鋭い社会批評で知られる解剖学者、養老孟司さん(66)の新潮新書「バカの壁」が5日、発売から約4カ月で100万部を超えた。
バカの壁とは「自分が知りたくないことについて自主的に情報を遮断」してしまうことを指す。「自分の脳が理解できる限界」という意味だ。
例としてイスラエルとアラブの関係、父親の説教の効き目など。これまでの常識や慣例に切り込み、それを平易に説いている。
はいはい2ゲットずさーっときたもんだ
養老たけっさん、虫捕りに興じていたよ。(昨晩のNHKの番組)
ということで、学研
ホント、ばかバッカ
つまり日本コーリンが潰れたのを遮断できるってことですか?
昨晩のTV番組で、よーろーっちは虫捕りに興じていたから、学研
一般社会の常識を持って相場界に臨み、破れていく者の数は多い。
相場の世界に足を踏み入れる方達は、一般社会での成功者が多いが、
その一般社会での成功体験が相場での失敗に繋がっている事が多い。
一般社会で伸びた鼻が、叩き折られたわけだが、ここで謙虚になった
方は勝ち組みとなる可能性もあるが、そうでない大多数の方達は、
最近のベストセラー「バカの壁」での一節、「自分が知りたくない事
については自主的に情報を遮断してしまう」状態、つまり、株式投資
で言えば買った株が下がった場合、悪材料には目をつぶり、耳に優し
い上げ材料のみに期待し、最後には塩漬け状態(信用取引なら投げさ
せられたり、踏まされたり)となってしまう。
まあ早い話が学習能力のない人間はダメということだな
10
11 :
認知的不協和理論についてちょっと説明:03/09/07 16:57
言い出した人は、フェスティンガーって言う人。
1950年代くらいに言われた古い理論。要は、自分の信念・知識・考え方に矛盾、
対立が生じるような状況(これが認知的不協和)におかれると、人はその不協和を
低減させるような行動を選択して取るという理論。
有名なたとえ話はイソップ童話(やったかな?)にある「すっぱい葡萄」の話。
ももという名のキツネがいました。このキツネは欲張りで高い木の上になっている
萄を欲しがるんです。でもどうしてもその葡萄が取れない。すると、その葡萄をケ
イという賢い鳥に取られてしまいます(→認知的不協和)。
そこでキツネはつぶやきます、「どうせあの葡萄はすっぱかった」。つまりキツネ
は「葡萄を取りたいのに取れなかった」っていう不協和を、「どうせあの葡萄はす
っぱかった」と自分に言い聞かせることでその不協和を低減させているということ。
認知不協和といえば「れ」
ヘェーヘェー
14 :
この現象は良く株式市場に見られる:03/09/07 17:03
日経平均が1万円を割りました。みんなビックリしています。
ここに認知的不協和が発生します。日常では考えられないことだから。
そこでありとあらゆるアナリストがいろんな情報を発信します。
“外人が売っている”“持合いが解消売りだ”“PKOが機能してない”
“時価会計の影響が…”みんな下げることはまだ続くといわんばかり。
これによって認知的不協和を解消します。
こんな非日常の場合、デマも起こりやすいんだ。外人ほんとに売ってんの?
持合い解消するといっても株価みながらやるだろ?安いとこでわざわざする
の?PKO(プライス・キーピング・オペレーション。
公的資金で株式を大量に購入し株価を維持する政策)って頼るべきものなの?
時価会計でほんとに企業は株売ってるの?きっとマスコミと同じで一部で行わ
れていることが全体を写しているかのように論じられているだけなんだ。
>11
魯迅の「阿Q正伝」の「精神勝利法」とか「奴隷根性」
と認知的不協和理論は同じなの?
