株板１行リレー小説

そして感謝した村上という男が生まれてきたことをそれからというもの

しかし村上が行ったのは買収ではなく空売りであった

「俺達、嵌められたのか？」

「ああ、おけつにもんまりとな」

しかも秋華賞の馬券は当たったのに元本割れのトホホな日であった

最後の望みを託してヤフーで「デイトレ必勝術　もんまりと」というのを買ってみると

本を開くとともに煙がたちのぼり

現れた北浜先生が一言、

「最近、髪の毛が薄くなって参ったよ」

俺は「ところで、ドリテクいつ寄りますか？」と聞いてみた。

んなもん知るか！ヴぉけええええええええええええええええ

私の目の前には、横に並ぶ棒が1,2,3・・・

え〜いっ、３つ以上は数えられんわっ！！

小説じゃなくてただの落書きになったところで・・・

　　　

　　　ーーこ　の　巻　終　わ　りーー

>>861
別にいいんだけど、
終わり方のセンスがないね。

センスって…

扇子＝煽子ー火

そう。損切りのセンスがなかった・・・

とここまで読んでパタッと本を閉じたオレは、このあまりにシュールな終わり方は何なのだ？と

ふと背表紙に目をやると、「中巻」と書いてあった...

下巻を取ってページをめくると「第一章 TV局をねらえ！」を読み始めた

普段は平凡なリーマンだが実は巨大な財産を持つトレーダー、只野が主人公である

何から何まで平凡であるが、実は巨大な一物も持っていたのである。

そんな彼のことを、世人は大凡人と呼んだり呼ばなかったりするのであった

凡人であるが為に彼はサイバーモールを立ち上げ世間に猛アピールし更にはTVの買収を実行中である。

ちなみに、彼の愛読書は松本零士の「聖凡人伝」であった。

ある日只野は密かに社長室に呼び出されていた。「お呼びですか社長」

社長は窓から遥か下方の街路を眺めていた。「フハハハハハ、見ろ、人がまるで虫けらのようだ」

「はぁ？それがどうかしましたでしょうか？」

金、そもなくば死を選べ！

あっ、あなたはもしや、ソモナクバ投資法の...

「ふっ、社長とは仮の姿なのだよ只野くん」

私は日本の相場を裏で牛耳っている総本山隊長山田大輔５６歳だ！
お前の全財産を運用しないか？さもないと

ＮＥＷＳで消費税が15％になると，言っていたが，本当か？

只野「15って脅しとけば８ですんなり行くでしょ、社長。サツのねずみ取りと同じですよ。」

「私の財産を運用しなければ消費税があがるだって！？」

只野君、君の持つ資産はそれだけ国の脅威になってるのだよ。

「これからはその資産を武器として、市場の巨悪や手下の筋共と闘ってもらうぞ！只野君」

その日から社長の特命を受けての戦いが始まった。そしてさっそく夜に

おけつにもんまりと

女性アナウンサーが

「あっはーん。最近、堀江が新しい買収先を見つけたらしいわよ」と只野につぶやいた。

おれは堀江が手を出しそうな会社を考えた。含み益と社会的ステータスのありそうな会社は・・

日本銀行(8301)だ。

株価は1か月から急騰している。すでに買収が始まっているのか...

日銀総裁「我々は経営権確保のために日銀券を大量発行し(後略)」・・・なんでやねん。

総裁は並み居る報道陣の前でしょーもないギャグを飛ばし窮地に立たされていた。チャンスだ！

「ナーウ・ゲッツ・ザ・チャンス！　ニン」

思わず叫んだ只野は、フラッシュを浴びながらアワを噴いている日銀総裁を拉致すべく

記者会見会場に、足銀相場で儲けたお札を一気にばらまいた。大混乱に陥る会場。只野は、この混乱に乗じて、、