>>386 ttp://www.opticast.co.jp/opt/knowhow_f.htm 信用買いされたままでまだ決済されていない株式の残高を買い残といい、
信用売りされたままでまだ決済されていない株式の残高を売り残といいます。
買い残や売り残は、株数ベースでみることもできれば、金額ベースでみることも
できます。
買い残は潜在的に将来売られる可能性のある株式、売り残は潜在的に将来買
われる可能性のある株式と考えられますので、ある銘柄の需給関係を判断する
際にその銘柄が貸借銘柄であれば、買い残と売り残の数字を見ることも忘れては
いけません。
買い残のほうが売り残よりも圧倒的に多い場合には、将来の売り圧力が大きいと
判断されるため、その銘柄の需給は良くないと判断されます。また、よくあるケース
ではありませんが、売り残のほうが買い残よりも圧倒的に多い場合には、将来の
買い圧力が大きいと判断されるため、その銘柄の需給は良いと判断されます。
買い残と売り残の関係を一つの数字としてみる指標として貸借倍率があります。
これは、買い残を売り残で割った数字です。株数ベースで計算する方法と金額
ベースで計算する方法の2通りがありますが、どちらの方法でも大きな違いはあり
ません。貸借倍率が低いと買い圧力が強く、貸借倍率が高いと売り圧力が強いと
判断されます。また、貸借倍率が2倍以下で、売り残と買い残がともに増加しなが
ら株価もしっかりしている場合には、その銘柄は取り組み妙味があるということで、
投資家の注目を集めることがあります