こっちの場合負けたら負けた事実きちんと認識して
「くやしい」と思い改善の努力せず
「くやしい」と思わないために負けたこと負けてないと
無理やり解釈して精神的に自己満足しちゃう、みたいな話だけど。
16 :
情報が相場を動かすのではなく、相場が情報を生む:03/09/07 17:11
株式売買をした経験のある人なら、投資アナリスト、エコノミスト、投資顧問、
それにジャーナリストといった人たちの相場予測が、通常、どうしようもなく
後追いであることに気づくだろう。彼らの情報、分析や見通しは、すでに長らく
株式市場が動いている状況の検死解剖(事後確認)程度のものでしかない。つまり、
相場は情報に先んじているのである。
『これが株式取引所だ』という本を著した株式投機家のコストラーニィは、
この点を次のように書いている。
「一般的には、情報が相場を動かすのではなく、相場が情報を生むのである。
これはパリでもロンドンでも、またニューヨークでも真実である。その日の取引
が終わった時点で、誰もが当日の値動きはトレンドからの一時的な逸脱なのか、
それともトレンド自体が変わったのかを説明してくれる講釈を聞きたがる。
だが、これらは二時間前には夢にも思わなかった講釈なのである」
−−−−−−−−−−−−−−馬鹿−−−−−−−−−−−−−−
18 :
後悔と認知的不協和:03/09/07 17:36
後悔―人間は、どんな小さな失敗でさえ、失敗に対して後悔の念をもちます。仮に後悔の痛みを持ちたくないという人は、
非合理的な行動をしてしまっているケースがあるかもしれません。Regret Theory(後悔理論)は、価値がさがったため、株の売りをする人と価値が上がったため、株を売る人の心理を明らかにします。後悔理論は、下がってしまった株を売らず、
株式投資に失敗してしまったことに決着をつけることを拒む人が説明されるときに使われます。
認知的不協和―認知的不協和とは、信念と仮定が間違っていたときにおこる心の内面の葛藤です。認知的不協和の理論は、充分に合理的とはいいがたい行動も引き起こします。ある人は、仮定をかえられたくないため、新しい情報を入手しないことがあります。
そのための経験的なデータもあります。不協和理論の根幹には、回収不能なサンク・コストの認識と、
その実現との間で大きく揺れています。不協和を減少させる意思決定を正当化する方法として「選択的意思決定」が存在します。
ようするに高速損切り最強ってことですね?
あはは。そうかなぁー
21 :
フェスティンガーによれば:03/09/07 20:18
フェスティンガーによれば、集団は見返りより苦痛が大きくなるまで、認知的不協和の状態
を維持する。株式市場では、この時期は、利益を求める貪欲よりも、損失への恐れの方が
大きくなる時と考えられる。
心理学に確認バイアスという言葉があります。
人間には自分に都合の良いように物事を解釈しようとする傾向があることを指した
ものですが、確認バイアスと株式市場の関連については以下のように述べています。
私たちの導く結論は、自分達が信じたいと思うことによって、しばしば極端に歪め
られている。その結果、私たちは自らが既に取ってしまった行動を確認する情報を
選択し、それとは矛盾する情報を避けようとする態度に出がちである。
記憶の研究者によれば、人々がある特定の結論を出したいという動機を持つ場合には
、自分達が所望する結論を支持するエピソードや事実の記憶を知らず知らずに探し
求めているという。株式市場において、自分達が既に間違った意思決定をしてしま
ったことを示す情報を避けるのは、明らかにそうした行動の結果である。
この情報は景気情勢判断に関するものであったり、株価そのものに対する見方であった
りするが、こうした現象が相場のトレンドを長引かせることになる。
冒頭に出産ビデオに関する大学生の意見が述べられています。
女性は好意的にビデオを見て、「大変勉強になりました。
新しい発見がありました。」といいますが、男子学生は「そんなの知っているよ。」といいます。
養老孟司はそこに、 『自分の知りたくないことは自主的に情報を遮断してしまっている=バカの壁』と定義付けします。
かくして、この後にツマンネー凡庸な話がだらだら続くのですが、
読者は「バカの壁」の強迫観念によって読み続けざるを得ません。
ええ、ここで「そんなの知っているよ」というのは、まさしくバカにされてしまうのですから(笑。
24 :
タイトルの勝利:03/09/07 21:28
この本がなぜベストセラーなのか。「バカの壁」というタイトルは、
現代の矛盾を一言で言い表しており、内容よりもタイトルの勝利と
言った感じがする。
養老なんざ
もうヨイヨイのジジイじゃねぇか。
老人の繰り言に付き合ってられるほど暇じゃねーんだよ
こんな穴だらけの議論に付き合ってる馬鹿は単なる権威主義者
養老は奥本とか池田と虫取ってりゃいいの
もうお前の役割は終わったんだからよ
養老せんせー
学際とかいいつつ、まるっきり専門外の与太話するのは
もうやめてください。
晩節を汚すとは、こういう状態を言うのでしょうか。
ソクラテス?
31 :
「バカの壁」一次方程式:03/09/07 21:56
脳の活動は、Y(出力)=a(本人の感情や興味の係数)X(入力)という一次方程式であらわされるという。本人の興味係数aがゼロならば、出力もゼロ。aが無限大の場合、
情報・信条は絶対的なものとなる。その典型が、原理主義。つまり、係数aがゼロか無限大の場合、話しても全く通じないことが分かる。
昔から「馬の耳に念仏」といった諺があるように、これは何も目新しいことではない
100万売れたって事は自分以外はバカばっかり、周りのバカは
どうしてあんなにバカなんだ?と思うバカが100万いるって事か?
