブラックロック(黒岩?)のファンド持ってます
192:2006/11/24(金) 11:45:08.02 ID:qNdTEIWa
株式ランチタイムコメント  2006年11月24日11時36分

22日の上昇分はあっさり帳消しに

午前の日経平均は大幅下落。219.68円安の15694.55円(出来高概算6億8000万株)で前場
の取引を終えている。米国市場が休場であるほか、週末要因もあって様子見ムードが強ま
る中、円相場が1ドル116円台と円高にシフトしていることから売り優勢のスタートとなっ
た。また、225、TOPIXともに現物と先物価格との逆ザヤが恒常化しており、高水準
に積み上がっている裁定残高に対する解消売りへの警戒を強めている。円高進行を背景に
トヨタ、ソニーなど国際優良株が軟調。大手銀行が弱含みで推移するなど内需関連もさえ
ない展開となっている。

15800円を割り込んで始まった日経平均は、その後もじりじりと下げ幅を広げており、一
時15639.19円と直近安値を割り込む場面をみせている。また、TOPIXも同様に若干な
がら直近安値を下回っている。東証1部の値下がり数は1200を超え、全体の7割を超えてい
る。また、大幅反発みせていた新興市場の中小型株の軒並み値を下げている。ただ、裁定
解消売りなどの需給懸念が燻る東証1部市場と比べると、売り優勢ながら底堅さが見受けら
れる。

担当 村瀬 智一
193:2006/11/24(金) 17:08:02.85 ID:3Db0+OmV
2006/11/24  「少年は連れ戻される、さらなる非行行為か」

本日の日経平均は179.63円安の15734.60円で取引を終了した。
朝方はシカゴ日経平均先物にさや寄せからのスタート。
軟調な滑り出しとなった。
一時下落幅を拡大させる場面もあったが、後場に入ってからはやや下げ渋る動き。
急速な下落に対する押し目買いの動きも強まり、ローソク足では下ひげが出現した。
業種別東証株価指数では、海運業、不動産業などが小幅高となったが、多くのセクターが下落。
銀行業、保険業、非鉄金属などの下落率が大きかった。
 本日の東京株式相場は売り優勢の展開となった。
円相場が1ドル=116円台前半に上昇したことで、輸出関連株には業績悪化懸念が強まる状況。
日米ともに連休の谷間ということもあり、積極的に買いを入れる投資家は少なかった。
寄り付き前の外資系証券の注文状況は8営業日ぶりの買い越しとなったものの、
外国人投資家の売り姿勢は変わらないとの見方が優勢。証券税制に対する議論も高まっており、
増税を拒否する“催促相場”の色合いを強めている。
 ただ、日経平均の日足ベースでは長い下ひげが出現。
一昨日に埋め残した窓を完全に埋める形となっており、
調整一巡感の強いチャート形状となっている。
「窓・ひげ理論」的には上方に空いている窓(16036.18円−16067.27円)を目指す展開が予想され、
短期的には“テクニカルリバウンド”が狙える状況にある。
もし、“軸”が水平であれば、この水準まで戻ることを意味している。
 しかし、11/13に出現したアイランド・リバーサル(離れ小島)を拒否した経緯から、
軸が下向きになっていることは明白。
下方の窓を完全に埋めたことで押し目買いが入りやすい状況だが、
それほど強気になれるポイントではない。
「窓理論」的には“買い継続”となっているが、あくまでも“打診買いの域を出ない”と認識。
メインシナリオでは、「もみ合いのあと、下放れる」公算が大きく、積極的に買える場面ではないと言えそうだ。
 現在の相場は、「一旦は帰路に着いた少年が、コンビニの店長に引き留められた様子」と似ている。
「ちょっとそこのボク、まだお金払っていないんじゃない?」と、一旦コンビニまで連れ戻されたといった感じだ。
でもこの少年。どうやら素直に家に帰るつもりはないらしい。
悪事がバレたことで気が動転しているのか、コンビニの周りをウロチョロし始めたようだ。これから急坂を上る気力も完全になくなった。
「♪〜行きはよいよい帰りは怖い〜♪」まさに“とおりゃんせ状態”に陥っており、ここからひと波乱もふた波乱もありそうだ。
コンビニの壁を打ち破って、さらなる非行行為。とんでもないコトが起こりそうだ。
(黒岩 泰)
194:2006/11/24(金) 17:09:00.33 ID:3Db0+OmV
株式クロージングコメント  2006年11月24日16時39分


需給圧迫要因を避け、新興市場のリバウンド狙い

 日経平均は反落。179.63円安の15734.60円(出来高概算14億5000万株)で取引を終え
ている。米国市場が休場であるほか、週末要因もあって様子見ムードが強まる中、円相場
が1ドル116円台と円高にシフトしていることから国際優良株主導で売り優勢のスタートと
なった。また、日経平均、TOPIXともに現物と先物価格との逆ザヤが恒常化してお
り、高水準に積み上がっている裁定残高に対する解消売りへの警戒を強めている。これに
より日経平均は一時15639.19円と直近安値を割り込む場面をみせたほか、TOPIXも同
様に若干ながら直近安値を下回っている。先物市場での仕掛け的な大口売りによる影響も
あったようだ。
 ただ、TOPIXが下げ渋りをみせたほか、先物市場でもショートカバーの動きがみら
れ、その後は15700円レベルでの膠着感を強めた。その中で、22日に大幅反発をみせてい
た新興市場の中小型株の底堅い動きが目立ち、後場に入るとプラスに転じる銘柄も多く散
見されている。東証1部の値下がり数は1000を超え、全体の6割を超えたほか、規模別株価
指数は大型、中型、小型株指数ともにマイナス。ただ、新興市場の出直りの影響もあって
か、小型株指数の下げは小幅であった。
 TOPIXが9月安値を割り込み、日経平均も9月安値に接近してきている。ここ数週間
はTOPIXの逆ザヤが目立っていたが、ここにきて日経平均と225先物との逆ザヤも目
立ち始めてきている。高水準に積み上がっている信用残高や先物の建て玉など、需給懸念
が強まってきている。NYダウにけん引される格好から強含みで推移していた国際優良株
の動きも、為替の円高基調によって先行き不透明感が強まってきている感はある。先物市
場での大口売買による仕掛け的な動きも、方向感が掴みづらい要因となっているため、参
加者の投資意欲を後退させる。翌週に先物・オプションSQを控えていることもあり、先
物市場の値動きには警戒が必要であろう。
 一方、今週は新興市場の出直りが目立ったが、裁定解消売りといった需給圧迫要因を避
ける流れから資金がシフトする可能性はあると考えられる。明確な底打ち感は出ていない
とは言え、22日に大きく値を飛ばしたミクシィなどは、週末は利食いに押されたものの小
幅な下げに止まっている。売り優勢後にプラスに転じる動きも目立っており、新興市場へ
の注目度が高まりそうである。
(村瀬 智一)
195:2006/11/24(金) 19:48:49.82 ID:3Db0+OmV
月曜は、あげる材料があまりないね。押し目狙えるかな?
196:2006/11/27(月) 07:58:08.24 ID:JCWSVdNn
今週の見通し・株式 下値固め後、自律反発か
 今週の株式相場は下値固め後に自律反発をうかがう展開か。東京証券取引所第
一部の騰落レシオ(25日移動平均)が売られ過ぎを示す70%に達するなど、テク
ニカル面では底入れ機運が高まっている。PER(株価収益率)でも割高感は薄
れており、下げ止まりが確認できれば上昇に転じる可能性は高い。ただ国内景気
や企業業績の先行きに関する好材料がない限り、上値も限られそうだ。 先週の
日経平均株価は週間で357円(2.2%)下落し、ほぼ2カ月ぶりに1万6000円を割
り込んだ。期待の大きかった企業業績の上方修正が小幅にとどまったことが失望
感につながり、外国人投資家などの売りを招いたようだ。4兆6000億円強と依然
高水準の裁定買い残も需給の重しとして意識されている。 前週末の日経平均採
用銘柄のPERは18.17倍まで低下した。年初来安値を付けた6月には17倍台を
底に反発に転じており「下値は1万5500円近辺」(野村証券の岩沢誠一郎ストラ
テジスト)との見方が強まっている。「9月25日に付けた直近の取引時間中の安
値(1万5513円)を下回らなければ自律反発を試す展開になる」(岡三投資顧問
の伊藤嘉洋常務)との声もある。 需給も最悪期を脱しそう。今週は実質12月相
場入りするため「(11月決算が多いとされる)海外ヘッジファンドの手じまい売
りは峠を越す」(国内投資顧問)公算が大きい。30日はトヨタ自動車株の売り出
しの払込日で「大型新規上場や売り出しに備えた換金売りも減りそう」(東海東
京調査センターの隅谷俊夫シニアストラテジスト)。月末接近に伴う投資信託の
買いや、ボーナス資金流入に期待する向きもある。 注目材料は29日発表の鉱工
業生産指数。市場予測の平均値がマイナスのため、一段安の材料にはなりにくそ
う。逆に予想を上回れば市場心理好転のきっかけになる可能性がある。波乱要因
は為替相場。円高が一段と進行すれば輸出関連株には逆風で、相場全体の足かせ
になりそうだ。


[11月26日/日本経済新聞 朝刊]

(07:00)
197:2006/11/27(月) 08:01:28.24 ID:JCWSVdNn
週間株式展望 − 今週の見通し − 詳細
更新 : 06/11/24 18:00
自律反発の動き

今週の株式市場は、自律反発の動きとなりそうだ。10月末以降、景況感の悪化、
慎重な企業業績見通しを嫌気し独歩安となっていた東京市場だが、悪材料は
次第に株価に織り込まれつつあると考えられる。ヘッジファンドの決算売りなど
の需給不安も今週は実質12月相場に突入することから次第に改善に向かいそうだ。
国内景気に対しては減速感が出ているものの、良好な企業業績から失速には
至らず、ナーバスに捉えすぎる必要はなさそうだ。テクニカル面から見ても反発の
タイミングに差し掛かっており、新興市場の下げ止まりと合わせ、今週は自律反発
の動きが予想される。

提供:モーニングスター社
198:2006/11/27(月) 08:17:25.58 ID:JCWSVdNn
2006/11/27 「米株安、円高などを嫌気、軸は明らかに下向き」
 先週末の米国株式相場は小幅反落。ダウ工業株30種平均は46.78ドル安の12280.17
ドル、ナスダック総合指数は5.72ポイント安の2460.26ポイントとなった。ドル
全面安を受けて景気減速懸念が強まったほか、輸入物価上昇によるインフレ懸念
が台頭。主要株価指数は軒並み売り先行となった。しかし、感謝祭のあとのブラッ
クフライデーで半日取引だったことや、クリスマス商戦への期待感などもあり、
下落幅は小幅に留まった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は15615円。大証終
値と比べて115円安の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は
米国株式相場の下落を嫌気して売り先行の展開を想定。引き続き下値を試すもの
と思われる。  外国為替市場では円相場が1ドル=115円台前半に急上昇。下期
の想定為替レートを1ドル=115円近辺に設定している企業は多く、輸出関連株に
は悲観的なムードが強まりそうだ。さらには週末の日経新聞で米年金会計ルール
の変更が報じられており、ホンダ、東芝など年金積み立て不足に陥っている企業
にはネガティブな動きが強まりそうだ。  今週は米国で重要な経済指標の発表
が目白押しとなっている。週末のクリスマス商戦開始で小売売上高に注目が集ま
る状況ではあるが、米経済指標を受けて主要株価指数及びドル・円相場がどのよ
うな反応を示すかがポイントとなる。また、国内では週初に予定されている福井
日銀総裁の講演が注目ポイントなりそうだ。年内利上げに積極的な姿勢を示して
いる総裁の発言次第では、円相場、株式相場が大きく振れる可能性があり、週前
半は波乱の相場展開も予想される。株価下落によって割安感が指摘されている状
況ではあるが、相場の大きな流れを見失わないようにしたいところだ。  先週
末の日経平均は前営業日に埋め残した下方の窓を完全に埋める展開となった。ロー
ソク足では長い下ひげが出現しており、調整一巡感の強いチャート形状。ここが
“押し目買いポイント”であることを示している。しかし、既にアイランド・リ
バーサル(離れ小島)を拒否した経緯もあり、株価が下落したがっているのは周
知の事実。“軸”の傾きは明らかに下向きであり、「窓理論」の買いシグナルも
いずれは否定されるものと思われる。比較的早い段階で窓を空けて下落すること
が予想され、株価は厳しい調整を強いられるものと思われる。これは日本経済の
失速懸念に加えて、軽減税率廃止を拒む“催促相場”の色合いが濃く、政府サイ
ドの何らかの対策がないと歯止めが掛からない相場であるとも言える。このよう
な場面は、主要株価指数の下落を横目に見ながら、割安となった中小型株を丹念
に拾っていく局面。新興市場ラリーは目前に迫っている。
(黒岩 泰)
199:2006/11/27(月) 08:55:35.28 ID:JCWSVdNn
株式オープニングコメント  2006年11月27日08時35分

新興市場を見直す動きが徐々に高まる可能性も

 24日のNY市場は下落。ダウは46.78ドル安の12280.17、ナスダックは5.72ポイン
ト安の2460.26で取引を終了した。 サンクスギビング(感謝祭)翌日で午後1時まで
の短縮取引であった。為替市場でのドル全面安を受けて、景気減速懸念が高まった
ようである。ただし、クリスマス商戦への期待は強く、その後は緩やかに下げ幅を
縮小する展開となった。セクター別では、不動産や公益事業が上昇した一方、医薬
品・バイオテクノロジーや小売が軟調。
 先週末の日経平均は円高を嫌気した国際優良株の下落もあって22日の上昇部分を
打ち消していた。ただ、TOPIXが下げ渋りをみせたほか、新興市場の中小型株
の底堅い動きが目立っていた。東証1部の規模別株価指数は大型、中型、小型株指数
ともにマイナス。ただ、新興市場の出直りの影響もあってか、小型株指数の下げは
小幅であった。
 為替市場では更に円高が進み、1ドル115円台に乗せている。NY市場も短縮取引
とは言え下落しているため、連動性の高い国際優良株への売り圧力が警戒される。
また、シカゴ225先物は15600円台前半で取引を終えている。裁定残高や先物の建て
玉などが高水準に積み上がっているだけに、裁定解消売りの影響が警戒されよう。
米感謝祭以降の商戦が好調であり、且つ原油価格の下落基調が継続するようなら、
再び国際優良株への出直りは期待できる。しかし、クリスマス商戦への期待が剥が
れるようなことになると、米景気減速懸念が一段と強まることになり、日経平均は
一気にTOPIXにさや寄せする格好から、9月安値を割り込むリスクはあると考え
られる。
 そのため、裁定解消売りといった需給圧迫要因を避ける流れから新興市場へ資金
がシフトする可能性はあると考えられる。明確な底打ち感は出ていないとは言え、
22日に大きく値を飛ばしたミクシィなどは、週末は利食いに押されたものの小幅な
下げに止まっている。売り優勢で始まった後にプラスに転じる銘柄も目立ってお
り、新興市場への注目度が高まりそうである。
 日経平均、TOPIXの下振れが警戒される中で、既に年初来安値を更新してい
る新興市場には売られ過ぎとの見方も強い。相次ぐ下方修正が嫌気される面はある
が、ほぼ決算発表は一巡している。新興市場を見直す動きが徐々に高まってくるよ
うだと、同様に低迷が続いている東証1部などの内需関連への物色へ波及することも
期待されてこよう。
(村瀬 智一)
200:2006/11/27(月) 11:13:40.67 ID:JCWSVdNn
黒岩

比較的早い段階で窓を空けて下落すること
が予想され、株価は厳しい調整を強いられるものと思われる。

割安となった中小型株を丹念
に拾っていく局面。新興市場ラリーは目前に迫っている。

村瀬
売り優勢で始まった後にプラスに転じる銘柄も目立ってお
り、新興市場への注目度が高まりそうである。
新興市場を見直す動きが徐々に高まってくるよ
うだと、同様に低迷が続いている東証1部などの内需関連への物色へ波及することも
期待されてこよう。

1です。
前場は、振興がリバって、それに引きずられた感じですね。
後場、どこまで踏みとどまれるかですね。
下に突っ込んでしまった銘柄もあるものの、主力株は、押し目が入りそうな、チャート形状をしています。
後場は、持ち直して、少なくとも日経はプラスで終わるのでは。
201山師さん:2006/11/27(月) 11:54:21.75 ID:Rb7Q6z5P
黒岩って何処で書いてるの?
フィスコは村瀬でしょ?
202山師さん:2006/11/27(月) 11:55:01.43 ID:Rb7Q6z5P
事故解決しますた。
203山師さん:2006/11/27(月) 11:57:04.74 ID:XH3ubvuG
乙。

いろいろな見解が聞けて参考になった。
黒岩・村瀬共に、小型の割安株か。
自分は底値で拾ってるから、そろそろ利食い予定なんだが。
黒岩と同じ見解で、もうちょっと下がると思っているがどうなるか・・・・・

204山師さん:2006/11/27(月) 12:00:38.08 ID:BQeRMWOa
っいうかここは笑い飛ばすスレですよ。
黒岩は毎日外しまくりで会社をクビになった話題の人。
今日も暴落予想の反対で騰がっている。
205山師さん:2006/11/27(月) 12:06:03.03 ID:Rb7Q6z5P
黒岩ってフリーになってたんだね。。
このスレが活況だった頃は毎日来てたんだけど、村瀬に変わってから来てなかったので全然知らなかった。
しかし、なんだこのマーケットバンクって・・・。
206山師さん:2006/11/27(月) 12:08:55.94 ID:Rb7Q6z5P
てか良スレの悪寒。
石原暉知康とかラジオ日経の糞コメンテーターも晒したい。
207山師さん:2006/11/27(月) 12:57:42.84 ID:BQeRMWOa
後場も爆上げだぞ!
黒岩、自信を持っての暴落予想なのに。
クビになっても外しまくり。
なんかスゲエー!
208:2006/11/27(月) 17:06:08.26 ID:BJBTLf7w
2006/11/27 「事態は収拾も、少年に反省の色なし」

 本日の日経平均150.78円高の15885.38円で取引を終了した。朝方は米国株式相場の
下落、円高進行などを嫌気して売り先行となったが、売り一巡後は買い戻しの動きが優勢。
後場に入ってから一段高の展開となり、大引けにかけて上昇幅を拡大させる展開となった。
テクニカル的に売られすぎとの認識が強まったほか、円相場が1ドル=116円前半まで下落。
過度な警戒感が後退する形となり、株価はリバウンド歩調を強める展開となった。業種別
東証株価指数では、パルプ・紙、輸送用機器、電気機器などを除き、すべてのセクターが上昇。
特に水産・農林業、保険業、空運業などの上昇率が大きかった。
 本日の上昇によって日経平均は5日移動平均線を突破した。ローソク足では“強気のつつみ足”が
出現しており、底入れ感の強いチャート形状となっている。先物の買い戻しが相場を主導する形と
なっており、新興市場の上昇も投資マインドを改善させる格好。悲観的な見方が後退したことで、
押し目買いを狙う投資家の買いが相場を押し上げたようだ。
 しかし、株式市場を取り巻く環境は厳しい状態が続いている。先週の“アイランド・リバーサル(離れ小島)”
を拒否した経緯もあり、あくまでも今回のリバウンドは一時的であると考えたい。福井日銀総裁が
利上げに積極的な姿勢を示していることや、証券税制に関しても不透明な状況。寄り付き前の
外資系証券の売り姿勢にもほとんど変化がみられず、今後も売り圧力の強い状況は続きそうだ。
 今週前半には福井日銀総裁の講演があり、急速な円相場上昇なども懸念される状況。
再度円高基調が強まる可能性があり、輸出関連株に対しては警戒感が広がりそうだ。また、
外国人投資家の国内景気に対する悲観的な見方が強まっている。内需関連株も積極的に
買える状況ではなく、主力銘柄に対しては積極的な買いは控えたいところである。

 一方、新興市場銘柄は株価バリュエーション面で追い風が吹きそうだ。例年12月前半はいわゆる
「IPOラッシュ」のため、IPO市場を含めた新興市場の需給が悪化する。しかし、その後のIPO空白期間
では需給が急激に改善することで、直近上場で公募割れした銘柄や、売り込まれた銘柄に対して
見直し買いが入ることが多い。予想PERが急速に低下した銘柄や、下落率が大きかった銘柄には
買い安心感が広がり、新興市場に関しては強気で対処したいところだ。

 店内でゴネていた“引き篭もり少年”は、素直に家に帰ることにしたようだ。店長もホッと胸を撫で
下ろしており、事態は収拾に向かっているようだ。ただ、この少年。まったく反省の色がない。
「店長のヤツ、親や学校に通報するんじゃないか?」と疑心暗鬼となっており、不安な気持ちで
いっぱいとなっている。「もう一回、店長を脅しに行くか・・・」少年は良からぬ発想を抱いており、依然として
危険な状況にあると言えそうだ。ここから少年の家までは急な坂道。登るのがイヤになって、コンビニに
舞い戻る可能性は高そうだ。すれ違った老婆と共にコンビニを強襲するシナリオも想定しておきたい。
(黒岩 泰)
209:2006/11/27(月) 17:07:20.45 ID:BJBTLf7w
株式クロージングコメント  2006年11月27日16時31分

まずは抵抗線を試すところ

 日経平均は反発。150.78円高の15885.38円(出来高概算15億株)で取引を終えて
いる。為替市場では1ドル115円台に円が上昇していたこともあり、日経平均は売り
優勢のスタートとなった。ただ、シカゴ先物清算値(15615円)にさや寄せした後は
下げが加速せず、反対に先物市場での大口買いの影響もあって切り返しをみせてい
る。円高進行からソニー、キヤノン、トヨタ、ホンダといった国際優良株が軟調。
一方、ソフトバンクがプラスレンジで推移していたほか、みずほFGなど大手銀行
株も切り返しをみせており、押し目買い意欲を強めている。 
 日経平均は15800円レベルでの膠着を続けていたが、後場に入っても先物市場での
大口買いが断続的に入ったほか、銀行、損保、ノンバンクなど内需関連が上げ幅を
広げ、この流れから国際優良株は下げ幅を縮めるなど、戻り基調を強めている。こ
れにより日経平均は一時15900円を回復する場面をみせていた。そのほか、新興市場
の出直り基調が強まってきており、先週1000P割れを回避したマザーズ指数の上昇
が目立っていた。この流れもあってか、東証1部の規模別株価指数は、大型株指数に
比べ、中型・小型株指数の上昇が目立っている。
 寄り付き直後の切り返しはサプライズであった。新興市場の中小型株への出直り
や、大手銀行など内需関連を見直す動きなどは考えられていたが、輸出関連が意外
と底堅く推移していた。先物市場での大口買いの動きも反動を警戒していたが、上
値の伸びは鈍いものの下げない状況であった。直近まで続いていたヘッジファンド
などによる決算対策に絡む売りが一巡していたとの見方もされており、売り圧力が
低下していた影響もあったと考えられる。ただ、じりじりと値を上げる格好であっ
たため、収益には結び付きづらい相場であったと考えられる。また、月末要因から
ポジションをオーバーナイトする向きは限定的であり、オーバーナイトしているポ
ジションも明日の早い段階でクローズを考える向きは多いとみられる。
 今晩の米国市場の動向や為替市場の動向を見極める必要はあるが、まずは22日同
様、均衡表の先行スパン(雲)下限(15943.25円)を意識した展開に期待したいと
ころ。この水準は、抵抗線に変わっている13日の直近安値(15913.86円)、転換線
(15994.52円)などが集中しているレベルであり、突破出来ればリバウンド期待は
相当強まることになろう。ただし、跳ね返されるようだと再び9月安値を意識するこ
とになる。また、高水準に積み上がっている裁定残高、先物建て玉に対する需給不
安などは燻っている状況であることも意識しておきたい。これら需給懸念を避ける
のであれば、新興市場への動きが強まりそうだが。
(村瀬 智一)
210山師さん:2006/11/27(月) 20:43:13.96 ID:KzI7N4nS
ここ数日アナリストの多くが景気減退懸念、日本株売り、ドル売りと
大合唱し過ぎ。その前までは、アメリカの大統領選挙の年は年末年始は
株高で買いの安心感がある。の大合唱だった。
アナリストが同じことを言い出す状況になると相場は反対に動いているね。
211:2006/11/28(火) 08:38:06.29 ID:O5JvyvyO
2006/11/28  「米国株は大幅安、湿っぽい相場展開か」

 昨日の米国株式相場は大幅続落。ダウ工業株30種平均は158.46ドル安の12121.71ドル、
ナスダック総合指数は54.34ポイント安の2405.92ポイントとなった。
11月の既存店売上高が10年ぶりの減少となったウォルマートが大幅安となったほか、
原油先物相場の急上昇が嫌気される展開。主要株価指数は軒並み大幅安となった。
また、シカゴ日経平均先物(CME)は15695円。大証終値と比べて185円安の水準で取引を終了している。
従って本日の東京株式相場は米国株式相場の大幅安を受けて売り先行の展開を想定。
昨日のリバウンドに対する反動が出るものと思われる。
 昨日の日経平均は後場に入ってから一段高。売り方の買い戻しが相場を主導しており、
先週末の暗いムードを払拭させた。過度な悲観論は後退しており、日足チャートでも5日移動平均線を突破。
リバウンド機運は高まる展開となっている。ローソク足では大陽線が出現しており、
上値余地が残されていることを示唆していた。
 しかし、基本的な相場の流れは明らかに下向きであり、本日は昨日の反動が一気に出る形になると思われる。
下落の背景となっているのは、国内景気の減速懸念、日銀の年内利上げ観測、安倍政権の支持率低下などであろう。
米国株式相場の調整が本格化したことで、外国人投資家のリスク許容度も低下する見通し。
需給の悪循環に陥る可能性があり、一段と警戒を要する場面が訪れている。
 今回の一連の下落相場は、日銀の再利上げ、軽減税率廃止などに対する投資家の“催促相場”であると考えられる。
安倍政権に対する“改革イメージ”も後退しており、政治リスク台頭も株価の押し下げ要因となっている。
特に郵政造反組の復党容認に関しては、有権者の反発は避けられない情勢。
政権の求心力低下が“日銀の暴走”を許す形となり、結果的に株価に大きなダメージを与えそうだ。
東京地方の天候は雨。今日も湿っぽい相場展開を強いられそうだ。
(黒岩 泰)
212:2006/11/28(火) 08:40:01.70 ID:O5JvyvyO


株式オープニングコメント   2006年11月28日08時29分

「見切りが一巡した後は、見直す動きも」

 27日のNY市場は大幅下落。ダウは158.46ドル安の12121.71、ナスダックは54.34ポイン
ト安の2405.92で取引を終了した。原油価格の上昇やドル安を嫌気して終日下落基調とな
った。年末商戦は概ね順調な滑り出しとなった模様だが、株価の支援材料とはなっていな
い。ナスダックは6月以来となる2%超の大幅下落となった。セクター別でもテクノロジ
ー・ハード・機器や自動車・自動車部品をはじめとして、全面安となった。シカゴ225先
物は下落。セトル(清算値)は大証比185円安の15695円。ADRの日本株は、富士写、コマ
ツ、日電産、松下、アドバンテスト、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノン、任天堂、三菱
UFJなど対東証比較(1ドル116.11円換算)で全般軟調。
 昨日の日経平均は先物市場での大口買いが断続的に入ったほか、銀行、損保、ノンバン
クなど内需関連が上げ幅を広げ、この流れから国際優良株は下げ幅を縮めるなど、戻り基
調を強め、一時15900円を回復する場面をみせていた。そのほか、新興市場の出直り基調
が強まってきており、先週1000P割れを回避したマザーズ指数の上昇が目立っていた。こ
の流れもあってか、東証1部の規模別株価指数は、大型株指数に比べ、中型・小型株指数の
上昇が目立っていた。
 昨日の上昇によって、22日同様、均衡表の先行スパン(雲)下限(15943.25円)を意識
した展開に期待したいところであったが、NY市場の大幅下落の影響を受けて再び雲下限に
跳ね返される格好となってしいそうである。ただし、24日のNY市場では景気減速懸念から
既に下落していたため、週明けの動きもある程度は想定されていたところである。なによ
り、昨日の日本株の上昇がサプライズに近かったと考えられる。そのため、昨日の上昇で
はじりじりと値を上げる格好であったため、収益には結び付きづらい相場であったと考え
られるほか、月末要因からポジションをオーバーナイトする向きは限定的であり、シカゴ
先物にさや寄せしたとしても、下落影響は価格ほど大きくないと考えられる。シカゴ先物
は15695円であるが、大証比では下げ幅が大きいがシカゴでの比較では80円高である。そ
のため、売り優勢で始まり、短期的な資金の見切りが一巡した後は、落ち着いた相場展開
となる可能性はありそうだ。底堅さが確認されるようなら、再び売り込まれていた内需主
導の出直りに期待したいところ。 
(村瀬 智一)
213:2006/11/28(火) 11:09:19.65 ID:O5JvyvyO
黒岩
従って本日の東京株式相場は米国株式相場の大幅安を受けて売り先行の展開を想定。
昨日のリバウンドに対する反動が出るものと思われる。

東京地方の天候は雨。今日も湿っぽい相場展開を強いられそうだ。


村瀬

、売り優勢で始まり、短期的な資金の見切りが一巡した後は、落ち着いた相場展開
となる可能性はありそうだ。底堅さが確認されるようなら、再び売り込まれていた内需主
導の出直りに期待したいところ。

1です。前場は、売りが一巡した後、振興が盛り返してきたようですね。
主力株のチャート的には、そろそろ頭打ちの様子があるようです。
しかも、出来高ができているようなので、ここから下げると、転換点になる可能性ありですね。
また、アメリカへの不安もかなりあるようなので、下のような気がしますが。

214山師さん:2006/11/28(火) 11:16:59.64 ID:tkblBkbO
今のところ村瀬も黒岩先生も新興、小型株推奨だからどちらも当ててると言っていいな。
さて後場どうなるか。
215山師さん:2006/11/28(火) 11:50:31.59 ID:svmBCsec
楽天が新興とソフトバンクを引っ張って日経も底堅く見えるが、
あと2日ともたないだろうな。
黒岩に分がありそうだ。
216:2006/11/28(火) 12:12:53.30 ID:O5JvyvyO
株式ランチタイムコメント  2006年11月28日11時29分

日経平均の下げほど市場の雰囲気は悪くなさそう

午前の日経平均は下落。180.37円安の15705.01円(出来高概算7億2000万株)で前場の取
引を終えている。27日の米国市場では、原油高とドル安が嫌気されダウ、ナスダックとも
に大幅下落。シカゴ先物は大証比185円安の水準で取引を終えていたこともあり、これに
さや寄せする格好からのスタートとなった。寄り付き後も主力株の弱い流れにより日経平
均はじりじりと下げ幅を広げており、一時15653.69円と前日の上昇部を帳消しにしてい
る。ただ、国際優良株など主力大型株主導の下げであり、半面、ソフトバンクがプラスに
転じているほか、新興市場の中小型株などにも切り返す動きが目立ってきている。東証1部
の騰落銘柄は、値上がり470に対して値下がり1115、変わらず121と、値下がりは全体の7
割近くを占めている。ただ、ヘラクレス、マザーズ指数はプラスで推移しており、日経平
均の下げほど市場の雰囲気は悪くなさそう。

担当 村瀬 智一
217:2006/11/28(火) 12:16:23.41 ID:O5JvyvyO
村瀬は、強気っぽいな。しかし、後場寄りから、低いよ。
218山師さん:2006/11/28(火) 12:45:49.34 ID:tkblBkbO
いや、なんかジャスがプラテンしそうだ。
219山師さん:2006/11/28(火) 13:38:18.34 ID:Xx4OUcz6
北浜センセがマジ当たりとはオソロシス
220山師さん:2006/11/28(火) 14:08:41.32 ID:svmBCsec
日経強いなー。
今日のCME次第で方向転換しそうだな。
221:2006/11/28(火) 22:07:13.43 ID:ElEPWNAg
株式クロージングコメント  2006年11月28日16時24分


NTの修正および売り込まれていた銘柄の出直りに期待

 日経平均は小幅下落。30.12円安の15855.26円(出来高概算17億株)で取引を終え
ている。27日の米国市場では、原油高とドル安が嫌気されダウ、ナスダックともに
大幅下落。シカゴ先物は大証比185円安の水準で取引を終えていたこともあり、これ
にさや寄せする格好からのスタートとなった。寄り付き後も主力株の弱い流れによ
り日経平均はじりじりと下げ幅を広げており、一時15653.69円と前日の上昇部を帳
消しにしている。ただ、国際優良株など主力大型株主導の下げであり、半面、ソフ
トバンクがプラスに転じているほか、新興市場の中小型株などにも切り返す動きが
目立ってきている。
 その後しばらくは15700円処での膠着が続いていたが、新興市場の出直り基調の流
れが波及する格好から鉄鋼株や大手銀行株、不動産株などが強い動きをみせ日経平
均をけん引。値がさハイテク株の一角がプラスに転じたほか、国際優良株なども下
げ幅を縮めたこともあり、日経平均はじりじりと下げ幅を縮めており、反落ながら
本日の高値で取引を終えている。 
 新興市場の強さが大手銀など内需関連に波及し、東証1部の値上がり数は1000を超
えている。ここ数ヶ月は国際優良株主導の相場展開が続く一方、昨年相場をけん引
していた銀行、鉄鋼や新興市場などは総じて冴えない展開が続いていた。そのた
め、日経平均が上昇したとしても機関投資家の好む主力大型株中心の上昇で、なか
なか収益につながり難い環境であった。
 しかし、米国市場の不透明感の高まりなどを背景に、日経平均優位の展開からT
OPIX型優位に変化しつつある。9月半ばに10.00倍に乗せたNT倍率(日経平均
割÷TOPIX)は直近で10.25倍に上昇していた。昨年の9倍台であった流れの長
期的な修正ながら、ここ数ヶ月の急ピッチの上昇に対する短期的な修正はあると考
えられる。
 したがって、これまでとは反対に日経平均が弱含みとなったとしても、値上がり
銘柄数が上回る状況といった相場展開が期待される。また、新興市場は連日の強い
動きの反動もあり、引け味は良くなかったが、それだけオーバーナイトしていない
と考えれば、需給懸念は強まっていないことになろう。需給面での不安は依然燻っ
ているほか、月末に行われるMSCIなどのファンドのリバランスによる要因もあ
ると考えられるため、オーバーナイトポジションは取りづらい状況ではあるが、N
Tの修正および売り込まれていた銘柄の出直りに期待したい。
(村瀬 智一)
222:2006/11/28(火) 23:52:30.02 ID:O5JvyvyO
2006/11/28 「襲撃は未遂も、再度計画を練り直す展開」

