前職がハード過ぎて今の生活が物足りない香具師

このエントリーをはてなブックマークに追加
246集計係 
何故か眠れんので実体験を書きまつ。

【ある平穏な月始めの朝会議〜リテール証券マソ編〔実話〕】
<登場人物>
A課長(34歳)→一次選抜の若い課長。客層は富裕層や、頻繁に売買してくれる稼動客をたくさん持つ。
B課長(53歳)→リストラ対象の小さな課の課長。客層は爺さん婆さんばかり。当然いつも目標は達成できず。

A課長(34):Bさんよお、あんたんとこの課だけだよ、予約(※注1)の数字達成してないの。どおすんの?
B課長(53):私が責任もってやります。課の不足分は私が死んでもやり抜きます!!
A課長(34):は?馬鹿かてめえ。おい、なあ、わかってるの?ホントに??なあ!!!
B課長(53):店(支店)にはこれ以上迷惑かけれませんから私の進退をかけてやりきります!
A課長(34):おいカスツ!!てめえ嘘ばっかつくんじゃねえよっ!!もうてめえの嘘聞き飽きたんだよっ!

支店長は遠目からニヤニヤしながらこの光景を楽しむが如く見ている。

A課長(34)おい、○○(漏れのこと。当時入社三年目)!
漏れ(当時25):はい!!(走ってA課長のところへ逝く)
247集計係 :04/02/25 03:06 ID:w2M0srQx
A課長:この馬鹿(B課長)がさあ、残っている数字やるって言ってるけど、お前信じる?
私:私ごときで判断しかねますが、非常に厳しい数字だと思います(汗。
A課長(34):(B課長にむかって)三年目のこいつですら難しいっていってるぜあんたがやろうという数字。
B課長(53):いいえ、必ずやります。
A課長(34):だから!てめえいい加減にしろって!!!てめえの不足分を店(支店)全体がかぶらなけりゃ
いけないんだよっ!!信用できねえんだよ!!!本当にやる気あるんだったら皆に一人一人土下座して
「今までずっと嘘ついてきましたが、今回は信用して私に任せてください」って言って来い!!!

B課長AM7:00にて支店にいる全員(新人も含めて)一人一人に土下座して回る。

その光景があまりにも悲しくて、25歳のもう十分大人である漏れの目から涙がでてきた。
となりの新人も涙で目が真っ赤であった。



※注1 当時証券会社は月間目標の30%収益を月の初日一日でやるのが通例であった。予約とは前日まで
に「○月1日にこの商品を買いますねえ〜」といって全ての注文を初日に集中させること。株の成行注文を
一週間前に取ることもあった。全ては激しい支店間競争に打ち勝つ為。それが無理な営業の一因でもあった。