ひっそりするスレ

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10/10
日本株は、12,000円を目指してジワジワと上昇していくと思いますよ。
でも、債券は堅調な展開になると見ています。
一方で、外債(ドル債)は昨日の下げは相場にとってきつい下げで黄色信号が灯りだしましたよ。
あと△1(エン?)も下げると、ドル債の投げが出だすかもしれませんよ。
来週の外債市場には注意をしておいたほうがいいと思うよ。
もし、外債が急落すれば、今の国内の債券相場の地合から考えると円債もある程度売られる
かもしれませんが、私はまた戻ってくると思っています。
円債は、高値で買ったポジションはある程度解消されたけれど、
外債はまだまだ含み損を抱えたままで、大量のポジションを持ったままだからね。
現在の、外債と円債の需給は「天国と地獄」くらいの差があるのではないかと一人思っていますよ。


これは、円相場のヒントになるのでは?
10/15
日経平均のドル建て価格は昨日のザラ場でようやく年初来高値を抜いて100ドル台にのせて来ましたよ。今の株価データを見ていると
日本株は今まで言っていた12,000円をつけに行く展開だと益々思えてきましたよ。然しながら、円債ですが、
私の予想では株価が12,000円程度までであれば大きな金利上昇はないと思っていましたが市場の雰囲気は『ベア−』派が
だんだん増えだしているようですね。今のポートは「長期債を売却して中期債へ」というのが主流のようですが
ポート運営としては本当に短中期に特化したポート構成でいいのでしょうかね?私は、今の経済指標を見ていると、
まだ長期債(20年・30年国は対象外ですよ)は、十分保有できる時間があると考えていますよ。
ポート運用は、相場の方向観を的確に予測してその上で「逆張り運用」するのがセオリーだと私は考えています。皆さんはいかがですか?

さ、どんどんいきましょw
10/17
おはようございます。昨日、パリーSF連銀総裁が『米景気は来年さらに拡大し、米金利は現在の低金利にとどまることはない』と警告を発しましたね。
私は、『年内は減税効果で市場が思っているよりもっと強い経済指標が出てきて年末に10年国の金利は5%になる』といってきましたが、
来年の米景気については失速するリスクもあると考えて来年の米景気や金利については殆ど触れずにきました。
米国のFRBや地区連銀総裁の中で、来年の米国景気について「強い」とコメントしたのはパリー総裁がはじめてではないかと思います。
今後、このような発言(選挙も控えており、米国の要人発言は景気の実態以上の強い見通しを言う可能性が高いと考えています)が増えてくるにしたがって
02年度以降、日本の投資家が買ってきた外債の残り、22兆円がどのようになっていくのかたいへん興味があります。
国内のVARショックを見ていると投げてくる可能性が高いと思うけれどね。そのときのブッシュ政権の対応が見ものですね。
円債は、相変わらずチンタラ相場が続いていますね。世の中の流れは、業者の「世界的な利回り曲線のスティープ化」シナリオにのって
『中期債志向』が続いているようだけれど、ついこの間「世界デフレ」シナリオに乗って痛い目にあったばかりなのにね。
私にすれば、「大丈夫かな?」という感じですね。中期債志向もわからないでもないが、約1.0%まで下がった5年が今は0.5%台まで低下。
一方、10年は約1.7%まで下がったのが今はまだ1.4%台。日銀の政策は、量的緩和をさらに強化し、時間軸効果も市場に明確な形で安心を付与した
(=時間軸効果の定義付けをした)、貸し金は前年比で△5%程度の減少、特殊要因を除いても約△2%の減少が続いています。
これでも、まだ「中期債志向」というのは私には理解ができません。私なら、長期債のウェートを高めます。
もしVARの制約が優先されているポートであれば許される範囲内で長期債を買いますよ。中期債に比べて買入ボリュームは減少しますが、
収益は大きくなるというのが私の相場観です。


02年度以降、日本の投資家が買ってきた外債の残り、
22兆円がどのようになっていくのかたいへん興味があります。・・・ここの部分が注意ですね・・・。
10/17
今の円債の地合いは、株価が7,000円台のとき殆どの人が6,000円台をつけると思っていた人が多かったけれど、
外人や業者が安値で買いポジションを作った後、10,000円台が底固くなったのを確認してから株を買い出す日本の投資家。
円債の長期債も同じような感じになってくるのではないかと心配しています。こういうのは杞憂に終わってほしいですね。

★★ここは重要★★

10/21
昨日、円債が大きく売り込まれて市場の一部では『都銀売りが出た』という話があるが、この手の話は先週の下落局面でも見られました。
業者に確認すると『都銀売りが出たという話だけど、確認できない』という状況でした。
私は、いろいろな統計から推定するに、都銀の売り圧力は現物ではなくスワップや先物等のデリバティブに『売り』を感じています。
これは、ヘッジ゛というものもあるでしょうが、0.4%台をつけに行く過程でデリバティブポジショウンをロングにした分の手仕舞いも
入っているのではないかと思っています。然しながら、今の下げ相場を演出しているのは『株買い+債券売り』のディーリング゛だろうと
考えています。今の相場は、ディーリングマインドが極端に冷え込み、安値を買い下がる最終投資家はいても上値を買いあがる投資家は参戦していない。
ということなのでしょう。私が03年3月からずっと推定している対内対外証券投資のパフォーマンスですが、外人の円債投資のパフォーマンスは、
6月に+1兆円あった含み益が今は▲0.5兆円、03年上期は△3.6兆円の売り越し。外人の国内株投資のパフォーマンスは、
今年6月まで▲1兆円の含み損をずっと抱えていましたが今では+2兆円の益になっています(単純な推定ですから金額よりイメージで読んでください)。
今の地合いを考えたら余裕のある裁定取引ポジションを持っている投資家(殆どが外証や国内証券会社?)『行くところまで行け!』という
感じになっているんでしょうね。今は、業者にとって揺さぶれば揺さぶるほどおいしい商売ができるからね。
債券の地合いが変わるまで不安定な相場が続くかも…。でも、私はポートは買いでいいという考えは変えていませんよ。


と、ここまで。内容はもちろん分かり易い文章なので読む価値ありかと。