 本日の日経平均は30.12円安の15855.26円で取引を終了した。朝方は米国株式相場の急落を嫌気して
売り先行のスタートとなったが、売り一巡後は徐々に下落幅を縮小させる展開。内需関連株の上昇が市
場の雰囲気を明るくしており、新興市場銘柄の上昇も投資マインを改善させた。業種別東証株価指数は、
鉄鋼、不動産業、非鉄金属などが上昇。海運業、輸送用機器、空運業などが下落となった。
 朝方は米国株式相場の下落を受けて、輸出関連株中心に売り優勢の展開となった。国内景気の減速
懸念が強いほか、日銀の年内再利上げ観測も高まる状況。市場には悲観的なムードが高まり、多くの銘
柄に売りが先行した。しかし、日経平均、TOPIX共に昨日の安値を下回らなかったことに加え、円相場も1
ドル=116円付近での落ち着いた値動き。過度な悲観論は後退しており、後場に入ってからは徐々に押し
目買いが優勢となった。また、新興市場の主要株価指数が軒並みプラスに転じたことで、個人投資家の
心理状態も急速に改善。リバウンドを狙う動きが強まり、先高観の強い大引けとなった。
 日経平均の日足チャートでは、終値ベースで5日移動平均線を死守。同移動平均線は上昇転換してお
り、リバウンド本格化をうかがわせる形となっている。また、2日連続の陽線出現となっており、下値の底
固さが目立つ状況。“売り疲れ感”も漂っており、短期的には上昇しやすい需給環境にあるようだ。
 しかし、今週は日米で重要な経済指標の発表を控えているほか、需給面での上値の重しも懸念される
状況。安倍政権の支持率低下という政治リスクも燻っており、積極的に上値を買い進める状況にはない。
米国株式相場の下値リスクの台頭、再利上げによる円相場の上昇観測など、マーケットを取り巻く環境は
依然厳しい。チャート面から見た「軸」の傾きも鮮明であり、比較的早い段階で下放れる可能性は高そう
だ。
 引き篭もり少年と老婆によるコンビニ襲撃は“未遂”に終わったようだ。身長156センチの店長に“一喝”
されたことで、すごすごと引き返してきたもよう。ただ、少年にとって心配なのは、親や先生にチクられるか
どうかということ。このまま引き下がるわけにはいかず、再度計画を練り直すことになりそうだ。「老婆さん
よ。せっかく加勢してくれたのなら、もっと派手に頼みまっせ。」――少年の視線の先にあるのは、老婆の
両手にある最新のゲーム機2機種。これが凶器になるかは分からないが、老婆のテンションは徐々に高く
なっている。妙な展開にならなければ良いが・・・。
(黒岩 泰)
223:2006/11/28(火) 23:54:11.64 ID:O5JvyvyO
2006/11/28 「襲撃は未遂も、再度計画を練り直す展開」

 本日の日経平均は30.12円安の15855.26円で取引を終了した。朝方は米国株式相場の急落を嫌気して
売り先行のスタートとなったが、売り一巡後は徐々に下落幅を縮小させる展開。内需関連株の上昇が市
場の雰囲気を明るくしており、新興市場銘柄の上昇も投資マインを改善させた。業種別東証株価指数は、
鉄鋼、不動産業、非鉄金属などが上昇。海運業、輸送用機器、空運業などが下落となった。
 朝方は米国株式相場の下落を受けて、輸出関連株中心に売り優勢の展開となった。国内景気の減速
懸念が強いほか、日銀の年内再利上げ観測も高まる状況。市場には悲観的なムードが高まり、多くの銘
柄に売りが先行した。しかし、日経平均、TOPIX共に昨日の安値を下回らなかったことに加え、円相場も1
ドル=116円付近での落ち着いた値動き。過度な悲観論は後退しており、後場に入ってからは徐々に押し
目買いが優勢となった。また、新興市場の主要株価指数が軒並みプラスに転じたことで、個人投資家の
心理状態も急速に改善。リバウンドを狙う動きが強まり、先高観の強い大引けとなった。
 日経平均の日足チャートでは、終値ベースで5日移動平均線を死守。同移動平均線は上昇転換してお
り、リバウンド本格化をうかがわせる形となっている。また、2日連続の陽線出現となっており、下値の底
固さが目立つ状況。“売り疲れ感”も漂っており、短期的には上昇しやすい需給環境にあるようだ。
 しかし、今週は日米で重要な経済指標の発表を控えているほか、需給面での上値の重しも懸念される
状況。安倍政権の支持率低下という政治リスクも燻っており、積極的に上値を買い進める状況にはない。
米国株式相場の下値リスクの台頭、再利上げによる円相場の上昇観測など、マーケットを取り巻く環境は
依然厳しい。チャート面から見た「軸」の傾きも鮮明であり、比較的早い段階で下放れる可能性は高そう
だ。
 引き篭もり少年と老婆によるコンビニ襲撃は“未遂”に終わったようだ。身長156センチの店長に“一喝”
されたことで、すごすごと引き返してきたもよう。ただ、少年にとって心配なのは、親や先生にチクられるか
どうかということ。このまま引き下がるわけにはいかず、再度計画を練り直すことになりそうだ。「老婆さん
よ。せっかく加勢してくれたのなら、もっと派手に頼みまっせ。」――少年の視線の先にあるのは、老婆の
両手にある最新のゲーム機2機種。これが凶器になるかは分からないが、老婆のテンションは徐々に高く
なっている。妙な展開にならなければ良いが・・・。
(黒岩 泰)
224:2006/11/28(火) 23:55:35.27 ID:O5JvyvyO
2006/11/28 「襲撃は未遂も、再度計画を練り直す展開」

 本日の日経平均は30.12円安の15855.26円で取引を終了した。朝方は米国株式相場の急落を嫌気して
売り先行のスタートとなったが、売り一巡後は徐々に下落幅を縮小させる展開。内需関連株の上昇が市
場の雰囲気を明るくしており、新興市場銘柄の上昇も投資マインを改善させた。業種別東証株価指数は、
鉄鋼、不動産業、非鉄金属などが上昇。海運業、輸送用機器、空運業などが下落となった。
 朝方は米国株式相場の下落を受けて、輸出関連株中心に売り優勢の展開となった。国内景気の減速
懸念が強いほか、日銀の年内再利上げ観測も高まる状況。市場には悲観的なムードが高まり、多くの銘
柄に売りが先行した。しかし、日経平均、TOPIX共に昨日の安値を下回らなかったことに加え、円相場も1
ドル=116円付近での落ち着いた値動き。過度な悲観論は後退しており、後場に入ってからは徐々に押し
目買いが優勢となった。また、新興市場の主要株価指数が軒並みプラスに転じたことで、個人投資家の
心理状態も急速に改善。リバウンドを狙う動きが強まり、先高観の強い大引けとなった。
 日経平均の日足チャートでは、終値ベースで5日移動平均線を死守。同移動平均線は上昇転換してお
り、リバウンド本格化をうかがわせる形となっている。また、2日連続の陽線出現となっており、下値の底
固さが目立つ状況。“売り疲れ感”も漂っており、短期的には上昇しやすい需給環境にあるようだ。
 しかし、今週は日米で重要な経済指標の発表を控えているほか、需給面での上値の重しも懸念される
状況。安倍政権の支持率低下という政治リスクも燻っており、積極的に上値を買い進める状況にはない。
米国株式相場の下値リスクの台頭、再利上げによる円相場の上昇観測など、マーケットを取り巻く環境は
依然厳しい。チャート面から見た「軸」の傾きも鮮明であり、比較的早い段階で下放れる可能性は高そう
だ。
 引き篭もり少年と老婆によるコンビニ襲撃は“未遂”に終わったようだ。身長156センチの店長に“一喝”
されたことで、すごすごと引き返してきたもよう。ただ、少年にとって心配なのは、親や先生にチクられるか
どうかということ。このまま引き下がるわけにはいかず、再度計画を練り直すことになりそうだ。「老婆さん
よ。せっかく加勢してくれたのなら、もっと派手に頼みまっせ。」――少年の視線の先にあるのは、老婆の
両手にある最新のゲーム機2機種。これが凶器になるかは分からないが、老婆のテンションは徐々に高く
なっている。妙な展開にならなければ良いが・・・。
(黒岩 泰)
225山師さん:2006/11/29(水) 00:24:48.07 ID:52Wy0FYv
黒岩の下放れ説に向かっているみたい

1さんのID : O5JvyvyO にも感動!
226:2006/11/29(水) 08:48:22.15 ID:ptMX0R+N


株式オープニングコメント  2006年11月29日08時16分

「短期的にはTOPIX型の優位の展開に期待」
 28日のNY市場は反発。ダウは14.74ドル高の12136.45、ナスダックは6.69ポイント高
の2412.61で取引を終了した。10月の耐久財受注や11月の消費者信頼感指数が予想を下回
り、朝方は下落して始まった。しかし、その後発表された10月の中古住宅販売が2月以来
の増加に転じたことが好感され上昇に転じている。また、バーナンキFRB議長やグリーン
スパン前FRB議長が相次いで講演し、米国経済に概ね楽観的な見通しを示したことも支援
材料となった。セクター別では、エネルギーやテクノロジーが上昇した一方、運輸や小売
が軟調。シカゴ225先物セトル(清算値)は大証比30円高の15880円。ADRの日本株はブ
リヂストン、日電産、シャープ、アドバンテスト、デンソー、ホンダ、任天堂がしっか
り。半面、コマツ、富士通、トヨタ、HOYA、リコー、三菱UFJが小安いなど、高安
まちまち。
 昨日の日経平均は小幅下落ながら、高値引けとなった。米国市場の大幅下落外野消され
て、一時15653.69円と前日の上昇部分を帳消しにしていたが、新興市場の出直り基調の流
れが波及する格好から鉄鋼株や大手銀行株、不動産株などが強い動きをみせ日経平均をけ
ん引。値がさハイテク株の一角がプラスに転じたほか、国際優良株なども下げ幅を縮めた
こともあり、日経平均はじりじりと下げ幅を縮めていた。
 このところは、米国市場の不透明感の高まりなどを背景に、日経平均優位の展開からT
OPIX型優位に変化しつつある。9月半ばに10.00倍に乗せたNT倍率(日経平均割÷T
OPIX)は直近で10.25倍に上昇していた。昨年の9倍台であった流れの長期的な修正な
がら、ここ数ヶ月の急ピッチの上昇に対する短期的な修正はあると考えられる。そのた
め、NY市場の上昇を背景に優良株のリバウンドはみられそうであるが、流れとしてはT
OPIX型の優位の展開に期待したい。 
 したがって、これまでとは反対に日経平均が弱含みとなったとしても、値上がり銘柄数
が上回る状況といった相場展開が期待される。また、新興市場は連日の強い動きの反動も
あり、昨日の引け味は良くなかったが、それだけオーバーナイトしていないと考えれば、
需給懸念は強まっていないことになろう。
(村瀬 智一)
227:2006/11/29(水) 08:49:59.64 ID:ptMX0R+N
2006/11/29 「上値の重い展開か、鉱工業生産指数に注目」

 昨日の米国株式相場は小幅反発。ダウ工業株30種平均は14.74ドル高の12136.45ドル、ナスダック総合
指数は6.69ポイント高の2412.61ポイントとなった。10月の耐久財受注額が大幅減少したことや、11月の消
費者信頼感指数が市場予想を下回ったことで、再び米景気減速懸念が台頭。しかし、10月の中古住宅販
売件数が市場予想を上回ったことで過度な警戒感は後退、また、バーナンキFRB議長が利下げの可能性
を示唆する内容の発言をしたことも、株価の下支え要因となった。シカゴ日経平均先物(CME)は15880
円。大証終値と比べて30円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相
場の反発を好感して、やや買い先行の展開を想定。昨日のリバウンドの雰囲気を継承する流れになると
思われる。
 しかし、寄り付き前には10月の鉱工業生産指数が発表される予定となっており、この内容次第では相場
が大きく動く可能性がある。市場コンセンサスは前月比マイナス0.6%程度であり、この値を基準に相場が
上下することになりそうだ。もし指数が下ブレし、景気減速懸念が高まる展開となれば、外国人投資家に
よる日本経済への失望感が台頭。先物に仕掛け的な売りを誘うことになり、高水準の裁定買い残を背景
とした下落相場に突入する公算は大きそうだ。
 また、本日は福井日銀総裁の講演も予定されている。もし、総裁が「年内再利上げ」を匂わせる内容の
発言をすれば、株価にとっては明らかにマイナス。OECDが示した日本経済の成長シナリオも「利上げな
し」が前提となっており、日銀が強気姿勢を強めれば強めるほど市場はネガティブな反応を示しそうだ。
 日経平均は2日連続で「寄り底」となったことで、15600円付近に「壁」が形成された可能性が高い。「窓・
壁理論」によれば株価は「壁」という高いところから「窓」という低いところへと動く習性があり、短期的には
上方に空いている窓(16036.18円−16067.27円)を目指すことが予想される。ただ、直近でアイランド・リバ
ーサル(離れ小島)を拒否した経緯から、「軸」が下向きとなっている公算は大きい。「窓・壁理論」に反する
動きとなることは十分に考えられ、結果的に上方の窓は“埋めない窓”となりそうだ。従って本日の東京株
式相場は終始上値の重い展開を想定。一時的に強含む場面があったとしても、そこは“戻り売り場面”で
あると認識したい。
(黒岩 泰)
228山師さん:2006/11/29(水) 08:52:07.66 ID:Og3TDdce
鉱工業生産指数
1.6パーセント上昇だって
229山師さん:2006/11/29(水) 09:20:49.74 ID:xFD0qpkQ
サプライズで二人ともはずしたな。
230山師さん:2006/11/29(水) 09:30:03.19 ID:6f3Ia09n
戻り売りがつえーなー。
後場マイテンしそうだ。
231:2006/11/29(水) 10:20:14.21 ID:ptMX0R+N
村瀬さん
逆じゃないの?
 したがって、これまでとは反対に日経平均が弱含みとなったとしても、値上がり銘柄数
が上回る状況といった相場展開が期待される。
232:2006/11/29(水) 10:21:11.46 ID:ptMX0R+N
全然日経に振興がついっていってないな
233山師さん:2006/11/29(水) 10:57:54.84 ID:6f3Ia09n
>>232
昨日楽天が、方向転換した時点で新興は見切った。
今日の日経は、このまま地蔵になりそうだね。
あとは、今週末のCPIでどっちかに大きく動くでしょ。
234:2006/11/29(水) 11:20:50.68 ID:ptMX0R+N
村瀬 日経は弱含みでも振興はくると予想。
黒岩 上値の重い展開を想定。戻り売り

>>233 私もそう思ったのですが、楽天もどしましたね。個人は買い越しのようですが。下で売ってつかまったひとも多そうですね。
振興は、前場の上値を抜けるのは難しいのでは。後場は、一旦上を試して、下ではないかと思いますがどうでしょう?
しかし、日経強いですね。
235:2006/11/29(水) 11:28:58.82 ID:ptMX0R+N
株式ランチタイムコメント  2006年11月29日11時23分

朝一番の急伸で参加しづらく

午前の日経平均は反発。158.33円高の16013.59円(出来高概算7億9000万株)と6営業日
ぶりに16000円を回復してきている。寄り付き前に発表された10月の鉱工業生産指数が前
月比1.6%上昇と、2ヶ月ぶりの上昇となったことが好感されている。発表直後からSGX
(シンガポール)市場では225先物が16000円に接近していたこともあり、インデックス買
いも加わって上昇基調を強めている。ただし、20日の急落部分を吸収した水準であること
や、均衡表では転換線および先行スパン(雲)下限を捉えてきているレベルであり、さす
がに一気に突き進む動きは期待しづらく、その後は膠着感を強めている。しかし、達成感
から失速する動きにもならず、16000円を維持した底堅い展開が続いている。

内需、外需問わず幅広い銘柄が上昇しており、東証1部の値上がり数は1228(値下がり
356、変わらず118)と全体の7割超を占めている。ただし、寄り付きの早い段階で上昇し
ており、その後は高止まり若しくは上げ幅を縮めている銘柄が多く、日経平均は16000円
を維持しているとは言え、参加しづらい状況である。同様に新興市場も朝高の後は上値の
重さが意識されてきている。なお、均衡表では雲下限は今後じりじりと上昇していき、12
月1日には16445.91円まで上昇して、その後横ばいを続ける。雲下限突破とは行かなくと
も、これに沿った動きをみせられれば、結果的には出直り基調を強めていく可能性はあろ
う。

担当 村瀬 智一
236山師さん:2006/11/29(水) 11:40:52.82 ID:6f3Ia09n
>>234
そうだね。いったん上を試しそうだね。
もし楽天が55000円を超えたら、新興につられて日経も上がると思う。
現時点での機関投資家は、個人の買い意欲を利用している感じ。

まあこれも短期的な動きだと思う。
福井が円キャリートレードを懸念しているからね。
そろそろ世界同時株安の懸念があるな。
237:2006/11/29(水) 12:24:04.29 ID:ptMX0R+N
結構円高キテルね。福井の発言に注目ですね。
238山師さん:2006/11/29(水) 14:49:55.11 ID:6f3Ia09n
窓開けてのGUで黒岩ドテンか・・・・・
あっちのスレ荒れそうだなー。

さて、おいらはどうするかなー。
流れ的には、上昇だが、円高気になるよなー。
まあ流れに身を任せるか。
239山師さん:2006/11/29(水) 15:11:43.08 ID:PZvrmW+w
問題は黒岩先生と村瀬より北浜センセ。
240山師さん:2006/11/29(水) 15:17:43.69 ID:EWyc73AU
なんか黒岩は一歩タイミングが遅い気がする
今日ドテンするなら
241:2006/11/29(水) 20:05:10.15 ID:cJ7X9zPo
株式クロージングコメント 2006年11月29日16時33分

明日は本日以上の値動きとなる可能性も

 日経平均は大幅反発。220.94円高の16076.20円(出来高概算17億5000万株)と6営
業日ぶりに16000円を回復した。寄り付き前に発表された10月の鉱工業生産指数が前
月比1.6%上昇と、2ヶ月ぶりの上昇となったことがサプライズとなり、発表直後か
らSGX(シンガポール)市場では225先物が16000円に接近していた。この影響な
どもあり、インデックス買いなどが加わって上昇基調を強めている。
 後場に入ると先物市場での大口買いが連発し、16050円レベルにあった大量の売り
物を吸収したことで、一段と上昇基調を強めている。TOPIX型に比べてやや動
きの鈍さが目立っていた日経平均型であったが、国際優良株の強い動きが徐々に目
立ち始め、日経平均は一時16126.35円まで値を上げる場面をみせていた。
 その後は、テクニカル的な抵抗線なども意識されてかポジション調整の流れに押
されたが、16000円はしっかりとキープしている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり
数が全体の8割を越えている。ただし、日経平均型が強い動きをみせてきた影響もあ
ってか、ここ最近出直り基調を強めていた新興市場は落ち着いた動きに。
 テクニカル的には、直近に空けたマド埋め(16067.27円−16036.18円)を埋めて
きた。均衡表では転換線をクリアし、均衡表の先行スパン(雲)下限(16019.00
円)を突破している。抵抗線として意識されやすいレベルであるため、強弱感が対
立するところであろう。ただし、この雲下限は明日には16207.70円まで上昇する。
そのため、雲下限が抵抗線として意識されたとしても、これに沿った動きをみせれ
ば、自然体で16200円に乗せる可能性はある。そうなると、基準線が位置する16250
円レベルや雲上限の16400円レベルもターゲットとして意識されよう。
 需給面では、確かに鉱工業生産指数のサプライズはあったが、月末に控えている
MSCI、野村ラッセルの定期入れ替えに伴う影響が大きいと考えられる。TOP
IX型から野村ラッセルへシフトしている動きとの見方や、先物市場ではこれに伴
うヘッジ外しによる買い需要との見方もされている。明日の大引けでの実施となる
ため、明日は本日以上に大きな動きとなる可能性はありそうだ。先回り的な売買が
入っていたとするなら、これまでのインデックスイベントのように大引けで値を崩
す可能性もある。ただ、銘柄数が広範囲であるためにイベントを手掛りにした先回
り的な動きも大きくポジションは偏っていないと考えられる。
 なお、問題は明日以降の相場展開であろう。ここ数日間は順ザヤで推移していた
ため、裁定ポジションが再び積み上がったと考えられる。ロールオーバーが順調に
進めば何ら問題はないが、カギを握る外資系1社のロールがまだみられていないた
め、今後SQまでは先物の手口で動きを読むことになろう。また、鉱工業生産の上
昇は金利上昇への可能性も燻らせている。年内追加利上げとの観測が高まってくる
ようだと、ロールが進みづらくなり、SQへの波乱につながる。 
(村瀬 智一)
242山師さん:2006/11/30(木) 04:20:28.79 ID:q/WF72x+
 少年と老婆の一行はタクシーをキャッチして、一気に少年宅へ。
そこで仲良くTVゲームとあいなった。でも、何と違和感のある光景であろう。
この二人の組み合わせはあまりにも異様すぎる。
「あれ?タクシー代って払ったっけ?」少年がつぶやく。
老婆は「払ってないわよ。」――タクシー運転手は待たされたままだったのだ。
このあとタクシー代を払いに行くかどうかがポイント。
運転手は「ぽか〜ん」と口を開けて待っている。 ( 黒・岩 )w
243:2006/11/30(木) 08:31:34.88 ID:NkmYCUlE
2006/11/30 「短期的には過熱感、大陰線が出現か」
 昨日の米国株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は90.28ドル高の12226.73ド
ル、ナスダック総合指数は19.62ポイント高の2432.23ポイントとなった。7−9月
期の実質国内総生産(GDP)が上方修正されたことで、米国景気に楽観的な見方
が台頭。原油先物相場の上昇が一時的に上値を抑えたものの、引けにかけて再び
買い優勢の展開となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16185円。大証終
値と比べて85円高の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米
国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。昨日に引き続きリバウンド
の動きが継続するものと思われる。  昨日の東京株式相場は寄り付き前に発表
された鉱工業生産指数を受けて大幅高となった。市場予想を大幅に上回ったこと
で、過度な景気減速懸念が後退。買い戻しの動きも強まり、後場に入ってから一
段高の展開となった。日経平均の日足チャートでは、窓を空けて上昇。ローソク
足でも大陽線が出現しており、先高観の強いチャート形状となっている。  し
かし、上方の窓(16036.18円−16067.27円)を完全に埋めたことで、目標達成感
が台頭。同時に下方に窓(15855.26円−15945.07円)を残す形となっており、短
期的には調整しやすい需給環境となっている。本日は米国株式相場の上昇を受け
て買い先行の展開が予想されるが、買い一巡後は上値の重い展開を強いられる公
算が大きい。上方からは25日移動平均線(16218.34円)も接近しており、強い抵
抗線として機能しそうだ。  昨日の鉱工業生産指数の上方修正は正直サプライ
ズであった。一気に弱気ムードが後退しており、投資家に対して楽観的なイメー
ジを植え付けるものであった。しかし、この上方修正によって日銀の年内利上げ、
もしくは年明け早々の利上げの可能性は一段と高まっており、株式相場に大きな
ダメージを与えかねない。円キャリートレード(低金利の円を借りて、海外資産
に投資する取引)の巻き戻しの動きも加速する可能性があり、円相場の上昇を通
じて輸出関連株が下落する展開もありうる。現在の全世界的な株高は、日本の超
低金利が“過剰な流動性”を提供していることも背景。日銀の強硬姿勢が鮮明に
なれば、このような流動性が大きく縮小し、株価の下落要因になりかねない。本
日は月末でドレッシングの買いが期待できるものの、そのような動きは限定的で
あると認識。短期的な過熱感を修正する動きが強まり、引けにかけては調整色を
強めそうだ。ローソク足では大陰線が出現すると考えたい。
(黒岩 泰)
244:2006/11/30(木) 08:35:04.21 ID:NkmYCUlE
株式オープニングコメント  2006年11月30日08時01分


インデックス・イベントで昨日以上の値動きに?

 29日のNY市場は続伸。ダウは90.28ドル高の12226.73、ナスダックは19.62ポイント
高の2432.23で取引を終了した。7-9月期GDP改定値の予想上回る上方修正が好感された。
また、地区連銀経済報告で「ほとんどの地区で緩やかに成長が続いた」との見解が示され
たことも支援材料となっている。セクター別では、エネルギーや電気通信サービスを中心
に全面高となった。シカゴ225先物は堅調に推移しており、セトル(清算値)は大証比85
円高の16185円。ADRの日本株はソニー、TDK、アドバンテスト、日産自、ホンダ、
キヤノン、三菱UFJ、みずほFGなど対東証比較(1ドル116.35円換算)で全般堅調。
 
 昨日の日経平均は大幅反発となり、6営業日ぶりに16000円を回復した。寄り付き前に発
表された10月の鉱工業生産指数が前月比1.6%上昇と、2ヶ月ぶりの上昇となったことで景
気の底堅さが確認され、インデックス買いなどが加わって上昇基調を強めた。朝方からの
急上昇によって手掛けづらい状況であったため、上昇の割にはロングに傾いていなかった
こともあり、後場に入ると先物市場での大口買いが連発し、一段と上昇基調を強めた。一
方、日経平均型が強い動きをみせてきた影響もあってか、ここ最近出直り基調を強めてい
た新興市場は落ち着いた動きに。

 テクニカル的には、直近に空けたマド埋め(16067.27円−16036.18円)を埋めてきた。
均衡表では転換線をクリアし、均衡表の先行スパン(雲)下限(16019.00円)を突破して
いる。抵抗線として意識されやすいレベルであるため、強弱感が対立するところであろ
う。ただし、この雲下限は16207.70円まで上昇する。そのため、雲下限が抵抗線として意
識されたとしても、これに沿った動きをみせれば、自然体で16200円に乗せる可能性はあ
る。NY市場の上昇を背景にシカゴ先物は一時16225円まで上昇していることもあり、こ
の雲下限、若しくは基準線が位置する16250円レベルを意識した展開となろう。

 また需給面では、昨日の上昇は鉱工業生産が刺激にはなったが、MSCI、野村ラッセ
ルの定期入れ替えに伴う影響が大きかったと考えられる。TOPIX型から野村ラッセル
へシフトしている動きとの見方や、先物市場ではこれに伴うヘッジ外しによる買い需要と
の見方もされている。本日の大引けでの実施となるため、NY市場が調整したとしても、
このインデックスイベントで上昇する可能性が意識されていただけに、NY市場の上昇が
加わったことで、昨日以上に大きな動きとなる可能性はありそうだ。

 なお、問題は明日以降の相場展開であろう。ここ数日間は順ザヤで推移していたため、
裁定ポジションが再び積み上がったと考えられる。ロールオーバーが順調に進めば何ら問
題はないが、カギを握る外資系1社のロールがまだみられていないため、今後SQまでは先
物の手口で動きを読むことになろう。また、景気の底堅さが確認される一方、年内追加利
上げとの観測が高まってくるようだと、ロールが進みづらくなり、SQへの波乱につなが
る。米GDP上方修正も、個人消費の鈍化、住宅関連指標の悪化など警戒要因もある。 
(村瀬 智一)
245:2006/11/30(木) 08:39:27.30 ID:NkmYCUlE
黒岩 ローソク足では大陰線が出現すると考えたい。

村瀬 このインデックスイベントで上昇する可能性が意識されていただけに、NY市場の上昇が
    加わったことで、昨日以上に大きな動きとなる可能性はありそうだ。

面白くなってきましたね。
今日は、寄り高から始まって、そこを越せるかを見極めたいですね。
246山師さん:2006/11/30(木) 08:57:53.95 ID:PfNRuAlf
>>245
乙。

さて、雰囲気的には楽観相場になりそうだな。
247:2006/11/30(木) 11:42:00.31 ID:NkmYCUlE

株式ランチタイムコメント  2006年11月30日11時36分


17日以来の16200円を回復

日経平均は続伸。130.08円高の16206.28円(出来高概算8億1000万株)と17日以来の
16200円を回復してきている。昨日の鉱工業生産の上振れで景気の底堅さが確認される
中、29日のNY市場ではGDPの上方修正が刺激となりダウ、ナスダックともに上昇。シ
カゴ先物は一時16225円まで上昇していたこともあり、買い先行で始まった日経平均は寄
り付き直後に16200円を回復している。ただ、同水準は25日移動平均線や均衡表の先行ス
パン(雲)下限、基準線といったテクニカル的な抵抗線が位置しているほか、前回のGD
P評価後の急落が頭をよぎり強弱感が対立しているためか、その後は16200円レベルでの
膠着感が強まっている。

また、本日の引け値基準でMSCI、野村ラッセルの定期見直しが予定されているため、
インデックスリバランスに絡む売買が中心となっていると考えられる。日経平均が高値圏
での膠着となる中、値幅取り資金はマザーズ銘柄など新興市場の中小型株へシフトする動
きも散見されている。なお、日経平均の上値の重さやGDP時の経験則から弱気にみる向
きも多く、また昨日同様寄り付き段階から上昇しているため積極的には参加しづらい状況
である。それ故にポジションはロングには傾いていないと考えられるため、後場も強い動
きに期待したいところ。東証1部の騰落銘柄は、値上がり1015に対して値下がり539、変わ
らず149と、値上がりが全体の6割近くを占めている。

担当 村瀬 智一
248山師さん:2006/11/30(木) 13:54:35.93 ID:PVsjzDuH
なんかニケーイが気を使って
黒岩と村瀬の中間を取った様な動きだ
249山師さん:2006/11/30(木) 15:21:10.41 ID:bfv81OnM
引けで大陽線w
250山師さん:2006/11/30(木) 15:46:52.39 ID:n5bGmUJf
16500メドとしてボックス京成と思われる。
251:2006/11/30(木) 17:16:07.75 ID:zO+UlAib
株式クロージングコメント  2006年11月30日16時40分


今後はスプレッド市場に注目、テクニカルは強気に傾く

 日経平均は続伸。198.13円高の16274.33円(出来高概算18億株)と終値ベースで
は15日以来の16200円を回復し、本日の高値で取引を終えている。昨日の鉱工業生産
の上振れで景気の底堅さが確認される中、29日のNY市場ではGDPの上方修正が
刺激となりダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ先物が一時16225円まで上昇してい
たこともあり、買い先行で始まった日経平均は寄り付き直後に16200円を回復してい
る。ただ、同水準は25日移動平均線や均衡表の先行スパン(雲)下限、基準線とい
ったテクニカル的な抵抗線が位置しているほか、前回のGDP評価後の急落が頭を
よぎり強弱感が対立しているためか、その後は16200円レベルでの膠着感が強まって
いる。
 後場に入っても膠着が続き、上値の重さなどから一時16152.85円と、前場の安値
を割り込む場面もみられていた。しかし、国際優良株など日経平均型が仕掛け的な
動きからやや弱含みとなる中で、銀行、ノンバンク、証券といったTOPIX型は
強い動きを続けており、反対に225先物へのショートカバーを誘う動きとなった。大
引けにかけては本日の引け値基準でMSCI、野村ラッセルの定期見直しが予定さ
れているため、リバランスに絡む売買の影響や、これに絡んだ流れから先物市場で
も大口買いが断続的に入ったことから日経平均も上げ幅を広げている。
 インデックスイベントが通過したことにより、今後は来週の先物・オプションS
Qを意識した相場展開となる。そのため、スプレッド市場の動きを横目で睨みなが
らの動きとなるが、ロールオーバーの進捗にかかわるため、スプレッドが潰れてく
るようだと、SQでの売りを警戒する動きもありそうだ。SQの週はそれ程大きな
動きにはつながり難く、本日までのリバランスの反動も考えられるが、基本的には
横ばいとみている。
 なお、テクニカル面では強気を意識しつつある。日経平均は均衡表の先行スパン
(雲)下限に沿った上昇をみせ、基準線が位置する16250円レベルをも突破した。遅
行線が上方転換シグナルを発生させるには日柄が必要であるが、明日以降、雲下限
は16200円レベルで横ばいを続けるため、これに沿った動きを続けるだけで、来週も
しくは再来週には上方転換シグナルを発生させる可能性はある。また、注目したい
のは週足ベースであり、雲上限を突破し、遅行線も上方転換シグナルを発生してい
ることである。さらに、雲上限は今後下降するため、横ばいを続けるだけでグイグ
イ強気形状になる。下は16200円で横ばいと考え、日柄を考慮すると、SQ通過後が
楽しみになろう。SQに向けた需給不安は相当大きいが、テクニカルでは期待が高
まる状況である。
(村瀬 智一)
252:2006/11/30(木) 17:17:07.03 ID:zO+UlAib
2006/11/30 「盛り上がる、幸せなひとときはいつまで・・・」