おれもそのバカの一人だけど唯脳論のが面白かったなー
そうか。買おうと書店に行ったけど、売り切れダッタゼ。
>>25 バカの壁で養老孟司が書いてる発言そのまんまだな。
とうとう養老も宗教家になったかw
ま、勝手に無謬論やってろってこった。
最も公平に分配されているのは良識だったのであった
思考が、感覚若しくはセンサーから入ってキテ出来上がる。此処までは、いいかな?
>>37 すでにだめ。
「脳+生命維持装置」の存在は、思考しないかね?
びびりとcisには、読んで欲しいもんだ、まず。
社会の病気フェミファシズム。
>>38 むごい、考えだね、否定はしないが、希望もしない。
思考にもレベルがあるだろ
「暑い、寒い」と思考するレベルと
「日本経済について」思考するレベルを
一緒くたにしないでもらいたい。
>>41 科学者なら科学者なりに論証するため極端な場合を考えるのは当然だと思うが。
場合分けもせぬまま、ずるずると議論を持っていかれても
そう簡単に首肯するわけにはいかんよ
増刷されたら、読んでみるよ。
で、どこの国にあるんですかこの壁?
( ´D`)ノ< 空売バカ一代♪
47 :
ニヒルな奴に正拳突き:03/09/16 01:44
自分も、「バカの壁」勧められました。事務員の50代のお局様に。
彼女の話では、株式市場のほとんどが、情報を持っている政治家や
役人のインサイダー取引の場になっているということです。
だから、世の中、役人にならなければ、負けなんだそうですって。
その役人も、そのほとんどがコネでなった奴らなんだそうで、
カネもコネのない人間は、よっぽど能力がないかぎり、這い上がれない。
それがこの世の中の現実なんだということです。
それだから、あるべき姿なんて語っている奴らは、負け犬の
バカどもなんだそうです。
私は、あいた口が塞がりませんでした。
彼女の根性は腐り切ってる。
ちなみに彼女は、亜○○大学の経済学部出てます。
大學の経済学部は、いったい何を教えてきたんでしょうか?
この年代の方々が、今の世の中のの主力になってやっているわけですから、
今のの行政・経済が不健全な状況になるのも無理ないのかも?
漏れの「バカの壁」は
買値から数日下がったまま
→ 株価買値よりわずかに上昇
→ とにかく数日間大損の不安から開放されたい
→ 本格上昇を待ちきれず売却
→ その後本格的上昇
・・・なんだか良スレっぽい伊予柑?
早くブクオフで100円で買えまふよぅに(藁
読んでみたが、インパクトは無かった。
既に、折込済み、ってゆうか・・・
先生、株板の住民が期待する事は、ヒタスラ、サプライズなのですよ。
あなたとは違う。
これも、折込済みか。
>49
俺もその口だったよ。投資歴は3年強だが、
ようやく少しはその悪癖を退治できるようになってきた。
age
>>49 実は、先物と為替のめちゃくちゃな売買から入った。
その後、株に来たら、ずいぶんと慎重でどっかり、ほとんど不安も無い。
けっこう、あやしげなジャンク債とかの本も読んだし、
レバ効いた上での枚数の多さとか、投資金の多い少ないとか、
まったく気にならず、それをどうこう言うシロート、あわれだと思う。
クロートは、絶対に、そんなことをばかにはしない。
しんちょうに、ETFを5万づつ積みたてる、100株8万円で買う、
それでいいのだと思う。
たぶん、君の建玉は多すぎる。そう感じるってことは。
例えば、株板をみると、個性的な人物が、多いのもうなずけます。
個性的な人が、20人位いますね。
でも、多くは普通の人です。 株が上がろうが、下がろうが、勝てばよい。
これは、普通ですね。
女得男卑のフェミファシズムの壁。
何で?
そうゆう疑問をもつ人には....既に、いや、むしろ。
壁など存在しない。
(主よ、新たな壁を彼等に)
タイトルは、「DQNの壁」にして欲しかったな
いいでつね
まあ、株板にも、いますよ。
今日19日はバカの壁の続編か?は知らんが、
「バカの壁をぶち壊せ!」が発売らしいぞ。
一応ここまで頑張って読んだ。
色々難しいことを書いているようだが、どうも理解できない。
これが「バカの壁」って奴ですか?
もう一度読んでみます...
正直、むつかしい...
『馬鹿の天井』というのが紀伊国屋に平積みされてて驚いた。
パロディ本かと思ったらまさに『馬鹿の壁』の続編だった。
3作目は『馬鹿の床』では意味をなさない。
どんなタイトルがつけられるのだろうか。