http://channel.goo.ne.jp/worldcup/kyodo/20020627/20020627_n074.html 「ドイツ戦の審判は不当」 韓国組織委会長が批判
【ソウル27日共同】国際サッカー連盟(FIFA)副会長である
ワールドカップ(W杯)韓国組織委員会の鄭夢準会長(韓国サッカー協会会長)27日、
東京で開かれたFIFA組織委員会の会議で、韓国がドイツに破れた準決勝について
「主審がドイツ系スイス人だったことは不当だ」と主張した。
韓国の通信社、聯合ニュースが同サッカー協会の話として伝えたもので、
鄭会長は「(ドイツ系スイス人を起用することは)韓国選手と意思疎通が可能な
韓国系の中国人や日本人が審判をするのと同じ」と強調。
「(W杯は)欧州選手権ではなく全世界的な大会」として、
FIFAの審判選定は中立性を疑わせるものだと批判。ドイツ−韓国戦の主審選定にあたって
「中立地域からの起用を求めた審判委員たちの要請が無視された」と述べた。
同ニュースによると、アフリカや北米など出身の執行委員もこれに同調、
28日に開かれるFIFA執行委員会で審判選定制度の改善問題が論議される見込みという。
(了)