 本日の日経平均は198.13円高の16274.33円で取引を終了した。朝方から米国株式相場の上昇を好感し
て買い先行の展開。一時的に伸び悩む場面はあったものの、大引けにかけて再度騰勢を強める展開とな
った。日米両国の景気減速懸念が後退したことで、市場には買い安心感が強まる状況。日経平均の日足
チャートでは25日移動平均線を突破しており、重要な抵抗線を上抜ける形となった。業種別東証株価指数
ではパルプ・紙など4セクターを除きすべて上昇。特にその他金融業、保険業、銀行業などの上昇率が大
きかった。
 本日大幅上昇となったのは、日米両国で景気減速懸念が大幅に後退したことが大きい。日本では鉱工
業生産指数の上ブレ、米国ではGDP改定値が上方修正されたことで、日米ともに足元の景気に対して楽
観論が広がった。また、寄り付き前の外資系証券の注文状況では大幅な買い越し。ヘッジファンドの決算
シーズンも通過したこともあり、外国人投資家の買い姿勢が戻ったとの見方も広がった。 また、円相場が
1ドル=116円台前半での推移。年内利上げ観測論などが強まるなかで、比較的円相場は落ち着いた動
きとなっており、輸出関連株にも上昇するものが目立った。
 テクニカル的には、25日移動平均線を突破したことに加え、連日で窓を空けて上昇。強気相場が継続し
ていることを示唆しており、“軸”の傾きが下向きでないことを意味している。11/13に出現したアイランド・リ
バーサル(下落を示唆)も完全に否定する形となっており、チャート面での悲観論も一気に後退。今後は下
方の2ヶ所の窓が支持帯として機能する公算が大きく、この場面では強気転換せざるを得ないであろう。目
標となるのは上方の窓(16549.71円−16643.91円)であり、目先はこの窓埋めを一気に埋める可能性は高
そうだ。
 引き篭もり少年と老婆、もとい美女とのコラボレーションはハッピーな方向へと向かいつつある。新型ゲ
ーム機に新しいソフト、大いに盛り上がっており、タクシー運転手の存在などは完全に忘れかけている。
「君はプレイヤー1で、ボクはプレイヤー2ね。」対戦ゲームなどで盛り上がっており、いつまでやり続けるか
分からない状況。「とりあえず16時まで。」と時間を区切ってはいるが、この幸せなひとときが永遠に続くと
は限らない。ただ、少年はもはや引き篭もりではない。少年の意外な一面が見えた一日でもあった。
(黒岩 泰)
253山師さん:2006/11/30(木) 17:51:38.33 ID:zttrzFaG
黒岩ドテンか・・・・
まあ大変だよな黒岩も・・・・
毎日、上か下をはっきり言うことは。

短期的には上に行きそうだが、だからと言ってこれより上は
買いずらいよなー。
254山師さん:2006/11/30(木) 20:08:07.94 ID:aBTHW14t
うーん。昇り最速だな
255:2006/12/01(金) 08:26:11.62 ID:eEA0+Imi
株式オープニングコメント  2006年12月01日08時02分


テクニカルで強気もリバランスの反動警戒

 30日のNY市場は小幅反落。ダウは4.80ドル安の12221.93、ナスダックは0.46ポイン
ト安の2431.77で取引を終了した。上昇して始まったものの、10月のシカゴ購買部協会指
数が予想を下回ったことなどもあり、引けにかけて軟調推移となっている。セクター別で
は、耐久消費財・アパレルやヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で、食品・生活必
需品小売や自動車・自動車部品が軟調。シカゴ225先物は寄り付きの16290円を高値に冴え
ない展開となり、セトル(清算値)は大証比90円安の16220円。ADRの日本株はソニ
ー、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノン、三菱UFJなど対東証比較(1ドル115.78円換
算)で全般冴えない。

 昨日の日経平均は終値ベースで15日以来の16200円を回復し、高値で取引を終えた。日
米ともに景気の底堅さが確認されたことが買い安心感につながった格好である。ただし、
昨日の上昇は引け値基準でMSCI、野村ラッセルの定期見直しが予定されていたため、
リバランスに絡む売買の影響や、これに絡んだ流れから先物市場でも大口買いが断続的に
入ったことが上げの要因が大きかったと考えられる。

 そのため、このインデックスイベントが通過したことにより、反動が出てくる可能性は
あろう。NY市場では小幅ながらもダウ、ナスダックが下げていることや、NY原油先物
が2ヶ月ぶり高値に上昇していること、為替の円高基調、週末要因なども様子見姿勢につな
がる可能性がある。また、今後は来週の先物・オプションSQを意識した相場展開とな
る。若干ではあるがスプレッドが潰れてきているため、ロールの進捗を見極めるためスプ
レッドの動きを横目で睨みながらの動きとなろう。基本的にはロールは進むとの見方では
あるが、SQ通過までは思惑的な先物の売買で振らされる可能性もあろう。

 なお、テクニカル面では強気を意識しつつある。日経平均は均衡表の先行スパン(雲)
下限に沿った上昇をみせ、基準線が位置する16250円レベルをも突破した。遅行線が上方
転換シグナルを発生させるには日柄が必要であるが、今後しばらくは雲下限が16200円レ
ベルで横ばいを続けるため、これに沿った動きを続けるだけで、来週もしくは再来週には
上方転換シグナルを発生させる。また、注目したいのは週足ベースであり、雲上限を突破
し、遅行線も上方転換シグナルを発生していることである。さらに、雲上限は今後下降す
るため、横ばいを続けるだけでグイグイ強気形状になる。SQに向けた需給不安は相当大
きいが、日柄を考慮するとテクニカルでは、SQ通過後が楽しみになる。
(村瀬 智一)
256:2006/12/01(金) 08:27:42.21 ID:eEA0+Imi
2006/12/01 「名実ともに師走相場入り、CPIには注意」

 昨日の米国株式相場はもみあい。ダウ工業株30種平均は4.80ドル安の12221.93
ドル、ナスダック総合指数は0.46ポイント安の2431.77ポイントとなった。小売
り各社の既存店売上高が市場予想を下回ったほか、シカゴ購買部協会景気指数が50
を下回ったことで、景気減速懸念が台頭。朝方は軟調な推移となった。しかし、
年末商戦への期待感は根強く、主要株価指数は比較的しっかりした値動きとなっ
た。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16220円。大証終値と比べて90円安の水
準で取引を終了している。従って本日の日経平均はシカゴ日経平均先物にさや寄
せする動きを想定。軟調なスタートになると思われる。  昨日の東京株式相場
は日米の景況感改善を受けて、大幅続伸となった。日経平均はチャート上の抵抗
線である25日移動平均線を突破しており、先高観の強いチャート形状となってい
る。本日はシカゴ日経平均先物にさや寄せからスタートすることが予想され、昨
日までの反動が出そうだ。短期的な過熱感は強く、一旦利食い売りが先行しそう
だ。  しかし、昨日の上昇によって、これまで懸念された「軸が下向きに傾い
ている」というシナリオは見事に否定された。日経平均、TOPIXともに窓を空け
て上昇したことで、「目指すべき株価はそれほど低くはない」ということだ。実
際的には「日米の景況感改善」が下向きであった軸を水平(もしくは若干上向き?)
に戻した形となり、このままの状態が続けば、日経平均はチャート上方に空いて
いる窓(16549.71円−16643.91円)を目指す展開となる。本日の朝方の売り先行
は“一時的な調整”ということになり、ここは“押し目買い”で対処したいとこ
ろだ。  ただ、そのようなシナリオも寄り付き前に発表される10月の消費者物
価指数(CPI)の動向に左右されそう。市場の事前予想では生鮮食品を除く全国
総合では前年比0.2%の上昇となっており、この数値を基準に投資家の判断が分
かれることになる。消費者物価指数は特にブレの大きい指標ではないためサプラ
イズが生じる可能性は低いが、寄り付き前には是非チェックしておきたいポイン
トである。もし、上ブレした場合には日銀の早期利上げ観測が高まり株価が下落。
下ブレした場合には早期利上げ観測が後退し株価が上昇、などの反応がみられそ
うだ。 本日から名実ともに師走相場入り。今年は、投資家、特に個人投資家に
とっては非常に厳しい年であったが、内外の景況感改善をバネに、ここは「棹尾
の一振」と行きたいところである。
(黒岩 泰)
257山師さん:2006/12/01(金) 10:46:07.24 ID:qvd3DkLM
日経もだらしねーなー。マザーズに振り回されて。
しかしマザーズつえーなー。直近IPOが特攻隊長なのか。
258:2006/12/01(金) 11:18:26.84 ID:eEA0+Imi
個人売買見ると、みずほFGがかなり売りこしてるな。
こいつらが投げるまで上なのか?
259:2006/12/01(金) 11:32:17.62 ID:eEA0+Imi

株式ランチタイムコメント  2006年12月01日11時31分


小売など内需堅調で11月16日以来の16300円を回復

午前の日経平均は3日続伸となり、11月16日以来の16300円を回復している。前日までのイ
ンデックスイベントに絡んだ売買の反動や、先物市場での発注ミス観測などもあり、寄り
付き直後には16242.01円まで下げる場面もみられた。しかし、国際優良株などの主力の一
角が低迷する一方、小売や銀行など内需関連の強い動きに支えられ、切り返しをみせてい
る。先物市場での思惑的な動きから下へ仕掛ける動きをみせ、その後のショートカバーに
よって、チャート上では下ヒゲを残す格好となり、形状としては先高観を強めている。均
衡表でも先行スパン(雲)下限をサポートしており、上限を意識している状況。また、比
較的長期的な観点からの海外資金が入っているとの見方もされていた。

主力処の弱い動きと、週末要因、来週のSQを控えていることなどもあり、上値は積極的
に追えない状況だが、小売など内需関連の幅広い銘柄が上昇しているため、日経平均は高
値圏で強含んでいる。東証1部の騰落銘柄は、値上がり1058、値下がり513、変わらず136
と、値上がりが全体の6割を超えているほか、規模別株価指数では小型株指数の上昇が目立
っている。

担当 村瀬 智一
260:2006/12/01(金) 11:37:09.99 ID:eEA0+Imi
発注ミス観測って、あったか?
261山師さん:2006/12/01(金) 11:53:03.62 ID:qvd3DkLM
>>260
わからんかったなー。
262山師さん:2006/12/01(金) 20:20:16.30 ID:j/061Pjb
10:15から10:30の急激な上げがどうやらそれに反応した動きらしいよ
263:2006/12/02(土) 00:10:32.33 ID:7hGYCUXf
株式クロージングコメント  2006年12月01日16時15分


SQで動きづらく、新興市場などの中小型株へシフトも

 日経平均は終値ベースでは11月7日以来の16300円を回復して取引を終えている。
前日までのインデックスイベントに絡んだ売買の反動や、先物市場での発注ミス観
測などもあり、寄り付き直後には16242.01円まで下げる場面もみられた。しかし、
小売や銀行など内需関連の強い動きに支えられ、切り返しをみせている。ただ、週
末要因、来週のSQを控えていることなどもあり、上値は積極的に追えない状況で
あるため、後場に入ると一段と膠着感を強めている。それでも16300円の高値レベル
での膠着であるため、上値の重さを嫌気するというよりは、先高期待を徐々に高め
ている。
 来週は週末に先物・オプションSQ(特別清算指数算出日)が予定されており、
これによる先物主導の相場展開となろう。通常、SQの週は膠着感を強める動きと
なるが、利上げ観測が燻っていることもあり、スプレッドの動きを横目で睨みなが
ら、ロールの進捗動向によって思惑的な動きが強まる可能性はありそうだ。そのた
め、SQ通過までは積極的にポジションは取りづらく、先物に絡む影響を避ける意
味でも新興市場などを中心とした中小型株へ向かう動きがみられそうである。
 ただ、今週後半から比較的中長期観点からの海外資金が流入しているとの見方が
されているほか、SQを通過してしまえば需給懸念が払拭することになる。米雇用
統計や機械受注など、日米景気指標などに左右させられる面はあると考えられる
が、SQ通過後の方向としては先高期待を強める相場展開を想定している。
 また、来週には野村証券によるフォーラムが予定されているほか、大和証券では
セミナーが開催されるようである。そのため、中小型株などには個人投資家による
資金流入が強まることも期待される。そのほか、テクニカル面ではSQで横ばいの
動きを続けたとしても、均衡表の先行スパン(雲)下限が16200円ところで横ばいを
続けるため、これがサポートとして機能。週足では今週の上昇で雲上限を突破し、
遅行線は上方転換シグナルを発生させている。遅行線が下方転換シグナルを発生さ
せるためには14500円レベルを割り込む必要があるため、下とみるよりは上を想定さ
せよう。
(村瀬 智一)
264山師さん:2006/12/02(土) 00:40:28.39 ID:TtYjFBV4
なんか売ってて良かったってかんじ
笑っちゃうよ
どうしたダメリカ
今夜はいい夢見られそうだ
もやすみ
265山師さん:2006/12/02(土) 01:00:57.21 ID:AgBP4zdr
ん・・・・?
村瀬は上なのか?
わからんなー。
SQの件は、村瀬と同じ考えなんだけど、結局上か・・・
ロールオーバーしづらい状況だからなー。
来週は普通にかえねーだろー。

まあダメは、下落相場に突入したようだし、日経は今度こそ
15000円割りそうだな。

黒岩さんかわいそうだなー。
順張りだから当たりだすと神がかりになるが、
細かい動きになると、ドテンで叩かれるからな。

あとは、機械受注とPKO次第か
266山師さん:2006/12/03(日) 09:17:40.72 ID:B5SPdK6P
保守

いつも >>1
267:2006/12/03(日) 19:49:09.05 ID:z78q+1Nb
今週の見通し・株式 戻りの持続力試す展開

 今週の株式相場は景気指標をにらんで戻りの持続力を試す展開になりそうだ。
7―9月の法人企業統計、10月の機械受注統計など国内景気の先行きを占う重要な
材料が目白押し。相場全般に底入れ感は漂い始めたが、一段の株高にはファンダメンタルズ
(経済の基礎的条件)からの後押しが必要との声が多い。

 先週の日経平均株価は週間で587円(3.7%)上昇し、10月高値から11月安値までの
下げ幅(1085円)の半値戻しを達成した。25日移動平均線も約1カ月ぶりに上回り、
「相場の下落基調が転換した」(岡三投資顧問の伊藤嘉洋常務)との見方が広がった。
ただ上昇力を保てるかどうかはマクロ統計の結果次第とみられる。

 4日の午前8時50分に7―9月の法人企業統計が発表される。市場では「日銀短観(
企業短期経済観測調査)を占う注目指標」と位置付けており「下期の企業業績の動向を
予測するうえでも重要」(野村証券の岩沢誠一郎ストラテジスト)という。前週は鉱工業生産が
予想を大きく上回り投資家心理を好転させたが、同じように統計内容次第で相場の流れが
左右されるとみられる。

 需給面では8日の株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出に関心が集まる。
「SQ算出に伴う裁定解消売りへの警戒感は根強い」(ベアー・スターンズ証券の倉持宏朗
マネージングダイレクター)。裁定買い残は4兆3000億円強と高水準。SQ算出の前日までに
思惑的な売買が膨らめば、値動きが荒い展開になりそう。

 今週から本格的なボーナスシーズンを迎え、個人マネーが株式市場に流れ込むとの
期待も強まっている。物色対象になりそうなのが高配当利回り銘柄。前週は鉄鋼株や
電力株が相次いで年初来高値を更新した。1日に長期金利が1.6%を割ったこともあり、
配当利回りの高い銘柄は人気を集める可能性が高い。円高・ドル安の進行で輸出関連株は
敬遠され、銀行・小売りなどの内需関連に矛先が向かいやすくなりそうだ。

[12月3日/日本経済新聞 朝刊]

(07:00)
268:2006/12/03(日) 19:49:57.25 ID:z78q+1Nb
今週は安全に行くなら、銀行買いですかね?
269山師さん:2006/12/03(日) 23:37:25.16 ID:vNbxi8nV
日本もアメリカも糞アナリストばっかだなww
俺の方がよっぽど当たるわ
270:2006/12/04(月) 11:03:34.31 ID:c2CikXrc
株式オープニングコメント  2006年12月04日08時00分


先物・オプションSQを週末に控え膠着感を強める

 1日のNY市場は続落。ダウは27.80ドル安の12194.13、ナスダックは18.56ポイント安
の2413.21で取引を終了した。11月のISM製造業指数の低下や原油価格の上昇が嫌気されて
いる。セクター別では、エネルギーや公益事業が上昇した一方、ソフトウェアサービスや
半導体・同製造装置が軟調。シカゴ225先物は一時16070円まで下げ、その後切り返した
が、セトル(清算値)は大証比90円安の16240円。ADRの日本株は任天堂が堅調のほか
は、日立、日電産、ソニー、TDK、アドバンテスト、トヨタ、ホンダ、キヤノン、リコ
ー、三菱商、三菱UFJなど対東証比較(1ドル115.44円換算)で全般冴えない。
 先週1週間で日経平均は15600円レベルから16300円まで回復してきているが、25日線レ
ベル突破など急ピッチの上昇に対する反動や、NY市場の下落影響から利益確定の動きが
先行しそうである。また、今週は週末に12月限の先物・オプションSQ(特別清算指数算
出日)が予定されており、ロールオーバー(限月乗り換え)中心に、先物主導の相場展開
となろう。SQの週はSQ値を意識した膠着感を強める動きとなるが、年内追加利上げ観
測が燻っていることもあり、スプレッドの動きや、依然高水準であるソジェンの建て玉の
ロールオーバーの進捗状況によって思惑的な動きが強まる可能性は少なからずありそう
だ。そのため、SQ通過までは積極的にポジションは取りづらく、指数に絡む影響を避け
る意味でも新興市場などを中心とした中小型株へ値幅取り資金が向かう動きがみられそう
である。
 ただ、先週後半からは比較的中長期スタンスの海外資金が流入しているとの見方がされ
ているほか、SQ通過後は需給懸念も払拭される。仮に、SQ前にロールオーバーが進ま
ず、SQで外すような動きから急落するような場面があった場合には、押し目買いを強め
るきっかけとなる可能性が高いと判断したい。そのほか、今週は野村証券による機関投資
家向けフォーラムが予定されているほか、大和証券でもセミナー・ミーティングなどが開
催されるようである。内外機関投資家による日本株見直しの動きが期待されよう。また、
ボーナス資金の投信流入期待から、高配当利回り銘柄などに関心が高まる可能性もありそ
うだ。
 テクニカル面でも先高期待が強まっている。SQで横ばいの動きを続けたとしても、均
衡表の先行スパン(雲)下限が16200円ところでしばらく横ばいを続けるため、これがサ
ポートとして機能。週足ベースでは先週の上昇で雲上限を突破し、遅行線は上方転換シグ
ナルを発生させている。遅行線が下方転換シグナルを発生させるためには14500円レベル
を割り込む必要があるため、現時点では、下とみるよりは上を想定させよう。
(村瀬 智一)
271:2006/12/04(月) 11:04:07.98 ID:c2CikXrc
忙しくて更新遅れました。m(__)m
272山師さん:2006/12/04(月) 11:06:15.69 ID:GVDy9miY
>>1乙です。
273:2006/12/04(月) 11:06:26.43 ID:c2CikXrc
2006/12/04 「米株安、円高を嫌気も、押し目買いは入りやすい」

 先週末の米国株式相場は続落。ダウ工業株30種平均は27.80ドル安の12194.13ドル、ナスダック総合指数は18.56ポイント安の2413.21ポイントとなった。
午前中に発表されたISM景気指数は、前月比で1.7ポイント低下。
米国の景気減速懸念が一段と強まる展開となり、主要株価指数は軒並み大幅安となった。
しかし、その後は利下げ期待が高まり、株価は急速に下げ渋る状況。
ダウ、ナスダック共にローソク足では長い下ひげが出現しており、押し目買い意欲の強さを示している。
また、シカゴ日経平均先物(CME)は16240円。大証終値と比べて90円安の水準で取引を終了している。
従って本日の東京株式相場は米国株式相場の下落を嫌気して売り先行の展開を想定。軟調なスタートになると思われる。

 しかし、先週は週末にかけて株価は一段高の状況。
日経平均、TOPIXともに25日移動平均線を突破しており、5日移動平均線とのゴールデンクロスも視野に入っている。
買い方の回転は着実に効いており、売り一巡後は押し目買いが入りやすい状況。
短期的な過熱感が解消されれば、再度上値を試す展開が期待できそうだ。
 本日は寄り付き前に7−9月の法人企業統計が発表される。
これは12/15に発表が予定されている日銀短観の“前哨戦”と位置づけられており、同指標の動向が注目される。
前回の設備投資計画はプラス18.4%。前週の鉱工業生産指数を受けた市場心理を、同指標発表後も維持できるかがポイントとなりそうだ。
 最近の東京株式相場は米国株式相場との連動性が薄れている。
本日は米株安を受けて軟調なスタートが予想されるが、売り一巡後は東京市場の“自律的な動き”に期待したいところだ。
また、円相場が1ドル=115円台前半まで上昇しており、輸出関連株への影響が懸念される。
しかし、民間調査機関の日銀短観が3期連続で改善が予想されており、来週末に向けて市場心理は強気を維持しそうだ。
今後は日経平均で上方に空いている窓(16549.71円−16643.91円)を目指す展開が予想され、
目先は需給改善が見込める新興市場銘柄を中心に割安株を物色する場面であると言えそうだ。
274:2006/12/04(月) 11:07:44.05 ID:c2CikXrc
↑は黒岩先生

今日は、村瀬さん、黒岩先生ともに↑の予想ですね。

先物の落しがあったものの、結局上にもどしてくるのは、これは、後場も期待が持てそうですね。
275山師さん:2006/12/04(月) 11:15:00.37 ID:rLl8qUHs
なるほど、2人とも↑ね。
でも俺は買えねーな。
ただ今リカク準備中だ。
276:2006/12/04(月) 11:31:38.18 ID:c2CikXrc

株式ランチタイムコメント  2006年12月04日11時28分


SQ控え膠着、売り込まれていた銘柄を見直す動き

午前の日経平均は反落。52.14円安の16269.64円(出来高概算7億8000万株)で前場の取
引を終えている。週末のNY市場の下落や為替の円高基調、原油高の影響、さらに非公式
の外資系動向が大幅売り越しとなっていたこともあり、利食い優勢の流れとなった。7−9
月の法人企業統計で設備投資は前年比12.0%増と予想を下回ったことも買い手控えにつな
がった。また、先週1週間で日経平均は15600円から16300円まで上昇し、25日線を回復し
ていたため、利食いを出しやすい水準でもあったとみられる。これにより日経平均は一時
16185.92円と16200円を割り込む場面をみせたが、同水準に位置する25日線をサポートに
下げ渋りをみせている。

為替の円高基調や欧州系からの売りが出ているとの観測などもあり、国際優良株など主力
処の一角が軟調。半面、小売の一角やノンバンクなど売り込まれていた銘柄を見直す動き
が目立つ。また、週末に先物・オプションSQを控えていることから基本的には膠着相場
が予想されており、短期値幅取り資金などは需給妙味などの個別要因を手掛りにしている
銘柄や、新興市場の中小型株へシフトしているようである。

担当 村瀬 智一
277山師さん:2006/12/04(月) 15:46:53.46 ID:6/NPu5V8
日経下げのトピ、ジャス上げか。
278:2006/12/04(月) 17:01:07.79 ID:5GmV8Pfq
株式クロージングコメント  2006年12月04日16時41分


SQに絡む影響を避け、新興市場の中小型株や材料株などに

 日経平均は小幅反落。18.19円安の16303.59円(出来高概算16億7000万株)で取引
を終えている。週末のNY市場の下落や為替の円高基調、原油高の影響、さらに非
公式の外資系動向が大幅売り越しとなっていたこともあり、利食い優勢の流れとな
った。7−9月の法人企業統計で設備投資は前年比12.0%増と予想を下回ったことも
買い手控えにつながった。ただし、一時16185.92円と16200円を割り込む場面をみせ
たが、同水準に位置する25日線をサポートに下げ渋りをみせている。
 後場に入ると下値の堅さが意識されたこともあり、先物主導で切り返しをみせプ
ラスに転じる場面もみられている。しかし、16362.04円までの上昇をみせている
が、週末の先物・オプションSQを控えているため上下どちらにも大きく動き難
く、上は先週末高値水準、下は25日線レベル内での膠着相場であった。
 国際優良株など主力処の一角が軟調となる半面、小売の一角やノンバンクなど売
り込まれていた内需関連銘柄を見直す動きが目立っている。また、短期値幅取り資
金などは需給妙味などの個別要因を手掛りにしている銘柄や、新興市場の中小型株
へシフトしているようである。東証1部の騰落銘柄は値上がりが1000を超えている
が、規模別株価指数は大型株指数のみがマイナスであり、主力処が日経平均の上値
を抑えた格好。これにより先月に10.25倍程度まで上昇していたNT倍率(日経平均
÷TOPIX)は、10.14倍と修正が続いている。
 今週は基本的にはSQを控えたロール中心の売買であり、先物市場での大口売買
が交錯したとしても、16200円処を中心に16000円から16500円レベルでの相場展開が
続くと考えられる。先物の市場外で2万枚程度の商いが出来たようだが、これもロー
ルオーバーと考えられる。ただ、ロールは順調に進捗しているようであるが、累計
で10万枚程度の商いをこなすほか、期近と期先の建て玉がせめてイーブンになって
こないと、SQへの不安は残るとみられる。引き続き、スプレッドや建て玉の変化
をみる必要はあろう。
 そのため、本日同様、SQに絡む影響を避け、新興市場の中小型株や売り込まれ
ていた銘柄などを見直す動きが中心と考えられる。テクニカル面では均衡表の先行
スパン(雲)下限(16200円処)が横ばいを続けるため、これをサポートし続けるこ
とで遅行線が上方転換シグナルを発生させる可能性がある。週足ベースでは強気持
続であるため、押し目買いスタンスとし、SQ通過後の需給懸念払拭後の上昇に期
待したい。また、追加利上げ観測が燻っているが、ショック安というよりも「景気
の長期堅調」とのプラス材料に変化していく展開を想定したい。 
(村瀬 智一)
279山師さん:2006/12/05(火) 00:09:04.62 ID:/9ZBGcCe
 本日の相場展開はまさに「千代大海のつっぱりに、朝青龍が応戦している」といった感じだ。
すでに朝青龍の足は俵にかかっているものの、ここでかなり踏ん張っている様子。
十二分に力を溜めており、このまま逆に一気に寄り切る展開を予想したい。
土俵の向こう側に千代大海が転がる光景が目に浮かぶ。モンゴル相撲恐るべしである。( w )
280:2006/12/05(火) 08:35:41.94 ID:9HyBQAt/

株式オープニングコメント  2006年12月05日08時12分

NY株高好感も、SQ要因に挟まれる

4日のNY市場は反発。ダウは89.72ドル高の12283.85、ナスダックは35.18ポイント高の
2448.39で取引を終了した。相次ぐ買収の発表や原油価格の下落を好感して終日堅調な展
開となった。セクター別では、食品・生活必需品小売や半導体・同製造装置が上昇する一
方で医薬品・バイオテクノロジーが軟調。シカゴ225先物は一時16400円に乗せる場面をみ
せ、セトル(清算値)は大証比110円高の16350円。ADRの日本株はブリヂストン、コマ
ツ、シャープ、ソニー、TDK、アドバンテスト、デンソー、京セラ、トヨタ、ホンダ、
HOYA、任天堂など対東証比較(1ドル115.24円換算)で全般堅調。
 昨日の日経平均は小幅反落となったが、国際優良株など主力処の一角が軟調となる半
面、小売の一角やノンバンクなど売り込まれていた内需関連銘柄を見直す動きが目立って
いる。国際優良株の低迷に対して内需関連が出直りをみせていることもあり、先月に
10.25倍程度まで上昇していたNT倍率(日経平均÷TOPIX)は、10.14倍と修正が続
いている。また、短期値幅取り資金などは需給妙味などの個別要因を手掛りにしている銘
柄や、新興市場の中小型株へシフトしている。
 昨日は一時16200円を割り込む場面をみせたが25日線や均衡表の先行スパン(雲)下限
をサポートし、下値の堅さが意識されている。ただし、基本的にはSQを控えたロール中
心の売買であり、16200円処を中心に16000円から16500円レベルでの相場展開が続くと考
えられる。週明けのNY市場の上昇を受けて、シカゴ先物は期近で16400円、期先で16430
円まで上昇する場面をみせている。このレベルは雲上限(16445.91円)水準であるため、
更なる一段高を想定するというよりは、雲に挟まれた膠着相場とみておきたい。
 週末のSQに絡むロールオーバーは順調に進捗しているようであるが、累計で10万枚程
度の商いをこなすほか、期近と期先の建て玉がせめてイーブンになってこないと、SQへ
の不安は残るとみられる。引き続き、スプレッドや建て玉の変化をみる必要はあろう。
 本日は内需関連や中小型株物色に加えて、輸出関連も堅調に推移する可能性はありそう
だが、寄り付き段階で上昇した後は高止まりとのイメージであり、中心は引き続きSQに
絡む影響を避け、新興市場の中小型株や売り込まれていた銘柄などを見直す動きと考えら
れる。テクニカル面では雲下限が横ばいを続けるため、これをサポートし続けることで遅
行線が上方転換シグナルを発生させる可能性がある。週足ベースでは強気持続であるた
め、押し目買いスタンスとし、SQ通過後の需給懸念払拭後の上昇に期待したい。
(村瀬 智一)
281:2006/12/05(火) 08:37:27.29 ID:9HyBQAt/
2006/12/05 「粘り強い上昇相場、安倍・福井会談に注目」

 昨日の米国株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は89.72ドル高の12283.85ドル、ナスダック総合指数は35.18ポイント高の2448.39ポイントとなった。
M&Aに関するニュースが相次いだことで株価が上昇したほか、原油先物相場の下落も株価を下支え。
ダウ、ナスダック共に年初来高値に接近する展開となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16350円。
大証終値と比べて110円高の水準で取引を終了している。
従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。一気にリバウンド歩調を強めるものと思われる。

 昨日の日経平均は一時下落幅が拡大する場面もあったが、5日・25日の両移動平均線がサポートする形。
底固い動きとなっており、後場に入ってから切り返す場面もあった。
終値ベースでは前日比マイナスとなったものの、チャート形状は依然として強気を示唆。
押し目買い意欲の強さを示しており、一連の上昇相場が継続していることを意味している。

 今週は週末に日米の重要な経済指標、またメジャーSQなどを控えており、投資家には警戒感が高まっている。
積極的に上値を買いづらい状況ではあるが、日米ともに景気減速懸念が大幅に後退したことを受けて、東京株式相場は力強い値動きが期待できそうだ。
 本日は安倍首相と福井日銀総裁との会談が予定されている。
日銀の利上げのタイミングを探る動きとなり、外国為替相場、債券相場の動向と共に注視する必要がありそうだ。
もし、早期利上げを積極的に示唆する内容となった場合には、円相場が急伸。
債券価格が下落することで、株価がネガティブに反応するだろう。
現時点では特にサプライズのある展開は予想していないが、SQ前で売り仕掛けが出やすい時期だけに、一応警戒する必要はありそうだ。

 株価は新興市場銘柄を含め、総じて堅調な値動きを維持しそうだ。
年末商戦の本格化で日米共に消費に対する期待が高まっている。
ボーナスシーズンも到来するため、消費関連銘柄の動向には注目する必要がありそうだ。
日経平均はあくまでも上方の窓(16600円付近)を目指すようであり、既に軸は下向きではない。
11月の急落は決算シーズンを迎えたヘッジファンドの売りであったと解釈でき、12月に入った現在ではその売り圧力は相当に弱まったと考えている。
粘り強い上昇相場が継続しそうだ。
(黒岩 泰)
282:2006/12/05(火) 11:20:52.01 ID:9HyBQAt/
株式ランチタイムコメント 2006年12月05日11時16分


SQ要因で膠着

午前の日経平均は反発。34.29円高の16337.88円(出来高概算8億4000万株)で前場の取
引を終えている。4日の米国市場では、大型M&Aが相次いだほか原油先物相場の下落影響
からダウ、ナスダックともに反発。シカゴ先物は一時16400円まで上昇していたこともあ
り、これにさや寄せする格好となった。ただし、寄り付き直後に16400.14円まで上昇した
後は、週末に先物・オプションSQを控えていることもあり、その後はロールオーバーな
どSQに絡む売買を中心に、16300円台での膠着相場となっている。

キヤノン、エレク、アドバンテストが上昇する一方、トヨタ、ホンダ、TDKが冴えない
など、主力処は高安まちまち。銀行、ノンバンク、不動産が軟調。小売は高安まちまちと
なっている。既存店の好調が伝えられたFリテイが強い動きをみせており、同社が日経平
均を下支えしている状況である。東証1部の騰落銘柄は、値上がり667に対して値下がり
878、変わらず160と、値下がりが全体の過半数を占めている。

担当 村瀬 智一
283:2006/12/05(火) 11:23:00.94 ID:9HyBQAt/
1です。
前場は、多くの銘柄が寄天から下げてきて、踏みとどまっている感じですね。
銀行、振興不動産は、リバを引っ張ってきたので、どこまでもどすかに注目していきたいですね。
284山師さん:2006/12/05(火) 14:27:23.26 ID:OsPecIxz
>>283

下落相場に突入かな。
285山師さん:2006/12/05(火) 15:09:00.35 ID:6cqWFt2d
新興が上げてるのが救いだな。
286:2006/12/05(火) 17:02:50.41 ID:ZLodK5LT
株式クロージングコメント 2006年12月05日16時56分


