放送KING フジテレビVSライブドア 激突!大決戦 24

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557山師さん
ポイズンピル

直訳すると「毒薬」だが、企業が敵対的買収を抑止・防衛するための手段の意。敵対的買収はねらわれた
企業の取締役会の意向に反して買収し、合併・統合を行うこと。それを防衛あるいは抑止するために、既存
株主に対して「敵対的な株の買収によって買収者が一定の議決権割合を取得した時点で、市場価格より安
い価格で株式を引き受けられる」という条件の新株予約権を発行する。買収者が株を買い進めたら、ただち
に株数を増やし、買収者の議決権割合と、持っている株の価値を下げる一方、買収にかかる総費用を上げ
るという仕組みである。これにより買収者の意思をくじいて時間的な余裕を得られ、交渉が買収者のペース
で一方的に進むことを阻止したり、ほかの友好的な買い手と交渉を進めることができる。アメリカでは1980年
代なかばから導入が進み、敵対的買収の抑止・防衛策として認められているが、日本では2002年4月の商
法改正で、新株予約権を社債につけず単独で発行できるようになった。敵対的買収が行われることがわか
った時点で発動されるので、「トリガー(引き金)条項」ともよばれる。UFJ銀行が東京三菱銀行との合併問
題で三井住友銀行の横槍を防ぐために、こうした内容の新株を発行して話題となった。

http://dic.yahoo.co.jp/tribute/2004/11/28/1.html