1 :
_ねん_くみ なまえ_____:
工房のときの話。
テニスラケットが買えないため、テニス部を退部してしまった程の貧乏な家庭に生まれた俺。
もちろん小遣いなど貰っておらず、部活帰りにみんながジュース買ってるなか、俺ひとりだけ買えなかったりもした。
二年にあがって新しいクラスになり、一ヶ月がたったころだったろうか。
ある日、愛用していた下敷きがパリーンと割れてしまった。
数日間は下敷き無しで授業受けてたりもしたのだが、どうもしっくりこない。
下敷きを買う金もないし、どうしようかと悩んでたところに、下敷きを5、6枚学校に持ってきて机に広げてる香具師が。
そいつとはまだ会話らしい会話もしてなかったし、ここはフレンドリーにならねば、と下心アリアリで近づいてった。
そして、その日に下敷き一枚ゲット。
感謝感謝と思いながら、しばらく使わせてもらってた。
そしてまたしばらくたってから。
とあるクラスメイトに、いきなり「オタク〜」とからかわれた。
なんのこっちゃ??と俺が考えあぐねていると、「エバの下敷きなんか使うな」と友人。
そう、友人が机に誇らしげに広げていたのは、エヴァンゲリオンの下敷きだったのである。
俺はアニメの下敷きだけど、ないよりいいか、てなノリだったんだけど、
それ以来、どうもその下敷きを使う気になれず、そのアニメ下敷きは封印した。
俺に下敷きを貸してくれたアニメ好きは、クラスからも少し浮いてて、俺も疎遠な態度をとるようになってしまった。
そのエヴァンゲリオンの下敷きは、今も家の机に眠ってる。
たまに見ると、そいつに悪いことしちゃったなぁと謝りたい気分になる。
いきなり長文スマソ。
2 :
誘導:03/11/09 18:48 ID:???
3 :
1:
>>2 あ、どうもスミマセン・・・。
2のスレに転載までして頂いて。
失礼いたしやした。