さらにレンジは縮小

 日経平均は小幅続落。37.83円安の16265.76円(出来高概算18億3800万株)で取引
を終えている。4日の米国市場では大型M&Aが相次いだほか、原油先物相場の下落
影響からダウ、ナスダックともに反発。シカゴ先物は一時16400円まで上昇していた
こともあり、これにさや寄せする格好となった。ただし、寄り付き直後に16400.14
円まで上昇した後は、週末に先物・オプションSQを控えていることもあり、その
後はロールオーバーなどSQに絡む売買が中心となって16300円台での膠着感を強め
た。後場に入ると再び強含む動きをみせたが、前場の高値は超えられずに反対に上
値の重さが嫌気される格好から利食いの動きを強めている。ただし、これにより前
場安値を下回り、16300円を割り込んでいるが、SQに絡む売買が中心であり、下へ
動きも限定的であった。
 NY市場の上昇等、外部環境の好転が先高期待につながり、寄り付き段階で買い
が集中してしまったようである。ただ、先物・オプションSQを控えているため、
ロールの動き中心であることを考えると、上値を積極的に追う動きはないとみられ
る。また、大引けにかけてダレてはいるが、これも前場集中した買いの反動と、こ
こ最近のリバウンドで買った向きの利食いが重なったと考えられ、下を売り込む向
きもないとみられる。基本的にはSQに絡む売買が中心のため、先物市場での大口
売買による仕掛け的な動きも減少してきているところである。過去50万枚に積み上
がっている先物建て玉を伴ったSQは初めてであり、建て玉の変化、ロールオーバ
ーの進捗、スプレッドの推移などを見ながらの膠着相場が続くとみられる。
 SQを意識し、16000円から16500円のレンジ相場を想定していたが、下は16100
円、上は16400円と、その幅も縮小した感はある。また、テクニカルでは均衡表の先
行スパン(雲)下限が16200円処で横ばいを続けており、このレベルがサポートとし
て機能していることを考えると、さらにレンジは縮小することになる。
(村瀬 智一)
287:2006/12/06(水) 09:01:42.91 ID:rA9nedlB
株式オープニングコメント  2006年12月06日08時16分

SQ要因で本日も膠着、好配当利回り銘柄で幕あいつなぎ

 5日のNY市場は続伸。ダウは47.75ドル高の12331.60、ナスダックは3.99ポイント高
の2452.38で取引を終了した。11月のISM非製造業景気指数が58.9と予想を上回ったことを
好感し、終日堅調な展開となった。また7−9月期の労働生産性改定値で単位労働コストが
大幅に下方修正されたことから早期の利下げに期待が高まったことも支援材料となった。
セクター別では、運輸やメディアが上昇する一方で不動産やソフトウェア・サービスが軟
調。シカゴ225先物は期近が大証比45円高の16335円、期先が同60円高の16360円。ADR
の日本株は松下、シャープ、ソニー、TDK、アドバンテスト、デンソー、京セラ、トヨ
タ、ホンダ、HOYA、キヤノン、任天堂など対東証比較(1ドル114.94円換算)で全般
小じっかり。
 昨日の日経平均は一時16400円に乗せる場面もみられたが、その後は先物・オプション
SQを控えていることもあり、ロールオーバーなどSQに絡む売買が中心となって16300
円台での膠着感を強めた。NY市場の上昇など、外部環境の好転が先高期待につながり、
寄り付き段階で買いが集中してしまったようである。その後は集中した買いの反動と、こ
こ最近のリバウンドで買った向きの利食いが重なったと考えられる。 
 5日のNY市場は続伸となっているが、本日も基本的にはSQに絡む売買が中心のため、
建て玉の変化、ロールオーバーの進捗、スプレッドの推移などを見ながらの膠着相場が続
くとみられる。なお、シカゴ先物の出来高は期近、期先とほぼイーブン。大証先物も期先
の建て玉が増加してきている。
 昨日はこのところ堅調に推移していたノンバンクなどが利食いに押される一方、鉄鋼、
海運などが賑わいをみせていた。日替わり的な要素もあるが、為替の円高傾向から輸出関
連などが手掛けづらいとなると、投信資金などに期待した好配当利回り銘柄物色での幕あ
いつなぎ的な動きもみられそうだ。そのほか、昨日は上値の重さが嫌気されたか、中小型
株への利食いの動きも目立っていた。ただ、現在の膠着の要因としてはSQが絡んでいる
ため、SQ通過後を意識した押し目買いスタンスを徐々に強めたいところであろう。
(村瀬 智一)
288:2006/12/06(水) 15:37:21.37 ID:iezWzXrq
株式ランチタイムコメント  2006年12月06日11時36分


これまで同様、膠着感の強い相場展開

午前の日経平均は小反発。44.11円高の16309.87円(出来高概算7億5000万株)で前場の
取引を終えている。5日の米国市場が続伸となり、シカゴ先物にさや寄せする格好で始まっ
た日経平均は、寄り付き直後に16339.29円まで上昇する場面をみせている。しかし、その
後はこれまで同様、週末に控えている先物・オプションSQを睨み、膠着感の強い相場展
開が続いている。16300円を割り込む場面もみられてはいたが下げは加速せず、値幅は90
円弱と狭いレンジ取引がとなった。
指数インパクトの高い銘柄ではソニー、キヤノン、東京エレク、ソフトバンクなどが上昇
する一方、アドバンテスト、Fリテイ、信越化、京セラが下落と、高安まちまち。銀行、
小売の一角が弱い動きとなる半面、商社、鉄鋼、電力などが堅調。東証1部の騰落銘柄は、
値上がり985に対して値下がり589、変わらず133と、値上がり数が全体の過半数を占めて
いる。そのほか、やや仕手系色の強い材料株の一角が賑わっている。

担当 村瀬 智一


289山師さん:2006/12/07(木) 16:24:12.57 ID:jZ5xu+9R
>>1さん乙。
しかしこのスレ結構役立つのに下がってばかりだな。
290:2006/12/07(木) 19:06:45.51 ID:70LUKg0j
1です。今日は、ノートパソコンを忘れてきてて、対応できませんでした。かわりに書き込んでくれた方ありがとうございました。
体調もあんまり良くなくて...胃の調子が悪いので、明日病院にいってみようと思ってます。
291:2006/12/07(木) 19:07:18.79 ID:70LUKg0j
誰も書き込んでくれてなかったのか。
292:2006/12/07(木) 19:08:34.89 ID:70LUKg0j
株式クロージングコメント  2006年12月07日16時47分


先高観強まる、ネガティブ要因は楽観度合いと新興市場の下げ

 日経平均は続伸。102.08円高の16473.36円(出来高概算15億6000万株)で取引を
終えている。非公式の外資系動向では株数・金額ともに大幅買い越しと伝えられた
ほか、朝方から200−400億円程度で3本の買いバスケットが入っているとの観測も出
ていたこともあり、海外勢による買い期待が先高期待を強めていた。16400円を回復
して始まった日経平均は、前場段階で16479.07円まで上昇幅を広げたが、明日に先
物・オプション特別清算指数算出日(SQ)を控え、前引けにかけては16400円前半
レベルでの膠着を強めている。しかし、後場寄り付きから再び指数インパクトの高
いキヤノン、アドバンテスト、東京エレクトロンなど値がさハイテク株や国際優良
株が強い動きをみせ日経平均をけん引しており、後場半ばには一時16550.73円と11
月7日以来の16500円を回復する場面をみせている。大引けにかけてはSQを控えて
いることもあり、利食いの動きから上げ幅を縮めていた。
 本日の上昇よりテクニカル面では、均衡表の先行スパン(雲)上限を突破してい
る。また、遅行線は過去の実線を下から上に突き抜けるといった、上方転換シグナ
ルを発生させており、先高期待は相当強まっている。十字足となっているため明日
大きく下げて始まるようだと、雲行きが怪しくはなるが、米国株式市場が大幅下落
で帰ってこなければ、その不安もなさそうである。また、需給面では先物・オプシ
ョンSQを通過することによって、不安材料が払拭することになる。SQに関して
はスプレットを見る限りでは大きく売り越しになるとは考えづらく、若干の売り越
し若しくはフラットのイメージ。反対に買い越しになる可能性もあるとみている。
225型がフラットで、TOPIX型が若干売り越しとの見方であり、中小型株には影
響が出る可能性はありそう。 
 ただ、明日も強い動きをみせるようであれば、機械受注統計や米雇用統計などで
瞬間的な振れはあったとしても方向性を大きく変える要因にはならず、10月末の戻
り高値レベルを意識したトレンドが想定されよう。なお、ネガティブ要因として
は、ここに来ての上昇によって投資家の楽観指数が上昇している感があるのと、マ
ザーズなどの新興市場の下げである。
(村瀬 智一)
293山師さん:2006/12/07(木) 20:15:18.37 ID:PQ9LIO58
楽観などしてないと思うがねぇ。個人的には ぁ ゃι さ爆発なんだが間違ってるのかな?
294山師さん:2006/12/07(木) 21:43:45.04 ID:gVdFeAKC
>>290
1さん体の調子悪いのか・・・
真面目そうな性格だからな、あまり無理しないでください。
295山師さん:2006/12/08(金) 08:54:08.65 ID:jczSWwq6
手控え要因あるが、先高期待は強まる
 7日のNY市場は続落。ダウは30.84ドル安の12278.41、ナスダックは18.17ポイント安
の2427.69で取引を終了した。週間の新規失業保険申請数が3万4000件減少したことから、
明日の雇用統計では予想以上に雇用者数が増えるとの見方が広まっており、終日上値の重
い展開となった。セクター別では、素材やメディアが上昇する一方で半導体・同製造装置
や自動車・自動車部品が軟調。シカゴ225先物の3月限は大証比35円安の16465円。ADR
の日本株はエーザイ、ブリヂストン、TDK、HOYAがしっかり。半面、日電産、シャ
ープ、ソニー、デンソー、京セラ、トヨタ、キヤノンが冴えないなど、対東証比較(1ドル
115.28円換算)で高安まちまち。
 昨日の日経平均は続伸となり、一時16500円を回復した。買いバスケットが入っている
との観測も出ていたこともあり、海外勢による買い期待が先高期待を強めていた。全般的
にはもみ合う銘柄が多かったが、指数インパクトの高いキヤノン、アドバンテスト、東京
エレクトロンなど値がさハイテク株や国際優良株が強い動きをみせ日経平均をけん引して
いた。
 昨日の上昇よりテクニカル面では、均衡表の先行スパン(雲)上限を突破している。ま
た、遅行線は上方転換シグナルを発生させており、先高期待は相当強まっていると考えら
れる。十字足となっているため、NY市場の下落影響やSQ要因から大きく下げて始まる
ようだと、雲行きが怪しくはなる。しかし、NY市場はハイテク中心に下げているもの
の、大幅下落という訳ではなく、その不安もなさそうである。需給面では先物・オプショ
ンSQを通過することによって、不安材料が払拭することになる。SQに関しては、若干
の売り越し若しくはフラットのイメージ。225型がフラットで、TOPIX型が若干売り
越しとの見方であり、中小型株には影響が出る可能性はありそう。 
 寄り前に発表される7―9月期GDP改定値の影響もありそうだが、基本的にはSQ通
過による需給懸念払拭のインパクトに期待したい。機械受注統計や瞬間的な振れの可能性
や週末要因、米雇用統計などを控えているため積極的には手掛けづらい状況ではあるが、
先行きの方向性としては10月末の戻り高値レベルを意識したトレンドが想定されよう。な
お、ネガティブ要因としては、ここに来ての上昇によって投資家の楽観指数が上昇してい
る感があるのと、昨日のマザーズなど新興市場の下げが気掛かりである。
(村瀬 智一)

296山師さん:2006/12/08(金) 08:54:35.12 ID:jczSWwq6
2006/12/08 「GDP、SQ通過で買い安心感も、上ひげ出現か」
 昨日の米国株式相場は続落。ダウ工業株30種平均は30.84ドル安の12278.41ドル、
ナスダック総合指数は18.17ポイント安の2427.69ポイントとなった。ダウ、ナスダック
共に買い先行となったが、買い一巡後は徐々に上値が重くなる展開。8日発表の雇用統計を
見極めたいとの見方が強く、利益確定の売りが優勢となった。また、シカゴ日経平均先物
3月限は16465円。大証終値と比べて35円安の水準で取引を終了している。従って本日の
東京株式相場は米国株式相場の下落を嫌気してやや軟調なスタートを想定。昨日の上昇
に対する反動が出るものと思われる。
 しかし、寄り付き前に7−9月期のGDP改定値の発表される予定となっており、この
数値如何では寄り付き動向に影響を与えると思われる。事前予想では実質前期比年率で
1.0%増となっており、この数値を基準に市場の評価が分かれることになりそうだ。
ただ、この数値はあくまでも改定値であり、また、前回の法人企業統計をベースにして
おり、ある程度市場コンセンサスが固まっている。大きなブレは期待しづらく、相場に
与える影響は限定的であると思われる。
 また、本日は株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日となっている。
特に波乱は予想されていないが、SQ通過後は市場に買い安心感を誘いそうだ。GDP
改定値発表による安心感も加わり、売り一巡後は押し目買いが優勢となるだろう。
 その際目標となるのが、日経平均の日足チャートで空いている上方の窓
(16550.73円−16643.91円)となる。昨日はその窓の一部を埋める形で達成感が漂う状況
となったが、依然として90円程度の値幅を残している。売り一巡後はこの窓を積極的に
埋めに行く可能性が高そうだ。ただし、早い段階でこの窓を埋めた場合には、さらに
強い達成感が台頭。14時の機械受注発表で一時的にブレる可能性はあるが、その後は
今晩の米雇用統計発表などを警戒して、急速に伸び悩む展開が予想される。つまり、
本日はローソク足で長い上ひげが出て、上方の窓を埋めるイメージとなる。窓埋め
達成なら一時的な利益確定ポイントを迎えるということだ。優良・主力株から新興
市場の出遅れ銘柄に資金シフトする必要がありそう。

黒岩
297:2006/12/08(金) 08:55:15.92 ID:u18ytXOz
株式オープニングコメント  2006年12月08日08時24分


手控え要因あるが、先高期待は強まる

 7日のNY市場は続落。ダウは30.84ドル安の12278.41、ナスダックは18.17ポイント安
の2427.69で取引を終了した。週間の新規失業保険申請数が3万4000件減少したことから、
明日の雇用統計では予想以上に雇用者数が増えるとの見方が広まっており、終日上値の重
い展開となった。セクター別では、素材やメディアが上昇する一方で半導体・同製造装置
や自動車・自動車部品が軟調。シカゴ225先物の3月限は大証比35円安の16465円。ADR
の日本株はエーザイ、ブリヂストン、TDK、HOYAがしっかり。半面、日電産、シャ
ープ、ソニー、デンソー、京セラ、トヨタ、キヤノンが冴えないなど、対東証比較(1ドル
115.28円換算)で高安まちまち。
 昨日の日経平均は続伸となり、一時16500円を回復した。買いバスケットが入っている
との観測も出ていたこともあり、海外勢による買い期待が先高期待を強めていた。全般的
にはもみ合う銘柄が多かったが、指数インパクトの高いキヤノン、アドバンテスト、東京
エレクトロンなど値がさハイテク株や国際優良株が強い動きをみせ日経平均をけん引して
いた。
 昨日の上昇よりテクニカル面では、均衡表の先行スパン(雲)上限を突破している。ま
た、遅行線は上方転換シグナルを発生させており、先高期待は相当強まっていると考えら
れる。十字足となっているため、NY市場の下落影響やSQ要因から大きく下げて始まる
ようだと、雲行きが怪しくはなる。しかし、NY市場はハイテク中心に下げているもの
の、大幅下落という訳ではなく、その不安もなさそうである。需給面では先物・オプショ
ンSQを通過することによって、不安材料が払拭することになる。SQに関しては、若干
の売り越し若しくはフラットのイメージ。225型がフラットで、TOPIX型が若干売り
越しとの見方であり、中小型株には影響が出る可能性はありそう。 
 寄り前に発表される7―9月期GDP改定値の影響もありそうだが、基本的にはSQ通
過による需給懸念払拭のインパクトに期待したい。機械受注統計や瞬間的な振れの可能性
や週末要因、米雇用統計などを控えているため積極的には手掛けづらい状況ではあるが、
先行きの方向性としては10月末の戻り高値レベルを意識したトレンドが想定されよう。な
お、ネガティブ要因としては、ここに来ての上昇によって投資家の楽観指数が上昇してい
る感があるのと、昨日のマザーズなど新興市場の下げが気掛かりである。
(村瀬 智一)
298山師さん:2006/12/08(金) 15:37:46.97 ID:YRLdVe9M
さて、二人ともドテンは無いだろうが、どう見るか。
どうも景気指標が弱含みだからな。
299山師さん:2006/12/08(金) 17:07:18.17 ID:K1TUQnjb

株式クロージングコメント



 2006年12月08日16時29分
16200円レベルをサポートに10月末の戻り高値を徐々に意識

 日経平均は反落。55.54円安の16417.82円(出来高概算23億9400万株)で取引を終
えている。先物・オプション特別清算指数(SQ)に絡む売買は寄り付き寸前に大
口売りが出ており、日経平均採用1銘柄あたり30−40万株程度の売り物となった。サ
プライズの形となり、SQ値は16291.56円と16300円を割り込んでいる。SQ通過後
は見直し買いなども入り、寄り付き直後には16493.00円とプラスに転じる場面もみ
られている。注目された機械受注ではコンセンサス予想を下回ったことが嫌気さ
れ、下振れする場面もみられている。しかし、さらに売り込む動きにもつながら
ず、結果的には発表直後の16387.80円が本日の安値となるなど、マイナスレンジな
がら底堅さが目立っていた。
 11月の海外ヘッジファンドの決算対策に続き、メジャーSQ通過により需給圧迫
要因はまた一つ払拭されたとみる一方、シェア6割を占めてきた海外投資家による買
い基調が再び強まってきていることで、今後の方向性としては10月末の戻り高値を
意識した相場展開が期待される。追加利上げ観測や証券税制に関する問題はある
が、利上げについては再来週の金融政策決定会合で明らかになろうが、改めて嫌気
する流れというよりは押し目買いのタイミングになる可能性はありそう。雇用統計
を受けたNY市場の動向次第では不安定な動きも想定されるが、今週の安値である
16200円レベルをサポートとして意識した押し目買いスタンスとしたいところ。
 テクニカル面では、均衡表の先行スパン(雲)上限をサポート。再び雲の中に入
ったとしても16200円処で横ばいを続ける雲下限をサポートとして意識。また、週足
ベースでは、雲上限を完全に突破しており、今後は上昇する転換線(16268.77円)
をサポートとしたトレンドが想定される。特に週足ベースでは15400円レベルまで下
落しないと遅行線は下方転換シグナルを発生しないため、調整の場面では失望とい
うよりは押し目買い好機との見方である。
(村瀬 智一)
300山師さん:2006/12/08(金) 17:11:52.08 ID:K1TUQnjb
2006年12月08日(金)

今年最後のSQである本日の東京市場、朝方発表された7〜9月期GDP2時速報値
は前期比0.8%増と下方修正であったが相場は小幅に揉みあう前場となり、後場に
入っては2時発表の11月機械受注が予想6%プラスを下回る2.8%プラスとなった事
から大引けダウは55円安の16.407円で今週を終えている。先物は88.000枚の出来高
で16.400円引けである。昨日一昨日で約200円上昇して迎えた本日のSQであり、
発表された2つの指標とも予想より悪い結果であったにも関わらず小幅な下落で
SQ値16.291円を大きく上回っている点に注目である。
一つづつ心配された材料が解消されて来ており、しかも悪い結果でも相場は底堅い
。いずれにしても相場は11月27日を以って完全に好転しており、日々出て来る材料
をいずれも前向きに受け止めて来ている点に注目である。国内投資家はまだ半信
半疑であるが上昇につれて自信を持つようになって来るだけに強気強気で臨む所で
ある。それでは、また来週。
301山師さん:2006/12/08(金) 17:22:04.97 ID:K1TUQnjb
2006/12/08 「機械受注などを嫌気も、上昇余地あり」

 本日の日経平均は55.54円安の16417.82円で取引を終了した。朝方は売
り先行からスタートしたものの、その後は徐々に下げ渋る展開。一時前日
比プラスに転じる場面もあった。しかし、14時に発表された機械受注が下
ブレすると、株価は再度下値を試す展開。引けにかけて軟調に推移してお
り、この付近での上値の重さを感じさせた。業種別東証株価指数では海運
業、保険業などが下落。食料品、鉄鋼などが上昇となった。
 本日は株価材料の多い日であった。寄り付き前には7−9月期の実質国
内総生産(GDP)の改定値が発表され、市場予想をやや下回る状況。民
間設備投資の下ブレや個人消費の減速などが嫌気される形となり、寄り付
きの売り先行に繋がった。また、株価指数先物・オプションの特別清算指
数(SQ)算出に伴い、現物には仕掛け的な売りが先行する状況。SQ値
は16291.56円と始値を大きく下回っており、証券各社の思惑が交錯したこ
とがうかがえる。
 また、14時に発表された機械受注は、市場予想を下回る状況。市場コン
センサス6.1%増に対して実績は2.8%増となり、先物には悲観的な売りが
優勢となった。その後も今晩の米雇用統計への警戒感から買いが手控えら
れる状況。引けにかけてやや軟調な値動きとなった。
 一方、テクニカル面では、やや上ひげの長い十字線が出現する状況。2日
連続の十字線となっており、この価格帯では強弱感が対立していることを
示唆している。しかし、短期的なサポートラインとなっている5日移動平均
線はキープ。また、下方に空いていた窓(16401.31円−16416.30円)も完全
に埋めており、調整一巡感の強いチャート形状となっている。今後は上方に
空いている窓(16549.71円−16643.91円)を埋める順番であり、あと200円
程度の上値余地が残されている。積極的に上値を買い進むことはできないが、
一応買いポジションをキープすべきであろう。
 今度は千代大海の逆襲が始まったようだ。土俵際いっぱいから盛り返して
おり、朝青龍がやや怯んでいるようにも見える。ここから朝青龍の反撃が・・、
いや、そうではない。土俵の中から何だか手のようなモノが出ており、朝青龍
の足を引っ張っている。それでズルズルと後退したのか。もしかして泥沼男・・・。
土俵の中に埋まっていたようであり、彼の足をしっかりと掴んでいる。
――当然これは幻想だが、メインシナリオでは朝青龍の寄り切り勝ち。相撲
らしい相撲、しかも横綱相撲を見たいものである。

黒岩
302山師さん:2006/12/08(金) 17:28:09.73 ID:K1TUQnjb
明日の戦略―― 市場予想下回る機械受注で失望売り 来週は日銀短観に注目
 SQ算出に絡んで寄り付きは軟調、その後は前日終値を若干下回る水準で
推移していた。しかし、14時発表の10月の機械受注が前月比+2.8%で、市場
予想(+6.3%前後)を下回る着地になると、失望売りに押され値を崩した。
「14時前に若干強含みで推移→14時発表の機械受注が市場予想を下回る→
失望売りで後場一段安」というパターンは、今回で4ヵ月連続。このような
事態を受けて、内閣府は機械受注統計の発表時刻を現行の14時→8時50分に
移行することを発表した。同統計は設備投資の先行指標ということで注目度
が高いうえ、ブレが多きいだけに市場の波乱要因となっていた。賢明な措置
と思われるが、ザラ場中のマーケットイベントがなくなるのは寂しい限り。

 今週は下値固めの一週間となった。週初は米国株安や円高進行を受けて
弱含んだが、日経平均は25日移動平均を割り込まなかったことで下値を
確認。その後は押し目買いに支えられ上昇に転じると、7日には1ヵ月ぶり
に16500円台を回復した。週末は利益確定売りに押されたが、メジャーSQ値
(16291.56円)を100円超上回る水準で取引を終えた。SQ値を上回ると、
その後の相場は堅調な傾向があるため、来週は10月につけた戻り高値(16901円)
の更新に期待がかかる。
 注目の経済統計が多数発表された。10月の景気動向指数(6日発表)は、
景気の現状を示す一致指数が77.8%、数ヵ月先の景気動向を示す先行指数
は50.0%で着地。ともに、景気判断の分かれ目とされる50%を上回った。
その反面、7-9月の法人企業統計(4日)は全産業の設備投資(ソフトウェア除く)
は前年同期比+11.9%で、4-6月期実績(+18.4%)、市場予想(+16.1%)
を大きく下回った。この影響で7-9月GDP改定値(8日発表)も+0.8%
(速報値は+2.0%)に下方修正されたが、これすら市場予想(+1.1%)
に届かずじまい。さらに、10月の機械受注(8日発表)も前月比+2.8%で
市場予想(+6.3%)を下回り、景気減速への警戒感を払拭するには
至らなかった。

 来週は、12月の日銀短観(15日発表)が最大の注目材料だろう。
大企業・製造業のDIの市場予想は+25で、前回の+24から1ポイント
上昇する見通し。仮に予想通りなら指数の改善は3期連続で、2004年
9月以来の高水準となる見通し。今後の景気動向や日銀の早期利上げ
を見極める意味でも、どの程度の着地となるか注目される。
303:2006/12/08(金) 17:32:28.02 ID:u18ytXOz
どうもです。今日は病院にいって薬もらってきました。
来週からがんばりたいと思っています。
304山師さん:2006/12/08(金) 19:11:35.43 ID:teG7sBQq
携帯トレーダーなんで
このスレ助かります。お大事に >>303
305山師さん:2006/12/09(土) 17:53:23.53 ID:q0mIBqVW
保守です。
306:2006/12/10(日) 15:04:01.28 ID:e5TMRR5c
更新 : 06/12/8 18:00
動きづらい展開

今週の株式市場は、週末の15日に日銀短観の発表が控えているだけに動きづらい展開となりそうだ。
東京市場は悪材料に対し打たれ強くなっているが、年内利上げ観測が強まるようなら調整局面を迎える
事態も想定しておきたい。先週は注目された経済指標が事前予想を下回ったが売り急ぐ向きはみられず、
小じっかりした動きとなった。景況感の悪化や慎重な企業業績見通しなど悪材料が相当程度織り込まれ
たためだ。ただ、今週は金融政策に影響力の大きい日銀短観が発表となることから積極的な買いは後退
しそうだ。一方、需給動向が好転してるだけに下値も限定的と予想される。

提供:モーニングスター社
307:2006/12/10(日) 15:05:46.34 ID:e5TMRR5c
今週の見通し・株式 短観控え、もみ合いか
 今週の株式相場は週末に日銀の12月企業短期経済観測調査(短観)を控え、もみ合う展開か。
最近の急ピッチな反発に伴う警戒感に加え、短観の内容次第では日銀による年内利上げ観測が
台頭しかねないため、投資家は積極的な買いを控えるとの見方が多い。ただ押し目買い意欲も強く
下値は限られそうだ。

 先週の日経平均株価は週間で96円(0.6%弱)の上昇。約1カ月ぶりの高値水準となる1万6400円台
を付けたが、積極的に買い上がる動きは乏しかった。直近安値を付けた11月下旬からの上昇幅が
750円弱(4.7%)に達したほか、10月の機械受注
統計など景気指標が市場予想を下回ったためだ。

 今週は15日の日銀短観が焦点だ。大企業製造業の業況判断指数(DI)の市場予想は平均で
プラス25。前回9月調査より一ポイント上昇する見通しで、予想の範囲であれば景況感の改善が
好感されそうだ。

[12月10日/日本経済新聞 朝刊]
308:2006/12/10(日) 15:06:21.25 ID:e5TMRR5c
こう見てると、日経の予想は、大体当たってますね。
309山師さん:2006/12/10(日) 23:51:06.37 ID:sj03TROw
1さん乙。

なんだかまわりは、楽観的になってきましたねー。
自分は、怖くて買えませんが。

確かに日本経済新聞当たっていますね。
大きい視野で流れを見ている感じかな。
ただ、今の所ボックス相場だが、阿鼻叫喚になった時どう判断できるか。
まあ立場的には、早めに押し目を推奨してくると思う。
310:2006/12/11(月) 08:28:04.26 ID:eQzTZPx9
株式オープニングコメント  2006年12月11日08時10分


日米金融政策などに警戒も10月末高値を徐々に意識

 8日のNY市場は反発。ダウは29.08ドル高の12307.49、ナスダックは9.67ポイント高
の2437.36で取引を終了した。注目の雇用統計では非農業部門雇用者数が13万2千人と事前
予想を上回った。ただし、上ブレ幅は織り込み済みで長期金利の上昇も小幅にとどまった
ため、堅調推移となった。セクター別では、ソフトウェア・サービスやメディアが上昇す
る一方で耐久消費財・アパレルや運輸が軟調。シカゴ225先物は堅調に推移し、セトル
(清算値)は大証比150円高の16550円と高値レベル。ADRの日本株は花王、コマツ、松
下、ソニー、アドバンテスト、京セラ、日産自、トヨタ、HOYA、キヤノン、任天堂な
ど対東証比較(1ドル116.34円換算)全般しっかり。
 先週末の日経平均は、SQ通過後は見直し買いなども入り、寄り付き直後には16493.00
円とプラスに転じる場面もみられていた。また、注目された機械受注ではコンセンサス予
想を下回ったことが嫌気され、下振れする場面もみられた。しかし、さらに売り込む動き
にもつながらず、結果的には発表直後の16387.80円が安値となるなど、マイナスレンジな
がら底堅さが目立っていた。
 11月の海外ヘッジファンドの決算期末通過に続き、先週末のメジャーSQ通過によって
需給圧迫要因はまた一つ払拭されたとみられる。一方、欧州投資家の慎重スタンスは警戒
されるが、米国投資家の買い越しなど、シェア6割を占めてきた海外投資家による買い基調
が再び強まってきていることで、今後の方向性としては10月末の戻り高値(16900円処)
を徐々に意識した相場展開が期待される。
 日経平均の戻りの鈍さが意識されるとはいえ、現時点では年初の始値16294.65円を上回
っている状況である。日本株の相対的な出遅れ感が指摘されているが、これがマイナスで
あると、心理的には弱い市場=見送りとの見方となるが、若干でもプラスとなると、他の
株式市場との比較から出遅れているとの意識が強まりやすいと考えられる。日本を除くア
ジア13市場合計の時価総額が、中国、インドなどの上昇により東証を上回ったほか、欧州
18市場は世界最大のNY市場の時価総額に接近している。日本株の出遅れ感は相当強まり
そうだ。
 なお、今週も日銀短観、米FOMCを控え、日米金融政策などに警戒は必要ではある。
そのため不安定な動きも想定されるため、先週の安値である16200円レベル、SQ値、年
初の価格帯である16300円あたりをサポートとして意識し、徐々に10月末の戻り高値レベ
ルを意識したポジションにしたいところであろう。また、均衡表の先行スパン(雲)上限
がサポート。再び雲の中に入ったとしても16200円処で横ばいを続ける雲下限もサポート
として意識される。
(村瀬 智一)
311山師さん:2006/12/11(月) 08:37:31.81 ID:R+bT3YOS
黒岩朝版
2006/12/11 「買い先行も、ターニングポイントを見極める日」
 先週末の米国株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は29.08ドル高の12307.49ドル、
ナスダック総合指数は9.67ポイント高の2437.36ポイントとなった。朝方発表された雇用統
計が市場予想を上回ったことで、雇用情勢の底堅さが改めて認識される状況。米景気の
ソフトランディング(軟着陸)シナリオを示唆する内容として、主要株価指数の上昇へとつな
がった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16550円。大証終値と比べて150円高の水準
で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い
先行の展開を想定。再び上値を試す動きになると思われる。
 先週末の日経平均はGDP改定値の下方修正、機械受注の下ブレなどを受けて反落となった。
2日連続の上ひげ出現となっており、この付近での上値の重さを示唆していた。しかし、終値ベース
では5日移動平均線を死守したことに加え、下方に空いていた窓を完全に埋めている状況。短期的
な調整一巡感が漂っており、押し目買いポイントであることを示唆している。本日は米国株式相場の
上昇や円相場の下落などを背景に、輸出関連株中心にリバウンド歩調を強めそうだ。
 今週の株式相場で最大のポイントとなるのが、週末に予定されている日銀短観の発表。市場予想
では大企業際像業の業況判断指数(DI)はプラス25程度となっており、前回よりも1ポイント上昇する
見通しとなっている。週末に向けて国内景気への楽観論が高まる可能性があり、株価の下支え要因
となるだろう。その一方で、好調な経済指標が発表されれば、翌週の金融政策決定会合で日銀が利
上げに動く可能性が高まる。株価にとってはマイナス要因であり、週末にかけては思惑が交錯しそう
だ。現時点ではその方向性を見出すことは難しく、断定的な相場判断は避けたほうが良さそうだ。
 本日の日経平均はとりあえず買い先行のスタートとなりそう。その際注目されるのが、窓を空けて
上昇するかどうかいうこと。終値ベースでこの窓をキープすることができれば、「相場は強い」と判断。
今後の上昇へと繋がる可能性がある。しかし、上方の窓(16550.73円−16643.91円)を一部でも埋め、
終値ベースで「本日空けるであろう窓」が消滅した場合には、チャート的な目標達成感が台頭。上値の
限界値に達したと判断したい。そのような意味で今日は「相場のターニングポイントを見極める日」という
ことになろう。つまり、引け味が悪かった場合には「売り転換」ということになる。買いポジションを維持しな
がらも、いつでも“ドテン”できる準備を整えておくということだ。
312山師さん:2006/12/11(月) 12:36:09.51 ID:Gq+kHDpu
黒岩さん追記だって。

「9:04追記」
本日の日経平均は窓が空いておらず、相場の弱さを示唆。一応買いポジションは維持するものの、
上方の窓(16550.73円−16643.91円)に到達時(一部埋めを含む)には無条件で売り転換としたい。



買いポジション維持で、
窓埋めで売り転換?
下げても売り転換?

結局売り転換?

