KDDI、PHS事業売却で京セラと交渉入り
http://it.nikkei.co.jp/it/news/index.cfm?i=2003090909675j0 KDDIは傘下のPHS(簡易型携帯電話)国内最大手、DDIポケットを売却する。
DDIポケットの第2位株主、京セラへの売却交渉に入った。
京セラはPHSを中国などアジア諸国に広げ、関連機器の販売拡大を目指す。
KDDIは傘下の携帯電話4位、ツーカーグループの売却も検討しており、
経営資源を携帯電話事業「au」に集中する。
DDIポケットに対する出資比率は現在、KDDIが80%、京セラが13%。
京セラがKDDIの保有するポケット株全株を買い取る案を軸に交渉入りするもよう。
この場合の買収額は1700億円を超える見通し。
まず京セラが出資比率を5割強に高めて経営権を握り、その後完全子会社にする案もある。
[9月10日/日本経済新聞 朝刊]