セーラー万年筆 第32章

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558_ねん_くみ なまえ_____
セーラーペンクリ会場:福屋 八丁堀本店(広島市) 2月4日〜5日 10:00〜17:00

・2月4日会場開店前にはすでに50人くらい並んでいたらしい。
・11:30に受付した時点で受付No.84。この時に対応していたのはNo.9。受付はNo.100までだった様子。
・84番で対応してもらえたのは19時頃。実際に最後にペンクリを受けた人はNo.85。30人以上がキャンセルやペンだけ預けるなどして脱落。

(虫歯クロスエンペラー関連)
・虫歯クロスの修理対応 → 今回のペンクリ会場にあった他の良品クロスポイントのニブと交換して調整。交換前に、付け替えるペン先を見せてもらった。
・クロスポイントは基本的に長刀なので大きく字幅が変化する。本来、ハライなどではある程度は細い線が引けるペン先。
・虫歯ニブは宣義氏の不良ニブが混入したもの。宣義氏は身体を壊していたのに無理をして作業をしていた時期があり、その頃に作ったものは品質が安定していない。
・ペン先交換は確かに行われたようだが、作業した人がテキトウに対応したようだ。

(その他幸夫氏の話)
・修理を含めて注文が溜まってきていて追いついておらず、対応し切れていない。(虫歯クロスの修理に2ヶ月かかったのはそのためらしい)
・宣義氏が開発した特殊ペン先は、ペンクリなどでユーザーと対面で作り出した特定の人向けの一品モノがベース。幸夫氏は、それをより(作る側にとっても使う側にとっても)一般的なものにしたい。
・特殊ペン先と長刀は、時期や作成者によって作りや研ぎ方が違う。最新の長刀も研ぎ方は変わっているらしい。
・ペン先の在庫は、今は宣義氏作のものと幸夫氏作のものが混在している。順次、幸夫氏版に切り替えて行っている。
・ふでDEまんねんは対応できる字幅が豊富なので絵を描く人に評判がいい。
・細美研ぎは特殊な用途向け。幸夫氏としては、世に出すには早すぎた十分とは言えないできのものらしい。

(その他のお客との話で)
・待ち時間、けっこう話が弾む。
・ペンクリ婚とかマジであるらしい。
・楽譜を書くのに、通常はミュージック(スタブ調)のものを横にして書くが、キングイーグルを縦にして書いている人もいるとか。
・多いと感じたものは、落とした万年筆の修理、インクの詰まりの修理、カートリッジのメーカー違い。
・WAGNERに誘われた。