でも今日の黒岩は、前もって自分の行動を示しているから、個人投資家には、心強いな。
313山師さん:2006/12/11(月) 17:39:21.08 ID:R+bT3YOS
株式クロージングコメント  2006年12月11日16時30分

需給面での不安はなく目先的な達成感が出たとは考え難い
 日経平均は反発。110.17円高の16527.99円(出来高概算16億9100万株)と終値ベ
ースでは10月27日以来の16500円を回復している。先週末の米国市場の反発やシカゴ
先物の16500円に乗せていたことや為替の円安傾向などもあって、日経平均は買い先
行で始まった。しばらくは16500円前後での膠着感が強まっていたが、前引けにかけ
て先物市場で大口買いが入った影響から前引けでは16500円を回復して取引を終え、
後場に入ると鉄鋼、商社への買いに加えて輸出関連への買いバスケット観測が加わ
ったほか、先物市場での大口買いが連発した影響から上昇基調を強めている。
 これにより一時16600円に乗せており、10月27日と30日に空けているマド
(16643.91円−16549.71円)埋めを意識した値動きとなっている。大引けにかけて
はポジション調整の流れから上げ幅を縮めているが16500円は維持した。再編機運の
高まりなどもあって鉄鋼が軒並み値を上げる中、マルハとニチロの統合が一部で伝
わり、水産セクターに対しても再編の思惑が高まっている。
 大引けにかけての伸び悩みは、ほぼマド埋めを完了したとの見方や金融政策を見
極めたいとする流れもあり、ポジションをロングに傾け難い環境であったことを窺
わせる。また、東証1部の値上がり数は1000を超えているとは言え、資金は鉄鋼など
に集中している感があるほか、国際優良株が指数を押し上げている面もあり、上昇
ほど手掛けやすい相場環境ではないとも考えられる。そのため、需給面での不安は
なく本日の上昇で目先的な達成感が出たとは考え難い。反対に先行き不透明感が燻
っているために若干ショートに傾いている可能性はありそう。東証1部で信用倍率が
1倍を割り込んでいる銘柄は500を超えている状況であり、今後踏み上げ的な動きを
強める可能性も期待されよう。
(村瀬 智一)
314山師さん:2006/12/11(月) 20:03:45.99 ID:lgDK7wc6
村瀬 ↑
黒岩 ↓
ですね。明日が楽しみですね。
315:2006/12/12(火) 08:18:44.80 ID:BHDx6LP6
2006/12/12 「買い先行も、チャート面では達成感」
 昨日の米国株式相場は小幅続伸。ダウ工業株30種平均は20.99ドル高の12328.48ドル、
ナスダック総合指数は5.50ポイント高の2442.86ポイントとなった。M&A関連のニュースが
株価水準を押し上げたものの、翌日にFOMCを控えていることから、主要株価指数の
上昇幅は限定的。ダウ、ナスダックともに上値の重い展開となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)
は16650円。大証終値と比べて70円高の水準で取引を終了している。従って本日の
東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行の展開を想定。引き続き
上値を試す動きになると思われる。
 しかし、日経平均の日足チャートでは昨日時点で上方に空いていた窓を一部埋めており、
目標達成感の強いチャート形状。ローソク足では長い上ひげが出現しており、上値の限界値に
達したことを示唆している。短期的に上方の窓(16608.97円−16643.91円)を埋める可能性はあるが、
これはあくまでも“オーバーシュート”と認識。一時的に高い場面があれば、そこは“戻り売り
ポイント”と考える必要がありそうだ。
 昨日の東京株式相場は、日銀による年内利上げ観測の後退、円安進行などを背景に、
主力株中心に上昇した。本日も円安の一段の進行、証券軽減税率1年間延長報道などを
受けて上値を試す公算は大きい。しかし、今晩米国ではFOMCを控えているほか、
チャート面での達成感が漂っている。あくまでも上値余地は限定的であり、買い一巡後は
上値を抑えられる公算は大きそうだ。
 昨日はマルハ、ニチロの経営統合発表などで、水産株の一角が賑わった。鉄鋼株などにも
再編期待が高まっており、相場の牽引役となっている。しかし、このような銘柄の多くは短期的な
過熱感が高まっており、一時的な調整局面に突入する可能性が高い。急速に投資家心理が
悪化する恐れがあり、より警戒感を強める必要がありそうだ。電力株の上昇なども、
一時的な季節要因。敢えて物色するのならば割安感の強い中小型株にするべきであり、
一部市場から新興三市場、東証二部市場などへ資金シフトしたほうが良いだろう

(黒岩 泰)
316:2006/12/12(火) 08:30:23.59 ID:BHDx6LP6
株式オープニングコメント  2006年12月12日08時21分

達成感から弱含むなら押し目買いポイントに

 11日のNY市場は小幅続伸。ダウは20.99ドル高の12328.48、ナスダックは5.50ポ
イント高の2442.86で取引を終了した。相次ぐ買収・合併が好感されたが、明日に
FOMC(連邦公開市場委員会)を控えて上値の重い展開となった。セクター別では、メ
ディアや各種金融が上昇する一方で素材や資本財が軟調。シカゴ225先物は上昇し、
セトル(清算値)は大証比70円高の16650円。 
 昨日の日経平均は終値ベースで10月27日以来の16500円を回復。鉄鋼、商社への買
いに加えて輸出関連への買いバスケット観測が加わったほか、先物市場での大口買
いが連発した影響から一時16600円に乗せる場面もみられている。10月27日と30日に
空けているマド(16643.91円−16549.71円)埋めを意識した値動きとなり、ほぼマ
ド埋めを完了したとの見方や金融政策を見極めたいとする流れもあり、大引けにか
けては伸び悩んでいた。
 NY市場の上昇を背景に、本日は確実にマド埋めを完了させることになりそうで
ある。FOMCや日銀短観を控えていることもあり、その後の動きが鈍いものとな
れば、やはりテクニカル的な達成感が強まる可能性はありそうだ。ただし、昨日の
大引けにかけての伸び悩みをみてもポジションをロングに傾け難い環境であったこ
とを窺わせる。また、幅広い銘柄が値を上げていたものの、資金は鉄鋼などに集中
している感があるほか、国際優良株が指数を押し上げている面もあり、指数の上昇
ほど手掛けやすい相場環境ではないとも考えられる。
 そのため、需給面での不安はなく反対に先行き不透明感が燻っているために若干
ショートに傾いている可能性はありそう。東証1部で信用倍率が1倍を割り込んでい
る銘柄は500を超えている状況であり、今後踏み上げ的な動きを強める可能性も期待
されよう。また、鉄鋼に続き、昨日は水産セクターでのM&Aが伝えられるなど、
業界再編機運の広がりは投資家の物色意欲を強める要因となりそう。そのほか、週
後半に四季報の発売を控えていることもあり、業績再評価の動きも期待したい。
 テクニカル面では上ヒゲを残す格好となり、マドもほぼ埋めているため達成感が
出やすいと考えられるが、ボリンジャーバンドのプラス2σに接近していたため、達
成とみるにはまだ早いであろう。今後プラス2σが上昇していくことになり、急ピッ
チの上昇というよりは、じりじりと上値を取りに行く展開を想定。均衡表では終日
先行スパン(雲)上限で推移。昨日の上昇で遅行線は確実に上方転換シグナルを発
生させた。達成感から弱含む場面があるようなら、押し目買いポイントとの強気姿
勢を取りたいところである。
(村瀬 智一)
317山師さん:2006/12/12(火) 09:03:14.32 ID:gmLn+1bZ

.   ∩____∩゜.:+___∩: :.+
ワク. | ノ      ヽノ     ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | ●   ● | クマ
  ミ  '' ( _●_)''ミ'' ( _●_)''ミ クマ
. /  ._  |_/__ノヽ__  |_/__ノヽ
 -(___.)─(__)__.)─(__)─
318:2006/12/12(火) 11:57:32.64 ID:BHDx6LP6
株式ランチタイムコメント  2006年12月12日11時29分


マド埋め完了後も強い動き

午前の日経平均は続伸。151.87円高の16679.86円(出来高概算9億6000万株)で前場の取
引を終えている。11日のNY市場が小幅ながら続伸、シカゴ先物の上昇、為替の円安傾向
など前日同様の支援材料に加え、証券優遇税制の1年延長方針、再編機運の高まりなどを背
景に、日経平均は買い先行スタートとなった。その後は10月27日のマドを埋め水準での膠
着が続いていたが、欧州系からの買いバスケット観測などもあり、大手銀行など内需関連
銘柄の強い動きに刺激されて上げ幅を広げている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり960に
対して値下がり613、変わらず133と、値上がり数が全体の過半数を占めている。また、大
手銀などの強い動きにより、規模別株価指数では大型株指数の上げが目立っている。

担当 村瀬 智一
319:2006/12/12(火) 11:58:53.12 ID:BHDx6LP6
今日は銀行、振興不動産が強いね。しかもしっかりしたチャートをしている。
このままいっちゃうのか?
しかし、村瀬さん、黒岩先生に喧嘩売ってんのかな?w
320山師さん:2006/12/12(火) 12:06:26.92 ID:gmLn+1bZ
個人が積極的に買ってるようには見えないんですけど。
321山師さん:2006/12/12(火) 13:29:18.62 ID:gmLn+1bZ
やっぱりな。
黒岩先生のほうが正直だ。
村瀬さんがいくら当たり屋でもこの時期は証券業界のポジトークを取らざるを得ないのか。
322山師さん:2006/12/12(火) 15:28:41.76 ID:y1Ic0vAV
ポエムはまだかー?
323:2006/12/12(火) 23:03:50.12 ID:wffeXpSX
株式クロージングコメント  2006年12月12日17時04分


16500円処をサポートとし、10月戻り高値を意識

 日経平均は続伸。109.79円高の16637.78円(出来高概算18億3600万株)で取引を
終えている。11日のNY市場が小幅ながら続伸、シカゴ先物の上昇、為替の円安傾
向など前日同様の支援材料に加え、証券優遇税制の1年延長方針、再編機運の高まり
などを背景に日経平均は買い先行スタートとなった。また、欧州系からの買いバス
ケット観測などもあり、大手銀行など内需関連銘柄の強い動きに刺激されて10月27
日のマド埋めを完了させている。
 後場に入ると達成感から利益確定の流れが強まり、16600円を下回る場面もみられ
たが押し目買い意欲は強く、16600円をキープして取引を終えている。後場に入って
からの利食いの流れにより、規模別株価指数は大型株指数が強い半面、小型株指数
は辛うじてプラスを維持している状況。同様に新興市場の中小型株への利食いも強
まっており、ジャスダック、マザーズ、ヘラクレスの3市場はともに下落となった。
 日経平均は11月末以降の急ピッチの上昇に対する過熱感とマド埋め完了という達
成感により利食いの動きを強めているが、特に新興市場の利食いが目立っているた
め、ディーラーや個人など短期筋の動きが中心であろう。FOMCを控えた今晩の
米国市場の動向を見極めたいとするポジション調整の動きもあったと考えられる。
また、昨日は前引けにかけて買われ、後場寄り直後から上昇基調を強めていたが、
本日も前引けにかけて強含んだことで先回り的な買いが入った反動の可能性もあっ
たと考えられる。
 個別でも値動きが荒くなってきているが、それだけ見切りも早いため引き続き需
給不安を警戒する必要はないとみている。反対に達成感などから短期的にはショー
トに傾きやすいことから、ショートカバーの動きが強まる可能性はありそう。これ
まで年初とSQ値が位置する16300円処をサポートとして意識していたが、今回のマ
ド埋めで今後はマド下限レベルであった16500円処をサポートとして、10月戻り高値
を意識したスタンスとなる。
(村瀬 智一)
324:2006/12/13(水) 08:49:47.20 ID:kLwdXfXB
株式オープニングコメント  2006年12月13日08時28分


短期的にはショートに傾きやすそうだが、物色意欲衰えず

 12日のNY市場は小幅下落。ダウは12.90ドル安の12315.58、ナスダックは11.26ポイ
ント安の2431.60で取引を終了した。注目のFOMC(連邦公開市場委員会)では政策金利を現
状の5.25%に維持することが決定され、声明文の内容も前回とほぼ同様であった。家電小
売のベストバイが利益率低下を嫌気して下落するなど、予想を下回る決算・収益見通しを
発表する企業が目立ったようである。セクター別では、電気通信サービスや公益事業が上
昇する一方で素材や自動車・自動車部品が軟調。シカゴ225先物は大証比15円高の16685
円。ADRの日本株は日電産、新日鉄、トヨタ、任天堂、三菱UFJが冴えない。半面、
TDK、アドバンテスト、デンソー、リコーがしっかりなど、高安まちまち。

 昨日の日経平均は終値ベースで10/27以来の16600円を回復。為替の円安傾向などの支援
材料に加え、再編機運の高まりなどを背景に買い先行スタートとなった。欧州系からの買
いバスケット観測などもあり、10月27日のマド埋めを完了させている。後場に入ると達成
感から利益確定の流れが強まったが、16600円はキープして取引を終えている。ただし、
日経平均は続伸となったが、新興市場の中小型株への利食いが強まり、ジャスダック、マ
ザーズ、ヘラクレスの3市場はともに下落となった。

 日経平均は11月末以降の急ピッチの上昇に対する過熱感とマド埋め完了という達成感の
ほか、米FOMC後のNY市場の冴えない動きなどもあり、引き続き利食い売りの出やす
い地合いになりそうである。ただし、新興市場の利食いが目立っていたほか、個別でも値
動きが荒くなってきているが、それだけ見切りも早いため引き続き需給不安を警戒する必
要はないとみている。反対に達成感などから短期的にはショートに傾きやすいことから、
ショートカバーの動きが強まる可能性はありそう。業界再編機運の高まりから低PBR銘
柄などへの注目度が高まってきているほか、四季報発売を控えて業績再評価の流れ、信用
需給妙味の高い銘柄も増えており、物色意欲も衰えないと考えられる。

 これまで年初とSQ値が位置する16300円処をサポートとして意識していたが、今回の
マド埋めで今後はマド下限レベルであった16500円処をサポートとして、10月戻り高値を
意識したスタンスとなろう。
(村瀬 智一)
325山師さん:2006/12/13(水) 21:02:13.98 ID:mVvya4FN
またまた黒岩先生と対立しとる。
326山師さん:2006/12/14(木) 08:33:09.48 ID:vFrLHJV1
黒岩朝版
2006/12/14 「強気傾斜は危険、感染症に注意」

 昨日の米国株式相場は小幅反発。ダウ工業株30種平均は1.92ドル高の12317.50ドル、
ナスダック総合指数は0.81ポイント高の2432.41ポイントとなった。朝方発表された小売売
上高が市場予想を上回ったことで、米国景気の底堅さを確認。ダウは一時最高値をつけ
る場面もあった。しかし、その後は早期利下げ観測が後退したことで、主要株価指数は伸
び悩む形。原油価格の上昇も上値を抑える要因となった。また、シカゴ日経平均先物(C
ME)は16740円。大証終値と比べて40円高の水準で取引を終了している。従って本日の
東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い優勢の展開を想定。引き続き上値
を試す動きになると思われる。
 昨日の日経平均は大引けにかけて強含む展開。週末発表予定の日銀短観への警戒感
は強いものの、相場の底堅さが徐々に浸透しており、大引けにかけて買い優勢となった。
ローソク足でも下影陽線が出現しており、上値余地が残されていることを示唆。本日は円
相場も下落などが追い風となり、輸出関連株中心に買い先行の展開が期待できそうだ。
 ただ明日、今週の最大イベントである日銀短観を控えていることで、後場に入ってからは
警戒感が広がることが予想される。日経一面で「利上げ年内見送り」の観測記事が流れて
いるが、市場参加者としては「それが事実かどうか見極めたい」といったところが本音であろ
う。チャート的な目標達成感も強く、本日の上値は限定的。むしろ市場参加者が強気に傾き
すぎている面もあり、一段と警戒感を強める必要がありそうだ。
 昨日、東京都は「ノロウイルス警報」を発令した。感染症胃腸炎が前年比7割増となっており、
「例年にないペース」だと言う。主な症状は嘔吐、下痢、腹痛などだが、免疫力の低下した老人
などは死に至るケースもあるという。株式市場でも高値を買うことは、ウイルスに感染することと
同じ。後で激しい腹痛に見舞われないよう、細心の注意を払いたい。
327山師さん:2006/12/14(木) 08:34:16.67 ID:vFrLHJV1
株式オープニングコメント
 2006年12月14日08時24分
業界再編、季刊誌発売で業績再評価の動きも

 13日のNY市場は小幅上昇。ダウは1.92ドル高の12317.50、ナスダックは0.81ポイン
ト高の2432.41で取引を終了した。ユナイテッド航空とコンチネンタルの大手航空会社の
合併観測を好感して朝方は上昇して始まった。ただし、好調な11月小売売上高を受けた長
期金利の大幅上昇が上値を抑える展開となり、小幅な値動きに終始している。セクター別
では、エネルギーや小売が上昇した一方、運輸や半導体・同製造装置が軟調。シカゴ225
先物のセトル(清算値)は大証比40円高の16740円。ADRの日本株はコマツ、シャー
プ、ソニー、TDK、アドバンテスト、デンソー、京セラ、日東電、HOYA、キヤノ
ン、任天堂など対東証比較(1ドル117.54円換算)で全般しっかり。
 昨日の日経平均は膠着感を強めながらも3日続伸となり、高値引けとなった。急ピッチの
上昇による過熱感やテクニカル面での達成感、金融政策を見極めたいとする手控え要因な
どもあり一時16600円を割り込む場面をみせていた。ただ、国際優良株、コア30といった
主力の一角が終日強含みで推移するなど下値も相当堅く、また、業界再編期待を手掛りに
した物色も強く、ショートカバーを交えて大引けにかけてはじりじりと切り返しをみせて
いた。
 マド埋めなどテクニカル面のほか、騰落レシオが1ヶ月ぶりに100%台に乗せ、信用評価
損益率は4月以来の改善をみせるなど、所々に達成感が出てきている感はある。そのため、
NY市場の業界再編期待の高まりによる上昇や、予想を上回る米小売売上高によってクリ
スマス商戦への楽観論、また「日銀による年内利上げ見送り」との報道を好感はするもの
の、一段高というよりは、引き続きじりじりと10月の戻り高値を窺う展開を想定しておき
たい。基本的には来週の金融政策決定会合を控えて積極的には手掛けづらい状況であり、
瞬間的に利食いに押されるような場面で押し目を拾うスタンスといったところである。
 なお、慎重姿勢を強めていた欧州系からの買いバスケットが連日入っていると観測され
ており、安心感につながっている。業界再編の流れが広がりをみせていることも物色意欲
を後退させない要因である。過熱感や達成感などからポジションはロングに傾きづらく、
資金の逃げ足の早さも需給を悪化させないことにつながっている。
 そのため、引き続き16500円処をサポートとして意識し、10月の戻り高値をターゲット
にしたスタンスを継続。物色としては業界再編機運を手掛りにした低PBR銘柄や、季刊
誌発売により業績上振れ期待銘柄へは資金が集中する可能性もあろう。ただ、週初から強
い動きをみせており、短期的な需給要因などから日柄的には週末は弱含みとなる傾向はあ
るので注意したいところ。
(村瀬 智一)

328山師さん:2006/12/15(金) 08:38:12.05 ID:QIiQIA8O
株式オープニングコメント
 2006年12月15日08時27分
17000円を意識も一旦は過熱を冷ましたいところ

 14日のNY市場は続伸。ダウは99.26ドル高の12416.76と最高値を更新、ナスダックは
21.44ポイント高の2453.85で取引を終了した。ベアスターンズなど、好決算や堅調な収益
見通しを発表する企業が多く、じりじりと上げ幅を拡大している。セクター別でも全面高
となっており、特に小売やエネルギーが堅調。シカゴ225先物は一時16990円と17000円に
あと一歩に迫っており、セトル(清算値)は大証比110円高の16950円。ADRの日本株は
ソニー、TDK、アドバンテスト、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノン、リコー、三菱U
FJ、みずほFGなど全般堅調。
 昨日の日経平均は4日続伸で連日の高値引けとなった。全般的には膠着感の強い相場展開
であったが、国際優良株など主力株中心に海外勢による買いバスケットが入り、指数の上
昇をけん引している。日経平均は10月戻り高値(16901.53 10/24)を捉えつつあるが、
14日のNY市場の上昇を受けてシカゴ225先物は一時16990円を付けていることもあり、戻
り高値更新から17000円を意識した相場展開となりそうだ。また、日銀短観が寄り前に発
表となるが、短観の内容がどうであれ、手控えていた向きの買いも入る可能性はあろう。
ただ、過熱感、達成感といった部分は相当大きくなるため、戻り高値到達後は判断が分か
れるところである。日足ベースではボリンジャーバンドのプラス2σを若干オーバーシュー
トしているため、過熱部分は一旦冷ましたいところではある。一方、週足ベースの均衡表
では、ここで達成感というよりは、4月高値を想定。短期的に過熱ながら、中長期的には上
を目指した形状といったところである。
 週末要因と週初からの強い動きの反動、短期的な需給では日柄的に週前半が高ければ、
週末安(週初安→週末高)なども警戒されるため、買い一巡後は過熱部分を冷ます動きは
ありそう。終値ベースで10月高値を確実に超えた段階で、サポートレベルを戻り高値の
16900円に引き上げ、来週以降、4月高値を意識したスタンスでも間に合うだろう。
また、連日海外勢によるバスケット買い観測されているが、12月1週の投資主体別では外
国人の買越額は今年最大となっているなど、不安心理が全面に出ていた向きもロングポジ
ションを取りやすくなると考えられる。ロングに傾いた反動などから、結果的に一旦過熱
を冷ます場面はあるとみている。
 物色としては国際優良株中心になりそうだが、昨日の値上がり率上位をみると、年初以
降下落基調が続いていた銘柄が大きく切り返している。過熱感などもあって参加しづらい
主力株から、売り込まれていた銘柄の修正の流れが続けば、これまでと変わって、手掛け
やすい相場展開へ向かう可能性はありそうだ。
(村瀬 智一)
329山師さん:2006/12/15(金) 12:17:28.97 ID:QIiQIA8O
ランチタイムコメント
 2006年12月15日11時29分
5月の下落スタート時の水準を回復

午前の日経平均は5営業日続伸。103.55円高の16932.75円(出来高概算8億3000万株)と
10月24日の戻り高値(16901.53円)を突破し、5月の下落スタート時の水準を回復してい
る。14日の米国市場ではダウが最高値を更新し、ナスダックが年初来高値更新となったほ
か、これを受けてシカゴ225先物は一時16990円まで上昇していた流れを受けて、寄り付き
段階で10月の戻り高値を超えて始まっている。

このところの為替の円安基調や海外勢による買いバスケット観測に加え、寄り前に発表さ
れた日銀短観は予想通りであったこともあり、値がさハイテクや国際優良株が買い先行で
始まっているほか、大手銀行、不動産といった内需関連も強い動きをみせている。ただ、
16959.91円まで上げ幅を広げた後は、急ピッチの上昇に対する過熱感や戻り高値到達によ
る達成感などもあり、高値圏でのもみ合いが続いている。そのため日経平均の上げ幅は
100円を超えてはいるが、日中の値幅は50円程度と、ここ数日同様の狭い値動きである。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり989に対して値下がり550、変わらず167と、値上がり数は
過半数を占めている。

担当 村瀬 智一
330山師さん:2006/12/15(金) 17:09:56.55 ID:QIiQIA8O
クロージングコメント
 2006年12月15日17時01分
過熱を冷ます間に、売り込まれていた銘柄などを見直す動きも

 日経平均は5営業日続伸。85.11円高の16914.31円(出来高概算16億5900万株)と
10月24日の戻り高値(16901.53円)を突破し、5月の下落スタート時の水準を回復し
ている。14日の米国市場の上昇の流れを受けてシカゴ225先物が一時16990円まで上
昇していたこともあり、寄り付き段階で10月の戻り高値を超えて始まっている。為
替の円安基調や海外勢による買いバスケット観測に加え、寄り前に発表された日銀
短観が予想通りであったことから、値がさハイテクや国際優良株が買い先行で始ま
り、大手銀行、不動産といった内需関連も強い動きをみせている。
 ただ、16959.91円まで上げ幅を広げた後は、急ピッチの上昇に対する過熱感や戻
り高値到達による達成感などもあり、高値圏でのもみ合いが続いた。後場に入ると
昼のバスケットがやや売り決め優勢との観測もあって、16858.35円と16900円を下回
る場面もみられている。とは言え、国際優良株が引き続き強い動きをみせているな
ど、押し目買い意欲の強さから、その後は16900円レベルで推移。大引けにかけては
連続の高値引けに期待していた面もあってか、先物市場での大口売りの影響から上
げ幅を縮めている。
 来週は18−19日に日銀政策委・金融政策決定会合が予定されている。年内追加利
上げはないとの方針が伝わっているため、それほど警戒する必要はなさそうであ
る。瞬間的なショック安に見舞われたとしても、これまで積極的には参加しづらい
相場が続いていたため、反対に押し目買いの好機となる可能性はあろう。また、テ
クニカル面での達成感や、連日膠着を続けながらじり高基調が続いているため、ど
ちらかというとポジション的にはショートが増えやすい状況でもあると考えられる
ため、需給妙味はあるとみている。
 また、国際優良株の上昇が目立っているが、徐々に大きく売り込まれていた銘柄
などを見直す動きも目立ってきている。国際優良株主導では国内外の機関投資家中
心で手がけづらかったが、出遅れ物色が広がりをみせるようだと、これまでと一
転、個人投資家などにとっては手掛けやすい相場になりそうである。また、IPO
も初日に値が付かない銘柄や、人気薄であった名証セントレックス銘柄へのIPO
人気が高まっていることも投資マインドが改善している証拠であろう。IPO人気
が、ミクシィなど直近IPOへの出直り意識につながるといった、好循環が期待さ
れる。高値警戒感などから日経平均が膠着感を強めたとしても、売り込まれていた
銘柄などの見直しの流れなどから物色意欲は後退せず、その間に日経平均が過熱を
冷ますといった格好となれば、その後17000円や4月高値(17563.37円)を意識する
といった先高期待を強めることが期待される。
(村瀬 智一)
331山師さん:2006/12/15(金) 17:51:36.71 ID:a5SvvYPf
むう。
何かアナリストが総一色で大納会に向け強気になってきてるな。
例年通りと言われればその通りではあるが。
332山師さん:2006/12/15(金) 18:38:24.57 ID:A3UUlyts
>>331
こないだ黒岩が下げいうて曲げたとき村瀬は否定してたよな
村瀬は信頼できるかもしれん....地味だがw
333山師さん:2006/12/16(土) 17:48:59.22 ID:WrWz6KQI
>>332
才能無いから首になったんだろw
334山師さん:2006/12/16(土) 18:02:02.98 ID:wSxAapr3
おち○ん○んが恋しいよぅ!!誰か提供して・・・
http://uteutemannzoku.tonosama.jp/
335山師さん:2006/12/16(土) 18:27:32.22 ID:Q0+0hZD3
岩瀬 >>>>>>>>>黒岩
336山師さん:2006/12/18(月) 08:33:05.14 ID:461YRGMP
2006年12月18日08時09分
短期的に調整がほしいところ

 15日のNY市場は続伸。ダウは28.76ドル高の12445.52と連日の最高値更新。ナスダッ
クは3.35ポイント高の2457.20と11月下旬以来の高値を付けて取引を終了した。11月消費
者物価指数が前月比横這いとなり、インフレの抑制が好感されて上昇して始まった。上昇
一巡後は本日がオプションや先物の決済日となることから出来高が膨らむ一方、株価は小
動きに終始する展開となった。セクター別では、資本財や素材が上昇した一方、消費者サ
ービスやエネルギーが軟調。シカゴ225先物は一時17070円まで上昇し、その後は上げ幅を
縮め、セトル(清算値)は大証比60円高の16970円。ADRの日本株は、エーザイ、富士
フイルム、コマツ、日電産、松下、シャープ、ソニー、TDK、アドバンテスト、ホン
ダ、HOYA、キヤノン、三井住友、みずほFGなど対東証・日本円換算で全般堅調。

 先週の日経平均は5営業日続伸で10月24日の戻り高値(16901.53円)を突破し、5月の下
落スタート時の水準を回復。引き続き米国市場の強い動きが刺激になり、寄り付き段階で
10月の戻り高値を超えて始まっている。ただ、急ピッチの上昇に対する過熱感や戻り高値
到達による達成感などもあり、高値圏でのもみ合いが続いた。大引けにかけては連続の高
値引けに期待していた面もあってか、先物市場での大口売りの影響から上げ幅を縮めてい
た。

 15日のNY市場ではダウは連日の最高値を更新し、シカゴ先物は一時17070円まで値を
上げている。そのため、週初の段階で節目の17000円回復が期待されている。マド埋め、
10月戻り高値、そして節目の17000円と、次々とクリアすることによって、反対に過熱感
や達成感は高まることになる。ただし、先週の5日続伸をみても、寄り付き段階で上昇し、
その後は膠着感を強めていただけに、積極的にポジションを取りづらい状況であった。そ
のため、需給的にはロングに傾いていない状況であり、今後4月高値突破の可能性はある。
18-19日の金融政策決定会合通過でアク抜け感も出てきそうである。

 ただし、警戒要因が払拭されたわけではない。投資主体では海外投資家が11月は現物と
先物の合計で1兆円超の売り越しとなっていたが、11月5週、12月1週で8000億円を買い越
している。先週も相当買い越していると考えられるため、1兆円の売りに対するカバーは一
巡したとの見方もされる。また、今週からXマスシーズンに突入するため、シェア6割を握
る海外勢の動きが鈍る可能性もある。そうなると、テクニカル面での過熱を冷ます意味で
一旦は調整を交えることは十分考えられよう。

 テクニカル面では、目先的には4月高値(17563.37円)を意識する一方、短期過熱を考
慮して現時点ではマド上限の16600円処をサポートと認識している。これが、週初に17000
円を付けるようだと、今度は10月高値の16900円に切り上がることになる。中長期的には
依然として上基調ではあるが、短期的には5日線、25日線レベルまでの調整があっても何
らおかしくないため、転換レベルを徐々に切り上げる必要がある。
(村瀬 智一)
337山師さん:2006/12/18(月) 08:33:20.69 ID:461YRGMP
朝版 2006/12/18  「出遅れたら負け、感応度の高い銘柄で・・・」
 先週末の米国株式相場は3日続伸。ダウ工業株30種平均は28.76ドル高の12445.52ドル、
ナスダック総合指数は3.35ポイント高の2457.20ポイントとなった。朝方発表された11月の消
費者物価指数(CPI)が横ばいとなったことで、インフレ懸念が後退。主要株価指数は軒並
み上昇となった。しかし、買い手掛かりが乏しく、上昇幅は限定的。ダウ、ナスダック共に上
ひげが出現した。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16970円。大証終値と比べて60円高
の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感
して、買い先行の展開を想定。引き続き上値を試す動きになると思われる。
 先週末の日経平均は米国株式相場の上昇、円安進行などを受けて、約2ヶ月ぶりに16900円
台を回復した。17000円の大台には届かなかったものの、日足チャートでは連日の窓空け。力
強い上昇相場となっており、ローソク足による天井到達感も乏しい状態にある。十分な上値余
地が残されていることを示唆しており、本日も上値を試す展開となりそうだ。
 市場が注目しているのは、やはり日銀による年内利上げ実施の有無であろう。今日、明日と
2日間で日銀金融政策決定会合が開催される予定となっており、ここで利上げが実施されるか
最終結論が出されることになる。市場のコンセンサスでは「まず、年内の利上げはない」となっ
ており、万が一利上げが実施されればネガティブサプライズ(株価急落)を引き起こすことにな
ろう。 ただ、ここにきて日銀は慎重姿勢を見せており、利上げの可能性はほとんどないと考え
たい。その根拠となるのが“需給ギャップの悪化”であり、先のGDP統計で“供給超過”に転じた
からである。また、マーケットに対する配慮も加わり、利上げのタイミングは年明け以降になると
考えたい。
 株式相場は週初こそ、利上げの有無を睨んで上値の重い展開を強いられる可能性はあるが、
基本的な相場のトレンドは上向き。円安による企業業績の良化なども追い風となり、株価は上
値を試す公算は大きい。株式相場は未曾有の大相場に突入したようだ。テクニカル指標の“過
熱感”に惑わされず、指数感応度の高い銘柄(高ベータ銘柄など)で値幅を取らなければなら
ない。出遅れたら負けである。
338山師さん:2006/12/18(月) 09:50:08.46 ID:RtomqUKJ
何でアナリストもTVの日興、ミサワをスルーなんだ?
何かコエーよ。
339山師さん:2006/12/18(月) 12:04:36.43 ID:qM4cpDn3
来年は消費税率があがるから、株価は上げたいんだろ。
340山師さん:2006/12/18(月) 12:05:57.92 ID:RtomqUKJ
>>339
来年法案が通っても実行されるのは1〜2年先になるぉ。
341山師さん:2006/12/18(月) 20:39:45.88 ID:JlkeOGQU
糞岩が超楽観は売り、日興、ミサワ以外にも楽天もやばそうだ。
342山師さん :2006/12/18(月) 21:03:09.55 ID:RlUeEoPE
343山師さん:2006/12/19(火) 08:17:16.90 ID:FAJmAdTS
トレイダーズウェブ 今日の株式見通し――下値を探る
 今日の東京市場は、下値を探る動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は、しっかりとした値動きになった。先週末の米国株式が上昇したことや、円安の
進行、また海外投資家の買いへの思惑が相場を下値支えし、後場には17000円に迫る場面もあった。
しかし、週明けの米国株式は反落となった。M&Aのニュースや、シティグループの投資判断が引き
上げられたことなどを好感し、NYダウは史上最高値を更新する場面があったものの、終盤は反落に
転じた。注目される経済統計の発表を前にして、利益の確定売りが相場を押し下げた。また、シカゴ市
場の日経先物は16800円台まで値を下げている。これを受けて、本日の東京市場は、売りが先行しそう
だ。昨日の米国市場でとりわけハイテク株が利益の確定売りに押されたことが、東京市場でも同セク
ターの売りを誘い株価指数の重石になる。また、会計不正問題で日興株が監理ポストに割り当てられ
たことも、市場心理を重くするだろう。特に、11月下旬の安値からは約3週間で1400円近い上昇となり、
さらに昨日まで6連騰だったこともあり、利益の確定売りは出やすい状況ではある。ただ、積極的に売
り込むだけの材料が出たとはまだ言えず、相場の基調自体には大きな変化はなさそうだ。そのため、
海外投資家の動きを見極めながらだが、引き続き押し目買いは続くと見られる。本日の東京市場は、
利益の確定売りをこなしながら下値を探る動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は6日続伸。先週末の高値を上回り、短期では11月の安値15615円(27日)か
らの上昇トレンド、そして中期では年初来安値14045円(6月14日)からの上昇トレンドが継続中。上値
の目途としては、心理的な節目の17000円がある。また、15日の高値16959円からその後につけた同
日の安値16858円までの下落の倍返しとなる17060円も、目先では上値の目途。さらに、17000円台定
着となれば、今年最大の下落の起点となった、大型連休明け直後の高値17375円(5月8日)がターゲッ
トとなる。一方、下値は16900円水準が最初の下値のサポート。ここには、10月高値15901円(24日)が
ある。ただし、12月14日高値16829円からのマドを埋めると、昨日の高値16993円が目先でのピークとな
る可能性が出てくる。その場合は、年初来高値17563円(4月7日)と10月高値を結んだラインのある
16700円台が、強いサポートになる。
344山師さん:2006/12/19(火) 08:19:43.14 ID:FAJmAdTS
オープニングコメント
 2006年12月19日08時07分
過熱を冷ます意味でも5日線レベルまでの調整はあった方が
 18日のNY市場は4営業日ぶりに反落。ダウは4.25ドル安の12441.27、ナスダックは
21.63ポイント安の2435.57で取引を終了した。相次ぐ大型買収の報道を好感して朝方は上
昇して始まったものの、その後は利食い売りに押され軟調な展開となった。セクター別で
は、各種金融や資本財が上昇した一方、ソフトウェア・サービスやエネルギーが軟調。ダ
ウ構成銘柄ではメリルリンチが投資判断を引き上げたシティグループ(C)が上昇する一
方、原油価格の下落を受けてエクソン・モービル(XOM)が軟調。シカゴ225先物は大証比80
円安の16880円。ADRの日本株はキリン、富士フイルム、日電産、松下、ソニー、TD
K、アドバンテスト、デンソー、京セラ、トヨタ、キヤノン、三菱UFJなど対東証・円
換算で全般小安い。

