【優勝】阪神タイガース関連銘柄3【圧勝】

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932 :03/06/18 10:23
阪神 矢野逆転満塁サヨナラ三塁打

【神5―4横】神がかり的な強さだ。阪神が土壇場で試合をひっくり返した。2点を追う九回。
それまでソロ2発だけに抑えられていた三浦を無死一、三塁で引きずり下ろし、
なおも満塁でデニーから矢野が右中間へ走者一掃の三塁打。2試合連続のサヨナラ勝ちで、
貯金を今季最多の23とした。対横浜戦はこれで破竹の12連勝。梅雨空の甲子園。
優勝を確信した猛虎党の六甲おろしが鳴りやまなかった。


 鼓膜が破れるほどの歓声を受けながら矢野は逃走した。「うれしさあまっての本能です」。
三塁ベース付近から左翼ファウルゾーンへの“ウイニングラン”は、またたく間に
猛虎ナインに行く手を阻まれた。ヒーローは笑顔で手荒い祝福に身をゆだねた。

 「いやあ、気持ちいいッスね。一人で決めるんじゃなく、つなげようと思った。
メチャクチャうれしかった。今年のタイガースの野球ができました」

 昨年7月24日の巨人戦から同26日の中日戦以来となる2試合連続のサヨナラ勝ち。
甲子園を熱狂させたミラクル劇場は2点を追う九回に訪れた。先頭・桧山の四球と片岡の
右前打で三浦を降板させると、代わったデニーからアリアスの死球で無死満塁。
ここで矢野の打球が右中間を破り、一気に3人が生還したのだ。
933 :03/06/18 10:23
 驚異の粘りと底力が今季の猛虎を象徴している。昨年は6月に8連敗を喫して首位を陥落。
でも、今年はそんな不安はない。星野監督が徹底させた「守りの野球」が浸透しているからだ。
「たまたま打ったけど、僕は守りを期待されてますからね」と矢野は胸を張った。
昨年は左肩脱臼と左腕骨折で2度も戦列を離れた。オフには日本ハムから野口が移籍。
開幕直後は先発を外される日もあった。

 それでも矢野は遠征先で安藤、吉野ら若手を食事に誘って「野球教室」を開催。
「金本や片岡とか僕らの年代が引っ張って、若いやつが付いていく状況になればいい」。
四番の浜中が13日の巨人戦で右肩脱臼および関節唇損傷の重傷を負うと「早く治して頑張れよ」と
真っ先に声を掛けた。この日も不調の井川を必死にリードした。

 その矢野を中心とした守りの野球に今年は金本が加わった。八回2死一、
二塁では村田の左前打を本塁へ好返球し失点を防ぎ、九回2死満塁でも田中一の左中間の打球を好捕。
「珍しいね」とおどけたが、いずれも大量失点になりかねない状況を救った。

 今季25度目の逆転勝ちで横浜戦12連勝。「凄くしちゃったんだよ、喜ばせようと思ってな。
無死から四球。100年のデータやな」と星野監督。指揮官の辞書には「無死から先頭打者を出すと
7割得点が入る」という項目があるそうだが、まさにその通りだった。

 「きょう途中で帰ったヤツらはアホやで。もったいないわ」。いつもより響く六甲おろしに鬼の
指揮官の表情も緩んだ。もはや、18年ぶりの優勝へ向けた虎の「逃走」を阻む敵は存在しない。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2003/06/18/01.html
934:03/06/18 10:24
>>930
8173買っておけ
電鉄本体は人件費の高騰で、そんなによくないよ。

あと、川尻初登板初勝利おめ
935 :03/06/18 10:26
阪神2試合連続サヨナラ! 矢野が満塁一掃

<阪神5−4横浜>◇17日◇甲子園
 阪神さん、やっぱりあんたは強いっ!  先発井川は不安定、打線は横浜先発三浦を打ちあぐね、
最終回を迎えて2点のビハインド。ところが無死満塁のチャンスをつくると、
矢野が右中間へ走者一掃の逆転サヨナラ打。死闘を制した15日の巨人戦に続く2試合連続今季3度目の
サヨナラ勝利で、貯金も今季最多の23。「お客さん」の横浜には12連勝。弱肉強食のトラが、
V街道をまっしぐらに突き進む。
 何を言っても許される。地鳴りのような歓声が鳴りやまぬマンモススタンド。
その余韻を楽しむかのように星野監督が言った。「おととい、今日と途中で帰った人はアホやな
(笑い)。もったいないで」。巨人をねじ伏せた15日に続く2試合連続のサヨナラ勝ち。
指揮官の言葉も、ファンは心地よく耳に入るはずだ。
 奇跡のサヨナラ劇だ。2点を追う9回。先頭桧山が粘って四球、2日前のヒーロー片岡が
右前打でつないだ。三浦を継いだデニーから、アリアスが死球で無死満塁。矢野のカウントは1−3。
矢野は気持ちを高めた。「ストライクが入ってない状況だったけど
勝負ごとというのは弱気になったらいけない。積極的にいこうと思った」。
 149キロ速球を気持ちではじき返した。打球は右中間を割る。桧山、秀太、
そしてアリアスが息をはずませてホームを駆け抜けた。いつも冷静な男は、
無邪気な笑顔でグラウンドを駆け回り、ベンチ前で星野監督に頭を抱きかかえられた。
そしてお立ち台で絶叫だ。
「打ってあんまり喜んだことないけど今日はめちゃめちゃうれしかった! 」。
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 矢野1人の力ではない。ピリッとしない先発井川を好守で助けた。
9回表は2死満塁のピンチで金本が左中間に抜ける打球をスーパーキャッチ。
赤星も2度の返球で走者を刺し、追加点を未然に防いだ。売りものの「つなぎ」の打線は、
ローテーションを崩してまでぶつけてきた三浦の前に、1、2番が8打席で出塁ゼロ。
連打もなくソロ2発だけ。そんな暗雲も、最後まで勝利を信じたチーム全員で払しょく。
そしてつかんだ25度目の逆転勝利だ。
 横浜戦12連勝、そして今季最多の貯金23に乗せた試合を劇的に飾った。
最後まで目が離せない「ドラマチック野球」。帰宅の電車を気にして球場を後にしたファンの皆さん、
心配はご無用。最後は阪神特急が「優勝」という終着駅まで運んでくれるのだから−。
(日刊スポーツ)[6月18日9時32分更新]