「人間の盾」の米国人死亡
パレスチナ自治区ガザ市からの情報によると、ガザ地区南部の自治区ラファ難民キャンプで16日、イスラエル軍の民家破壊を阻止する「人間の盾」の活動をしていた米国人女性が同軍のブルドーザーにひかれ、死亡した。
女性はパレスチナ支援団体「国際連帯運動」(ISM)のメンバーで、米ワシントン州出身のレイチェル・クーリーさん(23)。
国際連帯運動はヨルダン川西岸やガザで、パレスチナ人民家に泊まり込んで家屋破壊を阻止したり、戦車の行く手を阻んだりする非暴力の抵抗運動を続けているが、死者が出たのは初めて。活動には日本人もたびたび参加している。
クーリーさんは計8人で現場付近で活動していたが、地面に横たわってブルドーザーを止めようとし、そのままひかれたという。
同軍当局者は「遺憾な事故」とした上で、同組織が「意図的に戦闘地域に入り込んで無責任な行動をしている」と批判。別の当局者は、ブルドーザーのすぐ前だったので見えなかった可能性があるとした。
ま、危険な場所で危険なことやってりゃ、当然かもねー。