 昨日の日経平均は6営業日続伸。米国市場の強い動きとシカゴ先物の上昇など、先高観の
高まりを背景に買い先行スタートとなった。また、非公式の外資系注文動向が買い越しで
あったことや、買いバスケット観測も押し上げ要因となった。ただし、利食いなど戻り待
ちの売り圧力も強く、高値レベルでの膠着が続いている。後場に入ると先物市場では断続
的な買いによって17000円を付けていたが、日経平均は一時16993.88円と、17000円に乗
せられなかったことで徐々に上値の重さが意識されている。そのため、前場段階で40円程
度だった日経平均の値幅は、後場も50円程度にとどまっている。

 17000円に乗せられなかったことで上値の重さが意識されやすいが、テクニカル面での
過熱感やマド埋め、10月戻り高値突破といった目先的な達成感も出ていたことを考える
と、それ程ネガティブになる必要はなさそうである。どちらかと言うと金融政策決定会合
後のアク抜けを意識した先高期待は徐々に膨らんでいると考えられる。ただ、これまで同
様、中長期的にはトレンドは上向きであるものの、短期的には過熱を冷ます必要はあると
みている。週明けのNY市場は反落、シカゴ225先物も大証比80円安となっていることも
あり、過熱を冷ます意味でも5日線レベルまでの調整はあった方が良さそうである。

 12月に入り再び指数インパクトの高い銘柄への集中投資による上昇が目立っているが、
短期的にはこれら銘柄へのシフトには妙味はあるが、昨日のアドバンテストなどは100円
高ながら、寄り付きとの比較では10円高である。週末にかけてはシェア6割を占める海外
勢はXマス休暇に入るため動きは鈍る可能性はある。割り切ったスカルピング(回転売
買、日計り)以外は、業績再評価や売り込まれていた銘柄等の見直しを意識した中長期的
なスタンスとしてオーバーナイトポジションを徐々に取りたいところである。
(村瀬 智一)
345山師さん:2006/12/19(火) 08:21:16.87 ID:FAJmAdTS
マーケットバンク/黒岩 朝版 2006/12/19 「一旦は調整も、押し目買い局面」
 昨日の米国株式相場は反落。ダウ工業株30種平均は4.25ドル安の12441.27ドル、ナスダ
ック総合指数は21.63ポイント安の2435.57ポイントとなった。M&Aに関するニュースが相
次いだことから買い先行となったが、その後は高値警戒感から上値が重くなる展開。原油
先物相場の下落がエネルギー関連銘柄を押し下げたほか、主要な経済指標の発表を控
えていることもあり、主要株価指数は軟調な推移となった。また、シカゴ日経平均先物(C
ME)は16880円。大証終値と比べて80円安の水準で取引を終了している。従って本日の
東京株式相場は米国株式相場の下落を嫌気して売り先行の展開を想定。日興コーデの
監理ポスト入りなども悪材料となり、一旦下値を試すものと思われる。
 しかし、昨日の日経平均先物は一時17000円の大台を回復するなど、依然として上値模
索の状態が続いている。一部短期的な過熱感を指摘する向きはあるが、順調に売り物を
こなしている様子。チャート的な天井到達感は乏しく、上昇相場は継続していると考えたい。
本日は米国株式相場の下落などから売りが先行すると思われるが、売り一巡後は押し目
買いが優勢となりそうだ。
 本日注目される材料は、やはり日銀金融政策決定会合の2日目であろう。利上げの有無
が明らかになることで、市場にはひとまず安心感が広がりそうだ。市場コンセンサスは「利
上げなし」の方向。その後の福井総裁の会見が焦点となり、利上げのタイミングが年初な
のか、それともそれ以降なのか、マーケットの関心が移ることになる。早期の利上げ実施
観測が強まれば、膨大な円キャリー・トレードの巻き戻しが懸念される状況となる。急速な
円高進行、株価下落の恐れがあり、「福井発言」が明日以降の相場を大きく動かす可能性
がある。
 本日の日経平均は下方に空いている窓(16829.20円−16858.35円)を埋める展開となり
そうだ。しかし、この窓さえ埋めてしまえば、短期的な調整が終了したことを示唆。急上昇
を続ける5日移動平均線のサポートも期待でき、押し目買い局面と認識できそうだ。また、
日経平均採用銘柄で「ポスト日興」を探す動きも予想され、関連銘柄には思惑的な買いが
集まりそう。本日の相場はあくまでも“適度な調整”と割り切りたい。
346山師さん:2006/12/19(火) 09:20:38.70 ID:7BQz1v0k

むかし かぶ知恵の藤井がフィスコにいた時代藤井と黒岩が 「投資戦略会議」と言う番組で一週間以内に上がる株を予想するんだが
毎週あまりにも当らないので司会の安部さんもフォローのしょうがなかった それはひどかった そして番組は人知れず消えていった
347山師さん:2006/12/19(火) 11:08:52.62 ID:2Z8oBuHV
>>343
乙。
トレイダーズウェブも追加したんですね。
今の日本市場は、マザーズの機嫌次第のようだね。
日本はとうとう新興市場になってしまったかw・・・・・
348山師さん:2006/12/19(火) 16:53:00.61 ID:FAJmAdTS
クロージングコメント 2006年12月19日16時48分
先高期待強く、売り方にとっては仕掛けやすい相場展開も

 日経平均は7営業日ぶりに反落。185.23円安の16776.88円(出来高概算17億1800万
株)と4営業日ぶりに16800円を下回って取引を終えている。前日の17000円回復目前
での上値の重さや、18日の米国市場の調整、日興CGの監理ポスト入りなどを背景
に、利食い優勢の展開となった。前引けにかけては先物市場での大口買いやアドバ
ンテストなど指数インパクトの高い銘柄への仕掛け的な買いなどから、じりじりと
下げ幅を縮める場面をみせていた。
 しかし、後場に入ると再び次第に利食いの動きを強め、サポートとして意識され
ていた5日線レベルを維持できなかった辺りから売りが加速。注目されていた政策決
定会合では、金融政策の現状維持が伝えられたが影響は限定的。また、タイ証取で
は株価指数が10%の下落となったことで取引が停止になったと伝えられており、手
控え要因につながった面もあるようだ。指数を下支えしていたキヤノン、アドバン
テストなども下げに転じた影響から、日経平均は一時200円を超える下げ幅をみせて
いる。東証1部の値下がり数も徐々に増加していき、大引けでは1400を超えて全体の
9割近くを占めた。
 過熱を冷ます意味では理想的な調整となったが、5日線レベルをサポートするとみ
ていた向きは多かったとみられる。前場段階で5日線をサポートして切り返していた
だけに、短期需給はロングに傾いていた感はある。その後再び5日線に接近しこれを
割り込んでしまったため、ロングの投げが加速したと考えられる。目先的にはボリ
ンジャーバンドのプラス1σレベルと均衡表の転換線レベルが位置する16660-16690
円辺りが下値メド。これを一気に割り込むようなら25日線レベルの調整を覚悟して
おく必要はありそうだが、5日線をサポート出来なかった短期的な需給影響とみら
れ、プラス1σ辺りと見ておくのが妥当であろう。
 現時点では短期的には過熱ながら、中長期的には上を目指した形状であるため、
本日の調整でプラス2σへの上昇余地が250円程度に拡大したと、調整一巡後への期
待が高まる状況である。しかし、海外勢による買いが一巡したとの見方や、週末に
かけてXマス休暇入りするため、シェア6割を占める外国人投資家のオーダーは減少
に向かうとみられる。先高期待が強いだけに、先物などの売り方にとっては仕掛け
やすい相場展開となる可能性もありそうだ。BBレシオを控えている米SOX、ナ
スダックなどの影響もあろうが、5日線レベルでの売り仕掛け的な動きには注意した
いところ。
(村瀬 智一)
349山師さん:2006/12/19(火) 16:54:47.49 ID:FAJmAdTS
黒岩夕版 2006/12/19 「タイ株急落を嫌気も、単なるスピード調整」
 本日の日経平均株価は185.23円安の16776.88円で取引を終了した。朝方は米国株式
相場の下落、日興コーデの監理ポスト入りなどを嫌気して売り先行となったが、その後
は徐々に落ち着いた動き。前引けでは前日比変わらず近辺まで値を戻した。しかし、後
場に入ってからは福井日銀総裁の会見を控えていること、タイ株の急落などを受けて、
ほぼ全面安の様相。短期的な過熱感が強かったこともあり、大引けにかけて下落に拍
車がかかった。業種別東証株価指数では海運業など4業種のみが上昇。他のセクター
は下落となった。
 本日相場が崩れた要因は、タイ金融当局が資金流入抑制策を発表したこと。タイバー
ツの下落に加え、タイ株式指数が13%以上の下落。アジア各国の株価下落にも波及し
ており、国内投資家も一旦リスク回避に動いたようだ。90年代後半のアジア通貨危機を
想起させる展開であり、投資家の不安心理を高める状況。企業決算に対する不信感が
高まっていただけに、多くの投資家が弱気に傾いたようだ。
 また、監理ポスト入りした日興コーデはストップ安売り気配。大引けでは差し引き6000
万株以上の売り残りがあり、依然下落余地が残されていることを示唆している。機関投
資家の一部には監理ポスト入りした銘柄に対して機械的に売却するルールがあり、こう
した売り注文も大量売り気配へと繋がったようだ。
 本日の日経平均は下方の窓(16829.20円−16858.35円)を完全に埋めることになった。
ローソク足では上影陰線が出現したことに加え、重要なサポートラインである5日移動平
均線を割り込む状況。先安観の強いチャート形状であり、下値不安が高まる状況となっ
ている。しかし、下方の窓を完全に埋めたことで調整一巡感が台頭。押し目買いポイント
であることを示唆しており、これ以上弱気になる必要はない。むしろ短期的な過熱感を
冷やすには“絶好の調整”と解釈でき、ここから急反発する展開を予想したい。高値で
買った投資家の振るい落としを実現したことで、需給が急速に改善すると思われる。
 本日の下落はいわば“スピード調整”の類。世の中、目立ちすぎた、行き過ぎたもの
に対しては必ずその調整が入るものである。実際、毎朝通勤で利用している都営バス
も、早すぎる運行に対しては時間調整で対応している。「5分間隔で運行してるんだか
ら、待ち時間なんか作るなよ。」と言いたいところではあるが、電車の運行と連動してい
る理由もあり、そのようなワガママを言うことはできない。「ただいま時間調整のため、し
ばらく停車します。」そんな運転手の一言が聞こえてきそうな相場展開であった。
350天下の無限:2006/12/19(火) 16:58:36.64 ID:IgPBeSFK
アナリストなんぞ糞だ!
援けてヤロウ!
代サービスだ!
デイトレなんて止めてどっしり構えて望め!
信じる物だけ買え!
馬鹿は来るな!

1983 東芝プラント 755円(+22) 11/8 673円
外資介入中。

4023 クレハ 554円(+2) 11/30 542円
10/6にも新規掲載しましたが、その時の手が入ったままです。
大口筋、ファンド介入中。

4617 中国塗料 872円(+20) 11/13 777円
ファンド介入中。

5101 横浜ゴム 723円(+14) 11/24 649円
ファンド、機関投資家介入中。

5479 日本金属工業 373円(+8) 12/4 337円
目先筋、ファンドなど複数介入中。

5480 日本冶金工業 702円(+16) 12/11 662円
以前からファンドが介入しております。

6588 東芝テック 622円(+2) 11/9 580円
ファンド、機関投資家介入中。

6622 ダイヘン 594円(+11) 12/14 579円
外資ファンド介入中。

7224 新明和工業 598円(+2) 11/29 575円
大口筋介入中。

7968 田崎真珠 600円(+5) 12/5 557円
351山師さん:2006/12/20(水) 00:23:01.98 ID:iSOgcBys
めずらしく糞岩と村瀬の意見が同じだな
352山師さん:2006/12/20(水) 01:59:00.04 ID:t1/9h8O9
「5分間隔で運行してるんだから・・・」
って、5日移動平均線のこと?
353山師さん:2006/12/20(水) 08:18:10.96 ID:rWklmPrk
 2006年12月20日08時12分
5日線レベルでの売り仕掛け的な動きには注意したいところ
 19日のNY市場はまちまち。ダウは30.05ドル高の12471.32、ナスダックは6.02ポイン
ト安の2429.55で取引を終了した。朝方発表された11月の生産者物価指数が予想外の2%上
昇となったことが嫌気され下落して始まった。またタイの外資規制も不透明要因となって
いる。しかしながら、原油価格の上昇を受けてエネルギーセクターが堅調推移し、ダウを
けん引している。セクター別では、エネルギーやヘルスケア機器・サービスが上昇する一
方で、不動産や半導体・同製造装置が軟調。シカゴ225先物は大証比20円安の16790円。A
DRの日本株は日電産、TDK、京セラ、日産自、トヨタ、リコー、三菱UFJなど対東
証比較(1ドル118.12円換算)では全般小じっかり。
 昨日の日経平均は7営業日ぶりに反落。先物市場での仕掛け的な買いなどから、じりじり
と下げ幅を縮める場面をみせていたが、サポートとして意識されていた5日線レベルを維持
できなかった辺りから売りが加速。指数を下支えしていたキヤノン、アドバンテストなど
も下げに転じた影響から、日経平均は一時200円を超える下げ幅をみせていた。押し目買
い意欲から5日線レベルをサポートするとみていた向きは多かったとみられ、短期需給はロ
ングに傾いていた感はある。その5日線を割り込んでしまったため、ロングの投げが加速し
たと考えられる。
 目先的にはボリンジャーバンドのプラス1σレベルと均衡表の転換線レベルが位置する
16660-16690円辺りが下値メド。これを一気に割り込むようなら25日線レベルの調整を覚
悟しておく必要はありそうだが、5日線をサポート出来なかった短期的な需給影響でややオ
ーバーシュート気味な面もあるため、プラス1σ辺りと見ておくのが妥当であろう。
 現時点では短期的には過熱ながら、中長期的には上を目指した形状であるため、過熱を
冷ます意味での昨日の下げによって反対に調整一巡後への期待が高まる状況である。しか
し、海外勢による買いが一巡したとの見方や、週末にかけてXマス休暇入りするため、シ
ェア6割を占める外国人投資家のオーダーは減少に向かうとみられる。NYダウは反発して
高値を更新しているが、原油高を背景としたエネルギー株の上昇が寄与しており、ナスダ
ックの下落などをみてしまうと期待しづらい。先高期待が強いだけに、短期的にはロング
に傾き易い状況であるため、先物などの売り方にとっては仕掛けやすい相場展開となる可
能性もありそうだ。5日線レベルでの売り仕掛け的な動きには注意したいところ。
(村瀬 智一)
354山師さん:2006/12/20(水) 08:18:37.06 ID:rWklmPrk
黒岩朝版 2006/12/20  「下値リスクは後退、押し目買いが優勢か」
 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株30種平均は30.05ドル高の12471.32
ドル、ナスダック総合指数は6.02ポイント安の2429.55ポイントとなった。タイ株式相場の
急落や卸売物価指数(PPI)の上昇を嫌気して売り先行となったが、売り一巡後は押し
目買いが優勢。投資家の強気心理が下値を支える形となり、ダウは過去最高値を更新
した。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16790円。大証終値と比べて20円安の水準
で取引を終了している。従って本日の日経平均はシカゴ日経平均先物にさや寄せする
展開を想定。比較的しっかりとしたスタートになると思われる。
 昨日は後場に入ってからタイ株式相場の急落を嫌気して下落幅が一気に拡大する展
開。“アジア通貨危機”を彷彿させる動きとなり、投資家の処分売りが加速した。また、
福井日銀総裁の会見などを控えていたことで、様子見ムードが強まる状況。市場には
警戒感が強まり、下落幅が拡大する要因となった。さらには日興コーデの監理ポスト
入りで、証券株全般が軟調推移。投資家心理を冷やす要因となり、買い手控えムード
が強まった。
 タイ株急落という悪材料を受けた米国株式相場が堅調な値動きとなったことから、投
資家の過度な警戒感が後退。本日の東京株式相場は押し目買いが優勢になると思わ
れる。日経平均は昨日の急落で5日移動平均線を割り込んだものの、下方に空いてい
た窓を完全に埋める形。調整一巡感の強いチャート形状となっており、下値リスクが後
退したことを示唆している。一時的にさらに下方の窓(16692.93円−16714.34円)を埋め
る可能性はあるが、調整はほぼ終了した様子。テクニカル的な過熱感も解消しており、
リバウンド狙いの買いが優勢となりそうだ。
 昨日の福井日銀総裁の会見も株式相場にはポジティブな内容。総裁は個人消費に
関して弱気な見方を示しており、市場コンセンサスである1月利上げを先送りする可能
性も浮上している。また、政府が基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化目
標を前倒しするとの報道も株価にとってはプラス材料。やや長期の視点とはなるが、
国のリスクが低下するということは、金利動向の低位安定を可能にするもの。理論株
価を算出する際の割引率の低下に結びつき、中長期的な株価上昇要因になると捉え
ることができそうだ。
 本日は昨日の急落の反動から徐々に買い優勢になることが予想される。基本的に上
昇相場は継続しており、特に弱気になる必要がないと考えたい。外部環境の悪化は不
可抗力だが、この悪材料がかえって株式相場の需給を改善させた感じ。ドラクエでいえ
ばまだ、「ガンガンいこうぜ!」である。
355山師さん:2006/12/20(水) 08:20:21.71 ID:rWklmPrk
トレイダーズウェブ/今日の株式見通し――下値を見極める
 今日の東京市場は、下値を見極める動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は大幅反落となった。前日の米国株式の下落や企業会計問題
を受けて売り先行となったものの、押し目買いに下落幅を急速に縮める場面もあった。
しかし、アジア株式の下落も重なりあらためて戻り売りが増え始めると、取引終了にか
けては下げ足を速めた。ただ、昨日の米国株式はまちまちだった。発表された生産者
物価指数が市場予想を大きく超える上昇だったことや、タイ株式の暴落を受けて軟調
なスタートとなった。しかし、この日は原油相場の反発がエネルギー株の上昇をもたら
し、NYダウは終盤には史上最高値を更新した。なお、シカゴ市場の日経先物は、
16875円まで戻したものの、この水準は維持できなかった。これを受けて、本日の東京
市場はもみあいからのスタートになりそうだ。昨日後場の急落の余波は残り、戻り売り
が上値を押さえる。とりわけ、先月末からは押し目らしい押し目もないまま上昇していた
だけに、大きく反落に転じた相場を見て、利益の確定売りが続くだろう。一方、日銀が消
費の判断を下方修正したことで利上げへの懸念がいくぶん後退したことや、引き続き底
固い米国株式の動きが下値を支える。そのため、本日はアジア株式や日興株などの動
きを横目に、利益の確定売りをこなしながら下値を見極める動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は7日ぶりに反落。12月14日高値16829円からのチャート上の
マドを埋めた。また、18日の高値16993円から19日の安値16754円までの下落幅は239
円だが、これはこの3週間を超える上昇トレンドの中では最大の押しである。したがっ
て、16993円が11月27日安値15615円からの上昇に対する天井になった可能性が高い。
15615円〜16993円までの上昇率が8.8%と、前回の上昇トレンドである15513円 (9月25
日)〜16901円 (10月24日) の8.9%にほぼ一致していることもその見方を裏付ける。そう
だとすれば、しばらくは戻り売りをこなしながら、下値を固める動きになりそうだ。その場
合、下値支持線は12月14日の安値16714円などがある16700円水準。ここは年初来高
値17563円(4月7日)と10月高値16901円(24日)を結んだラインもあり、強いサポートと
して注目される。仮にこれも割り込めば、12日・13日の安値がある16580円水準が次の
下値の目途となろう。一方、上値は、16800円台半ばが最初の抵抗線。ここは15日〜19
日前場までの下値支持線だった。なお、19日の高値16954円を上回ることができれば、
19日安値が目先での底値になる可能性も出てくる。
356山師さん:2006/12/20(水) 09:03:27.05 ID:LnKR3fQ2
何か寄り付き前の気配値弱かったが、前場始まった途端に強含み。
357山師さん:2006/12/20(水) 10:18:24.44 ID:5ck7TSje
年末まで、この辺りをうろうろしていそうだな。
358山師さん:2006/12/21(木) 00:26:48.14 ID:ojKdUI0c
久しぶりに時田貼っておく
2006年12月20日(水)
本日の東京市場、昨日の下げ分を余裕で埋めて234円高の17.011円引けと
待望の17.000円台に乗せて終わっている。先物は出来高8万4.000枚で
17.000円引けである。昨日の押し目あってこそ本日の動きがあり、折からの
解説通り一時的な弱い動きにつられて売った玉の買戻しが今後の相場を
強くする事になる。「ここへ来ての弱気は禁物」の意味がここにある。
この力に依って一昨日までは重かった17.000円を本日するりと抜ける結果
となり、これで今後の上昇相場に弾みが付いたという所である。
本日発表の3市場信用残は買い603億円減少の3兆5.931億円、売りは380億円
増加の1兆6.193億円である。相変わらず売り残が増加している事は今後
の買戻しという強い力として大歓迎であり、これだけ相場が着実に上昇
して新高値銘柄も次々出ているにも関わらず今回買い残も減少している
点は未だに弱気が多く上昇相場が初期にある事を示している。また、これ
を見ても相場の中身を見ても売り方の買い戻しをキッカケとする踏み上げ
が質の相場が当分続く事を示しており、踏みがあらかた済んだ所から
業績相場へと展開するものと筆者は考える。いずれにしてもしばらくは
踏み上げ相場でありこのまま年内相場は上昇し続ける事になるであろう。
年末高である。
359山師さん:2006/12/21(木) 00:27:28.77 ID:ojKdUI0c
ごめ、、sage忘れた、、、逝ってくる、、、
360山師さん:2006/12/21(木) 00:33:04.66 ID:8QRhUF4K
つーか何で上げないの?役に立つ良スレじゃん。
361山師さん:2006/12/21(木) 01:50:58.07 ID:qez1c1Cy
今日の時田はいつにも増して強気だなー。
しかし17000円超えるとは、思わなかったわ。
買いポジ50%だけど、買い株はあがらねーわ。
売り株は上がるわで・・・・・
楽しい相場だよorz

362山師さん:2006/12/21(木) 07:58:45.01 ID:t2UoIdMb
トレイダーズウェブ 今日の株式見通し――値固めの動き
 今日の東京市場は、値固めの動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は大幅反発となった。前日のNYダウが史上最高値を更新した
ことをきっかけに買いが先行。その後も戻り売り圧力が弱いことが分ると、押し目買いが
活発化し下値を切り上げた。さらに、前日の急落の原因ともなったアジア株が急速に切
り返すと、東京市場は上値を追う展開となり、日経平均株価は5月9日以来始めて終値
を17000円台に乗せた。ただ、昨日の米国株式は小幅に下落した。相次ぐM&Aのニュ
ースに買い先行となって、NYダウは一時史上最高値を更新したが、終盤は利益の確
定売りに押された。年末商戦の期待が強まる一方、クリスマスが間近で市場参加者は
減り商いが細った。また、シカゴ市場の日経先物はおおむね17000円台前半の狭いレン
ジでの取引が続いた。これを受けて、本日の東京市場はもみあいからのスタートになり
そうだ。米国株式は反落ながら消費拡大による先高期待は根強く、これはなお下値支
え要因になろう。一方、昨日見られた急速な相場の戻りからは、東京市場での押し目
買い意欲の強さが見てとれる。とりわけ、鉄鋼を含む主力銘柄が活況で、これは海外
投資家からの積極的な買いを示すものとの思惑を強めている。この流れを受けて、個
人投資家も押し目買いの姿勢を強めていることから、底固い相場は続きそうだ。したが
って、17000円台回復を受けて、本日はこの大台を意識しながらの値固めになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は大幅反発。19日の高値16954円を上回ったことで、同日の安
値16754円が目先での底値となり、上値を試す展開となった。さらに12月18日の高値
16993円を上回ったことで、16993円〜16754円までの下落の倍返しとなる17230円が
目標値になる。さらに、今年最大の下落の起点となった大型連休明け後の高値17375
円も、今後の上値の目途になろう。一方、下値はまずは17000円の大台が維持できる
のかが注目される。仮に、これを割り込むと16900円が支持線になる。ここには、10月
の高値16901円(24日)がある。なお、一昨日の下落でも、16700円台は割り込まなかっ
た。ここには年初来高値17563円(4月7日)と10月高値16901円(24日)を結んだライン
があり、強いサポートとして注目されていた。このラインの上の水準を維持できたこと
で、年初来高値と年初来安値(6月14日安値14045円)を2つの頂点とする中期的なトラ
イアグルから、相場は上放れてきたとの見方がより強まった。この観点からは、年初来
高値も中期的な目標値として意識される。
363山師さん:2006/12/21(木) 08:10:24.71 ID:t2UoIdMb
黒岩朝版  2006/12/21 「市場環境は大幅に改善、買わざるリスクを意識」
 昨日の米国株式相場は小幅安。ダウ工業株30種平均は7.45ドル安の12463.87ドル、
ナスダック総合指数は1.94ポイント安の2427.61ポイントとなった。M&Aに関連するニュ
ースなどから強含む場面もあったが、全般的に材料不足でその後は利益確定の売り
が優勢。クリスマス接近によって市場参加者も少なく、様子見ムードの強い相場展開
となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16995円。大証終値で取引を終了して
いる。従って本日の東京株式相場は米国株式相場が小動きだったことから、方向感の
乏しいスタートを想定。前日比変わらず近辺からの滑り出しになると思われる。
 昨日の日経平均は約7ヶ月ぶりに17000円の大台を回復した。前日急落の原因となっ
たアジア株が急伸したほか、監理ポスト入りした日興コーデも下げ渋る状況。福井日銀
総裁の発言を受けて長短金利が低下しており、株式相場は後場に入って一段高となっ
た。株式市場を取り巻くリスク要因が後退したことで、市場には再び買い安心感が強ま
る状況。前日の急落で短期的な過熱感が解消したことも、押し目買い機運を強めさせ
たようだ。
 本日の東京株式相場は米国株式相場の値動きが小さかったことから、方向感の乏し
い動きになると思われる。しかし、前日の日経平均のローソク足で大陽線が出現したこ
とや、5日移動平均線を回復したこと。円安が一段と進行していることなどを受けて、輸
出関連株を中心に徐々に上昇基調を強めるものと思われる。
 12/15時点での三市場信用評価損益率は-6.53%まで改善。信用倍率も2.91倍まで
低下しており、信用取引を行っている投資家のリスク許容度も上昇している。金利低
下を背景とした“金融相場”の様相も呈してきており、時価総額上位銘柄なども積極的
に物色されるであろう。
 また、オプション市場では日経平均17000円コールに加え、17500円コールの商いが
増加した。投資家の先高観が強まったことを示唆しており、下値不安が徐々に後退し
ていること示している。その一方、インプライド・ボラティリティ(予想変動率)は約1年5ヶ
月ぶりの低水準。大幅な下落リスクが後退したとも解釈でき、今後は安定的な上昇が
見込めそうだ。
 国内株式相場を取り巻く環境は大幅に改善している。日銀の金利引き上げ観測も後
退しており、投資家はこの世の春を謳歌することになるだろう。ここは「買わざるリスク」
を意識すべきであり、積極的にキャピタルゲイン狙いに徹するべきだ。銀行マンに
「えっ、定期を解約ですか?」と言われるぐらいがちょうどいいのだ。
364山師さん:2006/12/21(木) 08:33:39.12 ID:t2UoIdMb
オープニングコメント 2006年12月21日08時31分
ハイテクセクターの再編機運強まるか

 20日のNY市場は小幅下落。ダウは7.45ドル安の12463.87、ナスダックは1.94ポイン
ト安の2427.61で取引を終了した。大型買収の発表を好感して朝方は上昇して始まったも
のの、天然ガス価格の下落などでエネルギーセクターに売りが広がり、株価も小幅下落に
転じた。セクター別では、自動車・自動車部品や不動産が上昇する一方でエネルギーや運
輸が軟調。シカゴ225先物は大証比5円安の16995円。ADRの日本株はエーザイ、コマ
ツ、住金、日電産、シャープ、ソニー、デンソー、トヨタ、ホンダなど対東証比較1ドル
118.39円換算で全般小じっかり。
 先物市場では5日線、昨日の高値、週初の高値といったところで一段高をみせており、ロ
スカットの動きが強まったとみられる。現物市場でも新日鉄の信用倍率は3倍に対して住金
は10倍であるため、踏み上げ的な動きが中心となり、再編思惑だけでの上昇でないことが
窺える。また、現在のレベルから中長期的に買うには日経平均の2万円辺りを想定しないと
買いづらく、先高期待というよりは売り方の買い戻しとみてよさそう。今後は、株価が上
昇基調にあって低信用倍率など需給妙味のある銘柄を探る動きが一段と強まる可能性はあ
りそうだ。
 また、NY市場はエネルギーセクターの下げで小幅下落となっているが、ヒューレッ
ト・パッカード、IBMが52週高値を更新するなど、ハイテクセクターの強さが目立って
いる。また、通信機器セクターでM&Aの動きが目立っていることもあり、現在の再編機
運の高まりがハイテクセクターへ拡大するようだと、日経平均の上昇ピッチが早まる可能
性はありそうだ。
 日経平均は確実に10月の戻り高値を突破しているため、この16900円レベルを支持線と
して意識し、まずは、ボリンジャーバンドのプラス2σレベルの17100円、そして4月高値を
目指すことになる。一方、警戒要因としてはXマス休暇入りによる海外投資家の資金流入
減少。それに、日経平均が大幅高となる中、証券株の鈍い動きが気掛かりではある。
(村瀬 智一)
365山師さん:2006/12/21(木) 11:51:03.14 ID:vR9g8frh
>>361

買い株はあがらねーわ。
売り株は上がるわで・・・・・


ナカーマ
366山師さん:2006/12/21(木) 16:43:39.50 ID:tEEafc+6
>>365
fiscoかっときなや
まだ間に合うぞ

あちこちスレ見てるとトーシロが笛とる
祭りになると...なんだなw
367山師さん:2006/12/21(木) 17:44:34.54 ID:r7Strk+H
>>364
村瀬はなんで証券株が上がらないか本気でわからない訳ないよな?
368山師さん:2006/12/21(木) 17:54:20.14 ID:z8gQGi8A
村瀬は仕事が遅いよ
369山師さん:2006/12/21(木) 19:00:17.79 ID:ojKdUI0c
2006年12月20日(水) 時田氏の本日の相場
今年も残す所1週間となったが相場の勢いは全く衰えない。本日は出来高20億
7.400万株の売買代金2兆4.608億円とここ最近で最高の商いでダウは17.109円
の高値を付けて36円高の17.047円引け、先物は6万9.700枚の出来高で高値17.
120円を付けて17.050円の終りである。本日の相場の中身に於いて折からの
鉄鋼株やトヨタ等が中心の動きに変わりは無いがこれに関連した銘柄にも
買気が回って来ている点に注目である。例えば鉄鋼株を軸として品川白煉瓦
や黒崎播磨が動いて来たという具合であり、他でもそれぞれ流れに沿って
関連銘柄が動き出して来ている。これまで相場の柱となっている流れに集中
して来た注目が関連した銘柄へと横に広がって来たこの変化は相場が益々
良くなって来た証拠である。
兜町に於いて「来年3月の東京市場ダウ18.000円〜20.000円」との声が出て
来ている。筆者も同感でありこの相場で行けばもっと上も十分可能である
ものと考える。今回の上昇相場の大きな特徴として、一気に上げずに適度に
押し目を入れながら上昇を続けている点と市場に於いて依然として弱気が多い
点があり、この2点の相乗効果で息の長い着実な上昇相場となっている中で
個々の流れも日々良い方向へ変化している点に注目である。
余談であるが、相変わらず一般投資家の集中する新興市場について解説して
おきたい。今年はライブドアに始まり色々な不祥事と共に大幅に下落して来た
が、それでも個人投資家の人気が高い新興市場である。筆者が思うに最近株
を始めたばかりの若年層にとって身近な会社が多い事がその大きな理由である
と考える。しかし、例えば一つの銘柄の相場として参加者のほとんどが経験
も知識も浅い一般投資家となれば当然相場もまとまな動きにはならないもので
あり、現在の新興市場はその集大成である。昔からベテラン相場師は個人投資家
の割合が異常に高い銘柄を避ける理由はそこにあり、新興市場についてはまだ
まだ当分まともな相場になる事は期待できないだけに近づかない事を強く言い
たいものである。そもそも相場とは呼べない銘柄ばかりの新興市場にわざわざ
手を出さなくても一部市場に今後大きな期待が持てる銘柄がたくさんある。
外人買いも投信も一部市場を中心に手掛けるものであり、全体相場の中心は
必ず一部の銘柄である事も頭に入れて置きたいものである。

新興市場は弱気継続の模様
370山師さん:2006/12/22(金) 08:09:23.39 ID:k100JScW
トレイダーズウェブ 今日の株式見通し――過熱感の高まりで短期調整も
昨日の株式市場を振り返ると、朝方こそ買いが先行したが、その後は利益確定売りに
押され上値の重い展開となった。それでも主要インデックスが続伸、前日の上昇幅を
考慮すると、堅調な地合いは持続しているといえるだろう。

一方、昨晩の米国株はダウ平均、S&P500はそれぞれ約1週間ぶりの安値引けとなり、
NASDAQ指数は4日続落。発表された経済指標が市場予想を大きく下回り、景気減速
懸念が高まったことが重しとなった。これを受けて、東京市場の寄り付きはやや売りが
優勢のスタートが予想される。累積の売買高が多かった15500〜16500円のレンジを突
破したことで、中期的な先高観が強まっているが、短期で見た場合、急速に過熱感が
高まっているため、目先は調整入りしやすいタイミングともいえるだろう。
 
物色動向をみても、鉄鋼など大型株の一部に人気が集中。資金の矛先が過度に偏る
局面では注意が必要となるだろう。逆に中小型株では上昇一服あるいは続落となる銘
柄も目立つ。季節的な要因としては、含み損を抱えた個人投資家などの節税対策の
売りが影響しているようだが、逆に考えると、短期の需給要因という見方もできるため、
銘柄によっては買いの好機となる場面もあるだろう。

テクニカル面からみると、日経平均は12月20日の高値17050円を上回り、目先では
12月19日の安値16754円からの上昇トレンドが見られる。また、11月安値15615円
(27日)からの短期の、そして年初来安値14045円(6月14日)からの中期の各上昇トレ
ンドがあらためて確認された。上値の目標としては、12月18日の高値16993円〜16754
円までの下落の倍返しとなる17230円がある。さらに、今年最大の下落の起点となった
大型連休明け後の高値17375円(5月8日)も、上値の目途になる。なお、日経平均株価
が年初来高値17563円をつけた4月相場の中値は17160円。これは、3月終盤から5月
上旬までの、今年の高値圏でのもみあいゾーンの中心でもある。本日の高値は17109
円だが、17100円台半ばは戻り売りが予想される水準として注目される。一方、下値は
まずは17000円の大台が最初のサポート・ラインとなる。仮に、これを割り込むと16900
円が次の下値支持線。ここには、10月の高値16901円(24日)がある。
371山師さん:2006/12/22(金) 08:14:38.69 ID:k100JScW
黒岩朝版  2006/12/22 「軟調スタート、17000円割れなら迷わず押し目買い」
 昨日の米国株式相場は続落。ダウ工業株30種平均は42.62ドル安の12421.25ドル、
ナスダック総合指数は11.76ポイント安の2415.85ポイントとなった。朝方発表されたGD
P確報値が下方修正されたことで、米景気減速懸念が台頭。景気敏感株などに売りが
出て、株価指数は売り先行となった。その後M&Aに関するニュースなどから下げ渋る
場面もあったが、午後に入ってからフィラデルフィア製造業景気指数の低下を嫌気。再
び下値を試す展開となった。また、シカゴ日経平均先物(CME)は16995円。大証終値
と比べて55円安の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株
式相場の軟調な動きを受けて、売り先行の展開を想定。利食い売りが優勢になると思
われる。
 昨日の日経平均は上値の重い展開となったが、終値ベースでは17000円の大台をキ
ープした。外国人投資家の買い観測や業界再編期待などが、株価の下値を支える形。
円安基調を受けて輸出関連株が堅調に推移したことも、株価指数は押し上げる要因と
なった。本日は米国株式相場の下落を受けて軟調スタートが予想されるが、基本的な
上昇トレンドに変化はない。売り一巡後は押し目買いが優勢になると思われる。
 HOYA・ペンタックスの合併発表や大手証券各社がM&A部隊を増強するとの報道
は株価に追い風となる公算。来年5月解禁となる外国企業による三角合併への期待も
くすぶっており、各業界には再編期待が高まる展開となりそうだ。その一方で、日産の
顧客情報流出問題、鉄鉱石の値上げ報道はややネガティブな材料。投資家心理を冷
やす形となり、相場は個別株物色の様相を呈するであろう。
 本日はクリスマス前ということもあり、積極的に上値を買い進む動きは限られると思
われる。週末要因による手仕舞い売りもあり、リバウンドを試す動きは限定的であろう。
ただ、相場の方向性はあくまでも上向きであり、17000円割れの場面は迷わず“押し目
買いの局面”。いずれは再び上値をトライする動きになると考えたい。
 主力銘柄に比べて新興三市場はやや上値の重たい動きとなっているが、これは一時
的な日柄調整と認識。個人投資家の戻り売りの動きが一巡すれば、需給改善を背景
に再度上値を試すものと思われる。バリュエーション面で割安感の強い銘柄に関して
は、積極的に仕込むべき。年末相場は“閑散に売りなし”であり、個人投資家は喜び勇
んで“ヤレヤレ売り”など出している場合ではないと考えたい。また、おいしいところを外
国人投資家にさらわれても良いというなら別だが・・・。
372山師さん:2006/12/22(金) 08:32:41.62 ID:k100JScW
オープニングコメント 2006年12月22日08時30分
一先ず利食いも先高期待衰えず、再編の広がりに期待

 21日のNY市場は続落。ダウは42.62ドル安の12421.25、ナスダックは11.76ポイント
安の2415.85で取引を終了した。7-9月期のGDP改定値が下方修正されたほか、12月のフィ
ラデルフィア連銀景気指数が予想を下回ったことが嫌気された。セクター別では、電気通
信サービスや食品・生活必需品小売が上昇する一方、素材や半導体・同製造装置が軟調。
シカゴ225先物は大証比55円安の16995円。ADRの日本株はコマツ、TDK、アドバンテ
スト、デンソー、トヨタ、ホンダが小じっかり。半面、ブリヂストン、任天堂、ソニーが
冴えないなど、対東証比較で高安まちまち。

 昨日の日経平均は続伸。新日鉄が連日の年初来高値、住金が大幅高となるなど引き続き
強含みの展開。ホンダなど自動車セクターの強い動きや再編機運の高まりから食品の一角
も強い動きが目立っていた。一方、キヤノン、東エレク、ソフトバンクなど指数インパク
トの高い銘柄の一角が冴えない展開となり、一時17100円を回復する場面をみせた後は、
高値圏でのもみ合いとなっていた。ただし、心理的には上値の重さと言うよりも、下値の
堅さが意識されているとみられる。

 昨日の17100円回復、出来高20億株乗せ、など達成感が高まりやすいところではある
が、これにNY市場の続落が加わり、さらに週末要因、Xマス休暇入りによる参加者減少
などの要因から、利食い優勢の相場展開となりそうである。ただし、中長期的な方向性と
しては上であり、適度な調整を交えながら10月の戻り高値16900円を支持線として、先行
き4月高値を意識したスタンスとなろう。

 また、再編期待の流れが強まっているが、鉄鋼、食品に続き、HOYAとペンタックス
の合併が伝わるなど、精密、電機などハイテクセクターへの広がりが期待されてきてい
る。ハイテクセクターは指数インパクトが高いこともあり、全体が達成感などから膠着を
強める中で相場のけん引役となれば心強い。

 そのほか、このところはソフトバンクの弱い動きが目立っているが、新日鉄などが小型
株なみの動きをみせていることもあり、ディーラーなどは100万株で数円を取りに行くよ
うなスタンスとなっているようである。ただ、新日鉄の引けにかけての動きをみると一巡
感が出てきている感はある。今後、ソフトバンクが動意付いてくれば、少ない株数で値幅
を取りに行くスタンスといった変化の現れとなりそうだ。
(村瀬 智一)
373山師さん:2006/12/22(金) 13:30:52.08 ID:NQW+sudb
村瀬さん
ソフトバンクなんて今となってはただのボロ株ですよ
出来高のしょぼさを見てください
374山師さん:2006/12/22(金) 13:39:57.77 ID:VU8FO9QD
>>371
良いこと言うな

個人投資家は喜び勇
んで“ヤレヤレ売り”など出している場合ではないと考えたい。また、おいしいところを外
国人投資家にさらわれても良いというなら別だが・・・。

375山師さん:2006/12/22(金) 15:09:47.33 ID:K9YkWgra
ソフトバンクは外資に見放された
376山師さん:2006/12/25(月) 03:49:49.96 ID:AkqU7S7W
今週の見通し・株式 1万7000円台を固める展開に
 今週の株式相場は日経平均株価が1万7000円台を固める展開か。景況感の改善や
日銀の早期利上げ観測の後退などを背景に、外国人の間で日本株を再評価する動き
が出ている。半面、高値警戒感もくすぶり、利益確定売り圧力が強まる可能性も大き
い。年初来高値(1万7563円)を試すには、物色対象が広がるかどうかが焦点になる。

 先週の日経平均は週間で190円(1.1%)上昇、20日には約7カ月ぶりに1万7000円台
を回復した。相場上昇を主導したのは主力株。トヨタ自動車や武田薬品工業が上場来
高値を更新した。世界的な再編期待などから、流動性の高い鉄鋼株もにぎわった。

 今週は年末最終週。週初は欧米市場が休場なため、「方向感の出にくい展開」(大和
証券SMBC)になりそうだ。物事の終わりに勢いを盛り上げる「掉尾(とうび)の一振」と
いう相場格言通り、年末相場は高くなる経験則がある。外国人の新年度資金流入を期
待し、週後半にかけ個人やディーラーなどの買いが活発化する可能性もある。

 為替市場で円安基調が続き、自動車など輸出関連企業などの収益拡大期待は根強
い。25日に法人企業景気予測調査、28日には11月の鉱工業生産指数が発表になる。
好内容が確認できれば、経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)に対する自信につな
がり、安心感を誘発しそうだ。

 物色面では先駆して上昇した主力株にいったん利益確定売りが膨らむ場面も予想さ
れる。鉄鋼や海運など一部の業種だけでなく、小売りや金融など出遅れ感の目立つ業
種に買いの矛先が向かうかどうか。持続的な相場上昇には、循環物色が不可欠との見
方は多い。

 騰落レシオ(25日移動平均)は115.30%と「買われすぎ」とされる120%に接近、テクニ
カル指標には短期的な過熱感を示すサインが点灯している。加えて、米国株に上げ一
服感が出ており、一本調子の上昇は難しそうだ。年末で市場参加者が減少するなか、
値動きの荒い展開を予想する声も目立つ。

[12月24日/日本経済新聞 朝刊]
377山師さん:2006/12/25(月) 08:15:13.14 ID:AkqU7S7W
トレイダーズウェブ 今日の東京市場は、底固い値動きになりそうだ。

 先週末の日経平均株価は、じり高となった。前日の米国株式の下落が上値を押さえ
たものの、発表された投資主体別売買動向などにより海外投資家からの買いへの期
待が強く、押し目買いが続いた。また、年末ラリーへの思惑もあり、終盤は一段と買わ
れてこの週の高値水準で取引を終了した。ただ、先週末の米国株式は続落となった。
発表されたインフレ指標は予想よりも改善していたが、個人所得・個人消費の伸びが
予想を下回り、また耐久財受注も輸送用機器を除くと予想外の減少だったことが景気
の減速懸念を強めた。そのため、クリスマスの連休を控えて薄商いの中、利益の確定
売りに押された。それでも、シカゴ市場の日経先物は押し目買いに17100円台半ばま
で上値を伸ばしている。これを受けて本日の東京市場は、もみあいからのスタートに
なりそうだ。米国株式の下落で戻り売りが予想されるものの、円相場の一段の下落が
下値を支えそうだ。また、海外投資家からの買いへの思惑に加えて、3年連続で年末
の相場が上昇していることから個人投資家の買いも期待でき、押し目買いが続くだろう。
日経平均株価は、先週の半ばに17000円台に乗せてからは、この大台を固める動きを
続けてきたが、本日の東京市場は、戻り売りをこなしながら、下値を一段と切り上げる
底固い値動きになりそうだ。

 先週末の日経平均株価は3日続伸となった。3日続けて終値で17000円台を維持し、
この水準での値固めが続いている。ただし、高値は17104円までと前日の高値17109円
にはわずかにとどかず、逆に安値は16992円と前日の安値17010円を下回った。そのた
め、先週末の安値を下回ると、同時に17000円という心理的なサポート・ラインを再度割
り込むことになることから、12月21日高値17109円が目先のピークになる可能性が出て
くる。その場合、16900円が最初の支持線。ここには10月の高値16901円(24日)がある。
なお、中期的な下値支持線としては、16700円水準が注目される。ここには、年初来高
値17563円(4月7日)と10月高値16901円(24日)を結んだラインがある。一方、上値の
目標値としては、18日高値16993円〜19日安値16754円までの下落の倍返しとなる
17230円がある。さらに、今年最大の下落の起点となった大型連休明け後の高値17375
円(5月8日)も、上値の目途になる。なお、日経平均株価が年初来高値17563円をつけ
た4月相場の中値は17160円。これは、3月終盤から5月上旬までの、今年の高値圏で
のもみあいゾーンの中心でもあり、この17100円台半ばは戻り売りが予想される水準と
して注目される。
378山師さん:2006/12/25(月) 08:16:35.81 ID:AkqU7S7W
黒岩朝  2006/12/25 「閑散に売りなし、棹尾の一振」
 先週末の米国株式相場は続落。ダウ工業株30種平均は78.03ドル安の12343.22ドル、
ナスダック総合指数は14.67ポイント安の2401.18ポイントとなった。クリスマスの3連休前
で利益確定の売りを急ぐ投資家が多かったほか、半導体、機械株などに売り物が優
勢。長期金利が上昇ことなども、株価下落の要因となった。また、シカゴ日経平均先
物(CME)は17145円。大証終値と比べて35円高の水準で取引を終了している。従っ
て本日の日経平均はシカゴ日経平均先物にさや寄せからスタートする動きを想定。若
干強含みの滑り出しになると思われる。
 先週末の日経平均は、売り一巡後に徐々に押し目買いが優勢。国際優良株、鉄鋼株
などを中心に上昇基調を強める展開となった。ローソク足では大陽線が出現しており、
先高観の強いチャート形状。5日移動平均線による下値サポート機能も効いており、上
昇相場が継続していることを示唆している。
 本日の東京株式相場は、米国株式相場の軟調推移がやや嫌気されるものの、シカゴ
日経平均先物のしっかりとした値動きや、1ドル=118円台後半で推移している円相場
などを背景に、引き続き輸出関連株中心に堅調な値動きになると思われる。
 本日注目される材料としては福井日銀総裁の講演が挙げられる。ただ、先日に日銀
は金利据え置きを決定したばかりであり、特にサプライズのある内容にはならないと思
われる。むしろ明日発表予定の11月の消費者物価指数に関心が集まる状況であり、本
日は様子見ムードの強い展開が予想される。今晩のNY株式市場が休場であることも
併せて、全般的に買い手控えムードが強まりそうだ。
 米国株式相場の調整局面とは対照的に国内相場は堅調な推移が続いている。年末
相場で市場参加者は少ないものの、薄商いのなか、スルスルと上昇する展開は期待
できる。言わば“閑散に売りなし”の状態であり、本日は大引けにかけて上値を試す展
開が予想される。個人投資家の節税対策の売りも一巡したと見られ、需給は改善の方
向へ。年末年始のIPO空白期間突入も新興市場には追い風であり、全般的に相場を
押し上げる動きが期待できそう。国内相場はまさしく“棹尾の一振”となりそうだ。
379山師さん:2006/12/25(月) 08:20:32.00 ID:AkqU7S7W
オープニングコメント 2006年12月25日08時08分 再編関連でのマネーゲーム的な動き
 22日のNY市場は続落。ダウは78.03ドル安の12,343.22ドル、ナスダックは14.67ポイ
ント安の2,401.18で本日の取引を終了した。朝方発表された11月の耐久財受注が、10月
(1.6%減少)に続き1.1%の減少となったことが嫌気された。また、クリスマス休暇を控
えていることもあり、出来高も低調なものにとどまった。セクター別では11月の個人消費
が0.3%と小幅ながら増加したえことで小売の一部が堅調な他は、ハイテクや運輸を筆頭
にほぼ全面安。
 シカゴ225先物セトル(清算値)は大証比35円高の17145円。ADRの日本株は富士フイ
ルム、コマツ、松下、シャープ、アドバンテスト、デンソー、京セラ、トヨタ、キヤノン
など、対東証比較(1ドル118.86円換算)で全般小じっかり。
 先週の日経平均は一段と先高観を強め、5月以来の17100円を回復した。これまでの達成
感や過熱感、先行き不透明感といったものに対しての意識は薄れ、4月高値を意識した先高
期待が一段と強まってきている。週末のNY市場の調整による影響が警戒されるが、下値
の底堅さが確認されれば、市場のムードは来年への期待に傾きそうである。
 Xマスにより25日、26日は海外勢の資金流入が期待しづらい。資金流入が無い分、先物
主導で一部の指数インパクトの高い銘柄を交えての仕掛け的な売買が強まる可能性はあ
り、納会までに年初来高値を更新する可能性はありそうだ。
 ただ基本的には、日経平均の強い動きほど物色対象に広がりはみられないと考えられ
る。そうなると参加しやすい銘柄に資金が集中する可能性はあり、HOYAとペンタック
スに続き、週末には松下が子会社の日本ビクターをケンウッドに売却検討と報じられてい
る。来年の中核テーマである再編期待を手掛りにした物色は一段と高まることが考えられ
る。
 値動きが軽く数量商いができる新日鉄を筆頭とした再編関連でのマネーゲーム的な動き
が強まりそうだ。 
(村瀬 智一)

380山師さん:2006/12/26(火) 07:37:10.09 ID:+yfZqXQm
トレイダーズウェブ 今日の東京市場は、引き続き底固い値動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は、もみあいになった。先週末の米国株式の続落にもかかわ
らず上値を試す場面があるなど、相場の基調の強さは確認された。ただ、クリスマス
休暇で海外投資家の動きは鈍く、また翌日の重要な経済指標の発表を前に手控え気
分が次第に強まり、結果的には小動き、そして薄商いだった。なお、昨日の米国株式
市場は休場である。本日の東京市場は、まずは朝方発表される消費者物価指数が注
目される。1月の利上げの可能性については見方がはっきり分かれるだけに、発表さ
れる数字次第では、為替・債券を含めて各種市場に少なからず影響を与えるだろう。
その上で、日経平均株価が先週半ば以降ほぼ維持している17000円の大台を固める
ことができれば、上値を試す流れにつながりそうだ。とりわけ、年末から年始に向けて
は3年続けて上昇相場だったことや、クリスマス休暇明け後の海外投資家の買いへの
思惑が、押し目買いを誘うだろう。そのため、本日の東京市場は、朝方の経済統計を
見極めた上ではあるが、引き続き底固い値動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は4日ぶりに反落。一旦は17122円まで上昇して5月以来の高
値を更新。これにより、12月19日安値16754円、11月安値15615円(27日)、そして年初
来安値14045円(6月14日)からのいずれの上昇トレンドも確認された。上値の目標値
としては、18日高値16993円〜19日安値16754円までの下落の倍返しとなる17230円
がある。さらに、今年最大の下落の起点となった大型連休明け後の高値17375円(5月
8日)も上値の目途になる。なお、日経平均株価が年初来高値17563円(4月7日)をつ
けた4月相場の中値は17160円。これは、3月終盤から5月上旬までの、今年の高値圏
でのもみあいゾーンの中心でもあり、この17100円台半ばは戻り売りが予想される水
準として注目される。一方、20日の後場に17000円に乗せてからはほぼこの大台を維
持している。ただし、あらためてこの水準を割り込むと、昨日の高値が目先での天井と
なる可能性がある。この場合、16900円が最初のサポート。ここには10月の高値16901
円(24日)がある。なお、中期的な下値支持線としては、16700円水準が注目される。こ
こには、年初来高値と10月高値16901円(24日)を結んだラインがある。
381山師さん:2006/12/26(火) 08:13:16.04 ID:+yfZqXQm
黒岩朝  2006/12/26 「CPIに注目、市場予想通りならポジティブ」

 昨日の米国株式市場はクリスマス休暇で休場であった。また、欧州市場も休場であ
ったことから、海外発の材料に乏しい状況。従って本日の東京株式相場は、方向感の
乏しいもみ合い相場からのスタートとなりそうだ。
 昨日の東京株式市場は、外国人投資家をはじめ国内投資家の一部が冬休み入りし
ており、市場参加者が非常に少ない状況。相場は閑散状態となっており、方向感の見
出しづらい状況となっている。また、昨日は翌日に消費者物価指数の発表を控えてい
たこともあり、様子見ムードの強い状況。値動きは小幅に留まっており、相場は膠着感
を強めていた。
 その一方で、積極的に売り込む材料はなく、「比較的底堅い」との見方もあった。相場
格言でいう「閑散に売りなし」の状態であり、相場の基調は変化していないと見られる。
外国人投資家の買い基調が続いているほか、個人投資家の売り圧力も徐々に減退の
方向へ。積極的に買い進む材料は乏しいが、上昇しやすい需給環境にあると言えそう
だ。
 本日は寄り付き前に11月の消費者物価指数(CPI)が発表される。市場予想は生鮮
食品を除く全国総合で前年比+0.2%であり、今後の日銀の金融政策を占う上で重要
な指標であると言える。現時点で1月の利上げの可能性は40%程度と言われている
が、一連の福井総裁の言動からはさらなる先延ばしがありそう。それを裏付ける指標
となれば、株式相場はポジティブに反応しそうだ。一番恐いのはCPIの「思わぬ上ブレ
・下ブレ」であり、“上ブレ”であれば日銀による早期の利上げ観測が浮上。株式相場
にとってはマイナス材料となる。また、逆に“下ブレ”となれば「デフレ回帰」の懸念が
浮上。中長期的な下落相場に突入する可能性がある。市場にとって一番ポジティブな
のは「市場予想通り」であり、年末の“凪相場”を支援する材料となろう。
 株式相場は緩やかな外国人投資家の買い基調に対して、個人投資家の売りが徐々
に縮小するイメージ。徐々に下値を切り上げる相場展開が予想され、特段買い材料が
なくても上昇しやすい相場環境にあると言える。企業業績に対する期待感は根強く、
連日報じられるM&Aに関するニュースも支援材料。企業再編に対する投資家の期
待感は強く、株価はプラスのエネルギーを有していると言えそうだ。若干伸び悩んで
いる新興市場に関しても、基本的には割安水準との認識。新年度相場入りとなれば
個人投資家の積極買いが期待でき、年末までには仕込んでおきたい一品だ。単純な
PER、PBRなどの株価指標をもとに、再度スクリーニングを実行しておきたい。
382山師さん:2006/12/26(火) 08:22:52.19 ID:+yfZqXQm
オープニングコメント 2006年12月26日08時18分----Xマス明け後の海外勢に期待した押し目買いスタンスも
 25日の米国市場はXマスの祝日で全市場が休場となっている。昨日の日経平均は海外勢
による資金流入が期待しづらい中、膠着感の強い相場展開が続いた。東証1部の値下がりが
1300近い状況であったが、キヤノン、東エレク、アドバンテストなど指数インパクトの高
い値がさ株、国際優良株の一角が堅調に推移しており、日経平均を下支えしていた。その
ほか、個別では再編期待や低信用倍率など需給妙味の高い銘柄が個別に物色されている。
また、上昇基調を強めている鉄鋼株は売り買い交錯となっているが、業績・配当修正を発
表した日金工が後場急伸するなど、物色意欲の強さは目立っていた。

 外国人投資家の多くはXマス休暇で不在とみられ、昨日同様、ボリュームに欠けるほ
か、年内受渡し最終売買日となることから節税目的の売りが予想される。ディーラーなど
も日計り売買に徹するとみられるため、引き続き膠着感の強い相場展開となりそうだ。ま
た、日興CGの不正会計問題やイラン、北朝鮮問題なども先行き不透明感につながる可能
性もあり、手控えムードが強まる可能性もあろう。

 ただ、市場はXマス明け後の海外勢の動向への期待も強く、下を売り込む動きはないと
考えられる。また、物色が全体に広がりをみせる展開は期待しづらいとは言え、指数イン
パクトの高い国際優良株や値がさハイテク株の一角が日経平均をけん引する展開が続きそ
うである。個別では再編機運の高まりがテーマ物色として資金が集中するとみられるほ
か、新興市場での短期値幅取りの動きも随所にみられることになろう。

 テクニカル的には依然として4月高値を意識したスタンスである。目先的に調整を想定し
たとしても、5日線、ボリンジャーバンドのプラス1σ、均衡表の転換線などが位置する
16900円辺りがサポートとして意識されることになる。利食いの動きが強まるような場面
では押し目買い意欲を強め、Xマス明け後の海外勢の動向に期待したいところである。 
(村瀬 智一)
383山師さん:2006/12/26(火) 09:13:15.43 ID:NrF96aEY
今日もモミモミ?
384山師さん:2006/12/26(火) 20:13:10.99 ID:c4Lyw7a6
2006/12/26  「鉄鋼株が牽引役、売り圧力は乏しい」
 本日の日経平均は76.30円高の17169.19円で取引を終了した。朝方は方向感の
乏しい展開となったが、後場に入ってから徐々に上昇幅を拡大させる動き。
鉄鋼株が相場の牽引役となり、日経平均は戻り高値を更新した。業種別
東証株価指数では鉄鋼、非鉄金属、不動産業などが上昇。ゴム製品、銀行業、
保険業などが下落となった。

 朝方は方向感の乏しい展開となった。前日の欧米市場がクリスマス休暇で
休場だったことで、海外発の材料が乏しい状況。寄り付き前に発表された
消費者物価指数、家計調査も想定の範囲内であり、市場が特に反応する状況
ではなかった。6・12月決算銘柄のなかには権利落ちで小安く推移するものも
多く、市場は全般的にやや閑散ムード。証券ディーラーの多くも冬休み入り
していることもあり、流動性が乏しい相場展開となった。

 しかし、後場に入ってからは、これまで指数が比較的しっかり推移していた
ことや、鉄鋼株が積極的に物色されたこともあり、相場の雰囲気が一変。ほぼ
全面高の様相となった。一部銀行株などに小安い銘柄が散見されたものの、
循環物色の流れが波及。出遅れ銘柄にも押し目買いの動きが優勢となり、全体
相場を押し上げる動きとなった。売り主体の少ない状況下、株価は上値を試す
動き。個人投資家の節税対策の売りも一巡したようであり、後場に入ってから
は上昇幅を拡大させる展開となった。

 ディープインパクトは第3コーナーから徐々に中段に進出。先頭をうかがう
位置まで上がってきたようだ。このままの状態をキープできれば、第4コーナー
から一気に大外へ。マクリ気味に先頭に立つことができそうだ。つまり、これが
同馬の勝利の王道であり、絶対的な勝ちパターン。間違っても凱旋門賞のように
先行したり、内に入ったりしてはいけないのだ。東京株式相場も実はこのような
勝ちパターンに入ってきている。よほどのコトがない限り、1.2倍の単勝は死守
できるのだ。「勝ちが約束された勝負ほど面白くないものはない」とアマノジャク
になるものいいだろう。しかし、拾えるものは拾っておいた方がいいのだ。
東京株式相場の“昇竜拳”はまだ始まったばかり。天空に突き出した拳でしっかりと
お金を掴めば良いのである。

('A`)

385トレイダーズウェブ:2006/12/27(水) 07:38:06.42 ID:alnV2V7V
 今日の東京市場は、上値を試す動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は、次第に上値を試す動きになった。前日の米国市場が休場
だったことや、発表された消費者物価指数が予想通りだったことから、引き続き狭いレ
ンジでの取引が続いた。しかし、17000円の大台固めが進んだことや、鉄鋼株を中心に
活発な買いが入ったことから、相場全体も終盤は反発の勢いを強めた。そして、クリス
マス休暇明けの米国株式は反発した。先週末までダウは3日続落、ナスダックは5日続
落となっていたことを受けて、もみあいからのスタート。期待に届かないクリスマス商戦
の結果や、イラン情勢の緊迫化は懸念されながらも、年末・年始ラリーへの思惑が強く、
押し目買いに次第に下値を切り上げた。また、シカゴ市場の日経先物は16200円台半
ばまで上値を伸ばした。これを受けて、本日の東京市場は買いが先行しそうだ。日経
平均株価は先週半ばに17000円台に乗せてからは底値固めが続いていたが、昨日は
ようやくこれを上放れた。さらに、軟調だった米国株式の反発で安心感が広がり、押し
目買いは活発化しそうだ。とりわけ、鉄鋼・非鉄を始め流動性の高い銘柄に対して海外
投資家からの買いが活発化していると見られるが、クリスマス休暇明けでこの動きがよ
り強まれば、相場全体の水準も一段と切り上がりそうだ。したがって、本日の東京市場
は、海外投資家の買いや年末・年始高への期待を背景に、上値を試す動きになりそう
だ。

 昨日の日経平均株価は反発。前日の高値を上回ったことで、12月19日安値16754円、
11月安値15615円(27日)、そして年初来安値14045円(6月14日)からのいずれの上昇
トレンドも確認された。上値の目標値としては、18日高値16993円〜19日安値16754円
までの下落の倍返しとなる17230円がある。さらに、今年最大の下落の起点となった大
型連休明け後の高値17375円(5月8日)も上値の目途になる。一方、20日に17000円台
に乗せてからは、おおむね17000円〜17100円の狭いレンジでの値固めが続いたが、
昨日の後場にこれをはっきりと上回った。そのため、今度は17100円が最初の下値支
持線だろう。そして、一昨日と昨日の安値がある17056円も節目。ただ、これを割り込む
と直近の高値が目先での天井となる可能性がある。この場合、16900円が最初のサポ
ート。ここには10月の高値16901円(24日)がある。
386黒岩朝:2006/12/27(水) 08:12:28.46 ID:alnV2V7V
2006/12/27 「未曾有の大相場、餌食になるな!」
 昨日の米国株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は64.41ドル高の12407.63ドル、
ナスダック総合指数は12.33ポイント高の2413.51ポイントとなった。クリスマス商戦の低
調が小売株の下落につながったものの、原油先物相場の下落が相場の下支え要因。
ナスダック総合指数が6日ぶりの反発となったことも、市場心理を好転させた。また、シ
カゴ日経平均先物(CME)は17260円。大証終値と比べて80円高の水準で取引を終了
している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行の
展開を想定。昨日に引き続き上値を試す動きになると思われる。
 昨日の日経平均は朝方こそ軟調に推移したものの、後場に入ってからは徐々に上昇
幅を拡大する動き。多くの投資家が年末休暇に突入するなか比較的しっかりとした値
動きとなったことで、「下落しない」との強気の見方が台頭。相場の押し上げ要因とな
ったようだ。また、新日鉄などの鉄鋼株が大商い。個人投資家の短期資金なども流入
したようであり、相場の牽引役となった。
 本日の東京株式相場は米国株式相場が上昇したこと、円相場が1ドル=119円台前
半まで下落したこと、実質新年相場入りしたことなどを受け、好地合いの上昇相場が期
待できそうだ。受け渡しベースで新年相場入りしたことで、個人投資家の節税対策売り
は消滅。新規公開も休止期間に突入しており、新興市場を中心に好需給の相場展開
が期待できそうだ。また、新政府税調会長に香西氏が内定したことも、株式相場にと
っては追い風。安倍政権の推し進める“上げ潮路線”に同調する人事であり、市場は
ポジティブに反応しそう。
 一方、金融庁が不動産ファンド向け融資に関して警鐘を鳴らしたことは、関連企業
にとってはマイナス要因か。しかし、全体相場の上昇トレンドを押し下げるほどの影響
力はないと思われる。また、過熱感がピークに達した鉄鋼株はやや利食い売りが優勢
か。それでも循環物色の流れは継続することになり、鉄鋼株から他のセクターに向け
ての波及効果は期待できそうだ。
 東京株式相場は未曾有の大相場へと突入している。しかし、個人投資家は売り姿勢
を崩しておらず、「外国人投資家買い・個人投資家売り」の構図は鮮明となっている。こ
れは「いつか来た道」であり、最後に高いところを買わされるのはいつも「個人」だ。外
国人の“餌食”になりたくなければ、今買うしかないのだ。
387オープニングコメント:2006/12/27(水) 08:34:08.24 ID:alnV2V7V
鉄鋼からの物色の広がりに期待--2006年12月27日08時29分

 Xマス明けのNY市場は反発。ダウは64.41ドル高の12407.63、ナスダックは
12.33ポイント高の2413.51で取引を終了した。小売各社の年末商戦が不調との見方
から朝方は小幅下落して始まったものの、原油価格の下落や金利低下が好感されて
緩やかに上昇に転じる展開となった。セクター別では、素材や各種金融が上昇した
一方で小売が軟調。シカゴ225先物は大証比80円高の17260円、ADRの日本株はエ
ーザイ、富士フイルム、小松、シャープ、ソニー、TDK、京セラ、トヨタ、キヤ
ノンなど対東証比較(1ドル119.12円換算)で全般堅調。
 昨日の日経平均は、後場半ばまでは膠着感の強い相場展開が続いていたが、先高
期待による下値の堅さが確認されたことから大引けにかけて強い動きをみせてい
た。特に、新日鉄を中心として鉄鋼株が終日強い動きをみせていたことが刺激材料
となっている。Xマス明け後のNY市場が薄商いながら期待通りの動きをみせたこ
と、為替の円安傾向、原油先物価格の急落など、4月高値を意識した日経平均にとっ
てはプラス要因となろう。また、欧州市場はXマスで休場であるため、米国系の買
いに対して欧州系の売りといった流れのうち、米国系の買いのみが期待されるとこ
ろである。
 昨日が年内受け渡し最終日となり、ショートカバー的な後場からの上昇を昨日で
終了との見方もされている。ただし、新日鉄が2億株を突破する高水準の出来高、ま
た小型株なみの値動きの軽さなどから、参加妙味は高まっているとみられる。さら
に、鉄鋼から非鉄株への波及効果がみられていることも注目される。これがさらに
造船株などへ広がりをみせることができれば、一段と先高期待を強めた相場展開と
なろう。また、テクニカル面ではテクニカル面ではボリンジャーバンドのプラス2σ
は17400円レベルまで広がりをみせている。月足ベースでのプラス2σも17400円レベ
ルである。月足ベースでのプラス2σは4月の18600円レベルから11月には17200円レ
ベルまで下降して、今月に入り再び広がりをみせてきている。年明け以降の先高期
待が一段と高まりそうである。
(村瀬 智一)
388山師さん:2006/12/27(水) 12:32:07.59 ID:tg0iZCy8
杉村富生大先生 アシスタントに株のこと勉強しなさいだって
おまえがもう少し勉強して、財務諸表を読めるようになれよ

北浜大先生はもちろんだが、杉村の評論で財務諸表分析からの見解を
聴いたことないんだけど

まぁ株式評論家は、株で儲けられない奴だから、信じたりしたら負けるだろう
当たったことだけは、誇張して言うから困ったもんだ
実際はほとんどわかっていない初級者レベル わかってたら自分で株で儲けてるはず
389山師さん:2006/12/27(水) 15:43:12.91 ID:L7efShS6
先生・・・スピード違反で捕まらないでねw
390山師さん:2006/12/27(水) 15:43:55.11 ID:L7efShS6
 本日の株式相場は、「友人マイケルと行く熱海温泉ツアー」のワンシーンのようだ。
埼玉の自宅から車を走らせ、杉並のマイケル宅で彼をピックアップ。環八を走らせ、
まさに今、用賀から東名高速に入ったといったイメージだ。前方に遮るものはなく、
雲ひとつない青空。「これから東名をぶっ飛ばしまっせ!」といった感じで、意気揚
々のドライブである。こんなときに「ちょっとお腹が痛いから帰る」なんていう言葉は
絶対にタブーだし、「お金ないから節約旅行にしようよ」という消極的な意見も聞き
たくはない。“完全フルスロットル状態”で臨むべきであり、チンケな遊びをするので
あれば元々計画なんか練らなければいい。今年最後の楽しい思い出を作ろうじゃないか。
391トレイダーズウェブ:2006/12/28(木) 08:19:30.52 ID:5jJRU2wM
 今日の東京市場は、引き続き上値を試す動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は、しっかりとした値動きだった。連休明け後の米国株式が反
発したことを受け、上値を試す動きになった。その後は、手掛かり材料に乏しく、また昼
のバスケットも売り越しとなったが、高値圏をしっかりと維持した。そして、昨日の米国
株式も続伸となった。発表された新築住宅販売件数が前月比で3.4%増と、前月の3.8
%減から大きく回復したことが好感され買い先行。その後も、年末ラリーへの期待か
らじり高となった。その結果、NYダウは史上初めて12500ドル台に乗せている。また、
シカゴ市場の日経先物も上昇が続き17300円台半ばまで値を伸ばす場面もあった。
これを受けて本日の東京市場でも、買い先行になりそうだ。先週半ばに日経平均株価
が17000円台に乗せてからは、値固めが続いていたが、米国株式の上昇基調を確認
して、あらためて上値を試す動きになってきた。流動性の高い銘柄への海外投資家か
らの買いへの思惑や、年末・年始相場への期待が押し目買いを誘い、下値を切り上げ
ている。したがって、本日も引き続き上値を試す動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は続伸。前日の高値を3日続けて上回り、12月19日安値16754
円、11月安値15615円(27日)、そして年初来安値14045円(6月14日)からのいずれの
上昇トレンドも確認された。目標値である、18日高値16993円〜19日安値16754円まで
の下落の倍返しとなる17230円を達成。つぎは、今年最大の下落の起点となった大型
連休明け後の高値17375円(5月8日)が上値の目途になる。なお、年初来安値から4つ
の上昇波動が確認できるが、過去3回の中での最大の上昇幅は、14437円(7月18日)
〜16414円(9月4日)の1977円。これを、今回の上昇の起点となる15615円(11月27日)
に加えた17592円も目標値になる。そして、これはまさに年初来高値17563円(4月7日)
の水準である。一方、下値は26日の高値17185円と27日の安値(始値)17207円との間
にマドがあるが、これが最初のサポート。しかし、このマドを埋めると、昨日の高値17260
円が目先のピークになる可能性がある。その場合、先週半ばから26日の後場半ばまで
上値を押さえていた17100円水準が、今度は下値支持線になる。
392黒岩朝版:2006/12/28(木) 08:21:09.99 ID:5jJRU2wM
2006/12/28 「米株高を好感、買わざるリスクを意識」
 昨日の米国株式相場は続伸。ダウ工業株30種平均は102.94ドル高の12510.57ドル、
ナスダック総合指数は17.71ポイント高の2431.22ポイントとなった。業界再編期待から
自動車株が上昇したほか、原油先物相場の下落も相場を下支え。経済指標の発表を
受けて住宅市場の減速懸念が後退したことも、株価を押し上げる要因となった。また、
シカゴ日経平均先物(CME)は17335円。大証終値と比べて75円高の水準で取引を終
了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の上昇を好感して買い先行
の展開を想定。主力株を中心に上値を試す動きになると思われる。
 昨日の米国株式相場は朝方から買い先行となり、ダウは史上最高値を更新。ナスダ
ックも窓を空けて上昇しており、力強い動きを見せている。一部「お化粧買い」との観測
も挙がっているが、相場は新たなる上昇相場に突入したイメージ。米国株式相場が牽
引役となることで、しばらくは東京株式相場も堅調な値動きが期待できそうだ。
 昨日の日経平均は買い一巡後上値の重い展開となった。高値警戒感が強まってい
たほか、鉄鋼株など先駆した銘柄に対しては利益確定の売りが優勢。年末で市場参
加者が少ないことも、盛り上がりに欠ける要因となった。ただ、実質新年相場入りした
ことで、個人投資家による節税対策の売りが消滅。円安基調なども追い風となり、輸
出関連株には買いが入った。本日はやや円高にシフトしていることから、内需関連銘
柄などを中心に物色か。楽天、ヤフーなどが公取委から警鐘を鳴らされたこともあり、
IT関連以外の内需セクターで物色対象を探したい。
 東京株式相場は薄商いのなか、着実に高値を更新している。チャート的な天井到
達感も乏しい状況であり、十分な上値余地が残されている様子。積極的な売り主体も
見つからず、株価は好需給を背景とした未曾有の大相場へ発展する可能性がある。
「買わざるリスク」を意識すべきタイミングであり、是非とも株を枕に正月を迎えたいと
ころ。大納会で何株持っているかが、今後の明暗を分けることになりそうだ。
 なお、本日は寄り付き前に鉱工業生産指数が発表される。市場予想は前月比1.0%
の増加となっており、この数値を基準に市場の判断は分かれそう。
393オープニングコメント:2006/12/28(木) 08:46:34.27 ID:5jJRU2wM
国際優良株中心、新日鉄は陽線の日?--- 2006年12月28日08時41分
 27日のNY市場は続伸。ダウは102.94ドル高の12510.57、ナスダックは17.71ポイント
高の2431.22で取引を終了した。連日の薄商いとなる中、11月の新築住宅販売が予想を上
回ったことで住宅価格の安定が個人消費を後押しするとの見方から、終日堅調な展開とな
った。セクター別でも全面高となっており、特に自動車・自動車部品や運輸が堅調。シカ
ゴ225先物は大証比75円高の17335円。ADRの日本株はコマツ、日電産、松下、ソニー、
TDK、アドバンテスト、デンソー、京セラ、日産自、任天堂など対東証比較(118.64円
換算)で全般しっかり。
 昨日の日経平均は終値ベースでは5月8日以来の17200円を回復した。リード役の新日鉄
がマイナスに転じる場面をみせたほか、住金、日金工、日新鋼が下げに転じるなど、次第
に利食いの動きを強めていたが、台湾の地震の影響から一部オンライン証券ではシステム
に障害がみられていた影響も利食いに走らせた感はある。一方、トヨタが大幅上昇したほ
か、ホンダ、ソニー、キヤノンといった国際優良株など指数インパクトの高い銘柄が日経
平均を下支えした。日経平均は高値レベルで推移するものの、台湾地震でのシステム不具
合による参加者減少、鉄鋼株の上げ一服による手掛り材料難などもあり、個人投資家のシ
ェアが高いマザーズ、ヘラクレス指数はマイナスとなった。 
 台湾地震は情報端末にも影響を与えたため、年内までのロングポジションと考えていた
向きも一旦はクローズしたと考えられる。昨日の動きによって年内の売買を閉めるきっか
けになってしまった可能性はありそう。そのため、NY市場の強い動きを好感したとして
も、参加者は限定的とみられ、国際優良株の一角が日経平均をけん引する展開となりそう
である。物色には広がりが見られないと考えられ、短期資金などは値動きの良い銘柄に集
中するとみられる。昨日一服した鉄鋼株だが、長い陽線と短い陰線を交互にみせている新
日鉄は順番としては、本日は長い陽線の番である。鉄鋼株が再び強い動きをみせられれ
ば、先高期待を強め、納会での年初来高値更新に望みが残る。
(村瀬 智一)
394トレイダーズウェブ:2006/12/29(金) 07:56:59.15 ID:kwxyBNrd
 今日の東京市場は、底固い値動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は、上下を試す展開となった。米国株式の続伸を受けて買い
先行となったものの、その後は利益の確定売りに下げ足を速める場面もあった。しか
し、後場に入り鉄鋼株が騰勢を強めると、相場全体も上昇に転じた。ただ、昨日の米
国株式は小幅反落となった。発表された消費者信頼感指数や中古住宅販売などの
経済指標が予想外に良い数字だったことから、早期の利下げ期待が後退して下値
模索になった。しかし、経済指標にあらわれた景気の底固さを評価する向きの押し目
買いや、1月には新たな資金が流入すると期待した買いが下値支えとなり、終盤は上
値をあらためて試す場面もあった。また、シカゴ市場の日経先物は、17300円を中心
とした取引だった。これを受けて、本日の東京市場はもみあいからのスタートになり
そうだ。昨年の大納会は正月休みを前にポジション整理の売りに急落となったが、
本日もこの観点からの戻り売りは予想される。しかし、米国株式市場は、年末・年
始ラリーへの思惑などからNYダウが一旦史上最高値を更新するなど、なお上昇
基調に変化はない。また、東京市場でも海外投資家からの買いへの期待などか
ら流動性の高い銘柄にはまとまった買いが入りやすく、これが相場全体を支えそ
うだ。そのため、本日の相場は底固い値動きになりそうだ。

 昨日の日経平均株価は3日続伸。前日の高値を4日続けて上回り、12月19日安
値16754円、11月安値15615円(27日)、そして年初来安値14045円(6月14日)から
のいずれの上昇トレンドも確認された。17300円台に乗せる場面もあり、次は今年
最大の下落の起点となった大型連休明け後の高値17375円(5月8日)が上値の目
途になる。なお、年初来安値から4つの上昇波動が確認できるが、過去3回の中で
の最大の上昇幅は、14437円(7月18日)〜16414円(9月4日)の1977円。これを、今
回の上昇の起点となる15615円(11月27日)に加えた17592円も目標値になる。これ
はまさに年初来高値17563円(4月7日)の水準である。一方、昨日は26日の高値
17185円からのマドを埋めた。したがって、昨日の安値17163円を下回ると、昨日の
高値17260円が目先のピークになりそうだ。その場合、20日後場から26日の後場半
ばまで上値を押さえていた17100円水準が、今度はサポート・ラインになる。
395黒岩朝版:2006/12/29(金) 08:10:35.34 ID:kwxyBNrd
2006/12/29  「大納会、渾身の一銘柄で!」
 昨日の米国株式相場は小幅反落。ダウ工業株30種平均は9.05ドル安の12501.52ド
ル、ナスダック総合指数は5.65ポイント安の2425.57ポイントとなった。ダウが連日の高
値更新で過熱感が強まっていたほか、主要経済指標が景気の好調さを示唆。早期の
利下げ観測が後退することになり、株式相場はネガティブな反応を示した。また、シカ
ゴ日経平均先物(CME)は17310円。大証終値と比べて60円高の水準で取引を終了し
ている。従って本日の日経平均はシカゴ日経平均先物にさや寄せからのスタートを想
定。堅調な滑り出しになると思われる。
 昨日の東京株式相場は鉄鋼株の上昇が下支えになり、日経平均、TOPIX共に終値
ベースではプラス圏をキープ。テクニカル的な過熱感を解消したことで、再び押し目
買いの動きが優勢となった。日経平均の日足チャートでは下方の窓を下ひげで埋め
る動き。調整一巡感の強いチャート形状となっており、本日は再び高値を目指す動き
が期待できそうだ。
 本日は泣いても笑っても大納会。来年の相場テーマに対する期待感が最も高まり
やすい日でもあり、来年の相場を占う上でも重要な一日となりそうだ。しかし、マーケ
ットにおける“勝ち組”は既に海外バカンスへ。今日東京市場と対峙している投資家
は、「来年こそは」という気持ちで“飛躍のバネ”にしてもらいたいものだ。
 東京株式相場は年末特有の“餅つき相場”の色合いを強めている。海外市場が新
年2日からスタートするリスク(国内市場は4日から)も内包しているが、アメリカ市場
では「景気の軟着陸シナリオ」が既にコンセンサス。年末年始の海外市場の変動リ
スクはそれほど高くはなく、個人投資家は大納会で“渾身の一銘柄”を選択してみた
いものだ。テーマはもちろん○&○。決してタッキー&翼ではない。
396オープニングコメント:2006/12/29(金) 08:37:12.21 ID:kwxyBNrd
新日鉄で締めくくり?--- 2006年12月29日08時32分
 28日のNY市場は小幅下落。ダウは9.05ドル安の12501.52、ナスダックは5.65ポイン
ト安の2425.57で取引を終了した。11月中古住宅販売や12月シカゴ購買部協会指数、12月
消費者信頼感指数が相次いで予想を上回ったことを受けて長期金利が上昇傾向にあること
が上値を抑える要因となっている。セクター別では電気通信サービスや不動産が上昇する
一方で資本財や自動車・自動車部品が軟調。
 シカゴ225先物は大証比60円高の17310円。ADRの日本株は花王、旭硝子、日電産、ソ
ニー、TDK、アドバンテスト、京セラ、トヨタ、ホンダ、キヤノン、三菱UFJなど対
東証比較(1ドル118.92円換算)で全般しっかり。
 昨日の日経平均は小幅ながら3日続伸となった。朝方の17300円回復後は膠着感を強め、
国際優良株の一角が下げに転じた影響や昼のバスケットが売り決めとの観測から下げに転
じる場面もみられていた。しかし、新日鉄への強烈な買いが続き、年初来高値を更新して
更に一段高となると、これに刺激される格好から日経平均も切り返しをみせていた。
 本日は大納会で立会時間は半日となるため、積極的な商いは限定的となろう。そのた
め、指数インパクトの高い優良株や来年1月の追加利上げ観測を手掛りにした銀行株などへ
のインデックスに絡んだ物色があるとしても、物色対象が広がりをみせるということは考
え難い。そのため、このところの中心的な存在感をみせている新日鉄1社に資金が集中す
るとみておきたい。
 また、テクニカル面では、日経平均は利食い優勢の流れから陰線となっているが下ヒゲ
を残しており、押し目買い意欲は依然として強いとみられる。ボリンジャーバンドのプラ
ス2σは17490円レベルまで広がりをみせており、来年への先高期待は強そうである。
(村瀬 智一)
397山師さん:2007/01/01(月) 02:40:41.92 ID:/2LIFhQs
来週の東京株市場、強い基調を維持し値固めする展開に

 [東京 29日 ロイター] 来週の東京株式市場は、もみあいが想定されている。実質1日半しか
立会いがなく、すぐに3連休となるため、全体的に動きにくい状況にあるが、需給状態が良好なため
強い基調を維持するという。日経平均は4月に記録した高値1万7563円37銭回復に向けて、値固
めする展開になるとの見方が多い。

 来週の日経平均株価の予想レンジは、1万7100円─1万7400円。
 1月に利上げが行われないとの見方から強気が支配している東京株式市場だが、年明け後は海外
機関投資家の買いが活発化するとの指摘があるほか、個人投資家のマインドも高まりつつある状況
から「引き続き強気基調を維持する可能性が高い」(金山証券・商品本部長の川崎達行氏)との見方
が支配的だ。立会い日数は少ないものの、流動性相場に対する期待感から売り込みにくいとの声もある。
 年末年始休暇の間に「為替相場や米国株式市場が激変しない限り、トレンドが変化をする要素はない」
(みずほインベスターズ証券・投資情報部部長の石川照久氏)という。
 もっとも、高値警戒感が生じているため、目先の目標とされる4月高値(1万7563円37銭)を一気に
奪回するのは難しいとの指摘もある。
 大和証券SMBC・エクイティマーケティング部課長代理の西村由美氏は「高値警戒感があるものの、
環境面に大きな変調がなければ、日経平均は4月高値奪回に向けて値固めすることになるだろう」と
コメントしていた。
http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=topNews&storyID=2006-12-29T194834Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-241341-1.xml
398良スレにつきage:2007/01/04(木) 23:11:53.29 ID:HJSyysyi
黒岩夕版

2007/01/04 「東京株式相場は、原子力エンジンを搭載」
 大発会の日経平均は127.84円高の17353.67円で取引を終了した。朝方から業界再編期待や円安進行などを好感して買い先行の展開。輸出関連株が堅調に推移したほか、内需関連株にも買いが優勢となった。
ただ、上昇幅は限定的であり、高値圏では利益確定の売りが優勢。「日銀による1月利上げ観測」が浮上したことで、上値を抑えられる形となった。業種別東証株価指数では保険業、電気・ガス業などが上昇。鉱業、鉄鋼などが下落となった。
 本日の東京株式相場は、今年の相場への期待感などから幅広い銘柄に買いが先行した。5月に解禁される三角合併に対する期待感や、年末報じられた日本に対するM&A待機資金の豊富さなどが材料。
再編のターゲットになりやすい銘柄には買いが優勢となった。また、円相場が1ドル=119円台半ばで推移したことも、輸出関連銘柄を押し上げる形。トヨタが上場来高値を更新したことで、市場の雰囲気は明るくなった。
 しかし、その一方で軟調に推移したのは、資源株の一角。海外市場で商品相場が下落したことで、処分売りの動きが強まった。また、年末急上昇した鉄鋼株にも、利食い売りが優勢。テクニカル的な過熱感が台頭したことで、換金売りが強まったようだ。
 本日の相場で特に目立った動きをしたのが原子力関連銘柄。年末に米GEと三菱重工が協力すると報じられており、日立、東芝などの関連銘柄が物色対象となった。
また、同社株が所属する電機セクターは出遅れ感が強く、先駆した銘柄を売って出遅れ銘柄を買う“循環物色”の対象となったようだ。
 マイケルと同乗している車は原子力エンジンを搭載していた。素晴らしい加速力であり、東名高速での快適ドライブは続いている。もしかしてこの車はデロリアン!?そうあのバック・トゥ・ザ・フューチャーに登場した伝説のアメ車だ。
なるほど、だから“マイケル”なのか・・・。
このまま加速しつづければ「88マイル(時速140キロ)」でタイムトラベルするはず。どの時代へと移動するかは分からないが、プルトニウムがなくなるまで走り続けることになりそうだ。


399保守ついでに:2007/01/07(日) 20:15:57.84 ID:Tw8BEY+9
今週の見通し・株式 高値圏でもみ合う展開
 今週の株式相場は高値圏でもみ合う展開か。昨年末からの急ピッチな上昇に対する
警戒感が残る半面、世界の主要株式相場に比べた出遅れ感や企業業績の好調さから
先高期待も強い。売買が交錯する中、日経平均株価が1万7000円台を固められるかど
うかが焦点になりそうだ。

 先週は大発会で約8カ月半ぶりの高値(1万7353円)を付けた後、週末に一時340円
超急落した。ただ昨年11月の安値(1万5725円)から大発会まで1628円(10.3%)上昇
したため「当然の一服」(ゴールドマン・サックス証券の久保昌弘氏)と受け止める声が
多い。

 今週は外部環境に目を向けた神経質な展開が予想される。11日には内閣府が昨年
11月の景気動向指数を発表する。数カ月先の景気動向を示すとされる指数は景気判
断の分かれ目となる50%を2カ月ぶりに下回る見通しで、景気の減速懸念が台頭すれ
ば利益確定売りが膨らむ公算が大きい。

 来週に日銀の政策決定会合を控えるため追加利上げをめぐる思惑も交錯し、売買
の手控え要因になる可能性もある。為替相場は円高傾向が強まり、原油や金など国
際商品市況は軟調に推移している。「昨年末から相場のリード役だった自動車や鉄
鋼、資源関連株は当面手掛けにくい」との声も聞かれる。

 一方で企業業績は上方修正の期待が高く「下値では押し目買いが入り、相場は底
堅い」(大和証券投資信託委託の長野吉納氏)との見方もある。週明けからセブン&
アイ・ホールディングス、ファミリーマートなど小売業の9―11月期(2007年2月期の第
3四半期)業績の発表が本格化。個人消費の回復を今年のテーマにあげる投資家は
多く、内需関連株に物色が広がるかどうかが相場上昇のカギを握りそうだ。

 週末には株価指数オプション1月物の特別清算指数(SQ)が算出される。オプション
取引に関連して株価指数先物に仕掛け的な売買が出て、値動きが荒くなる展開を予
想する声もある。

[1月7日/日本経済新聞 朝刊](07:00)
400山師さん:2007/01/10(水) 03:05:36.88 ID:0qMfqOn8
401山師さん:2007/01/10(水) 08:16:58.07 ID:K/KhX+E8
株式オープニングコメント  2007年01月10日08時08分


出遅れ内需関連を中心とした資金シフトの動き継続

 9日のNY市場はまちまち。ダウは6.89ドル安の12416.60、ナスダックは5.63ポイント
高の2443.83で取引を終了した。原油価格の下落でエネルギー関連が軟調となりダウは小
幅安、一方、新製品を発表したアップルが大幅高となり、他のハイテクへの波及効果から
ナスダックは上昇している。セクター別では、不動産や自動車・自動車部品が上昇する一
方でエネルギーや電気通信サービスが軟調。シカゴ225先物は大証比10円安の17250円。A
DRの日本株はブリヂストン、旭硝子、日電産、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、任天
堂、住友商、三井住友、みずほFGなど対東証比較(1ドル119.34円換算)で全般小じっ
かり。
 昨日の日経平均は反発し、5日線が位置する17200円を回復した。売り優勢のスタートと
なり、寄り付き直後に17000円を割り込む場面をみせた後は押し目買い意欲は強くプラス
に転じている。指数インパクトではゴールドマン・サックスによる格上げが伝えられたソ
ニーが日経平均をけん引。みずほFGなど銀行株、通信株、損保株など内需関連が軒並み
値を上げており日経平均を下支えしている。利食いに押されていた新日鉄など鉄鋼株がリ
バウンドをみせたことも先高観を強める要因となった。一方、ジャスダックは辛うじてプ
ラスとなったが、マザーズ、ヘラクレス指数はマイナスと、中小型株への慎重スタンスは
続いている。
 2007年に入ってから出遅れ内需関連を中心とした資金シフトの動きが目立っているが、
17-18日の政策決定会合で日銀は利上げを実施するとの公算が高く、利ざや拡大によるメ
リット享受から銀行株への物色は引き続き継続しそうである。また、証券の再編が伝えら
れているほか、ノンバンクのリストラ策なども報じられており、金融セクターへの資金シ
フトにつながろう。そのほか、昨日はソニーが主役となっていたが、引き続き出遅れハイ
テク株への物色も期待される。一方、リバウンドをみせていた新日鉄などは5日線などテク
ニカル的な抵抗線などをクリアできないと一気にリバウンド一巡感が強まる可能性はあり
そうだ。 
(村瀬 智一)
402復刊ドットコム:2007/01/10(水) 08:55:05.27 ID:RKnERffY
こちらのサイトで「世紀の相場師 ジェシーリバモア」「相場は生きている(上・下巻)」
の復刊運動を行っております。
該当著書にご興味をお持ちの方は、ぜひとも御投票ください。

http://www.fukkan.com/fk/index.html

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こころを殺して相場に挑んだ男
1929年世界大恐慌を予測し、暴落のさなかに一人勝ちをおさめた伝説の相場師。その華麗なる生涯と、類い希な相場眼と強靱な精神力が生んだ「投資の鉄則」は、世紀を超えてウォール街に息づいている。天国と地獄を見た男の生涯を劇的に描く!
株式売買のタイミングを計るピボタル・ポイント理論、資金管理の法則、相場の心理学などをまとめた【リバモア 投資の鉄則】付。


相場は生きている (上・下巻) 情報のご提供はこちら
著者名 岩本 巌
出版社 日本繊維新聞社

戦後の相場書の十指に入ると云われるモノで、
相場の心理、技術など、今日においても座右の書として多くの商品先物業界人、投資家が活用している。

−投機というものは、人間が生きているかぎり、避けることのできない
景気の変動について、消極的にはそれからこうむる損失を保険し、積極的にはそれを利用して儲けようとする行為であるが、賭け事は、われわれの生活とは関係のない対象物で人為的な機構によつて利益を得ようとする行為である−

403山師さん:2007/01/10(水) 08:56:58.05 ID:K/KhX+E8
2007/01/10 「金融業界に再編期待、内需株中心に物色」 

 昨日の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株30種平均は6.89ドル安の12416.60
ドル、ナスダック総合指数は5.63ポイント高の2443.83ポイントとなった。原油
先物相場の下落が関連銘柄を押し下げる形となったが、大型株の上昇が相場を支
える形。午後に入ってから原油先物相場が下げ渋ると、株式相場にも押し目買い
が入った。また、シカゴ日経平均先物(CME)は17250円。大証終値と比べて10
円安の水準で取引を終了している。従って本日の東京株式相場は米国株式相場の
方向性が乏しかったことから、もみ合い相場からのスタートとなりそうだ。  
本日のトップニュースはやはり、みずほ証券と新光証券との合併報道であろう。
今年のテーマの本命が“M&A”だけに、証券業界の再編はさらに思惑を高める
ことになりそうだ。昨日の東京株式相場は内需の出遅れ株を中心に上昇。金融業
界の再編期待が高まりやすい状況となっており、本日は物色の矛先が「外需」か
ら「内需」へのシフトが鮮明となりそうだ。関連銘柄が全体相場を押し上げる形
となりそうだ。  テクニカル面でも日経平均の日足チャートでは大陽線が出現
し、ローソク足の組み合わせでは「強気転換」を示す“切り込み線”が出現。早
くも調整一巡感の強いチャート形状となっており、投資家心理はかなり改善した
と見られる。  また、円相場も1ドル=119円台での推移。一時高まった円高観
測もやや後退しており、輸出関連銘柄もそこそこしっかりした値動きとなりそう
だ。  先週末の急落ショックは完全に後退した形。急落の原因とされた「北朝
鮮核問題」などもすっかり影を潜めており、単にこれらの材料が「利食い売り理
由」とされたことが鮮明となった。相場は適度な調整を経たことで上昇しやすい
需給環境にあることに変わりはない。銀行株、証券株などを物色対象とし、強気
のスタンスを継続したい。
404山師さん:2007/01/10(水) 08:58:32.46 ID:K/KhX+E8
↑黒岩センセイね
黒岩 強気
村瀬 銀行、証券↑、鉄↓
ってところか。
欧州が、売り越しらしいね。
405山師さん:2007/01/10(水) 11:52:10.05 ID:K/KhX+E8

株式ランチタイムコメント  2007年01月10日11時39分


前日リバウンドから一転、利食い優勢に

午前の日経平均は大幅反落。290.88円安の16946.89円(出来高概算10億2000株)と17000
円を割り込んで前場の取引を終えている。昨日、17000円を瞬間割り込んでからの切り返
しによって17200円台まで急回復した日経平均は一転、利食い優勢のスタートとなった。
昨日相場のけん引役となっていたソニーが下げているほか、トヨタなど国際優良株も軒並
み値を下げている。また、リバウンドの持続が期待されていた新日鉄も前日の上昇分をほ
ぼ打ち消す格好となっている。

一方、みずほ証券と新光証券が来年1月に合併と報じられたことを受けて業界再編機運が高
まり、新光証券のほか、みずほインベなど証券各社が軒並み値を上げている。そのほか、
昨年末の併合後から強い動きをみせている日本橋梁のほか、松尾橋など橋りょう株も再編
を手掛りにした強い動きが目立っている。

また、米アップルのipod携帯電話発表をきっかけにソフトバンクが関連銘柄として動意付
いており、日経平均を下支えている格好。ただ、同社や新光証の上昇インパクトもトヨ
タ、ホンダ、ファナックなどの下げにあっさり吸収されてしまっている。東証1部の騰落銘
柄は、値上がり263に対して値下がり1366、変わらず81と、値下がりは全体の8割近くを占
めている。 フィスコ
406山師さん:2007/01/10(水) 11:54:07.50 ID:K/KhX+E8
前場、個人売り越し。
後場、ソフトバンクに注目かな。ソフトバンクが下げるようだといったん処分するしかないかな。
407山師さん:2007/01/10(水) 11:54:08.82 ID:lXSI/faW
フィスコストップしとるよ
408山師さん:2007/01/10(水) 16:13:58.75 ID:0d7u6NKG
黒岩センセw
409山師さん:2007/01/10(水) 21:55:08.93 ID:jmcsZzNg
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 ☆株式アナリスト黒岩泰の市場的比喩
 ☆「窓理論」による売買シグナル一覧   提供:(株)マーケットバンク
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 市┃場┃的┃比┃喩┃
 ━┛━┛━┛━┛━┛
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<株式アナリスト黒岩泰の市場的比喩>
  「激突スズメ」
  本日の相場を見て20年前の記憶が走馬灯のように甦ってきた。――時代は
 1980年代中ごろ。高校生だった私は、校舎5階の音楽室で退屈な授業を受けて
 いた。しかし、そこへ予期せぬ訪問者。何を血迷ったのか、北側の窓から一
 羽のスズメが飛び込んできたのだ。時速は40キロか50キロぐらい。かなり速
 いスピードであったと記憶している。ただ、その音楽室の窓は南側が閉まっ
 ていて、いわば“袋小路”の状態。瞬く間にスズメはガラスに激突し、気絶
 してしまったのだ。高校生の時分このようなイベントは、スズメには申し訳
 ないが、クラスでは歓迎ムード。男子校をいう“むさ苦しさ”はあったが、
 にわかに“スズメ救助隊”なるものが結成され、音楽の授業が生物の授業へ
 と早替わりしたのである。
  本日の急落は、投資家がまさしくこのスズメ状態であったことを意味して
 いる。日経平均の17300円という“壁”に気づかず、激突してしまったという
 わけだ。実際、私もこの壁の存在を疑っていた。いや、今でも疑っている。
 壁なぞとうに消滅したと思い込んでいたのである。
  投資家にとって先入観ほど危険なものはない。「思い込み」が最終的な判
 断を遅らせ、致命傷になりかねないからだ。かのスズメ君も「透明なもの=
 前に進んでも大丈夫」と思い込んでいたわけで、その先入観がトンだ災難を
 招いたわけだ。
  ただ、投資家にはスズメ君のように救助隊が結成されることはない。どの
 ような場面であろうとも自力で復活しなければならないのだ。「それが恐い
 のなら株なんか止めちまえ」――そう言いたいところだが、コラム連載一発
 目でそれはないだろう。といって「みんな仲良く儲けましょう。」というの
 も、基本的に「ゼロサム」っぽい株式投資には不釣合いである。せいぜい
 「壁には注意して歩きましょう」この程度が限界である。
  投資家にとって重要なのは、いつでも軌道修正できる“臨機応変さ”であ
 る。友人から「優柔不断」「気まぐれ」などと罵られてもいい。ようは勝て
 ばいいのだ。「壁」にぶつかったから引き返す勇気。その勇気こそが利益の
 源泉となるのだ。
410山師さん:2007/01/10(水) 23:32:22.76 ID:e1/GiGRu
>>409
なんだ・・・・
ここと言っている事違うぞ?
http://marketbank.jp/kuroiwa/column/index.html

まあなんだかんだ言っているけど、個人が買い越してきたから
下がったんじゃねーの?
411山師さん:2007/01/11(木) 10:43:08.73 ID:N5ssZKXs
>>409
要するに、
外したらコロコロドテンするんで、
文句言うなよ、ということか。
412山師さん:2007/01/11(木) 11:45:49.06 ID:m0g26iwT
村瀬じゃ
無くなったの?
413山師さん
どんどん社員が独立するフィスコ。